★2008年4月〜10月の野球日記はこちらです★

「ドラフト会議に、星野さんぼやく」 (10月31日えるこみ)

昨日はプロ野球のドラフト会議があった。
今年は「高校・社会人・大学」が同時に行われたんだって?
昔はドラフトといえばドキドキ、わくわくしたけどな〜。
最近は気になる選手もいないし、制度がころころ変わるし、ついてけましぇーん。

昨夜の「NEWS ZERO」(日テレ)では、WBC監督問題ではさんざんだった
星野仙一さんがドラフトのニュースの後、こんなことをこぼしていた。

くじ引きといったって、後から引く場合は1つしか残ってない
 わけですから
〜」
そりゃそうだ。
この時はなにげなく聞いていたが。
今朝の新聞を読んで、星野さんの心情をようやく察することができた。
阪神は昨日、
●1位指名で横浜と競合して敗れ、
●外れ1位でも楽天と指名が重なり、敗れた。
抽選の順番はともに2番手で、残りくじ(=外れくじ)を手にした
というわけだ。
「くやしいけど、何もできなかった。先に引きたかったね」
と、くじを引いた阪神の南球団代表。
そのことを、阪神のSD(シニアディレクター)である星野さん
嘆いていたんだわ〜、そうだわ。
最近、星野さんが”阪神の人”っていう意識がすっかり薄れて
おりましたもんで・・・。

新聞でドラフトの結果を見てー 
やっぱザンネン! ぜひとも阪神にはドラ1位で「早大・松本啓二朗
外野手」を獲ってほしかったな。即戦力、アニキ金本の後釜として。
スター性もありそうだし。
[甲子園で千葉経大付のエース(で監督の息子)だった松本くん、
 チェックしてましてん]

阪神は85年のPL清原以来、ずーっと抽選では大本命を逃し続けて
いるそうな。
真弓新監督が来れなかったのがイタかった? どのみち、残りくじしか
なかったんか...。

一方、WBC監督就任が決まった巨人の原監督には最高のご褒美が!
後輩・東海大相模高のスラッガー大田泰示内野手を獲得。
大田くんに、「タツノリせんぱい♪」と言われて、ホクホク顔の原さん。
あんまり”ごきげんさん”のまま、明日からの日本シリーズに入られても
困るんじゃがね。西武を応援する身としては。

近頃FAで大型補強する球団が増えたが、生え抜きのスター選手は
ドラフトから生まれるもの。だからまさに”運命のドラフト会議”。

いまだにドラフトのニュースを見ていると、
「あれ、声が違うよ」 と違和感が。
いまだにパンチョ伊東さんの名調子が耳に残る、わたしでした。


「阪神よ、Vグッズ業者の損失補てんを!」(10月13日えるこみ)

甲子園の改修工事が再開され、名物銀傘が取り壊される様子が
テレビに映った。
なんだかむなしくなった。みごとなまでの”壊されよう”が哀れな阪神と
ダブるのだ。

***
最後までいま一つ盛り上がりに欠けたプロ野球セ・リーグの優勝争い。
そのせいか、巨人がいよいよマジック2となっても、優勝のかかった試合
《10日のヤクルト-巨人,横浜-阪神戦》はテレビ中継がなかった。
(浪花情報にるよるとー あの”サンテレビ”でさえ、阪神を見捨てたらしい。あわわ...)

わたしゃ、BSフジで巨人ーヤクルト戦を見ていたが。最後はなんとも
不思議な光景どした。
巨人がヤクルトに勝ち、マジック1に。そして神宮球場のスクリーンには、
阪神劣勢の試合(8回表)がスクリーンに映し出され・・・
それをニヤニヤ見つめる「巨人ベンチ」と、阪神がアウト一つ増えるごとに
歓声をあげる「巨人ファン」を見る・・・という変わった中継だった。
そのまま阪神が負け、原監督の胴上げ。

結局、巨人が勝つべくして勝った。原監督よ、泣くこたぁない。
大型補強―ヤクルトからラミちゃんとシンガーを、横浜からクルーンをいただき。
既存の移籍組では、五輪で目覚めたスンヨプ君、ケガを押してがんばった小笠原や
谷くん、そしてキムタクや、おっさん大道までもが頑張った。

でもそれだけじゃない。派手な移籍組の陰で、ちゃーんと若手が育っていた。
ショートで全試合出場を果たした坂本くんや、「もう、”足だけ”とは言わせない」
鈴木(尚)とか。投手も山口鉄也など新顔が登板、よーくふんばった。

それに比べりゃ阪神は・・・ メンバーが固定化、高齢化し、夏で息切れ。
(’40歳トリオ’は即刻解散せよ。移籍組以外、前回優勝メンバーとほぼ同じちゃう?)

阪神、結局は「打てない病」で優勝を逃した。後半戦、貧打でどれほど試合を
取りこぼしたことか。
オリックスを見よ。優勝した西武を見よ。どかーんと大きいのを打って、
投手を助けて勝ってきた。
「ウサギとカメ」じゃないけれど、絶対大丈夫!だと、どこかで高をくくっていなかったか?

阪神の「まさかの優勝逃し」で迷惑こうむった人はたくさんいる。
一番不憫なのは、早い時期から優勝記念グッズを製作、大量に生産し、
「明日にでも納入しよか〜」(いや、もう納入済だったかも)と準備していた
グッズの業者さんだ。こういう業者はたいてい零細企業、この株式不況も
あいまって、倒産に追い込まれるのでは?

いや、いかん。そんなことは許されない。
負債はすべて、阪神球団が肩代わりせんと
ひょっとして、CS(クライマックス・シリーズ)で勝って、日本シリーズで優勝すれば
そのまま使えるかも〜 な、Vグッズ。
まあ、今の勢いだと望み薄・・・ですかね。//

「こんな選手を・・・」 (10月7日)

これ、カープ前田*さんの口ぐせ。
昨日の今季最終戦(6日横浜戦)、9回の代打で2千試合出場を達成し、
ありがたいです。こんな選手を使ってもらって
とコメント。
あら、どっかで聞いたことが・・・ 
昨季、前田さんが2千本安打を達成したとき、
「こんな選手を応援してもらって、ありがとうございます」
とファンの前で挨拶していたっけ。

「こんな選手を・・・」なんて、たいがい卑下しすぎだと思うが。
「度重なるケガで、長年チームに迷惑をかけてきた」
という意味が込められている。
***
前田さんの去就が気になる。
ついさっき、かつて首位打者を争った横浜・鈴木尚が戦力外通告
を受けたという記事を見たもんで、よけいに。
今季、開幕直後から若手を起用しつづけたブラウン監督。
結局、たまの代打要員に終わり、ベンチを温め続けた前田さん。
しかも昨日、’若手大好き’ブラウンの続投が決まった。
ああ、もうベテランがスタメンに名を連ねることはない。
前田さんの運命やいかに・・・?

*注釈*
カープ前田といえば、今季は若きエース・前田健太くんが活躍したが。
ここでの前田はもちろん天才打者・前田智徳のことです。


「大相撲 白鵬だけでは 物足りない」 (9月29日えるこみ)

横綱・白鵬が磐石の強さを見せて終わった大相撲秋場所
大麻問題で揺れた今場所、横綱の責任を果たした白鵬は
たしかに立派だ。
しかし、14日目で(2敗の)琴光喜安馬がバタバタっと敗れ、
早くも白鵬の優勝が決まってしまったのにはガッカリ・・・。
相変わらずふがいない大関陣。
なかでも、また弱くなっちゃった琴欧洲よ、
チーズ丼はもう食べてないの?」
なーんて聞いてみたいもんだわ。(>いじわる!)

10日目から休場した横綱・朝青龍。ひじの怪我を治し(モンゴルへは
帰らず←ここがポイント?)、再起を賭けるようだが・・・。
今場所中、ゆかりんが疑問に感じたのは、マスコミの朝青龍についての
報道。2敗した時点から「ついに引退か?」と大騒ぎし始め・・・とにかく
引退」の二文字がワイドショーや民放のニュース番組で飛び交い、
キャスターたちも嬉々として伝えていた。これは行き過ぎだなーと不快感
すら覚えた。
たしかに朝青龍はこれまで何かと騒動を起こしてきた。
そして横綱というのは勝って当たり前、大関に陥落することはあり得ず、
あとは引退するのみだ。
しかし、昔の横綱だって・・・負け始めると、よくさっさと休場していたぜ〜。
(誰とは言わないけど、千代ノ富士さんとか...)

なので、ニュースやワイドショーの「朝青龍、引退?」の見出しには、
どうも鼻つまみ者に「あっち行け〜」と言っているような雰囲気を感じる
のだ。(外国人力士に対する差別的なにおいも・・・)

白鵬は立派だ。穏やかな性格で横綱にふさわしい人格者なのだろう。
優勝インタビューも謙虚ですばらしかったので、
解説をしていた北の富士勝昭さんなどは、
「将来の理事長、間違いなしだね!」
なーんて太鼓判を押していたが。

ここで一句、
大相撲 白鵬だけでは 物足りない」。
私は彼だけ(ひとり横綱)では、どこか物足りない。家族を愛して&家族の
ために、そして相撲界のトップとして相撲に精進する白鵬だけでは・・・
やはり、ヒール(敵役)がいないと!

べつに朝青龍のファンではないけれど。やはり彼には出直してきてほしい・・・
朝青龍という横綱の存在価値を改めて実感した場所でもあった。

おまけ川柳
 〜大相撲千秋楽・表彰式を見て〜

知らなんだ 白鵬の名が 
だとは
《解説》誰が付けたか知らないが、相撲取りっぽくないじゃん。ちなみに
    朝青龍は明徳(あきのり)くん。母校の高知・明徳義塾高が由来。

知らなんだ 官房(副)長官が ”
松じゅん”とは
《解説》昨日内閣総理大臣賞を横綱に授与したのは”嵐の松本潤”ではなく・・・。
    麻生総理の代理、官房副長官・松本純氏でした。

いじょー

「プロ野球中継は解説者次第」(9月26日えるこみ)

ソフトバンクの王監督がついに引退を発表。
テレビではトップニュースの扱い、新聞の号外も出たようだが・・・
私は驚かなかった。
「今季はオヤジ最後の年、必ずチャンピオンフラッグを・・・」
と小久保選手がオフに言ってたし。
娘の理恵さんも「おそらく父の最後の年、ついててあげたい」
と本田医師に別れを告げていたから。

でもこれで完全に”ON”という一つの時代が終わった、というのは感慨深い。
それにしてもノムさん(楽天・野村監督)、しぶといお人よの〜。
王さんよりもずっと年上なのにお元気。
きっと、サッチーに鍛えられているんだわ。

***
私のプロ野球観戦歴もかれこれ30年。
目が肥えたというよりは、知らないうちにめっきり”耳が肥えた”気がする。
(ただ、うるさいオバハンになっただけかも・・・)

パッとテレビをつけ、「あっ、野球やってる」と見始めて。すぐに気になるのが
その試合の解説者
たとえばNHKはBS中継も含めて豊富な人材(解説者)を抱えていそうだが、
私の合格ラインは極めて厳しい。
好き嫌いも大いにあると思うので、ここからは怒らないで聞いてちょーだい。

まず、与田)さんの、のったりしたあの低音がダメなんだわ〜 
なんでか受け付けへんのよ。(話の中身も終始無難、当たり障りないし)

ベテラン・大島康徳さんの早口で軽めの口調もちょい苦手。
他にも何人かいらっしゃいますが、うーん・・・。

じゃ、NHKでは誰がいいって? 
それは断然、
鈴木啓示さん(元近鉄投手、監督)。
昨夜のBS-1、阪神ー横浜戦でも解説されてました。
主にBSの阪神戦によく登板されるが― まず、彼の解説はすんごく当たる! 
予見したことが実際にそうなることが多いので驚くよぉ。
選手の分析も巧み。聞いてて「ほほーっ、なるほど!」と非常に勉強になる。
やはりあれほどの大投手(通算317勝)、野球をよく知っているのだろう。
投手出身なのに、打者の分析も鋭い。(昨夜は試合前の練習の様子から、
金本不調の要因をコメント)
元来、頑固で偏屈者。監督時代は「人望がない」なんて声も当時は耳にしたが。
解説者に人望・人徳は不要ですからねっ。(おっと失礼、あくまで昔の話でした,,)

今はむかし〜となった、8月・北京五輪の野球中継
与田さんで始まった解説には、「あーあ」とトーンダウンしていた私だが。
もう一人の解説者、野村謙二郎さんにはナットク! 
それまでも日テレ(巨人戦)でたまに耳にしていたが、あらためて
クレバーな解説ぶりだな」と。
日本にやたら偏ることのない公平な視点で、冷静で詳しくてわかりやすい解説
をしてくれる。さすが、次期カープの監督候補だけあるぜ〜!(この人は人徳もあるらしい)

そして先日、ある日の日テレ・巨人戦中継はダブル解説― 
野村謙二郎桑田真澄
こ〜れが、すごかった。桑田さんは投手の立場、そしてジャイアンツにいた
経験も生かしつつ、投手の心理状態やら、あらゆることを予見して解説。
一方の野村さんは主に打者&野手の立場での解説。なかなかどうして、
聞きごたえのある試合となった。2人の解説のレベルが高すぎて、実況アナが
ついていけないほど・・・。
最近少なくなった日テレのG戦。たまにあっても掛布くんの解説では、
なーんにも耳に残らず(やかましいだけ)。試合が競(せ)っていないと
「チャンネル替えよ」ってなもんだ。
その点、試合が少々淡白であっても、野村&桑田の豪華解説陣なら、
見(聞き)応えおおあり! やっぱ、現場から長らく離れたオジサンは
ダメかも〜(鈴木さんは別にして)。

残り少ない今季。もう2度と豪華ダブル解説は望めないかもしれんけど。
CS(クライマックス・シリーズ)や日本シリーズの解説者は、ぜひとも
選りすぐりの人材(解説陣)をお願いしまーす。


「西武のシンジラレナーイ 優勝持ち越し」(9月24日えるこみ)

「あれはイカンでしょー」
というのは、昨日NHK‐BSで中継していた西武−楽天戦の西武
優勝へのマジックをで迎えたこの日。2位のオリックスが負け、
マジックとなった西武は8回裏にみごとな逆転劇。
あと数分もすれば「目の前で念願の胴上げが見られる〜」と
ワクワク・どきどき・涙ぐんでさえいた埼玉のライオンズファン。
その期待を9回の表、いともたやすく裏切ってしまった若き西武ナイン・・・
(エラー、四球、フェルナンデスの満塁弾で逆転負け)。
やっぱり野球は最後の最後までわからないって言うが。
それにしても、あれはないぜ。

◆報われなかったこんな人⇒ 優勝を決めた試合のヒーローになるはずだった
                   4番・後藤武の無念の表情といったらなかった。
◆報われなかったこんな涙⇒ その逆転打の際、ベンチのデーブ大久保コーチは
                   さも優勝が決まったかのように号泣していた。
◆報われなかったあんな涙⇒ 9回表、セカンドを守っていた片岡選手は既に涙目だった。
          (いつぞやの日本シリーズ、清原が因縁の巨人に勝つ直前の守りの時のように)
◆報われなかった裏方の準備⇒チャンピオンフラッグはすでにベンチ裏で待機していた。
あと、祝賀会用に冷やしたビールや、料理の数々・・・
まっ、そんな細かいことはいいとして。

問題は、最好調に盛り上がったファンの気持ちだ。
テレビで見ている私でさえも「開いた口がふさがらなかった」のだから、
現場で応援していた西武ファンは行き場のない気持ちをどこに持って
帰ったんだろ?
「若いチームだから、こういうこともあるさ」「これも勉強だ」
「よし、明日仕切りなおしだ」・・・と広い心で受け止めたのだろうか。
だとすれば、やはり日本人はいい民族だ。
こんなの中国とかだったら「チケット代、返せ〜」と暴動が起きるんで
ないかい?
と、言ってもしょうがないことを書きましたが...。スポーツは気持ちの
切り替えが大事。
その分きっと、今夜からのロッテ戦で決まる(であろう)優勝の感激は
ひとしおかと。
最後にひと言。
「渡辺監督、胴上げは帽子かぶったまま、かっこよく決めてくださーい」(>めちゃ失礼)。


大相撲の土俵入り、力士の化粧まわしを楽しもう」(9月22日えるこみ)

ついに並んじゃったよ!
プロ野球セ・リーグ・首位決戦(G-T 3連戦)は阪神いいとこなしで3連敗。
同率首位に。
巨人はここにきて寄せ集めた打撃人が本領発揮。おまけに生え抜きの
鈴木くんや坂本くんもいいところで活躍。
もう、どうにも止まらない! 

