アスパラガス

Green Asparagus   フランスの人たちはアスパラガスが大好きで、旬を心待ちにしています。穂先がペースト状になるまで茹でてそのまま食べたり、 料理に使ったりしています。 驚くのは高級レストランで結構なお金を払って、 ただ茹でたアスパラを食べていることです。「そんなものうちで茹でて食べればいいのに」と思いますが、どうしてでしょうか。

日本ではそこまでのブームはありません。一つの原因は飛び切りの鮮度でないものが店頭にならんでいるからではないでしょうか。 はっきり言って、採れたての物は非常においしいです。

品 種 White_Asparagus ユリ科。グリーンアスパラとホワイトアスパラがありますが種類は同じです。 陽に当てないように盛り土をして育てられたのがホワイトアスパラです。
地下に細い貯蔵根があり、そこから若い芽が何本も生えてきます。多年草で一つの株で10年以上も収穫できます。
雄株と雌株があり、雄株の方が太くておいしいと言われていますが、なかなか見分けるのは難しいです。

最近は、野生種のアスパラガスが市場に出回ってきました。茎が5mmぐらいと細く、穂先が頭でっかちに見えます。 やや粘りがあり、山菜のような味の濃さがあっておいしいです。
特産地 原産は地中海沿岸で、古代ギリシア時代から栽培されていたそうです。 日本では、昭和40年代に北海道でホワイトアスパラが盛んに栽培され、缶詰として売られていました。 今では長野県を始めとして全国でグリーンアスパラが栽培されています。
語 源 ギリシア語の「たくさん分かれる」という意味で新芽をさすと言われています。
地域によって違いますが、路地物は5月から6月が最盛期です。採れたての早ければ早いほど甘味があり、 やわらかくてかつ歯ごたえもあっておいしいです。採れてから3日も経つと苦味が出て、繊維も硬くなってきます。
食べ方 ゆでてそのまま塩やマヨネーズなどの好きな調味料で食べても十分おいしいです。 根元の方の3分の1ぐらいは皮むき器で皮を剥くといいでしょう。
ホワイトアスパラは、レモン汁を加えてゆでます。
バターや卵との相性が抜群。 ミラノ風はゆでたアスパラガスに半熟の目玉焼きをのせて、焦がしバター、パルメザン・チーズをかけて出されます。
成 分 高血圧を予防するアスパラギンを豊富に含んでいます。たんぱく質の多い健康食品で、 グリーンの方はビタミンB2、カロチン、食物繊維も豊富です。


食材事典のホームへもどる



制作日:2000年3月26日
更新日:2004年1月11日
上田 泰久