黒川の手形な温泉 


  黒川温泉の露天風呂巡りに便利なのが、
入湯手形である。この手形は黒川温泉観光旅館協同組合が発行するもので、旅館などで購入できる。

  「入湯手形」は、木を輪切りにしたもので、表には「黒川温泉 露天風呂めぐり 入湯手形」とイラストが焼き印され、3ヶ所のシールが貼られている。

  購入すると、日付けがスタンプされ、お風呂に入る毎に、シールが1枚づつ剥がされ、そこの旅館のスタンプが押される。

  黒川温泉では、浴衣を着て、肩に温泉手形をブラブラぶら下げた観光客が見かけられる。・・・そう、黒川温泉の娯楽は、ストリップなどの温泉風俗ではなく、「露天風呂巡り」なのである。



 いこい旅館 


 いこい旅館は、上川端通りの御客屋旅館や富士屋旅館の隣りにある旅館で、美人湯で有名である。

  また、入口の囲炉裏端「旅庵居恋」で竹筒で暖めた酒と、おでんを肴に、飲んだことがある。

  男は「美人湯」「立ち湯」には入ることは出来ないが、
露天風呂「滝の湯」には入ることが出きる。


  この滝の湯には、
「日本の名湯秘湯百選」との看板が出ている。

  この打たせ湯付きの露天風呂を先に進むと、この打たせ湯がある。

  湯舟が浅く、下半身は露出しっぱなし・・・、照れくさそうに、タオルを股間にあて、座禅を組み瞑想に耽る。

  泉質は
含硫黄明礬食塩硫化水素泉で、神経痛皮膚病便秘(飲用)などに効用があるという。







 山の宿 新明館 


 新明館は、「洞窟風呂」で有名であり、下川端通りから、川を渡って、「新明館」に着くことができる。

  川沿いに左側に行くと、洞窟風呂である。服を着替えるところが狭かったような気がする。

  洞窟風呂は、ここの主人が3年がかりで、鑿と金槌をふるい、掘り上げられたらしい。旅館版「恩讐の彼方に」か?

  この洞窟風呂で困ったのは、どこで湯船に入ったらいいの?湯船って・・・どこ?

  泉質は
硫化水素泉切り傷、火傷、皮膚病に効能があるという。



 お宿 「のし湯」 


 のし湯の露天風呂は、「のし湯」が宿として整備されていない頃で、富士屋旅館の外湯として無料で入れた。

  富士屋旅館の浴衣に着替え、べっちん坂を登り、500〜600m離れた「のし湯」に行く。

  「のし湯」の入り口に小さい待合室があり、真ん中にストーブ、その横に番台と郷土のお土産、その反対側に休憩室があり、若い人が楽しそうに談笑している。私の浴衣を見た番台のお兄ちゃんは、無言で「どうぞ・・・」の身振り・・・。

  「のし湯」の泉温は
98度であるが、外気温が低いため、露天風呂の温度はぬるい。

 ナトリウム塩化物・硫酸塩泉・・・露天風呂は庭園風ではあるが、まるで鯉が泳ぐ池みたいで、「風呂」の感じがでない・・・。

 頭にタオルを載せる様は河童である。洗い場がないので、かぶり湯のところで身体を洗う。



 旅館 「やまの湯」 


 旅館「やまの湯」は、下川端通りの温泉街の中心部にあり、ビルの中に入り、エレベーターで最上階に降り、やっと「木霊の湯」に入ることができる。

  当然、山の上だから見晴らしがよく、気分爽快である。

  風呂は自然石が巧みに配置され、気分を更に良くしてくれる。

  泉質は
含硫黄ナトリウム塩化物・硫酸塩泉神経痛、皮膚病、肩こりに効能があるらしい。



 ふもと旅館 


 ふもと旅館は、下川端通りといご坂の交差するところにある旅館である。

 
露天風呂「もみじの湯」は、渓流沿いの細長い風呂で、温泉97度の湯を、川の水で調節しているという。

  湯は柔らかで、木が多く、風情があり、趣深い・・・素晴らしい雰囲気である。

  泉質は
含食塩硫化水素泉で、湯が柔らかいとの評判である。

 
皮膚病、やけど、胃腸病などに効能があるという。





 黒 川 荘 


 黒川荘は、下川端通りからわらべ坂を降りていくと、この旅館に着く。

  この
「屏風岩露天風呂」の広いこと、広いこと・・・、この日は小雨が降っており、体を洗う気もしなかった・・・。

  自慢の屏風岩も見えなかったのは残念・・・。見えることを知らなかった・・・。

 
泉質は酸性泉、効能は外傷、皮膚病、リューマチなどである。