阪神びいきの私はあんなワンサイドゲーム、あほらしくて見てらんない。
しかも、負けていてもさほど表情を変えない岡田監督がベンチで終始アゴを
ぐらぐらさせる姿にムカッ...。(いかにも不甲斐ないというか〜)

でも今朝、大阪の虎ファンK子からこんなメールが。
「これでこそ阪神、みたいなとこあるよな」
たしかに・・・。
長年「できの悪い子ほど可愛い」みたいなとこ、ありましたから。
まあ、なるようにしかなりませんわな。

***
さて大相撲の話題へ。
昨日の結びの一番は、朝青龍が怒るのもわかるほど微妙な判定でしたが・・・ 
審判が絶対なので、しょうがない。

NHKの大相撲中継はたいてい夕方5時過ぎ、中入り後の後半から
見ることが多いわたくし。
でも先日、めずらしく4時頃にテレビをつけたら、ちょうど中入り後の
土俵入りをやっていた。
じっと見ていると、各力士の個性的な”化粧まわし”がおもしろい。
たとえば―
◇いかにも自分の出身校から贈られたもの・・・
            「埼玉栄高校」と書かれたまわしは豪栄道
タニマチ(スポンサー)企業から贈られたもの・・・
           おなじみ「ブルガリアヨーグルト」の大関・琴欧洲

あと、目を引いたのは稀勢の里。化粧まわしの中にキティちゃんが
いるじゃん!びっくり。

さらにびっくり〜なのが、「デヴィ・スカルノ(デヴィ夫人)」の名前が入った
化粧まわしの大関・琴光喜。意外な交遊関係、発覚! 

他にも立派な化粧まわしがいーっぱい。これらはいずれも平均200万円もする
高価なもの。まわし一本を仕上げるのは、およそ20日間かかる職人芸。
そんな職人さんの優れた作品を、たまにはじっくり拝みましょうぞ。


「パラリンピック男子マラソン、伴走者にも拍手」 (9月19日えるこみ)

昨日「8年連続、200本安打」を達成したマリナーズのイチロー選手。
彼が安打を量産することに我々はいつしか慣れっこになってしまい、
さほどの感動はない。
が、「ずっと恐怖との闘いだった」という彼のコメントを聞くと、やはりこれは
「もっと賞賛されるべき偉業なんだ!」 と思わずにはいられない。
常に「もう打てなくなるかもしれない」という恐怖に脅かされているという
イチロー。あれほどの天才にとっても、バッティングというのは実にデリケート
なものなのだ。
それにしても、昨日テレビで見たイチロー、すっかり白髪が増えてたな・・・。

イチローもすごいけど、彼を支える奥さん(弓子夫人)はほんとすごいよ。いつも
言ってるけど。
前から気になってるのが、毎朝イチローのために作るカレーライス
「どんだけ美味しいんだろ?」。
甘口?それとも辛口? 
こくまろ?バーモント、ジャワ?(・・・なわけないだろ)
一度食べてみたいもんです。

***
北京パラリンピックが終わった。
五輪だけでなく、こちらの開・閉会式もチャン・イーモウさんが演出を担当
してくれたのはよかった。
閉会式のテーマは「未来への手紙」ということで、メールマーク(封筒の絵)や
”給未来的信”という人文字は、めちゃ可愛かった。

最終日の男子マラソンでは、一人のランナーとその伴走者の姿が
印象的だった。
◆ランナーとは、
 アテネ大会に続く2連覇を狙う全盲のランナー、高橋勇市選手(43)。
◆伴走者とは、
 今回レース後半部分を一緒に走り、コーチも務めた川嶋伸次さん(42)だ。

川嶋さんは元旭化成陸上部、シドニー五輪のマラソン代表。現在は
東洋大陸上部の監督。低迷していた東洋大を、箱根駅伝で好成績を残すまでに
押し上げた名指導者と聞く。
きっと、大学の監督業だけでも忙しいはずなのに・・・高橋勇市さんの熱い思いに
突き動かされ、川嶋さんはともに北京で走り、メダルを獲りに行く決意をした。

以前、旭化成陸上部に所属していた知り合いから、
「川嶋さんは優しくて人望があって、チームメイトに慕われてるんです」
と聞いたことがあったが。
今回、伴走やコーチを引き受けた記事を読み、なるほど〜と納得。
コーチや伴走はおそらくボランティア。こんなこと誰にでもできることじゃーない。

その川嶋さんの心を突き動かした高橋勇市さん。負けず嫌いで、その物言い
からして強い気持ちの持ち主だ。
今回16位でゴールした直後、「次はロンドンを目指します」とコメント。
さらに、一緒にゴールした川嶋さんに向かってこう言った、
監督、次もお願いします」。
ええっ、マジかよ? とこっちがびびったが、川嶋さんはいい人(オトナ)なので
「わかりました」と笑いながら答えていた。

パラリンピックのマラソンは今回から「障害のクラス分け」が変更となり、
全盲と弱視の選手が全く同じ土俵で戦うことに。これ、全盲の高橋勇市さんに
とっては非常に不利。
「前回の区分けのままであれば、今回は銀メダルだった。やはり”全盲と弱視が同じ”
というのはおかしい。これを訴えつつ、次回のロンドンに向けてがんばります」。
閉会式のゲストに招かれた高橋さんは相変わらず熱かった。
ロンドン五輪の時には47歳を迎えるが、この強い気持ちがあれば年齢なんて
なんのその! 

この超・前向きな気持ち、ちょっとは見習わないとなーと思った。


「今岡、江藤、ENEOS田沢のこと ...」 (9月12日)

昨夜のスポーツニュース―  阪神今岡、一夜の復活劇も痛快だったが。
チーム最年長(38才)にして4番、西武・江藤の勝ち越し本塁打には、
「さすがっ!」。目を細めずにはいられなかった。
出たらまだまだ ’やれる’ のだ、この人は。
問題はそのチャンスが巡ってくるかどうかなんだな〜 プロ選手というのは。

広島時代、2度の本塁打王に輝いた江藤。
長嶋さんに口説かれて2000年から巨人へ。巨人時代の最後は出番も少なく、
2006年から西武へ。
スタメンの機会は少ないが、非常によく練習し、若手から慕われているという。
なるほど、見るからに温厚そうな雰囲気の人だ。勝負師には珍しい。

地味な広島カープにいたせいと、おとなしい性格ゆえだろうか・・・輝かしい実績・
実力の割には目立たない。これほど脚光を浴びない天才打者もいないのでは
ないか。
それだけに今日の朝刊(朝日)の見出しは良かった。
江藤 獅子の背骨」 (>渋すぎ〜)

今季は今のところ昨日の本塁打で6本め。
西武・渡辺監督が「楽天の山崎武のような存在になれる」と言うように、
来季はさらに頑張ってほしいものだ。

***
さて昨日、ノンプロ ENEOS田沢投手が記者会見で「メジャー挑戦
を宣言した。
やるなー、かっちょいい。日本のプロ野球を飛び越えてメジャーときたか。

これを聞いて、プロ野球側は慌てて「緊急・代表者会議」を開いたようだが。
誰も、彼の希望は止められない。それだけ日本のプロ野球に魅力がない
ということか・・・。
きっとメジャー球団から破格の契約内容を提示されているのだろう。

ちょっと引っかかったのが、田沢投手が大リーグ挑戦を決断した時期。
「今年の8月中旬には・・・決断した」
むむっ? もしや北京五輪で惨敗した星野JAPANの戦いぶりが、
彼の迷いを吹っ切ったのでは??(考えすぎか)

先日テレビ(BS)で中継していた都市対抗野球の決勝戦。
優勝した’新日本石油ENEOS’のなかで私が「おおっ」と注目したのは
エース田沢投手でも誰でもなく、ベンチで立つ監督さんの顔。
どこかで見覚えがあるのだ。
「あれ、この人 『いい旅 夢気分』で見たぞー」 (テレビ東京のアレね)

大久保秀昭監督・・・ あの大久保だ。
桐蔭学園ー慶大ー日本石油と、野球のエリート街道を経て、
五輪ではメダルを獲り、近鉄に入団。
妻に喋くりタレント?の大東めぐみをもつ、あの大久保じゃないか〜。

まだ、湘南シーレックス(横浜2軍)のコーチをしているかと思っていたが、
ノムさんのように「プロからアマ」の指導者に。それも古巣のチームを
指導して手腕を発揮していたとは。すごいね。よっ、日本一! (なんのこっちゃ)

***
「ちょっぴり野生的に変身!? 阪神・今岡誠ちゃん」 (9月12日えるこみ)

優勝マジックが出ながらも、もたもたしている阪神タイガース
ツキはぜーんぶ、同じ地元のオリックスに行ってしもたか?(妙に強いし...) 
まあ、よっぽどのことがない限り優勝は決まりだろう。

で、たとえ優勝しても、
あの男は完全、蚊帳の外やな〜 いよいよ終わったか
と久しぶりに阪神・今岡)選手に思いを馳せていたところ。
昨日は突然の一軍昇格。いきなり1回裏に復活先制2ラン・・・
と途中経過が夜7時のニュースで流れたときは一瞬耳を疑った。

そしてすぐ、ケーブルテレビ(GAORA)の阪神ーヤクルト戦にチャンネルを
合わせた。
久々に見た今岡(以降、マコちゃん)は、以前と雰囲気が変わっていた。
どこが違うんだろ・・・丸坊主のせい? 無精ひげのせい?
「そうだ、日に焼けて黒いんや!」
2軍生活で昼間の野球をしていたせいで、お坊ちゃま風のマコちゃんは
少し野性味を帯びていた。
(ふふっ、ちょっと新鮮。PLの先輩・清原には遠く及ばんけど)

昨日11日が誕生日だったマコちゃん。やはり何か運を持っているんだな。
初回、いきなりの先制弾だけでは終わらなかった。
9回裏、同点に追いつき、さらに満塁の場面で打席が回ってくる。
思いっきり阪神寄りの実況アナはこう叫んだ、
今岡ではじまり、今岡で終わる!」
34歳の、ハッピーバースデー!」
甲子園の大歓声に圧倒されてかヤクルトの投手はストライクが入らない。
カウント0−3(ノースリー)になったとき、阪神ベンチが映る・・・ ニチャッと笑う
岡田はん、ほぼ勝利を確信したか。

そしてついにマコちゃんは四球を選んで押し出し、サヨナラ勝ち!
(阪神、3試合連続のサヨナラ劇)
試合後のお立ち台では、
ついさっきまで鳴尾浜(2軍球場)にいたのに夢みたい
マコちゃん。
甲子園のファンは温かい。でもそんなファンの歓声に、彼が調子に乗って
へらへら喜ぶようではダメだと思っていた。
だが、心配は杞憂に終わった。34歳の坊主頭は決してへらへらせず、
引き締まった笑顔にとどめた。
そりゃそうさ〜 アンタ2億円プレーヤーのくせして、今まで2軍でくすぶって
いたんやから。

新井金本は、確かに根性が据わっていて頼れるいい選手だが。
時にとんでもない悪球をみごとに打ち返す今岡マコちゃんも不思議な魅力
がある、貴重な右バッターだ。

さて、マコちゃんはこのチャンスを持続させ、真の復活を遂げられるか・・・
それは野球の神のみぞ知る? 
願わくば、一軍定着してもこのまま野生的なスタイルでいってほしいものです。


(北京五輪)
「選手のコメント、”感謝”尽くし」 (8月29日えるこみ)


メダルを獲れたのは、支えてくださった多くの方々のおかげ。感謝してます」。
こんな日本人選手のコメントを、何度耳にしたことだろうか。
(メダル獲った直後のインタビューね)
立派だ。有能な選手は人物的にもすばらしい。
その上、近頃の選手はインタビュー慣れしている。マスコミ対応について
アドバイスする専門家がいるとも聞く。
でも、どこか物足りない。優等生的なコメントばかりでは、個性が感じられ
ないじゃん。

その点、過去のオリンピックで飛び出した名言はよかった。
たとえば、競泳・北島康介選手の「チョー気持ちいい」や、
マラソン・有森裕子さんの「自分で自分を誉めてあげたい」。

今回の北島選手、「なんも言えねえ・・・」もなかなかいい。
さっそくあちこちのテレビ番組で真似されている。
これといったセリフはなかったが、陸上400mリレーの第一走者・塚原直貴選手の
「ハー、ハー、最高っす」と感情剥き出しの息遣いもグーだった。

ナマで見られなかったのが悔やまれるのは、柔道・石井慧選手のコメント。
「(斉藤先生のプレッシャーに比べたら)屁の突っ張りにもなりません
遊びたいです・・・練習したいです
うん、おもろい。世界最速のボルトと同じ21歳の石井くん、まだどこか子どもっぽくて
いいね。
今回は前回に続いてのメダルという選手も多いため、”大人なコメント”が
目立ったのかも。
石井くん、4年後も変わらずこの路線でお願いします。
(危なっかしいから、テレビ出演自粛だって?・・・かわいそ)

*おまけ*
どっか似てへん? この2人」

) 米ソフトの4番打者「
ブストス選手」 vs 元横綱「
○”女ベーブルース”といわれる彼女、なるほどそっちのほうが似てるかも。

)ソフト「
上野由岐子投手」の前歯 vs 「明石家さんま」の前歯
○優勝のシーン、白い出っ歯が目立ちましたが、あれはおそらくマウスピースでしょう。

)走り高跳び女子金メダリスト
     「エルボー選手(ベルギー)」 vs 「アンジェラ・アキ
○メガネだけちゃうん? というご批判も覚悟。

)柔道女子52kg級銅メダリスト
        「中村美里選手」 vs もうすぐ解散「平川地一丁目(写真左)のほう
○平川地の”妹”でも違和感なし? 但し、イケメンな弟とは似てません。
 弟は映画『グーグーだって猫である』に出演。

)男子卓球「韓陽選手」 vs 元巨人軍「
元木大介
○試合を観ていて、そう思いました。キャラはかなり違いますね〜(韓陽さんマジメそうだし)。

)元シンクロメダリスト「
武田美保」 vs 女優「南果歩
○五輪コメンテイターとして多く出演。目の辺りがなんとなく・・・。
 ベタベタ関西弁がええですな。

=以上=

「ただただ感動、ソフトボールの金!」 (8月22日えるこみ)

最初はソフトなんて興味なかった。
中継では、元代表監督・宇津木妙子さんの辛口解説も苦手だった。
選手のプレーに不満があるたび「あ〜」「うーん」とため息をつき、
少しのミスも見逃さずに指摘する。ひたすら暗い久本マチャミの
ような声で。
「こっちまで気が滅入るがなー」
と思っていたが。長年監督をされていたので、殆ど自分のチームの
ようなもの。まだ半分監督の気分で厳しく見てしまうのだろう。
(それはそれは恐い監督さんだったようで)

しかしこのような解説、昨夜の勝ち試合では”吉”とでた。
好プレーのたびに「オッケー」「よーし」。鬼監督がこう言ってくれるたびに、
こっちまで誉められた気分になった。
そして、勝った瞬間。鬼監督が「勝ったー!やったぁ」。
その後嗚咽して解説が続けられないほどに。
画面に映る、上野投手たちの歓喜もたまらなかったが、
画面には映らない”鬼の涙”で感動はさらに高まった。

じっくり観戦してみると、ソフトボールの’スピード感’は魅力的だ。
チームワークのよさも見ていて気持ちがいい。
日本チームが守りに入る際、内・外野がそれぞれ集まってハイタッチ&
かけ声をかけるシーンに、きゅーんとくる。

4年間、この日のためだけにやってきた彼女たち。
4年間、すべてを犠牲にしてこの日のために・・・。
(斎藤春香監督は「金を獲るまで結婚はしません」と言ったとか)
こういうハングリーさが、オリンピックには必要なのだ。

