浜脇天主堂 (至聖なるイエズスの聖心) 




            1 住 所  福江市田ノ浦町263

            2 区 域  久賀島ほか

            3 史 蹟  牢屋の窄殉教地



 浜脇天主堂は久賀島の玄関口の田ノ浦港の横の高台にある灰色の本格的な天主堂である。

  明治14(1881)年に建立された初期形態の天主堂(家御堂)が風雨にさらされ、傷みが激しくなり、昭和28(1953)年に五島では初めての鉄筋コンクリート造りの天主堂が誕生した。

 なお、解体された旧天主堂は五輪地区に移築され、五輪天主堂として使用されていないものの、県指定有形文化財として保存されており、浜脇天主堂の歴史を同時に見ることが出来る。



 また、迫害の嵐を避け、あるいは安住の地を求めて外海、黒島から移住した信徒の子孫は、殉教者の子孫として熱心な信仰生活を送り、大半が漁業によって生活を営む。

  そのため、日曜日のミサに備えるため、土曜日の漁は網を入れることを休むという。

  本天主堂は尖塔を持ち、全体的にはゴシック風に統一されており、構造は鉄筋コンクリート造り、屋根構成は重層、平面形式は三廊式、内部立面構成は二層、天井構成はコウモリ(リブ・ヴォールト)天井、内部列柱は円柱、側面窓形式は円形アーチ、床は板敷きとなっている。