塩納豆(寺納豆)

Tera_Natto 糸を引かない黒い納豆。凝縮した旨みが塩味とマッチしていてとてもおいしい。
(写真は大徳寺納豆)

種 類 代表的なものでは、京都の大徳寺納豆、浜松の浜納豆、奈良の浄福寺納豆があります。
原材料 大豆と麹(こうじ)菌と塩です。大麦粉などを加えることもあります。
作り方 ここでは、大徳寺納豆の作り方を説明します。
蒸しあがった大豆を人肌程度に冷ましてから大麦粉を加え、麹菌をつけます。 40度で2〜3日発酵させます。
塩水を加えて発酵を止めてから天日に干します。
そのまま一年間貯蔵して熟成させます。
歴 史 やはり中国の僧院で作られていた豆鼓の先祖が僧たちによって日本に伝えられ、 日本の寺で作られるようになったのが起源と考えられています。
浜松の浜納豆は徳川家康が駿府城にいたころ、浜名の大福寺に命じて作らせたのが 始まりと言われています。


納豆のトップへ戻る

食材事典のホームへもどる



制作日:2000年3月25日
更新日:2002年2月16日
上田 泰久