かたや対照的なのが、星野JAPAN
この日のために、急に集められた選手たち。プライドはあるが、
ハングリーさはない。チームワークも。
主役は星野監督で、スポンサーにはこと欠かない。
勝ってほしいが、勝ったところでソフトほどの感動は、ない。

ああ、今でもエース上野の勇姿を思い出すと、泣けてくるぜ・・・。


「スポーツ界 激震川柳」 (8月21日えるこみ

世間はオリンピック一色・・・ その陰でひそかに”激震”が走っている
スポーツ界を、ちょっくら詠んでみました。

その1◆マグニチュード7レベル
大麻汚染 もしや氷山の一角・・・(かい)?」

解説》大相撲のロシア人力士若ノ鵬が大麻所持で逮捕。
彼一人だけならまだしも、角界で蔓延してたらおそろし〜。
昔ファンだった元若三杉(のちの若乃花)⇒現・間垣親方のお姿、
病気と問題続きで痛々しい。

その2◆震度3〜4程度
はめられた? 啓太の相手は 年上女優

解説》Jリーガーって、やっぱ派手好きね(モデル&女優ずき)。
でもまさか浦和レッズ鈴木啓太くん(27)が畑野ひろ子(32)と
結婚するなんてぇ〜!(美人にコロッといったか・・・)しかも、でき婚。
畑野さん、どんな性格の方が存じませんが、今度こそ添い遂げてや〜。


その3◆震度1 (体に感じない程度の揺れ)
酔っぱらい 伊良部暴れて さもありなん

解説》大阪のガールズバー「バタフライ」にて現行犯逮捕。(←店名がこれまた何とも言えん)
いかにもワルそうな伊良ブーなんで、誰も驚かん。
(今回勉強になりました、”ガールズバー”というのがあるのね)


北京ネタも少々とりいれ・・・〜
その4)「
シンクロは 井村と金子の 戦いなり

解説》思いっきり井村コーチの”中国”を意識し、なんとかメダルを死守
した日本ペア。「中国、中国!」となんでここまで言うかな?と思ったら。
一度メダル圏外に落っこっちゃうと、圏内に這い上がるのに5年くらいかかる
んだって〜(元選手・武田美保さん談)。印象で左右される採点競技ってビミョーだね。

その5)「
野球より よっぽど根性ある ソフト

解説》一日で300球以上投げた上野投手、すごいね。昨日「女を捨ててる」なんて
言ってゴメン!でもやっぱりアナタは、星野JAPANのメンバーより「男らしいっす!」。


その6)「
丸坊主 涌井くんにも してほしい

解説星野JAPANで丸坊主にしたのはダル・田中マーくん・川ア・阿部・GG・・・
でしたっけ。調子はいいみたいだけど、西武・涌井投手の頭、前から鬱陶しいな〜と。
ぜひ剃ってほしいもんです。

その7)「
ボルトの足 時速にすれば 37km

解説》陸上男子200mで世界新のジャマイカ、ボルト選手の足は私の普段の運転(車)よりも
速いことが判明、、、。

*いじょー*


「イシンバエワ、LOVE。
 かたや”女”を捨てざるをえないアスリート in 北京」
 (8月20日えるこみ)

おととい深夜はイシンバエワ(ロシア)が美しかったぁ〜 
女子棒高跳び
決勝、5m05の世界新で優勝。

シンクロやバレー・体操でも探せば綺麗な選手はいるけれど。
イシンバエワほど美しく、かっこいい女(ひと)はいないだろう。
世界一の跳躍で”鳥の巣”の観衆をとりこにした彼女は、こうコメントした。
「観衆の後押しがなかったら記録は出なかった。
   最後は有名な歌手とか女優の気分だったわ」
いえいえ、それ以上に素敵でしたわよん。

跳ぶ姿はもちろん素敵。個人的に髪の毛が金髪でないところも好き。
色白でないところも― 半ケツ《お尻が半分で出てること》でも、全然
恥ずかしくないのね。鍛え上げた肉体だもん。

イシンバエワは競技の待ち時間さえも素敵。ライバルが跳んでいる間、
「我関せず〜」と顔にタオルかぶせて寝てる姿も、カッコええわぁ。

次の目標はロンドンで、さらに記録を伸ばすという彼女、
「限界なんてない。私の限界はだけなんだから」。
よっしゃ、決まった! 
こんなこと言ってのける日本人アスリート、いねえな。(日本人の性格じゃ無理か...)

***
イシンバエワに代表されるように、陸上選手は比較的女性らしい、
”女”を捨てていないアスリートが多い気がする。
日本だと、走り幅跳び(残念ながら予選落ちした)イケクミこと池田久美子選手とか。
髪振りみだして〜って感じじゃない。
バドミントンも。オグシオもスエマエもすらりと綺麗だ。(但し、中国にはどっから見ても
オッサンみたいなバド選手がおった)
卓球選手は小粒でかわいいし、ひそかにオシャレを楽しんでる。
屋内競技だから、泥んこになることないしね。
ってなことで、

◇ゆかりんの勝手にプチ考察◇ 
 女を捨てずにはやってられない競技は?
 (競技名)           (代表例)     (備考)
第1位)女子サッカー     沢穂希       とにかく激しいスポーツ
第2位)ソフトボール     上野由岐子など  日本だけ短髪選手多し
第3位)女子レスリング    伊調千春   ← 一見非常に男らしいが、伊調姉にはフィアンセあり(>なんのこっちゃ)

(解説)
競技スタイル自体が泥臭い、男っぽいものは”女”を捨てざるをえない
傾向にある。皆さん、高校時代の部活を思い出してみてください・・・
野球部やサッカー部男子は、バドミントン部男子より男っぽかった(ある意味、
柄悪かった、でしょ?)

「女子柔道」が選から漏れた理由: 
 どの選手も”ギョーザ耳”ではないから。(男子選手と違って、見た目を
 気にしてならないよう気をつけていると見た)        

*ちゃんちゃん* (沢さんたち、御免!)


「日本に生まれてよかった〜!? 
  棄権した劉翔に容赦ない中国人(北京ネタ) (8月19日えるこみ)


体操競技はすべてNHKが中継するかと思っていたが― 
昨夜は日テレで放送された男子体操の種目別「つり輪」。
(実況はNHK内山アナ、解説は小西裕之・・・このコンビ、冷静沈着、
 しかも非常にわかりやすくて、グーっ!)

残念ながら日本選手は出場できず。今回個人総合で金メダルに輝いた
中国の第一人者・楊威選手と、
ゆかりんお気に入りの”つり輪のスペシャリスト”中国の陳一冰選手が
出ていて、実質2人のメダル争いだと言われていた。

試合前、元メダリストの田中光くんがそのへんのところを解説しつつ、
田中光: 「陳一氷選手、顔がジャニーズ系でして・・・」。

それを聴いた司会の明石家さんまが、
さんま: 「ほーっ。ほな、(楊威が)スマップと(陳一氷が)、みたいなもんやねー」

と思いつきでか、ワケわからんことを言い出したもんだから。
隣にいたメインキャスター・嵐の桜井翔が

桜井: 「(ぼく)陳一氷です!」
とボケる始末・・・(ただただ苦笑)。

小芝居はさておき。陳くんは8人中7番目に演技し、期待通りの完璧な
つり輪を披露。楊威を抜いてトップに。
金メダルが確定したようなものなので、観衆は拍手喝采したが
陳くんはこれを手で制し、
「しーっ、静かに」 と手で合図。まだ一人、演技者が残っていたのだ。
この陳くんの行動を、解説の小西裕之さん(>コニタンちゃうよ!)も
「さすがです。スポーツマンシップに溢れていて」と誉めていた。(うふっ、
私の目に狂いはないのだ〜♪)

そしてすべての演技が終わり、陳くんの金メダルが決定! 嬉しそうに
中国国旗を体の前で広げた。表彰式が見られなかったのが残念。
テレビで見るとカッコいい体操選手も、実際に会うと「ちっちゃー!」。
自分より背が低くてかわいらしいかもね。

***
「ぴんぽーん」
つり輪を見終わった頃、玄関のベルが鳴った。
「はい、○△□しんぶんです」
集金ではなく、契約更新の手続きでいつもの新聞屋さんがやってきた。
毎日配達もしている彼は中国からの留学生だ。

ゆかりん:「たった今、陳一氷がつり輪でメダルとったよ〜 彼、かっこいいね」
新聞屋: 「彼、モテますよ」
ゆかりん
:「やっぱり?」

彼の日本語は流暢だ。(たぶん私の在京年数より長い)
つづいて、陸上110mハードルで棄権した中国の英雄、
劉翔
選手の話題に。

新聞屋: 「今ひっどいです、ネットの書き込みが。中国はきついんです。
日本だったら負けても”よく頑張った”とか優しいですけど。中国では
めちゃくちゃ言われます」

そうなんだ。こわい国だな〜 しみじみ「日本に生まれて、よかったー!」と。
(山本高広ふうに、短い手を突き上げるのもよし...)

新聞屋: 「私の友だち、怒ってます。”アンタ見るために、私は苦労して
チケット手に入れたのに
・・・”って。だから、ケガしてても、這ってでも
走るべきです」

彼自身も、劉翔にいたく腹を立てている様子。
たしかに私も彼の勇姿が見たかった。でもケガならしょうがないよ。

今回のオリンピック、開会式のCGや口パクで何かと物議を醸しだしているが。
選手のコンディションばかりはどうしようもなかった・・・これ、中国最大の
”番狂わせ”と言えるだろう。



「オリンピックにみる濃厚な家族愛」 (8月18日 えるこみ)

いつもそうだったっけ・・・ 
今回のオリンピックは選手それぞれの”家族愛”がひときわ、強く、伝わってくる。
柔道の内柴正人選手(妻&息子との絆)に始まって、
柔道一家で育った上野雅恵選手や、体操一家で育った内村航平選手。
血縁はなくとも、競泳の松田丈志選手と久世コーチの関係は母子以上。
北島康介選手を発掘し、この10年すべてを注いできた平井コーチ
ある意味家族以上。

で、極めつけは昨日のレスリング。伊調姉妹は互いを
自慢の妹です」「自慢の姉です」と称え、もう誰も入っていけない・・・。
浜口親子は言わずもがな〜)

しかしここまで来るにはきっと苦難の道のりが。同じように努力しても
叶わない人が多いなか、夢を達成できた’ほんのひと握り’の人たち
なんだろうなー。
一方、まったくメディアには出てこない家族も多い。北島選手だって、
実家のメンチカツは出てきても、ご両親はほとんど姿をあらわさない。
マスコミの取材はしつこいから、その方がいいかもね〜。

***
さて、今日は”北京オリンピック・前半戦”を振りかえり、
どっか似てへん?この2人 in 北京」 行ってみよう!

)フェンシング銀メダル「太田雄貴」選手 
        vs 今回は出ていない柔道「野村忠宏」選手
《解説》口元のあたりが・・・。

)開会式の「口パク少女」 vs 『ポニョ』を歌う「大橋のぞみ」ちゃん
《解説》顔は似てないが、いでたち(赤いワンピー)がなんとなく〜 
同じ9歳。少女も”ポニョ”なら歌えるのでは?歌唱力いらんし。

)テレ東京の五輪キャスター「荒川静香」 vs 「鈴木その子
《解説》白塗りメイク(というか色白?)が時に亡き”その子”を彷彿と
させまする。

〜名前編〜
)競泳200m個人メドレー5位「高桑健」選手 vs 俳優「高倉健

)男子体操ロシア「ホロホルディン」選手 vs 「ほろほろ鳥
《解説》個人総合5位入賞、「ホロホロドリ?」少なくとも私の耳には
そう聞こえました。

)あん馬から2度転落した内村航平選手に
有効なアドバイスをした男子体操「森泉」コーチ 
                 vs 森英恵の孫・モデル「森泉
《解説》同姓同名じゃん〜と思ったら、コーチは森泉(もりずみ)貴博さんでした。


【おまけ】 
以下は、前からしつこく書いてるお馴染みのネタでやんす〜
●柔道「泉浩」選手 vs ガレッジセール「ゴリ
●レスリング「浜口京子」選手 vs テレ朝五輪キャスター「松岡修造」 (真剣な目つきが)
●走り高跳び「醍醐直幸」選手 vs 若かりし頃の「東幹久」 (高跳び選手も歯が命?)
●陸上短距離100m決勝に進めなかった
             「タイソン・ゲイ」 vs マジシャン「ふじいあきら
●卓球男子「水谷隼」選手 vs 「ギター侍」こと波田陽区

(いじょー。実はあんまりリアルタイムで競技を見れてない、ゆかりんでした!)


「表彰式の音楽、いいね。(北京ネタ)」 (8月15日えるこみ)

連日、悲喜こもごも〜の北京五輪。
たった今、競泳男子背泳ぎ200mの表彰式でアメリカ国家が流れている。
ああ、ぐやじー! この表彰台の〜 左か、右か、いちばん高いところに
並んでいるはずの入江陵介くん(18)がいない。
前日の準決勝後、「すぐそこにあるメダルを掴み取りたい」と余裕のコメント
を発していたが、
やはり18歳で初めての大舞台。独特の雰囲気の中でプレッシャーがあったのだろう。
でもいい。あの北島康介でさえ、17?のときに参加したシドニー五輪では
緊張して周りも自分も見えなかったというのだ(結果は4位)。

入江くんは5位で立派、立派。じゅうぶん、いい経験になったよ。
それに・・・ 彼がメダルとったらとったで、心配だ。
やれ「イケメンだ」、「背泳ぎ王子だ」とマスコミにどれだけいじられるか・・・
想像しただけで、おっそろしー!

さて昨日の銀メダルで今いちばん騒がれているのが、体操の内村航平選手(19)。
でも彼、だいじょうぶそ。とってもマイペースだから、騒がれても平気っぽい。
何より、あのお母さん
おさげ髪日の丸の飾りをつけて応援していた内村くんの母、周子さん。
(最初、かなりインパクトが・・・)
息子がメダルとった瞬間、とっさに「これからが大変だ!」と思ったという。
そして、「それも彼の人生」とコメント。冷静沈着というか・・・なんて頼もしい母!
こういう母に育てられた息子は、プレッシャーにへこたれない気がするなー。

***
今回の五輪、表彰式がいいねえ。式で流れる、あの中華っぽい音楽
いいのだわ〜気に入った。
いろいろ調べてみると、こんな記事を見つけた。
「表彰式の音楽で翡翠の音を取り入れた作曲家の譚盾氏は、
 ”翡翠は金メダルの象徴。中国の心からの音を世界に提供したかった”と語った」。
翡翠の音?・・・どの部分だかよくわかんないが、とにかくゆったりまったり、
いい感じ。
表彰式のお姉さんたち(コンパニオン?)の衣装もとっても素敵。
もちろんベッピンぞろい。国家の威信にかけて、選りすぐりの美女を揃えましたな。


「見てるだけでイタっ。体操平行棒のあの技」 (8月13日えるこみ)

マラソン野口みずき選手の欠場― 彼女の気持ちを思うと
あまりにもつらいので、今日は緩めの話題でご勘弁を・・・。(いっつもゆるいか...)

