| 郡 岳 (多良山系:大村市) . |
南口登山口 → 郡岳 → 坊岩 → 西側登山道 → 南口登山口
826m
| 難易度 | |
| 体力 | ★★☆☆☆ |
| 技術 | ★★★☆☆ |
| 危険 | ★★★☆☆ |
| 鎖場 | なし |
| 電話 | 良好に通信 |
(郡岳) N 32゜ 59’ 32.3”
E 130゜ 00’ 25.3”
(坊岩) N 32゜ 59’ 33.9”
E 130゜ 00’ 13.5”
諫早・大村(1/25000)
多良山系の北端を為す郡岳(826m)は、野岳湖を懐に抱いています。
この野岳湖は、野岳大堤とも呼ばれ、寛文3(1663)年に、大村の豪商・深沢義太夫勝清により造られた人造湖だと言われています。
満水時の周囲が4km、貯水量は140万tで、周囲の木々と見事に調和し、美しい景観となっています。(多良岳県立公園)
大村郷村記・・・に曰く・・・郡岳。
當岳往古太郎だけと云、郡村の頂にあり、故に方今郡岳と唱ふ、此山峨々として麓を距る貳里余、萱瀬・千綿の諸岳山脈を是を伝ふ、夫山川は万物を生育するの具にして、其一欠る時は土壌乾涸し、五穀生するあたはす、因て水面若しくハ湫溢より上□する、浮遊の気風を得て山嶺に上り、冷気を請て聚凝し、或ハ靄雲と成て山脊を滋潤し、或は濃雲と成て水液を含蓄するもの山脊を衝触すれハ、忽破裂して雨を降し、土壌をして肥腴富饒ならしむるなり、ゆへに山川は國の至要たり、當山樹木森列として雲霧常に其頂を蔽ひ、又能驟雨を送る、因て郡村の土壌肥饒なり、曾て 元明天皇の御宇和銅年中、菅原寺大僧正行基菩薩筑紫巡廻の砌、當山の霊場を挙て弥陀・釈迦・観音の三尊を拝し太郎岳大権現と称す、今大村池田の里多羅大権現、往古垂迹の地にして今に頂上幽に石礎の蹟残れり
まず、野岳湖へはレインボー道路を通った方が、景色が素晴らしく、フルーツの里・福重を通ると、果樹園・喫茶店などがあります。
次に、野岳湖周辺も宿舎、キャンプ場、食堂、喫茶店などがあり、大村市民のみならず観光客の「いこい」の場所となっています。
登山口は西側と南側の2つがありますが、南口登山口を選択しました。
途中が自然休養林となっており、国指定天然記念物イチイガシ林が見られるためです。
南口登山口には自動車10台くらい駐車できるスペースがあります。そこにはトイレもあり、整備されているようです。正午前(11:45)に出発。
道はなだらかで、しばらく杉や檜の人工林がありますが、しばらく歩くと自然休養林に着きます。
こちらの方もクネクネ曲がりくねっていますが、なだらかな道でとても歩き易いようです。
また、所々に道標があり、郡岳山頂まで、あと○○○kmと書いてあると、元気づけられます。
あと山頂まで300mのところで、坊岩・西側登山道へ10分の道標がありますが、無視して山頂を目指します。
このあたりから、勾配が強くなり、しばらく行くと大きな石が出現し、頂上が近いことが分かります。
12:40に頂上に到着、所要時間55分、予定通りです。頂上は平坦で細長く、西側に行くと展望が開けます。
石に腰掛け、おにぎりを食べながら風景を眺めると、正面に大村湾その向こうに西彼半島、近くには武留路山(341m)の優美な形が眺められ、野岳湖、綿打湖、ゴルフ場が見えます。
北の方向には虚空蔵山、南には五家原岳などが見えるはずですが、霞んで見えません。
この山はパラグライダーなど空のスポーツが行われるらしく、看板があります。
また、頂上からは携帯電話が感度よく通じます。頂上からの通話も言いものです。
帰りはルートを変えて、西側登山口を下ります。しばらく歩くと、急勾配の坂を下り、「坊岩」に着きます。景色は頂上と同じ風景ですが、脚もとは断崖絶壁となり、恐ろしいばかりです。
帰りは10mくらい戻り、南側登山口を目指し、山の中腹を歩きます。10分も歩くと、分岐点があり、そこから、下りていきます。頂上から50〜60分程度で南側登山口に到着します。(10,000歩程度)
郡岳西口登山口ルートについては、遠目岳(多良山系縦走ルート)で紹介しています。