青砂ヶ浦天主堂 (聖ミカエル) 




         1 住 所  南松浦郡上五島町奈摩郷1241

         2 区 域  上五島町奈摩郷、網上郷

         3 史 蹟  特になし



  南松浦郡上五島町奈摩郷にある。中通島の北方(津和崎方向)に長く伸びる半島の基部に当たり、波静かな奈摩湾の対面には冷水天主堂がある。

  当地の信者は外海地方から迫害を逃れ定住してきたキリシタンの子孫と言われている。

  明治6年のキリシタン解禁後は、青砂ヶ浦の人々は全員がカトリックに帰依し、明治11年に木造天主堂(家御堂?)を造った。

  明治41年頃に準備が始まった(現)天主堂は、天主堂建築に詳しい大崎神父が設計し、鉄川与助の施工によるもので、明治43年10月17日に完成し、献堂式が行われた。

  正面は赤い煉瓦と入り口の両脇に石柱を立て、尖頭アーチ部分などに石造りを加えており、アクセントなっている。

  入り口上部にバラ窓を置き、その上に「天主堂」の文字、入り口と尖頭アーチの頂上に十字架を配置している。

  全体は煉瓦造りで、屋根は重層構造、日本瓦葺き、平面構成は三廊式、内部立面は単層構成、天井はリブ・ヴォールト天井(コウモリ天井)、床は板敷きとなっている。

  「青砂ヶ浦」の名前のとおり美しい教会の一つである。(鉄川与助の施工であるが、大崎神父の影が濃いため、この項に分類している。by 湯〜マット)