昨日の男子体操では、一番若いのに伸び伸びと演技をしていた
内村航平
くん(19)が印象的だった。金はとれずとも、誰もが
日本体操界の”明るい未来”を彼に感じたであろう。でも彼、体操選手
って顔じゃないよね。「北の国から」(ドラマ)ってかんじ・・・。(もち、純くん)

同じく大学生選手・坂本功貴くん(21)のなかには、森山未來的なもの
を感じた。(ピエロの衣装も似合いそっ... > 失礼)

競泳・背泳ぎの決勝で6位と健闘した宮下純一選手は、目元の辺りが
懐かしのアイドルひかる一平のようだった。(なぜかホリプロ所属)

あと、夜にソフトボールの解説をしていた宇津木妙子さん。元監督だけ
あって、コメントがすべて手厳しいんだよね。
どこかで聞き覚えのある声だなーと思ったら、マチャミだマチャミ。
”ひたすら暗い久本雅美”てなかんじでした。(解説でさえこの厳しさ、
さぞコワい監督さんだったろうなー)
なーんて、「どっか似てへん?」ネタは五輪でも尽きませんが・・・。

***
体操競技は私から見ればすべて神技(かみわざ)ですが。
昨日あらためて「すごいなー」というより、「これ、痛すぎる!」と思ったのは
平行棒。上でくるくるっと2回まわって、降りてくる技。降りてきたときに
手ではなく上腕部で支える。(”腕支持”というらしい)
そのとき「ガシャン」と音がするが、選手は表情ひとつ変えない。
この技が一つの演技のなかで3回くらい入ってくる。
「ガシャン」のたび、こっちは「イタタっ」。
ほんまよくやる。拷問のようだなーとひたすら感心するのであった。



「すごい奴!でも前より身近に・・・北島康介」 (8月12日えるこみ)

オリンピックが気になって、ついそっちを優先して見ていると、
高校野球のいい試合をいっぱい見逃してて、
プロ野球なんて、遥か遠くの世界・・・ に行っちゃってる今日この頃。

今日は男子体操・団体を見ていたもんだから、
甲子園での”大阪桐蔭・サヨナラ劇”を見逃してしまった。
しかし、テレビというのは親切。昼間見られない(大方の)人のため、
夜に何度も何度も五輪ハイライトをやってくれる。テレビ朝日では「熱闘甲子園」
が全試合やってくれる。
けど、スポーツっちゅうのは、やっぱ”リアルタイム”でないと価値ないのよね〜 
とは、ヒマジンのつぶやきか...。
***
昨日の競技から。
やったね、北島康介。いま、心から尊敬している彼のこと。
4年前のアテネでは、正直彼が苦手だった。「チョー、気持ちイイ」に代表される
彼の言動、レース後の表情やちょっとした動作がどこか織田裕二っぽく、
小生意気に見えた。
あとレース後、ワイドショーなどで取り上げられたプライベイトな一面(高級ブランド
好きex.)も。
選手として「すごい」のはわかっているけど、どこか共感できなかった。
自分には理解しがたい宇宙人のような存在だった・・・。

そして4年後の昨日― 彼はまさに世界一のすばらしい泳ぎで、金メダルに
輝いた。
レース後のインタビュー、タオルで涙をぬぐった北島。
何も言えない・・・」
ああ、彼も人の子なんだなーと身近に感じた瞬間だった。
21歳のアテネの時からさまざまな思いを経て、25歳、すっかり大人に成長した。
スピード社の水着騒動のときも、「泳ぐのは僕だ」と三ヶ国語で書いた
Tシャツを着て「主役はあくまで選手たちだ」とアピール。
あのとき、「さすがだ」と思った。
もちろん、こういうのも彼一人の判断ではないだろう。彼を取り巻く”チーム北島”
には大勢のスタッフがいるのだろうが。
それも含めて、一度頂点を極めた男のプレッシャーはとてつもない。
それをみごと乗り越え、決勝に照準を合わせ、実力を出し切れたのはすごい、すばらしい!

余談ですが。北島選手は大切な試合の前に「体の毛をそる」らしい。
水の抵抗力を減らすためだ。
全身の毛をそるのはかなり疲れるが、集中するきっかけになるという。
そして、そり終わった瞬間、「ヨッシャー!」いう気分に。
今回も直前にそったのかな? (カミソリ?それとも電動シェイバー?・・・興味津々)
そういえば北島くんの体、いつもツルツルしていると思いません?
今度のレース(200m)のときも、注意してもろ肌、見てみてください。(>アホか)

☆追伸☆
康介の次は、陵介だよー!」
競泳・ゆかりん期待の入江陵介選手の出番は― 
明晩の背泳ぎ200m予選。乞うご期待。
(「ポニョ」の男の子は”宗介” ・・・なんのこっちゃ,,)

「北京五輪、開幕」 (8月9日)

たった今、夕刊を取りに行ったら。朝日の一面、左隅にある記事の
小見出しに驚いた。
野口みずき、五輪前に入院」。

うわ、ショック。最悪17日、マラソンのスタートラインに立てない
可能性も・・・。
「野口、緊急帰国。異変か?」
というネットニュースは2日ほど前に見ていたが。
勝手に「だいじょうぶ!」と、いい方向で考えていた。
それが、まさかというか、やっぱりというか・・・。

「連覇、連覇!」とテレビでは特集番組をやっていたが。
ドコモのCMでは野原を快調に駆け回っているように見えた
野口さんだったが・・・ 実は疲労が抜けず苦しんでいたんだ。

選手が五輪本番にベストコンディションを持っていくことが
いかに難しいか、思い知らされる。

***
さて、昨夜の開会式は素晴らしかった。
さすがチャン・イーモウ! けど、ちょっと長すぎ。(疲れた、、、)

一番「おおっ」と鳥肌立ったのは、開会式が始まる前のカウントダウン。
2008人による打楽器の奏者がそのままライト(電光)になっていて、
(下に10)、(9)、(8)、(7)・・・」
と数字が減っていく時、妙にドキドキした、
「いよいよ世紀の祭典が始まる」 と。
ここ3年ほどで、急速に中国という国が(個人的に)身近になったこと
もあり、感激もひとしおだった。

その後は「これでもかーっ!」とチャン・イーモウの世界を見せられ、
お腹いっぱい。
「これ、一体どういう仕組み?」てな演出が次から次へ。
紙の巻物、漢字など、どれもすばらしいが。
冒頭の打楽器や、終盤の太極拳とかが一番、シンプルかつ素朴で
よかった。
「この2000人単位のメンバー、どうやって練習(訓練)したの?」
とか考え出したらキリがない・・・。

それにしても、参加国が多いせいもあって、入場行進が2時間超と
長すぎる開会式。暑いなか待たされて、選手がかわいそう・・・。
てな内容を川柳にしたためました。
あいも変わらずB級(駄作)ですが、どうぞ。

北京五輪・開会式にひと言10連発

)「開会式 日本のブレザー 
苦しー
*夜も暑そうな北京。正装もええですが、個性的な民族衣装の国を
 見ると、なかなかいいなーと。

)「開会式 ことあるごとに 
花火かな
*ばんばん上げすぎちゃう? 鳥の巣が燃えないかと心配しました。

)「
愛ちゃんが 旗で隠れて 顔みえない
*入場の時、風向きのせいで見えなかったもんで。(後でちゃんと映りました)

)「時代かな 
ケータイしながら 行進す
*そんな選手が目立ちました。ビデオやデジカメ写しながらの人も。
 (まるで閉会式のようにリラックス...)

)「NHK ここぞというとき 
三宅アナ
*青山アナとともに司会をした三宅民夫アナ。いちいち解説、なくてもいいなーと
 思う場面も。ゲストの谷村新司はナイス。チンペイちゃん、うるさくないし。
 中国のこと、よくわかってるし。
(NHKさん、国名のテロップ、中国語表記もしてほしかった。最初の漢字の
 画数順の入場なのに、不親切やわ)

)「
開会式 時間以上も 待たせるな
*立って待ってる選手も大変ですが、ずっと動きつづけている現地の
 踊り手たちもすごいなーと。(よく見ると、彼女たち腰にペットボトルぶら下げてました)

)「待ち時間 オグ
シオ 男子に囲まれて
*入場行進待ちの日本選手が映ったとき、バドミントン・オグシオの潮田選手
 (可愛いタイプのほう)が複数の男子選手に囲まれて談笑しているのを
 この目は見逃しませんでした!
 ヤワラちゃんのようなカップルが生まれる場でもある、五輪かな。

)「五輪旗の 
持ちながら 宣誓
*選手&審判の宣誓。前からでしたっけ? 旗の端っこを手で持ちながらの宣誓。

)「天高く 聖火ランナー 
命がけ
*映画ではワイヤーアクションがお得意のチャン・イーモウ監督ですが。
 あれは恐いわ、危ないわ。
 さすが元体操王子。老いてなお、高所恐怖症じゃないのね。(なにせ、国家の威信がかかってますから)

10)「スイス旗手 
フェデラー ひときわカッコイイ
*もはや蟹江(けいぞう)には見えませんでした。さすが、プロの貫禄。

(いじょー)


北京五輪ネタ― 地元中国選手に注目!」(8月6日 えるこみ)

今回の五輪でも活躍が期待される、中国を代表するアスリートといえば、
バスケットボール姚明(ヤオ・ミン)
陸上ハードル劉翔(リウ・シァン) 
があまりにも有名だが。忘れてはならない”美女”がいる。それは、
飛び込み郭晶晶(クオ・ジンジン,26歳)。

先日、中国の友人に「オリンピックで一番楽しみな競技は何ぞや?」
と尋ねたら、すかさず「跳水」という返事。すぐにはわからなかったが、
跳水とは飛び込み競技のこと。向こう(中国)は強いから人気競技なんだね。

前回アテネ大会では2種目の金メダルに輝いた郭晶晶。強いだけではなく
超ベッピン! CMキャラクターとしても引っ張りだこ、若い女性のファッション
リーダー。
また、恋多き女としても知られる。同じく飛び込みスター選手とのロマンスで
騒がれたり、香港の大富豪と恋に落ちたり・・・。
何かと注目を集める彼女、今回の五輪で引退と言われている。こりゃあ、必見だ!

しかし、日本ではややマイナーな「飛び込み」がテレビで放映されるだろうか?
今朝新聞に載ってた「五輪放映スケジュール」には、郭選手が出場する
「17日:板飛び込み決勝」 は載ってないや・・・。
(「BSは全部やる」=「日本人選手、全部やる」ってことね)

***
私が以前から気になっているのは、男子体操陳一冰(チェン・イービン)選手(23)。
昨年の世界選手権ではつり輪で金メダル。そのぶれない演技は凛々しく美しく、
顔立ちも優しげてグー。
体操ニッポンにとって中国は脅威、たぶんかなわない。でも陳くんになら
「負けてもしゃーない」と思えるかも。


「夏の甲子園は、オリンピックと似ている?」 (8月4日えるこみ)

昨夜の全英女子ゴルフ。不動(裕理)残念だったな〜、勝った申ジエ
(韓国)が強すぎたか。
それにしても申ジエは西武のおかわり君こと中村選手にそっくり。
まだ20歳らしいが、堂々たる体格、あの不動でさえ可愛らしく見えるもん・・・。
「そういえば、ゴルフは五輪競技ではないな〜」と見ながら思った。
テニスはあるのに。まあ、わざわざ五輪でやる意味もないっか。

***
土曜日に始まった夏の甲子園(全国高校野球)。
今回は第90回の記念大会ということで、開会式の前に「甲子園レジェンズ
というイベントがあった。過去の大会で名勝負を演じた往年のスター選手11名
が母校のユニフォーム姿で登場したのだ。
これがテレビで見られるかと思ったら、悔しいことにやってないのだ!
(NHK教育も朝日も。さすがに朝8時〜というのは無理なのかっ、、、)
なので夕刊や夜のニュースでだいたいの様子がわかった。

往年の甲子園スター・・・ 古いところでは、のちに西鉄で活躍した中西太や
板東英二、元祖アイドル・太田こーちゃん。
私の世代が懐かしいところでは東邦・坂本バンビ投手や、浪商・ドカベン香川。
(←意外と昔のイメージ、保っておられる2人かな)
そしてPLのエース桑田。ああ清原よ。おまえさん昨季で引退していたら、
この日K・K御両人お揃いだったのに〜。(なんてジョークだよジョーク、、、)

引退以降、よくテレビで見かける桑田。
もう選手じゃなくなったから「桑田投手」と呼ぶわけにもいかず、マスコミは皆
彼のことを「桑田さん」と呼ぶ。
(スポーツニュースなんかで聞くと、ちょっと違和感・・・)

彼は巨人のエースとしてタイトルを獲り、優勝に貢献する活躍もしたが。
やはり彼の歴史(野球人生)のなかでは、甲子園で1年の時から旋風を
巻き起こしたことが大きいのだろう。
今まさにタイムリーな季節。清原一軍復帰(&今季で引退)の話題もあり、
再びK・Kコンビが脚光を浴びている気がする。
巨人時代、きな臭い噂もあった彼だが、今となってはどうでもいいこと。すべて
「甲子園」という”清涼剤”が悪い記憶をもかき消し、吹き飛ばしてくれている。

***
今回の「甲子園レジェンズ」のニュースや、テレビ引っ張りだこ〜の桑田を
見て思った。
あらためて”甲子園”というのはすごいところだ!と。特に夏の甲子園は・・・。
なぜなら、
★そこで頂点を極めれば(エースとして活躍すれば)、日本中のヒーローになれる。
★その後プロに進むor野球をやめるなど進路はさまざまだが。郷土の代表として
 活躍した選手は永遠に人々の記憶に残り続ける。
★おそらく仕事にも有利だ、「元甲子園球児」という肩書きは。よっぽど過去の栄光
 を重荷に感じない限り、一生喰いっぱぐれることはないのでは・・・(下世話なはなし
 でごめん!)。

ありゃ。これってオリンピック金メダリストに共通してない? その競技で
世界の頂点を極めた金メダリスト=日本の誇り。
引退後も「元○○オリンピック・金メダリスト」があると箔がつく。もちろん、仕事も
いろいろ可能性が拡がりますがな・・・。

高校生の部活動の一種目に過ぎない。テレビ完全生中継なんて”えこ贔屓”も
いいとこ。すぐにヒーロー扱いするのも・・・
それは重々わかっちゃいるけど。見ると一試合ごとにドラマティックな高校野球、
夏の甲子園。そこはオリンピックにひけをとらない檜舞台・・・
今さら見るの、やめられません。



「上原浩治でさえ・・・」 (7月30日 えるこみ

持病の腰痛やもろもろが気になり、先週から接骨院通い。(もうすっかり,オババだわっ)
でも結局、昔行ってた整形と同じで電気治療が中心。
骨盤を固定するためのコルセットまで買わされ、
「これって、効果あるんかいな?」
と疑いだしたらキリがない・・・。

誰しも歳をとるごとに身体のあちこちに支障が出てくる。
しかしその痛みの原因、ベストな治療法なんて見つからないこと
が多い。
なので、たまに思うのだ。
テレビでプロのアスリートや役者さん(例えば横浜の工藤公康投手や
歌舞伎の坂東玉三郎さん)が自宅に専属のトレーナーやマッサージ師
を呼び、体の隅々までケアしてもらっている光景をみると、
「いいなー。わが家にもあんな人、来てもらえたら・・・」
と羨ましくなる。
トレーナーは無理でも、せめて信頼のおける主治医がいたらなーと。

***
しかしプロのアスリートがみな、必ずしもそうではない。不安を抱えて
いる人がいることを知った。
それは巨人・上原浩治投手のドキュメンタリー、
スポーツ大陸・よみがえれ雑草魂」(25日、NHK)を見て。

今季勝ち星に恵まれず、ケガ以外では初めての2軍落ちの屈辱まで
味わった上原。
その不調の原因の一つに、「ケガを恐れて思い切り投げられない」
というのがある。

上原投手は2年目(2000年)の試合中に太ももの肉離れを起こし、
その後毎年のように足のケガ(左右の太もも肉離れ)に悩まされている。
この、度重なるケガに関して、
「自分の持ってる何かがおかしいのか?」
「食生活が原因なのか?」
と上原はずっと考え、悩んできたという。
さらにこう続けた。
3,4ヶ所、病院や治療院へ行ったが、答えがでない」。

えーっ! 
上原投手といえば、
一流アスリート、○円プレーヤー。
巨人軍の、エースでも、そんなもんなの〜?
読売さんなら、昔っから信頼のおける病院やお抱えドクターと
契約してるもんだとばっかり・・・意外だ。

上原は今でも朝起きたら一番に考えるのが、
「今日、太もも だいじょうぶかなー」。
やはり生身の人間の身体って、わからないもの(謎)なんだ。

球界の大エースでさえそうなのだから、一般人の私があまり疑い深く
なるのはよそう。
ってなことで、「今から骨つぎ、行ってきまーす」。

(>これって、スポーツネタか?)

