ほたるいか(蛍烏賊)

Nama_hotaruika 桜の咲く時期からゴールデンウィークまでの間に出回る小さなイカ。一年に一回、これを 食べないと本当の春は来ない。発光器を備えていて、シーズンの夜に富山湾の海面を 群遊し、漁師の網に触れて発行する様は有名です。富山湾はホタルイカ群遊海面として 天然記念物に指定されています。

産 地 富山湾の特産という事になっています。特に4月から5月の中旬までのシーズンに滑川と 魚津付近の沖合い一体の海面に群遊します。でも実は福井県や兵庫県沖の底引き網漁 でもたくさん採れます。相模湾でも時々獲れるそうです。
品 種 最も小型のイカ。蛍烏賊モドキ科。何で本物なのにモドキなんでしょうか?
明治38年に生物学者の渡瀬庄三郎(東京帝大教授)がホタルイカと命名しました。それ以前 は小イカ、マツイカなどと呼ばれていました。
4月から5月の中旬までです。
成 分 グリシン、タウリン、リジン、ベタインなどの甘味を感じさせるアミノ酸、アデノシン1リン酸 などの核酸関連物質が混ざり合ってホタルイカの上品な旨みと甘味を作り上げています。
アデノシン1リン酸は、アデノシン3リン酸が分解されたもので、さらに分解されるとイノシン酸 (有名な旨み成分ですね。)になります。魚類の場合は、イノシン酸が主な旨み成分ですが、 イカ類の場合は、そこまで分解しないアデノシン1リン酸が主な旨み成分になっています。  
食べ方 茹でてカラシ酢味噌で食べたり佃煮にしたりします。 足だけ集めてイカそうめんにもします。天ぷら、豆腐との煮物、吸い物、みりん干しなどもあります。 生食はなるべく避けましょう。  


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制作日:2000年3月25日
更新日:2001年10月10日
上田 泰久