山芋の葉の付け根にできる小指の頭ほどの球芽です。小さな粒の一つ一つに山芋の香りとコクが凝縮されています。
噛んで外側の皮をプスッと破ると中のトロッとして、かつ上品な中身が出てきます。くどくはないがコクはあるのです。 ムカゴご飯は秋の味覚。私が毎年必ず一度は食べるぞと心に決めているものの一つです。 |
品 種 | ヤマノイモ科ヤマノイモ属の自然薯(じねんじょ)や 長芋(ながいも)などの芋が地上にできたものです。 |
産 地 |
全国の山野に自生しています。都会の公園などで見かける事もあります。
自分で山に行って採ってくる場合は、山芋の葉(細長いハート型)の見事な黄葉を目印にします。
山芋に良く似た葉のツタもあるのですが、山芋は茎から葉が出る時に必ず左右ペアになって同じ位置から出るので見分けがつきます。 (最近、調布市の公園で採りました。) |
旬 | 関東では11月頃です。晩秋です。貯蔵できるのは一ヶ月ぐらい。 その後は中の水分が減って皮にしわが寄ってくるので見分けがつきます。 |
食べ方 | ムカゴご飯。そのままご飯を炊く前に入れるだけです。塩ゆで、味噌汁の具にしてもいいです。 |