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品 種 | ウコギ科の「たらの木」の芽です。たらの木はマッチの軸などに使われるやわらかい木で、 山野に自生し、4〜5メートルの高さになります。地中を走る根から、どんどん繁殖します。 春になると茎の先端にふっくらとした芽が出ますので、これを採って食べます。 各茎で芽を一回採ってもその横から第2の芽が出るが、その第2の芽も採ってしまうと、 その枝は枯れてしまうと言われています。よく山菜採りのマナーの例としてあげられる話ですね。 |
特産地 | 全国の山野に自生していますが、うっそうとした森の奥深くではなく、 比較的開かれた陽当たりの良い場所を好むようです。 |
旬 | 野生のたらの芽は産地によっても違いますが、4月から6月の上旬が食べごろです。芽が 5cmぐらいの時が香りがあっておいしいです。最近は栽培ものが多いのですが、こちらは 3月に最も多く出荷されます。 |
食べ方 | てんぷらが最高。あまり揚げすぎないように。和紙やアルミホイルでの包み焼きもいいです。 芽の付け根にある茶色いハカマは取って調理します。その他ゴマ和えや田楽など。 |