- 日本各地の納豆
干し納豆 : 北関東(栃木や茨城)でよく作られている。糸引き納豆を天日で
乾燥させて作る。
- 雪割り納豆 : 山形県の米沢を中心に作られている。大豆の表皮を取り除いて2つ
に割り、麹菌と塩を加えて熟成させて作る。豆二斗、麹五斗、塩一斗(合計五斗)
の割合で作るので五斗納豆とも呼ばれる。
丹波の黒豆納豆 : 関西を代表する納豆。静かなブームを呼んでいる。黒豆の甘味と
香りを残している。納豆というよりも煮豆を食べているよう。やわらかな口当たり。
熊本の金山寺納豆 : 大豆、小麦、塩、で作られ、昆布と生姜で味付けられている。
- 世界の納豆
- 中国の豆鼓 : 雲南省が原産。黒い固形状。豆鼓醤の原料。
インドネシアのテンペ : ジャワ島原産。白いカビで覆われたケーキ状。
煮豆をチークかバナナの葉で包んで醗酵させる。クモノスカビによる醗酵。(写真右)
- タイのトゥアナオ : 大豆を蒸してからバナナの葉っぱに包んで醗酵させる。醗酵後、砕いて円盤状にする。
塩を混ぜて魚醤の代わりにする事もある。
- ネパールのキネマ : アンモニア臭があり、長い糸をひく。日本の納豆に近い。細菌による醗酵。
- アフリカのダワダワ : 中央アフリカ、西部アフリカ原産。
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