会員の声

 

私は63歳の主婦です。3年ほど前に心身を病んでいた理由などもあって、平成17年の8月から心身のためにと思い合氣道を始めました。合氣道を始めて、1年半になりました。もともと子供の頃から体育等、運動は最も苦手で、『いつまで続けられるかな?』と思いながら、毎週1度の稽古は欠かさず通い続けました。始めて2、3ヶ月は何しろ60歳過ぎてからの手習いならぬ、武道。受身などまったく出来ず疲労と体力の無さで、『やっぱり年のせいかな?』と思いました。あとから入門された若い方はすぐ出来るようになったのに、私だけはどうにも上手に、思うように受身がとれず、悩みながらも楽しくなってきた合氣道でした。『稽古は照っても降っても休まず、薄紙を重ねる気持ちで稽古すること』と言う田中氣舟師範の教えをいつも心の支えに、『あせらず、あきらめず』と自分に言い聞かせて稽古に励みました。

そして半年たった頃、1月7日(土)初めてまともに受身がとれてどれほど嬉しかったことか。今でも忘れません。夢のようでした。大好きになった合氣の道に、稽古を続けられて本当に良かったと思いました。この頃から合氣道は、私の生業のかてでした。心身の活力となり、ますます元気になりました。不思議な心の力を感じました。

平成17年4月には初めての昇級審査を受け、5級の免状をいただき、12月には2回目の昇級審査を受けさせていただきました。

戦いや試合の無い武技の内に神秘を感ずるようにもなりました。宇宙の氣を感じながら、我を持たず、力を入れず、やさしい合氣(愛氣)を目指して稽古に励める今の幸せ、楽しみや喜びを1人でも多くの方にお伝えさせていただき、共に合氣を学んでいただけたら良いなと思います。

平成18年

(女性会員)

 

○その後も稽古を重ねられ、現在は有段者として活躍されております。(飯田氣翔)

 

『私と合氣道』

合氣道。僕は武道といえば真っ先に空手や柔道を思い浮かべますし、普段なかなか耳にすることが無かった言葉です。ある時、ふと何かやってみたいと思い、ダンス教室や空手道場に電話していた時に、間違ってかけてしまったのが『愛神館』です。

ひょんなことから、何の気負いも先入観も無いまま合氣道という門に入り、練習することになりました。最初は『みんなより早く上達したい』、『相手を負かしたい』という気持ちが強く、いかにして相手を倒すか、ねじ伏せるかに重点を置いて練習していました。しかしある時、関係の無い所で怪我をしてしまい、練習にも仕事にも出られなくなり、体も普段通りに動かせなくなってしまいました。その時にふと考えさせられることがあり、合氣道に対しても考え方が変わっていったような気がします。

練習の合間に、みんなの様子を見ていてふと、技をかける方と、それを受ける方も一体のような感じにみえてきたのです。技をかける方が中途半端な投げ方をすると、うまく受身がとれない。逆にうまく投げてくれれば、こちらもキレイに受けられる。自分だけ、相手だけではだめなのです。両方じゃないと、自分も相手もじゃないとだめなのです。これは、自分の中では大きな気付きでした。

そういう目で世の中を見てみると、これは合氣道だけの法則ではないように思えます。僕がテレビでよく見るお笑いも、うまいツッコミが無ければせっかくのボケも生きないし、普段の人との会話も、相手と自分が上手く受け返しをしなければ、つまらない会話になってしまう。話し上手と言われる人が、ただ一方的にしゃべる人ではない様に、聞き上手も、ただ、『うん、うん』と話を聞いているだけの人とは違う。そう考えると、いろんなことがあてはまるような気がしてきました。戦争や大小のケンカ、恋愛、友情、仕事、芸術等々、人間生活のほとんどが、人との関わり合いであり、相手(自然や物を含む)とどう相対していくのか、相手と自分はもしかしたら一体なのではないかと考えるようになったのです。

私は、男だから女だから、大人だから子供だから、金持ちだから貧乏だから、勝ち組だから負け組だから、世の中、相対すると思われるものが山ほどありますが、もしかしたら…。と思います。この意味は正直未だ分りません。

しかし、合氣道も1つの完成された武術であるなら、そこにある体の動き、そして何より100人いれば100通りの動きをする人間と、どう相対していくかという方法。たいそうな理屈は頭で分らずとも、相手を見、そして体を動かしていくことにより、人生と共通する数々の道理が、ここにはある、そして見出せる気がして、静かな興奮と共に練習しています。

平成19年

(男性会員)

 

 

