立谷天主堂 (玉之浦町) 




              1 住 所  玉之浦町立谷

              2 区 域  不明

              3 史 蹟  特になし



 
立谷は、五島列島の福江島の西端の玉之浦町にあり、大宝(西の高野:大宝寺)から、玉之浦(大瀬崎)へ行く途中の半島の付け根にあり、星山の麓にある。

  現在(昭和60年代)、住む人も少なくなり、教会も利用されておらず、周辺は茅等の雑草が繁茂し、教会は崩壊しつつあった。(久賀島の細石流教会も同様に崩壊中・・・)

  長崎司教区所属教会境内地調書には、「明治14年より聖堂新築の積立金を為せし信徒は、外国宣教師と協力して明治32年之が落成を見、同年10月3日に届け出をなせり、然れどもその腐朽と狭溢とにより平田氏之が修理増築をなせり」とあるが、初期的な形態であり、五輪教会との類似性により、明治14〜20年くらいの建設と推定されている。


  立谷教会は、木造、平屋、。瓦屋根(単層)、板葺きである。外見からは普通の民家のように見える。(かなり、質素・・・)屋根は本棟より少し下に切妻屋根とその両脇の下屋で構成されており、、建物平面は「T字型」をしている。現在(昭和60年代)は、漆喰が剥がれ、板壁も傾いていた。

 正面中央の出入口扉の上部にあるス
尖塔アーチと円を基調としたガラ窓が印象的である。(五輪教会も同様なものがある。)


  内部は玄関が付設され、三廊式の床面(板張り)であり、主廊部に主祭壇、副廊部に副祭壇がそれぞれある。

  主祭壇は六角形を半分にした形にアーチがついている。副祭壇は十角形を半分にした形(五輪教会と同じ)にアーチとなっている。


  柱は8本あり、八角柱の形状をしている。それに支えられている主廊部の天井は、
板張4分割リブ・ボールト天井コウモリ天井、江袋、五輪は8分割)であり、副廊部の天井は折上(板張)天井となっている。(折上天井の最初とも思われている。)

  しかし、現在(平成11年)、存在は確認できず、土に戻ってしまっている可能性が強い・・・残念なことである。(現在は存在しないらしい・・・。)



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