楠原天主堂 (聖家族) 


             1 住 所  南松浦郡岐宿町楠原

             2 区 域  楠原、二本楠

             3 楠原キリシタン牢屋跡



 南松浦郡岐宿町楠原にあり、内陸部の農村地帯で、周りは農家と田畑で囲まれている。

  近くには明治元年(1868)の弾圧で、キリシタンが投獄された「楠原キリシタン牢屋跡」がある。

  明治43年11月、チリ神父の時完成し、コンパス司教により明治45年1月に献堂された。

  昭和46年に祭壇などの後方部の祭壇部分を鉄筋コンクリートで大改修(拡張)し、初期天主堂の文化財的価値は失われたと言われている。

 現在の楠原天主堂は前方部(当初)は煉瓦造りと後方部(改修)は鉄筋コンクリート造り、屋根は重層構造、平面は三廊式、内部立面は単層構造、天井はリブ・ヴォールト天井(コウモリ天井)、全体的に尖頭アーチを基調とするゴシック様式で統一されている。

  この天主堂は鉄川与助の指導により作られたものであり、堂崎天主堂、野首天主堂との類似性も指定されている。