旅すること


文庫本をズボンのポケットに入れて旅を続けました
大学中退後19歳からの約10年間 どこかに出掛ける度に
必ず持ち歩いていたのが
<植村直己 さんが書いた 青春を山に賭けて>
どれほどこの内容に勇気つけられて多くの経験をさせてもらったか
わからないほどです。 旅する心と挑戦の僕のバイブルでした。


19歳のときに友人と初めて北海道に来ました
舞鶴から小樽までフェリーに40時間近く揺られ
<今より小さくて足の遅い船でした>フェリーは当時
バイクでいっぱいに成る程でした。
その後はバイクに乗って日本中を旅しました、ユース
ホステルにも何度もお世話になり、もちろん<とほの宿>
にもお世話になりましたが、何時の頃からかテントを持って
またただ寝袋だけで適当に寝泊りするような旅行者になりました。
お金が無かったのと<笑> ユースの当時の暗黙の卒業年齢
に達した事が理由かななんて今になって考えています、現在は
暗黙のなんてどこにも無いのですが、そして復活ユース組も
増えて嬉しいことです。
当時使用していたガソリンストーブ
<オプティマス/スベア123>
何処でも気持ちよく燃えてくれました、
もちろん現在も現役です
鍋<コッフエルはイギリス製>ホットン
取ってが付いているので焚き火をして煮炊き
するのに大変便利でした、カナダのバンクーバーで
買いました<実はこれが欲しくて、、、<笑>>
ニュージーランドでも売っていたので欲しかったん
ですがサイクリストには重かった
<ニュジーランドは自転車で旅しました>

すすで真っ黒それに蹴飛ばすのでボコボコです



どこかに出掛ける度に地図が
増えました、細かい書き込みを幾度
もして距離を計算したり面白そうな土地や
名前を見つけて思いをはせていました。今となっては
数少ない自分のお土産と言うか、想い出の品です。
日記も多数あるけれど
青くて恥ずかしく今は読み返す気がおこりません、、
と言うよりも<封印>されています<笑>
日本は山を越えて分水嶺を見て峠を下ると
また違う文化の国に来たような感じで面白い
事が多くありました。ユースにも若者が溢れ飯を食い、
今では受け入れてもらえないような汚い也をした者も
多くいました
コミュニケーションを取れる旅の交換が
出来る面白い場所でした今もその機能を備え
コミューにケーションを大事に考えています



沖縄の海を眺め小笠原の海に感動しても
北海道にやはり戻りました、20年前の北海道には
まだ駅の軒下に寝たり<無人駅に泊まってみたり>
何処がいい寝場所なのかと言う情報も溢れていました
それだけ長期に旅する若者?若者以外も多くて活気が
あったように思えます、もちろんどやどや集団が苦手な
タイプは<実は僕なんですが>ユースにいてもキャンプ施設
にいてもどちらかと言うとポツンとしていたように思っています。
でもどちらかと言うと?僕は健康的なのが羨ましく見えて
いました、学生時代だけの楽しみ的な潔の良い若者になり
損ねて、集団にも上手く溶け込めない旅する若者でした。
そして、そろそろと日本の外を覗きに出掛けました。

ここ数年ユースに若者が来なくなった事が話題にされます
それよりも何よりも若者が旅に出なくなっているんかなと
考えたりもしています、情報はここに書かずともネットで世界を
駆け回り出来ますものね、、、しかしやはり自分で興味を持った
世界に行ってみませんか、ちょっと辛い事もあるけれど
意外と面白いですよ、そんな時は是非ユースをご利用下さい
ちょっとした心使いが身にしみますよ<笑>

海外に出ると便利なのがガイドブック
<地球の歩き方>迷い方なんて言う人も
おられますが、20年前はかなり役立ちました
これはバックパッカーご用達<ロンリープラネット>
今はネットで調べる事が一番ですよね=
25年前のカトマンズ〜大阪に電話をしようとすると
3時間待ちでした、中国ウルムチからだと半日待ち
今はネットカフェで直ぐなんでしょうねーー



93年の夏カナダのユーコン川へカヌーツーリングに
出掛けました、其のときの川地図です。
大事なお宝です
海外に出ても旅のスタイルは大きく変わりませんでした、
普段使っている道具をそもまま持ち込み生活も持ち込み
出来るだけ現地でストレス無く溶け込むようなスタイルでした。
ネパールのジャイアンツ<大山脈>に驚き、ニュージーランド
では人々のさらりとした本当の親切に出会い、カナダでは男の
逞しさに感動カヌー旅は最高の思い出です、もちろん其の間にも
金を稼ぎ、日本を旅しました、そして其の頃の日本はバブルで
浮かれていました、多分僕も其の一人でした。


旅に出ませんか!
多くのやり方はあっても、きっとそれぞれがあると思います
ユースに若者を呼ぼうと励む私達がいます。
しかし旅に出る人を増やす為の大事な好奇心を
育てたいと僕は思っています、北海道もまだまだ
捨てたもんじゃ無いですよ。

お金のすくない旅する人には、ユースの今の料金も高いかなと
思います。八千代ユースでは出来るだけ応援する為に
ちょっとしたプランを用意しています、いつか興味が出たら
こんな地方にある小さなユースホステルを訪ねて来て下さい、
無愛想な顔でお待ち<笑>申し上げております。





大事な旅人の本です、同じ頃旅をしていました
遺作になってしまいましたが、時々読み返しています