刈谷市在住の練習生です。小1の娘と一緒に2006年4月から楽しく稽古をしております。

武道を習おうと思ったきっかけは、娘に精神面で強くなってもらい、折れない心を育てたいと思ったからです。と言っても、娘一人で習わせても続くはずもありませんので、どうせなら自分も好きな武道にしようと思いました。合氣道を選択した理由は、女の子でもできること、精神面の成長に良い影響があると思えたこと、攻撃型ではないこと、長く出来ることなどだったと思います。他に検討したのは空手と剣道と柔道ですが、空手は攻撃型で痛そうでケガをされても困るし、剣道は夏場が暑そうで、いつも剣を持っているわけではないし、柔道は、学生の時の授業であまり良い思い出が無かったのでやめました。

そんなこんなで合氣道に決め、偶然ネットで見つかったのが今通っている愛神館さんです。教室の雰囲気がとても明るく、稽古されている皆さんもそれぞれのペースで思い思いやっている様子を見て即日入会の申し込みをしました。

それからほぼ1年がたち、最初の頃は何を練習しているのかさっぱり分らなかったのですが、稽古を重ねるたびに頭ではなく、体で少しずつ理解できてきているように思います。一つ一つの技がとても面白く理にかなっている動きといいますか、知っているのと知らないのでは大違いで、護身にも充分役立つのではないかと思っています。今は、重い腰を上げて勇気も少し出して習い始めて本当に良かったと思います。娘はいつまで続くか分りませんが、私は生涯続けていきたいと思っています。

2006年12月に初めての昇級審査を娘と共に受かったのですが、大人でもとても嬉しいものですね。特に娘の免状は額に入れて飾っており、娘の稽古の励みになっております。また少年の部は、きちんと稽古に通っていれば4ヶ月に1回の昇級審査があるので飽きさせない工夫がされており嬉しく思います。ただ最近、娘が大きくなるにつれて他のことにも興味が沸いてきているようで、『どうすれば稽古に一緒に行きたくなるかなあ』と頭を悩ませております。一番効果的なのは、一緒に稽古をする子供が入ってくれることだと思いますが、合氣道はあまり知られていないのか、少年の部はずっと一人ぼっちで先生を独り占めしております。(本人はそのありがたさを全然分っていないのですが。。。)

どなたか一緒に親子でやりませんか?大歓迎いたします。

平成20年1月

(刈谷市 37歳のパパさん練習生より)

 

○その後入会者があり、少年部は5名で稽古に励んでおります。現在お父様は、有段者として活躍されております。(飯田氣翔)

 

 

『一般部2級、52歳の体験』

私は、2006年9月に49歳9ヶ月の年齢で入門させて頂きました。8月末に、当道場で見学し即入門手続きをしました。若い頃は、スポーツの経験もあり少しは見て理解できると思い2時間見学していました。ところがさっぱりわからずでした。もともと定年までに武道をしようと計画してはおりましたが、最初の見学でいきなり経験したことがない動きに圧倒され入門に至りました。今年の8月で丸3年になりますが、5〜6月に三重県での仕事で体験したことをお話したいと思います。

そこでは、大きな工事が2件重なり久しぶりに片方の現場責任者として作業に従事した時の体験です。

工事は、前半のヤマ場を迎えており人手も不足し、個々の現場が多少混乱している時でした。各現場で指示を出して、最後の場所で事件は起きました。重量物のポンプを人海戦術(重機が入れない場所)で運び、それに付随する資材を移動させておりました。時間も15:00過ぎており、足元や周りも鉄筋やコンクリートが散乱し危険でした。疲労もピークに達して、両手も塞がれているまさにその時に躓いてしまったのです。「ここで転ぶと怪我をしてしまう」といった状況で浮かんだ言葉が日頃先生が言われていた前受け身の「丸く」でした。

実は、稽古ではなかなか出来ずドタバタやっておりました。ところが、その時はあごをしっかり引いてなんの衝撃もなく回転して立っておりました。ヘルメットも両手の資材もそのままで・・・?自分もびっくりしましたが、周りで見ていた仲間や客先の責任者も拍手で迎えてくれました。

日頃の苦しい稽古が、自分の身を助けてくれました。その日は、とても感動して家族に電話をしたことを思い出しながらまとめてみました。

これからも、稽古に励み、先生の教えを何度も反復しながら目標に向かって精進して参りたいと思います。みなさんよろしくお願いいたします。

平成21年7月

(男性会員)

 

○その後も稽古を重ねられ、現在は有段者として活躍されております。(飯田氣翔)

 

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