「高校野球決勝・雑感 (&スポーツ川柳)」 (7月28日えるこみ)

本当は地元・大阪の決勝戦(近大付属−PL学園戦)が見たかったのよ。
ニュースによると、近大付が終盤に追いつき、延長で逆転,というすごい試合
だったようだ。
PLが負けて、清原の再来か?と評判の1年生スラッガーが甲子園で拝めない
のは、ちと残念だな。

して、ここは東京。昨日は東京や神奈川の高校野球・決勝戦をテレビでちらちら
見ていた。
北神奈川の慶応は延長13回で東海大相模に勝利、甲子園切符を手にした。
試合後、場内に流れた優勝校・慶応高の校歌(塾歌っていうんですかね...)が、
大学のそれと全く同じだったのは驚いた。
その後、優勝監督インタビューに続き、逆転打を放った慶応の福富選手が登場。
はにかんでカワイイ表情の下に出た、名前のテロップに思わずのけぞった。

福富 裕 選手」 (ふくとみ・ゆたか君)
「す、すごい名前。福に、富に、裕福ときた!」
おめでたい。彼は一生、貧乏とは縁のない人生を送るのだろうか・・・。
***

高校野球全国大会はこの週末、8月2日に始まる(〜18日)。
なんて早さだ。いつもなら1日か2日くらいまで予選をしていて、
せいぜい7日か8日開幕。これは8日に始まる北京五輪となるべく会期が
重ならないよう配慮したようだ。
それは見るほうにも有難い。今回の五輪は時差が殆どない北京。
高校野球ともろにバッティングする。けど、準決勝・決勝のある17、18日は
北京五輪でも人気競技が集中しているようなので、どうなるだろ?・・・
スポーツ好きには嬉しい悲鳴だ。

そして私が心配するのは、NHKのスポーツアナ(実況)が不足するのでは?
ということ。北京→甲子園→プロ野球各球場を行き来する人が多いのだろうか。
それとも、この時期は割り切ってプロ野球中継を減らすのかも。
せめて大相撲中継がない月でよかった、よかった。(刈屋アナとかね...)

おまけで川柳
)「
国内で 3,000本は 私だけ」  by張本勲
《解説》まもなく日米通算3,000本安打達成のイチロー。昨夜「Jスポーツ」(TBS)で
   張本氏はイチローの技術を称えつつ、最後にこう豪語しておられました。

)「
斎藤くん 日米野球で ご活躍
《解説》早稲田大のエース斎藤くん、世界大学野球選手権・準決勝で韓国に勝利。
(決勝は惜しくもアメリカに敗退) 田中マー君の代わりに五輪とかいかが〜?
なんて。(アマは対象外でしたね)

)「ひと場所で 
元の木阿弥(もくあみ)琴欧洲」 
《解説》また前に戻っちゃった?てな不甲斐ない相撲が多かった大関。
  ライバル(ヒール)不在、白鵬磐石でつまんない場所でした。

*いじょー*

お下劣な小ネタですまん...
「ニオカのつぶやき川柳 など」 (7月23日)

)G選手カイチョー、二岡復活に際して。
 週末甲子園(T-G戦)に来た野球ファン(女性)のコメントから・・・
「球場のアナウンス、
 ”6番サード二岡、背番号
(なな)” が、
 ”6番サード二岡、背番号
モナ”に 聞こえました〜♪」。
 この、おそるべし甲子園ギャルに座布団3枚!

)ニオカくんのつぶやき川柳より。
野間口よ お前はもえか 俺はモナ
意味不明・・・#%▲◇▽? 「巨人軍は紳士たれ」はやはり過去の
遺産ですかね。(もちろん想像)

ってことで、こんな川柳も。
)「押切もえ 失恋じゃないけど 髪バッサリ
もえちゃんなら、たとえ五厘刈りでも似合うでしょう。
とにかく、G野間口投手との交際は順調のようであります。

お次はマジメに・・・。
)「G豊田 これがほんとの 
グラブトス
月曜日の阪神戦、リリーフしたG豊田投手はピッチャーゴロを
捕球するも、グラブにひっかかった球が抜けず、グラブごと
ファーストへ放り投げた! (間に合わずセーフ)
なかなか見られない光景どした。

*ちゃん・ちゃん*

「やっぱり野茂が好き」(7月19日)

野茂引退した。
金曜の朝8時、たまたまチャンネルを替えた「とくダネ!」でそれを知り、
「???」
一瞬、ぽかーん。状況がのみこめない・・・。

「野茂引退」 と聞いた瞬間、まるで
野茂英雄は、死にました」 
と伝えられた気がした。
うん、それに等しいものがある。だって彼は生きている限り、ずっとずっと
永遠に投げ続けるかと(勝手に)思っていたから。

***
輝かしい球歴は今さら言うまでもない。
今では当たり前のようになっている”日本人大リーガー”のパイオニア
であることも。
野茂は日本の誇りだった。イチローよりずっと前に、彼は大リーグに
旋風を巻き起こしてくれた。
大阪出身ということで、大阪人(&関西人)にとっても自慢の男だった。
今よりもずっと陽の当たらなかったパ・リーグ(近鉄)で活躍するも、
上司に恵まれず、最後は日本球界を追われるように大リーグへ。

「”英雄”なんて名前、親もよくぞつけてくれたもんだ」。
歌手・村田英雄から取った名前が、アメリカで本物の英雄(えいゆう)となって
花開いた。

しかし、いざ引退― 「もう2度と彼のピッチングを見られない」という
今になって。
野茂のことを思い返してみたものの―
驚くほどに、彼のことを「よく知らない」自分に気がついた。
”わたし、野球ファンで〜す” なんて言っている割に、
野茂の全盛期、彼が投げる試合をじっくり9回まで見届けた記憶が
殆どない・・・。

それは、彼がプロ入りした1990年〜が、自分の社会人・駆け出し時代と
重なるせいだ。
あの頃はテレビで野球を見る余裕などなかった。スポーツニュースで
試合結果を確認していたくらい。
なので、野茂をリアルタイムで見ていたような、見ていないような・・・。
非常に悔やまれる。
あんな大投手を、なぜもっと目に焼き付けなかったんだろう。

***
それでも私は野茂が好きだ。
「すごい投手」 というのを別にしても。
あの、何を考えているのかわからない、つかみどころのない雰囲気がいい。
大阪人、いや彼は宇宙人
「ただ野球がやりたい」― そこには計算などない。本能のおもむくままに
行動する(少なくとも私にはそう見える)。
そこが、かっこいい。

「野茂引退」ということで、マスコミがコメントを求めるのはオリックス清原。
桑田引退のときも、石田さん(取手二高)訃報のときも、清原。
最近の清原、”球界のご意見番”と化していないか? 
いよいよ彼にも、正念場が近づいているということか。 


「もう一人の・・・甲子園球児の訃報」 (7月17日)

昨日入った訃報― S59年、PL学園を破って夏の甲子園を制した
取手二高のエース、石田文樹さんががんで亡くなられた。
41歳という若さ。日本石油を経て、プロ野球・大洋に入団して1勝に終わり、
打撃投手を務めていたらしい。
当時甲子園で対戦した桑田がプロを引退し、第2の人生を歩み始めよう
かというときに。なんてこった・・・早すぎる。

同じく昨日。母校の春日丘高校野球部(大阪)が夏の予選(2回戦)で
敗退した記事を見つけ、大いにへこんだ。
昨年もいいセンまで勝ち進んだし、今回の相手は同じ公立高校。
「負けるはずない!」と高をくくっていたが・・・。(7-9というスコア、接戦だったみたい)
勝っていれば、週末は強豪・大阪桐蔭との対戦だったのに、
ザンネンでならない。

***
しかし母校の敗戦の前に、信じがたい情報を耳にし、愕然とした。
取手二高エース死去の前に聞いた、”もう一人の元球児”の訃報。
26年前、我が母校・春日丘高校が夏の甲子園に出場したときの
野球部3年、
「池田顕資くんが先月、亡くなった」 と友人からの知らせがあった。

「あの池田くんが・・・」 
同じクラスになったことはないが。春高野球部・親衛隊の一員だった
私はもちろん、よく覚えている。
ごつっと大柄で、色黒で、いかにも野球部ってかんじの男前だが、
太い眉毛が(8時20分くらいに)下がっていて、優しい顔をしていた。
とっさに考えたのは、
「あれっ? 彼は甲子園でどこのポジションだったっけ〜」
うーん・・・ といくら考えても思い出せないので、
当時の雑誌「甲子園の星」をめくってみたが。春日丘高校、選手名鑑
のページに彼の名前も写真もなかった。
そうだ、思い出した。池田くんはケガをして最後の夏、出られなかったのだ。

6月になると思い出す男が、池田顕資です
と春高野球部の神前監督は先日、母校野球部の掲示板に書いている。
26年前― 池田くんは春日丘が甲子園出場を決めた予選の前月(6月)、
致命的なケガをしている。

〜以下は監督が書いておられる、当時の彼の日誌より(抜粋)〜
「6月22日、練習中、足に激痛が走った。その瞬間『もう終わりだな』
 と思った。次の日に、皆が試合に行く姿を見て、おもわず涙を流して
 しまったが、そのほかは、悲しいとも、悔しいとも思わず、なにか
 さっぱりした気持ちだった。それは『またいつか、こういうことになるだろう』
 と、すでに覚悟ができていたからであろう。それと、この三年間に
 自分がやってきたことに満足しているからだと思う」

また監督はこう綴っている。
彼無くして、甲子園出場もありえませんでした。それは大会中の
 組み合わせ抽選は全て池田君が引いていたのです
」。

知らなかった。26年前、「甲子園出場決定」にただただ浮かれていた私たち。
準々決勝、春優勝のPL学園をダブルスチールという奇襲で破り、
決勝は近大付属を破って、受験のこともどこへやら、完全にお祭り騒ぎ
だったあの夏・・・。
池田くんはどんな思いで、仲間の甲子園行きを祝っていたのだろう。

彼は甲子園の土を踏めなかったかもしれないが。「甲子園の星」や
「アサヒグラフ」に名前は残っていないかもしれないが。
私たちの中では間違いなく、春高野球部=”甲子園球児”として記憶に
残っている。

***
この3年、白血病と闘っていたという池田くん。
闘病中の苦しい時期、「野球の練習と比べたら大したことないよ」と
奥さんに話していたという。
(そんなわけ、そんなわけ ないじゃん・・・)

神前監督が、彼が26年前に書いた日記を他にもいくつか公開している。
17歳とは思えないしっかりした考えがそこにある。機会があれば、紹介したい。


心配だシリーズ 第3弾
「ニオカ(の妻)が心配だ」 (7月14日 えるこみ)

’ニオカ’が頭を丸めたらしい。
馴染みの理髪店に恥をしのんで行ったのか、妻にバリカンでやられたか、
はたまた自分で剃ったか・・・。
今回の一件は「バカだな〜」という感想しか出てこないが。
プロ野球ファンとしては非常に残念というか、くやしい・・・ニオカだけに。
「真面目そうで、いい選手」
「巨人は嫌いだけど、ニオカは嫌いじゃない」
なんて声もよく聞いたし。玄人好みのする好印象な選手だけに、
「実に惜しい人をなくしました」。(>いや、まだいますって)

仮に元G軍のM木さん(現解説者)とかなら、「さもありなん」。
見てくれからしていかにも遊んでいそうだし、この手の騒動が起きても
ぜーんぜん驚きはしないだろう。

まあ、われわれの想像以上に、「プロ野球選手はモテるんです」。
お金持ってるし、誘惑も多い。
なので、こういうのは氷山の一角かもね。
(なにしろ、引っかかった相手が悪いわ、、、)

そして心配なのは、ニオカが「野球選手として立ち直れるか?」ということ。
昨日なんかも・・・ニオカの居ぬ間(ケガで離脱中)に巨人のショートに
定着した坂本選手がデーゲーム(横浜戦)でいきいき笑顔でプレーする姿を
見るにつけ、
「もうニオカに居場所はないな・・・」
と感じずにはいられない。
復帰しても「モナ、モナ〜!」と野次られるだろう。
しかし、この窮地を乗り越えてこそ、男だ。ぜひとも意地を見せ、
復活を遂げてほしい。
ニオカの奥さん(元キャスター)は、ただただつらいだろう。ほんと可哀相すぎる。
もう一生、「モナ王」はもちろん、最中(もなか)とか見るのも嫌だろうな。(>なんのこっちゃ〜)
でも長い目で見て。おバカなオットを見放さずに一緒に復活してほしい。
いつの日か・・・。

***
今回の一件。いろんな人がコメントするなか、阪神タイガース岡田監督の
コメントが笑えた。
「やるなぁ、モナ」
発言にも余裕が感じられる。(ぶっちぎり、首位独走だもんね)

つづいてソフトバンク王監督のコメント。「巨人軍は紳士たれ」の元メンバー・
指導者として、苦言を呈するかと思いきや。
「(プロ野球選手が) 9800円のところ(=ホテル)に行くのは、いかんわな」
どてっ、、、。
やっぱプロ野球選手って、そんなもんなんですね。


極度に心配性のライターによる、心配シリーズ第2弾...
「前田が心配だ!」 (7月10日)

開けてビックリ、玉手箱! 
月末に行われる「プロ野球オールスターゲーム」のファン投票
結果
が先日発表されたが。セ・リーグの外野手部門・第2位は、
なんとカープ前田智
ろくに試合にも出ていない男が、タイガースの4番・アニキ金本を
抑え、ヤクルト青木に続いて第2位だなんて・・・おかしいぜ。

「きっとあれだ。組織票だ」
誰もがピンときたはず。
今回はインターネット投票も厳しくなり、1人1回限りに制限された
らしいが。今回のオールスターのスポンサーを知り、さらにピンときた。
マツダ オールスターゲーム」― なるほど、広島カープの親会社
マツダの冠イベントなので、カープがらみの選手(移籍した新井も含めて)
に票が集まったのだ。

いや、ただそれだけだろうか―。
カープファン、そして前田ファンは、前田をスタメンから外し続ける
ブラウン監督およびカープ首脳陣に対して、彼に投票することによって、
こんなに人気者なんだぜ〜、いい加減出してよ!」
と暗に訴えているのではないだろうか?
もし、そうだったら。その気持ちは実にありがたいが、ありがた迷惑
というもの。かえって前田本人が、かわいそうではないか。

もちろん前田本人も戸惑いを隠せない。こんなコメントを残しているらしい。
「(ファン投票で選出され) ありがたい気持ち。ただ、試合に出ていない
 選手が選ばれるのはどうかなと。元気な姿を見せたいが、元気がない


元気がない、どういうことだろ? ベンチを温めすぎて、もはや元気を
無くしてしまったのか。元気がないから、出番がないのか。
あー、ほんとにこんなコメントを言ったのかどうかも疑わしい。
(じかに聞いたわけではないので・・・)

ほんとうに、7月31日、8月1日のオールスター戦に前田が出てくるのか?
現時点ではまだ「辞退する」という情報はないが。今回に限っては、
きっと、必ず、辞退するだろうなーと予想している。


「新生☆同大ラグビー部に期待」 (7月9日)

関東にいて、関西の”学生スポーツ”の情報が入ることは少ない。
というか無いに等しい。
寂しい限りだが、しょうがない。あきらめている。

先日関西へ帰省したおり、たまたまテレビで「同志社大ラグビー部」
のことを取り上げていた。(ラッキー!)
NHK土曜朝の「ウィークエンド関西」。
その特集コーナーでクローズアップされていたのは同大ラグビー部
新ヘッドコーチ綾城高志さん。

あやしろ・・・」
ああ、いたいた。私と同学年にそんな名前のスター選手、いたよな〜。(>失礼)
しかし画面に登場した綾城ヘッドコーチは、私の記憶にあるあの頃の
風貌とはがらりと変わっていた。すっかり、いいおっちゃんに・・・。(>ますます失礼)
そら、しゃーない。20年以上の時が流れたのだから。
(かくいう私も、すっかりおばちゃん,,,)

綾城さんは選手時代、大学3連覇や、神戸製鋼の黄金時代を経験し、
”勝つ喜び”をじゅうぶん知っている。それだけに「学生を勝たせたい」
という思いが強いという。
また、日本一を目指すには「練習メニューが甘すぎる。走る量が足りない」
と自ら現場で指揮をとり、学生の意識改革を計っている。

またテレビでは、綾城さんの背広姿も追っていた。コーチ業だけでは
とても生活していけないので、「コーチと両立できる新しい仕事を始めた」と、
その仕事ぶりも映されたのだ。
転職してまで、母校のために情熱を傾ける、綾城ヘッドコーチ。
2年連続で大学選手権1回戦敗退の同志社大学ラグビー部。
今年は思いっきり期待していいですね?


