| 五輪天主堂 (聖ヨゼフ) |
1 住 所 福江市蕨町五輪
2 区 域 五輪ほか
3 史 蹟 旧五輪教会(本教会)
五輪は、五島列島の最大の福江島の横のハート型の「久賀島」(ヒサカジマ、福江市)にある。五輪は田ノ浦から浜脇、久賀を通って、右側(東部)の半島(ハートの右側)にある。蕨から、五輪に下ることになる。
私の行った頃(12年前)、蕨から小さな道しかなく、バイク(スク−ター)で転びながら、断崖の小さな道を走った。(「五輪」で気づかれる方もいらっしゃると思いますが、歌手の「五輪まゆみ」さんと関係のある場所(父親の出身地)でもあります。)
五輪は小さな集落であり、数戸しかなかった。教会が新教会と旧教会(本題です・・)があり、山側に墓地、畑、家庭菜園等があった。
五輪天主堂(教会)の設立には色々な議論があり、明治14年に「浜脇教会」として建設され、昭和6年に浜脇教会が鉄筋コンクリート造りになるときに、同時に五輪に移築されたというのが定説である。
五輪教会(旧)は集落の中心にあり、木造、平屋、瓦屋根(単層)、板葺き、玄関が切妻、教会全体は長方形で、祭壇のある方が台形の側面(うまく表現できません・・・)で、尖塔アーチ窓が板で塞がれていた。
近くで網の補修をしているお兄さんに、中に入れてもらい、話を聞くと、もうすぐ取り壊す予定とのこと。(しばらくすると、教会がもとのまま、復元され、現在は県の文化財となっている。)
主祭壇は十角形を半分にした半球形のアーチ(主祭壇)に、壁材は5枚(中央の三面にアーチ窓)張られており、曲線を直線の板で表現している。副祭壇も同様な造りになっている。床面は板張りで、主祭壇のところのみが飾り張りとなっている。
柱は8角柱で、その上の天井(主廊・副廊部とも)は、板張8分割リブ・ボールト天井(コウモリ天井)となっている。(素晴らしい・・・感嘆・・・)
五輪教会は、現役の教会として機能せず、県文化財(国文化財)として保存されているため、今後も「保存」のみはなされるであろう・・・
五輪教会の外観
昭和62年頃に撮影したもの
既に取り壊しが決まっていたが、
その後、修復がなされ、
県(国)文化財となってしまった。
これは、祭壇側を撮したもの
これまでの苦難の道・・・
by.湯〜マットdeR