黒島天主堂 (至聖なるイエズスの聖心) (佐世保市)




         1 住 所  佐世保市黒島町3333

         2 区 域  黒島

         3 史 蹟  信仰復活の碑



 佐世保市黒島町にある。

  九十九島(西海国立公園の一部)は、平戸島・田平から佐世保市まで点在していおり、その中で一番大きい島が「黒島」である。

  黒島は縦2km、横5km程度の横に長い島である。

  黒島は平戸藩の一部であるが、交通が不便なため、開放されていなかったが、弾圧を逃れた切支丹達が移住して、苦しい生活を続けながらも信仰を守り続けてきた。

  元治2年の大浦天主堂での信徒発見は、黒島にいち早く伝わり、その2ヶ月後慶応元年5月に黒島の潜伏キリシタン(隠れ切支丹)20名が大浦でプチジャン神父に会い、「カトリック」であることを確認した。

  天主堂は明治6年に出口大吉宅を仮聖堂とし、明治13年に木造天主堂が新築された。

  明治33年フランス人マルマン師の時、着工され、明治35年に完成し、クザン神父により献堂(祝別)された。

  入り口その他は円形アーチで統一され、バラ窓を入り口上部に設置し、西洋城郭風な鐘楼兼塔屋を正面上部に設け、ロマネスクで統一している。

  また、祭壇側の外部は円形となっており、非常に県内では珍しい形態となっている。

  煉瓦造り、屋根は重層構造、日本瓦葺き、平面は三廊式、内部立面は三層構造、天井はリブ・ヴォールト天井(コウモリ天井)円形アーチ窓、床は板敷きとなっている。