「遠藤が心配だ!」 7月7日えるこみ)

朝までテニス(ウィンブルドン男子決勝)を観ていた皆さま、おつかれさまです。
私は根性もなく、第3セット途中の雨天中断で見切りをつけて寝てしまった。
その時点でナダルが2−0、「こりゃ、ナダルの勝ちだなー」と。そしてその通り、
朝起きたら”ナダル初優勝”のニュース。
うん、よかったよ。蟹江を応援しつつ、「ナダルは完璧だ〜」と思ったもの。
バック狙いの作戦も素晴らしいが、どこに振られても食いついていくフットワーク
はお見事。
しかしあの後、フェデラーも2セット取って”フルセットの死闘”に持ち込んだとは、
さすがだな〜蟹江。ああ、やっぱり見たかった・・・。

***
さて本題。
今とても心配なこと― 
それはガンバ大阪のMF遠藤保仁選手、突然の病である。
日本代表の中心選手でもある遠藤くんは、先日北京五輪のOA(オーバーエイジ)枠
にもただ一人選ばれたばかり。

決してイケメンではない。
髪型は(ゲゲゲの)鬼太郎風、前歯はロッキーチャック風・・・ でも好きだ。
彼のしなやかで華麗なプレースタイルがたまらなく魅力的なのだ。

先週3日、高熱で入院。その後、熱はいっこうに下がらず。
週末の検査で病名は「ウイルス感染症」と判明。複数の臓器にウィルスが入り込み、
また感染経路が特定されておらず、退院のメドは立っていないという。

こんな状態じゃ、今日7日からの五輪代表合宿参加は無理だし、本番もどうなる
ことやら。
もし五輪が無理だとしても。彼にはA代表(W杯の日本代表)の中心メンバー
としては残り続けてほしい。

というのも、2006年ドイツW杯。彼は代表に選ばれながらも、
ただ一人、一秒たりともピッチに立たせてもらえなかったのだ。
見ているこっちも「なんでぇー?」と疑問に感じたくらい。(ジーコめ〜)

あの時の悔しさを、ぜひ次回のW杯で晴らしてほしい・・・ 
なので今回の災難(病)にも打ち勝ってほしい。
2年前は肝炎に悩まされた遠藤くん。今回は色んな試合が重なってハードだったし、
極度の疲労から感染したのだろうか。

そういえばこの春、浦和レッズのMF鈴木啓太くんも原因不明の高熱が続き、
戦線離脱(昨年、ハードワークが過ぎたせいか)。そして休んでいる間に
「A代表のスタメン」から完全に控えに回ってしまった啓太。
それを見ているので、病はイタすぎる・・・。

猛暑の北京は無理をせず、参加を見送ってでも、遠藤くんには病気をきっちり
治して・・・と切に願わずにはいられない。



フェデラー蟹江のプレイを堪能。おかげで寝不足」(7月4日えるこみ)

この時期、寝不足の方も多いはず・・・。
というのも、夜中にテレビでやっているテニスウィンブルドン選手権。
日付が変わった頃に試合が始まるため、翌日職場で目をこする人も多いよう。

私の友人(OL)も夜更かしして、危うく早朝当番に遅刻しそうになったとか。
彼女が夢中なのは、男子テニス・芝の王者ロジャー・フェデラー(スイス、
世界ランキング1位)。おとといの準々決勝では♪あ・ち・ち〜(byひろみGO)
ならぬ アンチッチ(クロアチア)破り、危なげなく4強入り。
(前にも書いたが)フェデラーは俳優の蟹江敬三に似ているので、私たちの間
では彼のことを「蟹江」「かに男!」(たまに「ナンチャン」)などと呼んでいる。
(ここでは’蟹江’ということで〜)

蟹江は決してイケメンではないが。彼のテニスには何ともいえない、
ふしぎな魅力がある。
たとえば松岡修造のような激情派、熱血タイプではない。
いつも思いっきりけだるい表情で、無言。
(シャラポワとか、打つたびにハァー!とか叫ぶでしょ)

たんたんと簡単そうに打ち、それでいて抜群のショットを決める。
見ているうちに、いつも引き込まれてしまう・・・ 私も毎年ウィンブルドンを
見るうちに、やみつきに。
試合の合間、観客席では蟹江のふっくらしたガールフレンドが映る。
毎年おなじみの彼女、マネージャー的なこともやっているとか。
(”彼女ひと筋”のところも、ええじゃないか。蟹江っ!)

普段は判官びいきの私なのに。蟹江に関しては、その圧倒的な”強さ”を
堪能している。
フェデラー蟹江、今年のウィンブルドンもぜひ最後にニヤリ、
蟹江な笑顔”を見せながら、トロフィーを掲げてほしいもんです。

PS.
新情報によると、北京五輪にも蟹江が出場するとか・・・。
どうでもいい。ウィンブルドンの彼でじゅうぶん。
彼にはあの芝のセンターコートがよく似合う。

「いと寂し・・・前田ブログの休止」 (7月1日 〜前半は「えるこみ」

見ました? 日曜のデーゲーム「広島ー巨人」戦、カープ前田智
ファインプレー。
実は私もリアルタイムでは見のがしまして・・・(中継見てたくせに)。
カープファンの”みぇちゃん”から、
ファインプレー、前田かっこいい〜!」
とメールをもらい、あわててリプレイで見た次第。
(その後、夜のスポーツニュースで何度もチェック!)

華麗なるダイビングキャッチ。またケガしないかとシンパイ・・・。
伊集院光のスポーツ番組(テレ東)がまだ続いていたら、
「光プレー大賞」に絶対ノミネートされていたはず。

こんなに守備も巧いのに、最近は前田さんはさっぱり出番がない。
いいとこ代打。このままではベンチを温めるだけの、若手に疎まし
がられるベテランになっちゃう??

6月12日以来、久々のスタメン。なので華麗な守備が見られたのだ。
打撃のほうは4タコ(凡退)で残念だったが・・・。
どんなに不振な時でも、阪神でファンに’兄貴’と慕われる金本が
出続けるように。前田はカープにとって必要な選手。
球場の多くのファンや、おととい「ウチくる!?」に出ていたアンガールズ
さえも、前田の”背番号1”ユニフォームを着ている。
なのに今シーズンの扱いといったら・・・ 
ブラウン監督、どうか目を覚ましておくんなさい。
(言うても無理っか。そもそも日本語わからんし)

***
と、昨日えるこみに書きましたが。
前田つながりで、一つショックなことが。
毎日、前田さんの動向(全打撃成績)を面白おかしく、かつ真摯な姿勢で
伝えてくれていた「前田智徳に関する一考察」というブログが突然休止
したのだ。
ずっとスタメン落ちしていることもあり、このままでは首脳陣やフロント
への不満ばかりの記事になってしまうと思い、休止を決断したようだが・・・
とっても寂しい。そういう気持ちを共有できるだけでも、有難かったのに。
ああ、まるでシーズンが終わってしまったような、7月スタートである。


「涙さそう、女子1万メートルのデッドヒート」(6月27日)

今日は陸上の日本選手権2日目。
北京五輪選考会を兼ねているので「気になるな〜」と思っていたら。
なんと夜、NHKで中継してるじゃないの!(さすがNHKさん)

中継は忙しかった。なにせ、広い”等々力陸上競技場”(川崎)のあちこちで、
同時に色んな競技が行われているので、
(たとえば・・・)
「男子ハードル→ 幅跳び・池田久美子 3回目の跳躍→ 男子200m
 → 幅跳び・イケクミ 4回目→ 女子1万メートル →合間に、幅跳び
 イケクミ 5回目→ 女子1万メートル・・・」
と、飛び飛びで映して忙しい。CMがないので、なせる技か。

見ものは、その「女子1万メートル」。
優勝すれば即、五輪代表内定となる、マラソンでおなじみの渋井陽子,
1万メートルの女王・福士加代子、ママさんランナーでもある赤羽有紀子
三つどもえの争い。

残り2000mあたりで、まずは福士がスパート。
しかし、画面が幅跳びに行ってる間に、赤羽がトップに立ったり・・・。
とにかく最後までデッドヒートを繰り広げる3人。

そして残り一周を過ぎ。渋井、赤羽がスパート。これに、もはや福士はついていけない。
最後の200m、赤羽がトップに。このまま行くか〜と思ったら。
余力を残して粛々と粘っていた渋井が最後の最後で抜き去り、優勝。五輪決定!

すごいレースだった。
終わった直後、1位の渋井と2位の赤羽が抱き合う・・・ ああ、互いの健闘を
称えあう姿は美しい。ううっ。
そして3位に終わった福士も、いつもの笑顔だった。手を振って、律儀に
お辞儀をして、笑顔で観客の声援に応えた。
1万メートルの女王、本命と言われ続けてきた彼女。心の底ではさぞ悔しい
だろうに。それでも、負けて「飄々と笑顔でいる」福士を見て、
たまらなく涙が出た。私も本命の彼女を応援していただけに・・・。
(やっぱり私はこの人が好きだ・・・ と再確認)

渋井の優勝会見は、涙もなく、カラッと明るい笑顔がとてもよかった。
赤羽や福士も五輪に行く可能性はまだゼロじゃない。追加で選ばれることを
祈っている。


「またまた声が気になった野球中継」(6月17日)

それは昨夜のBS朝日「楽天ー巨人戦」。

楽天田中マー君と巨人内海投手の投げ合いで、ひそかにマー君を
応援しようと見始めたが。すぐに気分が悪くなってきた。
さてはこの声・・・」
実況アナの、ムダに唸りあげるような声。(自分じゃ”名調子”と思ってる?)
それも全て巨人寄り。

覚えがある。これはいかにも元日テレ、巨人戦でおなじみだった
Oアナの声ではなかろうか。
久しぶりだが、やはり体は拒否反応を示した。(久しぶりだからよけいか)
今では日テレの野球中継など殆どないし、あったとしても昔ほどは
巨人寄りではない。実況アナも昔ほどは嫌らしくもない(癖がない)。
オールドGファンには少々物足りなかったりして。
***

「やっぱり!? 破れた、スピード社 LR水着」(えるこみ 6月17日)

日曜が最終日だった女子ゴルフ(サントリーレディース@神戸)。
大山志保上田桃子が首位で並んだ、最終18番のパーパット。
普段なら簡単なたった1mの距離を、大山ははずす・・・ああ。(大山、くやし涙)
続いて50cmの距離を上田は慎重に沈める・・・優勝! 
苦しみ、極度の緊張から解き放たれた上田もまた涙。
ゴルフというスポーツは「自分との闘いよな〜」としみじみ思った。
***
球技や格闘技系など戦う相手がある競技と違い、孤独な個人競技は、
より自分との闘いが強いられる気がする。
水泳もそうだ。
水泳といえば、今週のえるこみアンケート「あなたはどっち?」にも取り
上げられている北京五輪、英スピード社(レーザー・レーサー=以下LR
水着問題

選手がかわいそうだ。ただでさえ、本番までの調整に神経を尖らせているのに、
水着のことにまで気を遣わなきゃいけないなんて。それでかえって気が紛れる
タイプの選手ならいいが。

生地が薄くて、着るのも難儀なくらい締めつけがきついと聞くLR
わたしは以前から勝手に懸念していた、「破れはしないか」と。

イメージはあれだ。
子どもの頃、デパ地下でお菓子の量り売りがあった。色んな種類のお菓子が、
中華料理の円卓のような回るワゴンに並べられたやつ。
その中でひときわ目立ってきたのが、まん丸な羊かん。夜店でよく見る、
中に水の入ったヨーヨーを小型にした感じで、パッケージはゴム素材。
針で突いて「つるりん」と剥く瞬間が醍醐味のお菓子だった。
薄くてパンパンの水着が羊かんみたく「つるりん」なんて破れなきゃいいのだが。

その心配が現実に起きた。欧州の大会から先日帰国した女子背泳ぎ代表
伊藤華英選手が、こう証言した。
「4回目の着用で破れた」
レース中に脇の下の部分が裂けたという。(「つるりん」でなくて、まだよかった,,,)

だ、だいじょうぶかこの水着。たまたま不良品? それとも、もともと使い捨て?
今後量産して品質が悪化する、なんてこたぁないだろうな。
それにしても値段はお高い― 1着6万6000円もするLR
「一ヶ月以内(着用うん?回)で破損の場合、お取替えいたしま〜す」
てな保証期間があればいいけれど。

まあ、お金の心配は置いといて・・・。北京の本番で破れないことを祈りたい。
こんなこと↓だけは、避けたいもんです。

◆最悪な想像(妄想):
    LRが着用できなかった某国の刺客?が関係者の
    フリしてプールサイドで針持って水着に(チュン!)と一突き!

すると・・・
《パターン》つるりんと水着がはだけたその選手は、慌てて着替えようとするが、
       LR
は時間がかかり間に合わず、レース棄権扱いに。

《パターン》気がつかず、そのままプールへ飛び込んだ選手は、
泳いでいる間に「つるりん」と水着がはだけ、それでも無我夢中で泳ぐが、
プールから上がってこれなくなり、芸能人水泳大会(>騎馬戦か)のような
恥ずかしい状態に。

なんて、最悪のシチュエーションを想像しておけば、
きっと難は避けられるでしょう。(>どてっ...)


「声が気になる野球中継」 (6月14日)

今朝パソコンをしながら横目でNHKを見ていたら、
「♪カランコロン、カランコロン」
緊急地震速報の合図が流れた。
「東北地方で地震が発生しました」 と畠山アナは冷静に伝える。
同時にわが家でも電灯のヒモが揺れている。気のせい?風のせい?
気のせいではなく、東京も揺れていた。とっさに食卓の下にもぐりこむ。
畠山アナは「スタジオでも揺れを感じています」と言いながら、放送を
続けた。さすがプロだ。
地震はおそろしい。被害が最小だといいが。
その影響で宮城では「楽天ー巨人戦」が中止になったらしい。

***
今NHKでは珍しいカード、交流戦「西武ー広島戦」を中継している。
夕飯の準備で豆の筋を取ったり、買ってきた靴下のタグを取ったり・・・と
ながら見」をしている。
ということは結局、ほとんど”耳で野球を聞いている”ことになる。

気になった点が2つ。
まず1つめは、西武ドームの球場アナウンス(うぐいす嬢)の
学校放送みたいなトーンなのだ。いや、学校放送以下かも・・・(なんでか
めちゃくちゃ幼い)。今日だけだろうか?
やはり甲子園球場のうぐいす嬢はレベルが高い。

次に、解説者。NHKではおなじみ大島康徳氏の解説。
始終「愛想よく、ごきげんさーん」な喋りなのだが、
いかんせん説得力がない。
わりと当たり前なことしか言われないからか、
それとも”軽い声 かつ 滑るような喋り方”のせいだろうか・・・。

***
さっきはベンチの後列でバットを握り、難しい表情を浮かべていた
(今ではカープのベンチウォーマー)前田さんを見かけた。
今ふと映ったのは、先発投手だった高橋建と談笑している姿。
よかった、喋る相手がいて。
こうしてじわじわ、ベンチでの居心地が悪くなって、もちろん出番も
減って・・・ベテラン選手は引き際を考えるのだろう。
前田よ、君にはこれから”オリ・清原”のような図太い神経を持って
ほしいもんである。


埼玉西武の快進撃にみる― 
  回り道も大いに結構、人生に無駄はない!」 (6月13日 えるこみ)


野球評論家でさえ、誰一人予想しなかった今シーズン・埼玉西武ライオンズ
の快進撃。
昨季は26年ぶりのBクラス(楽天より下の5位)と低迷。その上、カブレラ・和田
といった主軸打者が抜けた。ヤクルトから石井一投手が加入したとはいえ、
戦力的にプラス材料はない・・・と誰もが思った。
伊東監督が辞任、新監督に2軍監督から昇格した渡辺久信、というのも不安だった
(「ナベQって、監督のウツワかいな?」と・・・)

