| 大野天主堂 (ロザリオの聖母) (外海町) |
1 住 所 西彼杵郡外海町大字神浦下大野郷
2 区 域 大野
3 史 蹟 キリシタン時代の多くの遺跡
西彼杵郡外海町大字神浦下大野郷にある。
長崎から来ると黒崎、出津、それから大野に至る。
当初から出津天主堂所属の巡回教会であった。
この天主堂の特徴はなんと言って、「ド・ロ壁(ド・ロ様壁)」である。
温石石と呼ばれる結晶質変成岩の一種で水平に割れやすい石を骨材として、アマカワ(砂と漆喰っを混ぜた接着兼充填材)で積み上げていく方式が昔からあったが、これにド・ロ神父は更にセメントを加えて、砂:漆喰:セメント=6:3:1に配合し、壁体に利用できるように強化した。
明治26年に完成し、ド・ロ神父の設計監督である。
規模は非常に小さく、天主堂の背後に司祭部屋(大正15年にブルトン神父によって改造された。)を併設している。
屋根は単層で、単廊式の質素な祭壇、天井は平天井、円形アーチ窓、床は板敷きとなっている。