しかしそれ以上に「冗談でしょ?」と思ったのが。
渡辺新監督が打撃コーチに”デーブ大久保”(大久保博元氏)を招聘したことである。
だって、デーブの印象といえば・・・
)大した選手ではなかったし(28歳で引退)。
)野球解説者というより、殆どタレントみたいなキャラだし。
)ここ最近は、プロゴルファーに挑戦していると聞くし。

なので、「だいじょうぶかよ?」。不安になっても不思議じゃない。
しかし、デーブは我々の予想をみごとに裏切った。ふたを開けてみれば、
現場を13年離れた不安は全くない。選手として実績がないのも何ら問題なかった。

知らなかったが― デーブは野球評論家時代、「現役時代の実績が他の人に
比べてなかった」のを強く意識し、人一倍勉強してから、現場で取材していたそうな。

また、プロゴルファーの経験でいうと― レッスンプロの講習を180時間受けたことで、
「教え方に気を遣うようになった」と言っている。
たとえば、「服の色で自分(=選手から見たコーチ)の印象が変わること」にも意識したり
・・・見かけによらず(>失礼)、なんとも細やかな神経の持ち主である。

そしてメジャーリーグのキャンプ取材で、色々な選手の練習方法を聞いてまわったのが
今、生かされている。
今ではすっかり有名になった、ライオンズ名物「アーリーワーク」(早朝練習)や、
選手個々の「カルテ」作りなど、デーブの指導法はユニークなものが多い。

先日何かの番組でそれらの練習メニューが取り上げられ、今季打撃トップを走る
中島裕之
選手が、
「(今から)アーリーワーク、行ってきまーす
とバットを携え、練習場へ向かうシーンが映ったが・・・とても楽しげに見えた。
今までなら単なる「早出・特打ち」だったのが、デーブ効果でがらりとそのイメージは
変わった。
まさに、引退後13年間の経験がすべて生きた! そんなデーブを見ていると、つくづく
人生に無駄なことなどない」 「”回り道するほど、糧になる」と思わされる。

”回り道”といえば、渡辺久信監督もそうだ。彼は西武時代、最多勝を3度獲るほどの
華々しいエースだったが、晩年は不振が続き西武・ヤクルトで戦力外通告。その翌年、
台湾球界へ渡った。なので伊東前監督のように、ずっと「エリート街道まっしぐら」の
野球人生ではない。

そんな”回り道”を経験した監督とコーチの下、今季ライオンズの選手たちは失敗を
恐れず思い切りバットを振り、伸び伸び野球ができている。
なかでもG.G.佐藤(←本名・佐藤隆彦、れっきとした日本人。”爺ぐさい”ことから
この登録名に)。彼は法政大ではレギュラーにもなれず、卒業後はマイナーリーグを
転々、西武の入団テストで伊東監督の目に留まったというから、やはり”回り道”人生。
今季は打撃好調、ホームランも量産してパワフルさ全開だ。
(先日、北京五輪・星野ジャパンの候補メンバーに追加された)

こんな一筋縄ではいかない監督、コーチ、選手が揃った新生・埼玉西武
首位をひた走るにもかかわらず、便の悪さで(なにせ埼玉なんで)スタンドの空席が
気になるが・・・今一番見てみたいチームである。


(デーブ、デーブと気安く呼びすぎ? いいんです。彼のユニフォームの背中には
 「D.OKUBO」とありますから!)




お母さんのための〜
   プロ野球交流セン柳講座」(5月26日 えるこみ)


優勝おめでとう〜の琴欧洲に一つ注文。
しこ名の漢字をもとの「琴欧州」に戻してもらえないだろうか?
成績がふるわず、画数のいい「洲」に変えたらしいが、
なんとなく「州」のほうがスッキリ納まると思うのは私だけ?(よけいなお世話か)
***
さて本題。
プロ野球交流戦たけなわ。えっ、見てない?バレーやサッカー見てた・・・
という野球にイマイチついていけないお母さんたちのために、
野球や交流戦の見どころ(&おさらい)を川柳仕立てでお届けしましょう。

第1位
野間口は AneCan女房 もらうのか
雑誌「AneCan」などでおなじみの押切もえ(28)が巨人・野間口投手(24)
と堂々交際宣言。意外な組合せにびっくり、”姉さん女房”になる日も近い?
おかげでヤクルト青木とテレ東・女子アナの熱愛がかすんでしまいました。

第2位
オリ監督 後任に
キヨ ありえねぇ
オリックス・コリンズ監督が突然辞任。噂の女性(シルクさん)とアメリカへ
旅立つのかどうか?は定かではないが。後任監督を清原に要請すると
いう噂に「それはないやろ」、どこまでキヨを人寄せパンダにする気や。

第3位
ラミちゃんぺっ 打撃も踊りも 絶好調
巨人のラミレス。昨夜もどでかい17号を看板に当てて「ラララライ!」
とパフォーマンスを披露。何度見ても楽しいが、やっぱ最後〆の
「ゲッツ」で退くところがええわぁ。

第4位
首位決戦 
GG打っても レオ負けた
阪神vs西武戦。好調西武のG.G.佐藤が先制打を打つも、阪神は
継投でつないで強〜い。
それにしてもデーゲームの阪神ベンチ。O監督以下、サングラスのおやじ
(首脳陣)はヤーさんさながら。

第5位
福岡で ひそかに ”
コクボ対決”だ
ちょっとマニアックネタ。先週の「福岡ソフトバンクvs広島カープ」戦。
福岡のファンの「こくぼー(小久保)!」という大声援、カープのルーキー
小窪内野手の耳にはどう届いたでしょーか。

おまけ
横浜は まだ5月なのに V消滅
かわいそ・・・。球界は格差社会、セではG・T・Dが断然お金持ち! 
親会社のTBSさん、もっと補強してあげないと。

*いじょー*

「やったぜ、琴欧洲」 (5月24日)

たった今、大関・琴欧洲が勝った、
優勝を決めた!
はるばるブルガリアから駆けつけた父・ステファンさんの目の前で。
優勝した瞬間、(サッカーの)オシムさんのようなパパが立ち上がり、
ガッツポーズ。これにはうるっ...ときた。
その後、周囲の祝福を受けながら、小さなブルガリア国旗を振り上げる
パパ・・・。(大柄なパパが持つと、お子様ランチの旗のよう)
***
昨日は苦手・安美錦に負け、一敗を喫した。
その後、師匠の佐渡ヶ嶽親方(元・琴ノ若)と話し合った際、
琴欧洲はくやしくて涙したという。中途半端な相撲と、自分の心の弱さに。

その反省を踏まえ、今日は強気で会心の相撲。
あの立ち合いの鋭い目つき、しびれましたな〜。
「こわい目だ!」など吉田アナの実況も非常によかった。

通路で見守っていた佐渡ヶ嶽方も勝って安堵、満面の笑み。
弟子を暖かく迎え、がっちり握手。
嬉しいだろうなー。昨年亡くなった先代・佐渡ヶ嶽親方(元琴桜)にも
この晴れ姿、見せたかっただろうな。

モンゴル勢ばかりが盛り上げていた大相撲に、待ったをかけた
欧州人の琴欧洲。
この週末、テレビで彼の優しい笑顔がいっぱい見られそうだ。


「プロ野球もエコの時代!時間短縮への取組み」(5月21日)

プロ野球では打者がバッターボックスに向かう際、各選手のテーマソング
が流れるのはご存知でしょーが。(但しホームゲームの時だけね)
皆さんは、誰のテーマソングがお好き〜?」
そんなこと、考えたこともないっか・・・。

私が聞いていて一番スカッとする、「これいいね!」と思うのは、
阪神タイガース関本賢太郎選手の
エーブリ バーディ、セ〜イ♪」
ってやつ。ポルノグラフティがライヴでやってる、あれですわ。
関本選手用にオリジナルを作ってあげたみたい。

あと、巨人阿部捕手が長年流している「セプテンバー」(アースウインド&ファイアー)
も結構好き。
どの選手も、自分がぐっと盛り上がれる曲を選んでいるのだろう。
選手によっては、「あれ、一体なんの曲やったん?」ってなところで
曲が終わってしまう場合もある。
というのも・・・最近プロ野球の時短がすすみ、選手のテーマソングも
「10秒以内に抑えること」
というお達しがでたからだ。
なので、いきなり盛り上がれる関本くんの曲はまさに「うってつけ!」
なのだ。

***
プロ野球(NPB)は今シーズンから、試合時間短縮や環境問題に取り組む
グリーン・ベースボール・プロジェクト」 というキャンペーンを始めた。
(クリーンじゃなくて、グリーンなんだわコレ...)
たとえば、
攻守交代時は → 2分15秒以内にプレー再開
投手交代時は → イニング途中なら2分45秒以内,
            イニング間なら3分15秒以内にプレー再開
などの制限時間を設けて、試合の迅速化を図っている。

先日東京ドームで観戦してわかったのだが。
球場のバックスクリーンに、そのインターバルの経過時間がはっきり表示
されている。これ、非常に目立つ。観客はしっかり見ているので、
選手は速やかに行動するだろう。
イニング間に踊る球場のチアリーダーたちも、踊る場所への移動を
全力疾走するようになったという。(大変だね〜)

  右下隅に注目。「1分45秒経過・・・ 早くしろよー、坂本」

今のところ、このキャンペーンの効果は上々なようで、
開幕から1カ月余りで平均試合時間が前年より11、12分短くなった。
それでも3時間を少し越えてしまう、プロ野球の試合。
サッカーの試合と比べるのもなんだが、あんまり長いとTV中継にも
入らないし、見に行ってもダレてしまう。
ナイター観戦する’よい子’のためにも、夜9時までに終わる試合が
増えるといいな。


ドームで9回、抑えに登場したクルーン。残りあと45秒、余裕やね。


【東京ドーム観戦記】 その3 
「由伸のファウルボールが・・・」 (5月19日)

こちらに飛んできた! コワかった〜
というのは― 
かなり間延びしたが、連休中に観戦したG-C戦でのひとこま。
あれは確か、カープ前田智の代打凡退の後だったから、
8回表か。
今は戦線離脱しているG高橋由伸がスタメンで出ていた。
そして彼が打った、3塁側へのファイルフライがなんとこちらに
向かって落ちてくるではないか。
「ああああぁーーーーーー (←これ、滞空時間ね) ゴト〜ン」
さいわい体には当たらず、ボールは左隣にいたツレの足元に落ちた。
それを、かがんで拾おうとしたが。
横からすばしっこい手が伸びてきて、ボールは瞬時に奪われた。
私の通路を挟んで右側に一人で座っていた’ボク’がゲットしたのだ。

 ファウルボールをゲット、たいそうご満悦なボク。

このボク、ちょっとフシギな雰囲気のお子だった。
まず、ツレ(親とか)がいない。試合の途中から、気づいたら一人で座っていた。
ちょっと髪が伸びてるし、一人きりだし。
イメージは韓流ドラマで「街で靴磨きor 物乞いをしているような子」。(>失礼!)
そして、ファウルボールを貪欲に取りに来た。
さぞ、嬉しいやろな〜。

子供と争う気はさらさらないが。ほんのちょびっと、ボクが羨ましかったりも。
しかし、周囲の観客はいたって’オトナ’だった。
というのも、その後まもなく球場の係員が
「ボール、どこですかね?」
とファウルボールを捜しにきたのだが。
私や近くにいた年配のご夫婦は、
「さあ、知らないわ〜」
ボクが隠し持っていることを知りつつ、係員には笑顔でシラばっくれた。
(係員はあきらめて去っていった・・・)
***
自分の足元に落ちてきたファウルボール。
「プロ野球の公式球って、どんなだろう?」 
やはり興味はある。
少しいじましい?かもしれんが、ボクに頼んで触らせてもらった。

  これが正真正銘、「NPB」の硬式球。
触った感触は、「硬かった」。
当たり前じゃ〜、硬球なんだから。

「一人で寂しそうだなー」と思っていたボクについては、
私の杞憂だったようだ。
9回に入った頃、一人のオッサンが上からタッタッタ・・・と降りてきて、
ボクに「よかったなー」と声をかけていた。(たぶん、父親)

ボクは野球少年なのだろうか?
巨人ファンなのだろうか?
彼もいつの日か、いいオッサンになって、
「俺、ガキんとき、ドームで由伸のファウルボール、ゲットしたんだぜ〜」
と自慢しながら、
ビールの売り子を物色しながら(その前にいる兄ちゃんたちのように)
観戦するのだろうか・・・。
いずれにしろ、この日はボクにとって忘れられない貴重な思い出。
それにしても、「ファウルボールを回収する」なんて、いい加減やめて
ほしいもんですな。けちくさい。


【東京ドーム観戦記】 その2 
もはや
”あたり前田”ではない 前田智のスタメン」(5月13日)

その人が、ようやくグラウンドに姿を見せた。

  ”元ヤクルト・若松さんと談笑するカープ前田”
遠目で見る限り、終始笑顔だった。
「調子はどう?」てな話をしているのか、はたまた高度な打撃論を
戦わしているのか。

つづいて、トスバッティングを始める。

        びゅん びゅん。

  つづいて、ゲージ内で打撃練習。柵越えもそこそこ。(焦点あってないね)
  その後・・・

 よっこいしょ。 外野へ、守備練習だぁ。

 ぐにゅ。いろんなストレッチが欠かせない。
 外野の守備練習はたっぷりしていた。
 イチローばりのレーザービームも披露。
 しかしその後・・・

 マウンドの後方=セカンドベース後ろにて腕組む前田。

 ”どすこい” 意味不明な行動(奇行?)・・・ やはり、どこか謎の人物である。

入念な練習、当然この日はスタメンだと信じていたのに、
ふたを開けてみるとー

ああ、こんなオーダー。(カープは左側ね)
「しら〜」である。せっかく来たのに・・・。
逆に「気楽に試合が見られるかも」 と気持ちを切り替えた。
期待するは「代打・前田」。
そのときは7回に訪れた。

 きたっ! 千両役者の登場に三塁外野席が盛り上がる。

   「まえだ、まえだ♪」

  「まえだ、まえだ♪ まえだー、まえだー」 (スクワットしながら)

しかし・・・あえなく凡退。彼の晴れ姿を見ることもなく、
この日はドームを跡にした。(つづく)



プロ野球
「どっか似てへん?この2人」 (5月12日〜先週のえるこみから抜粋

)既に4勝、中日「吉見一起」投手 vs 誰もが忘れかけてるヤンキース「井川」 
 ・・・井川、久々大リーグで先発するも、無惨な結果どした。野茂と一緒に帰っておいで〜

)不調の広島4番「
栗原健太」の不敵な目つき vs いまや連ドラの常連「北村一輝
                                    (ドラマ『ホカベン』出演中)

)楽天「
リック」内野手 vs (お笑い)ジパング上陸作戦の「チャド・マレーン」 
 ・・・ただガイジンさんってだけ?リックはチャドより、チームメイト高須に似てるかも。

)糖尿病を克服した阪神「
岩田」投手 vs 千秋と別れた「ココリコ遠藤(章造)」


「”ミニキャンプ”ってなんぞや?」 (5月10日)

阪神の平野、いいねえ。
正直、これほど活躍するとは思ってなかった。
オリックスから→競争の激しい人気チームに来て、必死なんだろう。
感心するのは、どれだけ活躍しようが、ニコリともしないところ。
しゃくれた顎は表情を変えない。
一本ヒットが出るたびにニヤつく、ひーちゃん(桧山)とはちゃうなー。

闘志むき出しに球を追うハッスルプレー(守備)はオリ時代から平野の信条。
そのせいで大きなケガも経験した。
時に、絶対無理そうな打球に飛び込むことがある。
そんな平野の姿を見て、岡田監督以下、首脳陣がニヤニヤしているベンチ
が映った。苦笑というか、「ケガしてくれるなよ〜」と冷や冷やしてるんかも。
とかく新井ばかりが取り上げられがちだが、平野の加入による刺激は
とてつもなく大きい。

*** して、本題。
G上原が登板したある試合でのこと。案の定、打たれて降板。
その時、解説者(たしか達川たっちゃんとエモヤン)が揃ってこんなことを
口にしていた。
「上原は”ミニキャンプ”をはるべきですよ」
ミニキャンプ― なんとなくは、わかる。一人でテント張って寝起きし、
飯盒炊爨するわけではないことくらい。
プロ野球選手が行う秋季キャンプ・春季キャンプ、あれのミニ版でしょ。

この素朴な疑問を解明すべく、結局ネットで「ミニキャンプ」を検索。
ひっかかったのが、なんと中日・山本昌投手のHP!(いかにも昌らしい、イケてないサイト...)
そこの「Q&A集」にしっかりと載っていた。

Q:よくシーズンに入ってから不調な投手等が「ミニキャンプする」
 というのを耳にしますが、特にローテーションピッチャーの方々などは、
 通常の調整とは具体的にはどのように違うのでしょうか?
A:他の選手とか、普通のローテーションでの練習と違って、
 走る量を増やすことを一般的に「ミニ・キャンプ」と呼んでますね。
 気分転換という目的も含まれています。
 数日間、走り込みや投げ込みに時間を費やすことを指しています。
 ただ、大袈裟にミニ・キャンプといわなくても調子が落ち気味の時には
 同じようなことをしていますよ。

なるへそ。山本昌の日本語、序盤ちょっとあやしいけれど、よーくわかりました。
昌、ありがとよ〜。そういえば先日一年ぶりに勝利して、おめでとー!
どうやら200勝も狙えそうな、おそるべし同世代だ。


「今月限定、
 東京ヤクルトのユニフォームに注目!」 (5月9日えるこみ)

一勝もできず、とうとう2軍落ちした巨人の上原投手を「つづきはスカパーで!」
なーんてCMで見るのは、ちとつらいものが。(これ、関東限定かも)
本人が一番イヤだろな。そもそもテレビなんて見ないか? 見てたとしても、
そんなことでくよくよするようなタマじゃ、エースなんて務まらんわなっ。
(巨人の台所事情より、北京五輪に間に合うか非常に心配・・・)

***
先日テレビで野球を見ていて、東京ヤクルトユニフォームに目が留まった。
「あれっ、なんか前と違うことない?」
カワイイのだ、ユニフォームのデザインが。
背番号の数字は斜体で赤色。帽子はいつもの「Ys」ではなく「ya」、字の色も
「赤(y)+緑(a)」でめっちゃカワイイ!

しかし・・・ これ実は今だけのユニフォーム。
5月は「ヤクルトアトムズ復活シリーズ」ということで、アトムズ時代(’69年当時)
の復刻版ユニフォームを着ている。
5月3日(土)からの神宮主催試合9試合、および21・22日の埼玉西武戦(西武
ドーム)の合計11試合に着用。アトムズということで、ユニフォームの肩のところ
には鉄腕アトムの絵も入っている。

このユニフォーム、特に若い選手が似合っている。
たとえば、復活シリーズの第一戦、5月3日の巨人戦で先発した村中恭平投手とか。
この日は9回1アウトまで巨人打線をノーヒットに抑えていた3年目左腕・村中。
186cmの長身から繰り出される伸びのある球が魅力だが、それだけじゃあない。
無表情だがなかなかの甘いマスク。
恭平という名は、きっと母親が柴田恭平のファンだったんだろうな〜」
などと想像したりも。
その後リリーフした、いつまでもキムタクを意識して(?)髪をなびかせるストッパー
五十嵐(亮太)より、これからは断然村中とちゃうかぁ? などとと思いつつ
(ミーハーなもんで〜)、結局この日は負け試合。
翌日も、翌々日も・・・。(開幕3連勝の仕返しをされたような巨人戦3連敗)

実はまだ、復刻版ユニフォームを着た試合では勝てていない。
やはり往年の”アトムズ”が弱かったせいか?
今度いつヤクルト戦の中継があるかわかりませんが。
もしテレビに映ったら、そのいかしたユニフォームにご注目あれ。


【東京ドーム観戦記】 その1
「多すぎ! 東京ドームの売り子嬢」 (5月6日)


先日、ひさしぶりのナマ野球観戦に東京ドームへ。
連休中のC−G戦
一週間ほど前、お抱え運転手から「行こか〜」とめずらしい提案が
あった。
「ほほーっ。気が変わらぬうちに・・・」とネットで調べて、電話で
チケットを予約。
巨人戦だけあってバックネット裏など残っているはずもなく。
一番いい席で、こ〜んな席でした。(下写真: 内野B指定席)
いいのいいの、3塁側で。カープを応援するから3塁側でOK、
しかも「前田智がレフトを守るはず」だから、近くで見れるし〜
という魂胆。

こんな眺め。ドームは屋内のせいか、そんなに広く感じない。
ほどほどに見えまっせ〜。

しかも動きやすい「通路側でラッキー! 出入りしやすい」
と思ったのが甘かった。
試合開始前後だけだと思っていた”人の往来”が、
ずーっと途絶えないのだ。
観客だけなら、まだいい。許せる。
観客以上に通るのが、ビールなどの売り子嬢。
ビールおつまみチューハイウイスキージュース
 アイスに G応援グッズまで・・・etc.」
とにかく往来が激しい。
売り子のお姉さんたちはまず片手を上げ、
「○○、いかがですかー」と叫ぶ。愛想を振りまきながら。
「これたぶん、ある程度自分の(可愛さ)に自信がないと、
 できないバイトかもな・・・」 と意地悪なおばさんは感じたりも。

とにかく入れ替わり立ち替わり、階段通路を上下する。
困るのは、売り子の往来のせいでマウンド上のピッチャーが
投げる瞬間が見えないこと。
最悪だったのは― 通路の向こうに陣取った’Gファン’たちが
好みの可愛い子ちゃんを見つけては(←たぶん)ビールを頻繁に
注文していたこと。
売り子が座ると、もろに試合は見えない。「どいてー!」とも
言えないしな。

こんな感じ。手前の10番「ABE」と、その奥88番「HARA」のユニフォーム
を着た熱烈Gファンの兄ちゃん、かな〜り鬱陶しかった。

東京ドームは即刻、売り子嬢を減らせ!」
なんて、無理っか。よく売れてたもんな・・・。
ビール一杯800円、その辺の居酒屋よりよっぽど儲かる
「東京ドーム店」の3時間、かもしれない。


5月3日(土)「川島慶三とか・・・今ヤクルトが面白い」

おぉ。なにげにつけたテレビ、NHKの大リーグ中継。(昨日のこと〜)
解説者― なんだか聞き慣れない声だな〜と思って新聞の
テレビ欄を見たら、
「解説:
久慈照嘉」。 (元阪神−中日−阪神)
久慈だって〜 ビックリ。今季から? 意外な人選ね。
「いや、待てよ・・・」 3分くらい考えたら、全然意外でもなかった。
これ、NHKでよくある「星野の仙ちゃん,ご推奨〜」
の一人じゃん。久慈も星野さんの元部下=秘蔵っ子だし。
当然ながら、喋りはまだまだシロウト。でもすぐ慣れるだろう。

前から思ってたけど、久慈の名前(久慈照嘉)って、
お寺の和尚さんのよう。
名前といえば― 最近テレビで野球を見ていて、名前の響きが
妙に気になる選手がいる。
川島慶三 (かわしま けいぞう)」。
ヤクルトに今季新加入した選手。
川島といえば、ヤクルトには元々「ピッチャーの川島亮」がいるから、
NEW川島もフルネームで呼ぶのだが、
川島慶三 (かわしま けいぞう)」
という響きが、私にはどうも「野球選手っぽくない」気がして、
ひっかかるのだ。
けいぞう、といえばかつての司会者、アナウンサー「高橋圭三です」
てなイメージか。(>古っ...)

しかしこの川島。ヤクルトの高田監督が押本投手らとともに、
GMをしていた古巣・日ハムから連れてきた選手。その能力を
高く評価されてのことだ。
川島自身も、「高田監督を胴上げしたい」を目標に掲げ、
今のところ期待通りの働き・・・まさに今「売り出しちゅー」の選手
なのだ。

ヤクルトといえば― 今季から古巣の投手コーチとして戻ってきた
元祖’ダイスケ’、荒木大輔コーチにも注目したい。
というのも、今季彼の(コーチとしての)モチベーションは相当高い
はずだから。
昨年までは西武の投手コーチだった荒木。ヤクルトには長年、
伊東昭光という不動の投手コーチがいた。古田監督&中井美穂
の仲人も務めた伊東。彼がいる間は、お呼びがかからないことは
荒木にはわかっていた。
しかし古田政権が終わり、ようやく巡ってきた念願のポジション。
思い入れのある古巣で、今までの経験・手腕を発揮する時がきた!

青木、田中、武内の’早大閥’と、高田監督肝いりの新戦力、それを
まとめるキャプテン宮本。そしてヤクルト返り咲きコーチetc・・・
がほどよくブレンドされている新生・東京ヤクルトつばめーず。
古田色とはまったく違うカラーで、おもしろい野球が期待できそうだ。


「チームにとって必要な選手なのに・・・」(5月2日)

「カープ赤松 G戦で大ブレイク」
なんてネットニュースの見出しを見ても、ちっとも嬉しくない。(3試合連続本塁打)
新井(FAで阪神⇒広島)の人的補償として阪神から移籍した赤松が、
新天地のカープで活躍するのは喜ばしいことだ。
タイガースじゃ、外野で出る幕なかったし・・・。
しかし、だ。
赤松が「外野でスタメン」となると、こぼれ落ちるのがなぜか前田智。
ただでさえ、日によってか(気分によってか)ころころオーダーを替え、
主力・前田智を外しにかかるブラウン監督。
なので、同じ外野手の赤松が活躍しちゃうと、ますます前田智は
窮地に追い込まれる! ピ〜ンチ。

「調子が良いとか悪いではなく、チームにとって必要な選手ですから
 使わないとダメですね」
とある野球解説者は「前田智スタメン」の必要性を説いている。
そうだ、そうだ! 
骨折していても金本が阪神で出続けるように、
前田もカープに必要な男。
ブラウンはそのへんをわかってほしい。
(・・・しょせん、わからんやろなっ)


「春センバツで― もう一人の”比嘉くん”を思い出す」(4月9日えるこみ)

昨夜のプロ野球、楽天は7点先取しておきながら、日ハムに8点
入れられて逆転負け。ラジオではある解説者が、
「このところの楽天は実に”喜怒哀楽”の激しい野球をしてますね〜」。
野球で”喜怒哀楽”とはおもしろい! ”出入りの激しいゴルフ”っちゅう
のはよう聞きますが。この表現、気に入った。

して、本題へ。
先週のできごとなのに、もう遠い昔のことのようだが― 
沖縄尚学高校が優勝して幕を終えた春のセンバツ
決勝戦、大差の勝利で2度目の全国制覇を果たした沖縄尚学
26歳の青年監督・比嘉公也(ひが きみや)さんは目を潤ませて
閉会式の優勝インタビューに応じていた。
彼は9年前、ちょうど同じ日に全国制覇した時のエース
高校時代の面影そのままの風貌は誰の記憶にも新しい。

優勝投手に輝いたものの、肘を壊した比嘉投手はその後選手としては
挫折を経験。教員免許を取り、指導者への道を目指した。
母校に教師として戻って3年目、今度は監督として掴んだ栄冠。
恵まれているとしかいえません」と本人が言っていたように、
一生甲子園へ出ることも叶わない指導者が多いなかで、
実にラッキーな監督さんだといえる。

沖縄尚学の”比嘉”といえば、今回の監督さん=エースの比嘉公也
ではない、”もう一人の比嘉選手”を思い出す人も多いだろう。
当時キャプテンを務めた比嘉寿光(としみつ)内野手。その後、
早大野球部へ進み、主将としてチームをまとめ、同期の鳥谷(阪神)や
青木(ヤクルト)とともに活躍した。
2004年、広島カープにドラフト3位で入団してからは殆ど名前を聞くこと
もなく、彼を思い出す機会もなかったが・・・今回の”比嘉公也監督”で
その存在を思い出した。

先週末、私は(野球のために)加入したばかりのケーブルテレビで
広島−横浜戦」を見ていた。4月5日時点で、巨人と最下位争いを
していた広島カープ。
投打の中心選手が流出するなど「選手のコマ不足」は否めないが、
ブラウン監督の采配・選手の起用法はシロウト目にも納得がいかない。
たとえコマ不足でもノムさんや星野さんが監督だったら、もうちょっと
マシなチームになるだろうな・・・と思いつつ、試合を眺めていた。

その日のカープは将来のエース候補、背番号18番・前田健太(PL学園
出身)が好投していた。しかし、ふがいない守備が再三、彼の足を引っ張る。
落胆する前田投手・・・そんな時、誰一人として内野手がマウンドの若い投手
のもとに駆け寄らないことを、解説の広島OB、北別府と大下が嘆いていた。
「このチームにはリーダーがいない。無理にでもリーダーを作らないと」。
こんな時、「比嘉がいたら・・・」と、とっさに思った。
今や球界を背負って立つ選手にまで育ったヤクルト青木や、今季ようやく
打撃開眼し守備にも磨きがかかってきた鳥谷。彼らは各チームの中心選手
として十分機能している。
しかし、カープの比嘉は・・・ 大型内野手候補として、そのキャプテンシーにも
期待され、金本の背番号「10」を引き継ぐ形で入団した比嘉。最初からプロで
活躍できるだけの実力があったかどうか?は定かではないが。
比嘉が育っていない―」という事実は、カープが長年低迷している象徴
のように思えてならない。

「カープ比嘉、母校に祝福のコメント贈る」 という記事を週末に見た(カープ関連
のニュース)。
後輩たちの活躍、同級生監督の偉業に発奮し、彼が今シーズン這い上がってくる
ことを期待している。



「審判さんも甲子園で成長している」 (4月1日えるこみ)

テレビで高校野球をなにげに見ていると、各校ブラスバンドが奏でる
ヒットマーチが自然と耳に入ってくる。
「暴れん坊将軍のテーマ」「狙い打ち」「海のトリトン」「ひみつのアッコ
ちゃん(スキスキソング)」・・・などは毎度おなじみのナンバー。

今回新鮮でイーネ!と思ったのは、大阪の履正社高校が演奏していた
「I SHOULD BE SO LUCKY」。古くはカイリー・ミノーグのヒット曲、新しく
は上戸彩主演ドラマ『暴れん坊ママ』の主題歌(by mihimaru GT)。
「♪あーぃ しゅび そー らっきー、らーき らっき らっきー」
思わず口ずさみそうになりましたわん。

その履正社高校は先日3回戦で既に敗退しましたが。その一試合目、
下関商戦では、ゆかりんの先輩さんが塁審を務めていた。
昨夏彼が「甲子園で審判デビュー」を果たしたことはここにも書いたが、
今回のセンバツも高野連?からお呼びがかかったKさん。
三塁塁審なんてなかなか映らないけれど、テレビの前で応援した。

試合が始まってほどなく、下関商の外野手2人が守備で交錯、レフトの選手
が担架で運ばれるアクシデントが起きた。
倒れた直後、Kさんたち審判員が選手に駆け寄る様子が映る。あとで聞けば、
この時Kさんは倒れた選手に血を吹きかけられていたらしい。他にもテレビでは
見えてこないハプニングがいっぱい、いっぱいグラウンド上ではあったようだ。
接戦、延長までもつれたいい試合。見ている方はおもしろいが、試合を仕切る
審判さんは大変だったのだろう。

試合の翌日、「おつかれさまでした!」とKさんにメールをすると、こんな返事が
返ってきた。
何度やっても完璧にできたためしはなく、いつも反省ばっかりですわ・・・」
さすがKさん、と思った。「反省なくして成長なし」と言うではないか(どこぞの
総理大臣のパクリか)。現状に満足し切ったら、それより上は望めない。
そしてふと、『ニュースステーション』(テレ朝)が終わる時のキャスター久米宏
の言葉を思い出した。
彼は長年、ほぼ毎日あの番組を放送してきたが、「今日は完璧だった」と満足して
放送を終えたことが一度もないという。
だからこそ、いい緊張感が持続し、あれだけ長く続いたのではないだろうか。
ちょっと例えはヘンだけど、だからKさんもきっと・・・。

甲子園球場には野球の神様がいて、選手たちが一試合ごとに成長していく舞台
である、とよく言われるが。その陰で支える審判さんたちも日々成長しているので
ある。

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