風 観 岳 (諫早市) .


破籠井バス停 → 大渡野番所 → 硯石(弁慶足跡) → 藩境界石塚 → 風観岳
          
                                                  236m

    難易度
体力 ★★☆☆☆
技術 ★★☆☆☆
危険 ★★☆☆☆
鎖場 なし
電話 良好に通信

                                                   (風観岳)         N  3° 52′57.1″
                                                                  E 130° 00′90.2″


                                                                                諫 早 (1/25000)



 「
長崎街道」の一部となるこの道は、国道や鉄道、高速道路からはずれているために、遺跡や長崎街道がよく残っているため、文化庁の「歴史の道百選」にも選ばれており、別名「大村街道」とも呼ばれている。

 
破籠井バス停に駐車し、出発する。

  バス停から見ると、北西方向に見える丸い高い山が風観岳(236m)である。

  バス停から北に100m程行くと、長崎街道が残っているが、西側の人家のある道を歩く。

  長崎街道と言っても、本道があり、脇道があったわけであり、脇道は地元の人家につながり、国道と県道その他の道の関係と同じである。

  人家の間を歩いていくと、畑の中を通り、だんだん道幅が狭くなり、墓地のところで、道の跡(1m程度)はあるが、木々が茂り、いわゆる「藪漕ぎ(ヤブコギ)」を強いられる。

 長崎街道との合流地点は、
大渡野番所(石垣が現存)跡付近である。

  さすがに長崎街道だけあって、道幅3〜4m程度あり、よく昔の形を残している。

  長崎街道を北西に登っていく。途中に青いテープ目を発見する。風観岳への近道だと思われる。(帰りはテープ目により降りてきた。)

  しばらく歩いていくと、「硯石」があり、別名「弁慶の足跡」となっている。付近には、道標や説明版が多く、迷うほどである。

 そこから、右(北)方向に歩き出し、途中から車道から、踏み跡のある方に歩き出す。

  うまくいけば、丸く積んだ塚があり、その後、正三角形に積んだ「
藩境界石塚」を見つけることができる。しばらく、その石塚に乗って遊ぶ・・・。

 飽きたら、東南方向に道らしき踏み跡があるから、歩いて風観岳頂上を目指す。

  途中に右側に赤い杭が見られる。

  これは多分、支石墓、いわゆる・・・ドルメンの場所を指定しているのではないかと思われる。

  この支石墓も有名で、北有馬町の原山支石墓にも匹敵する。

 
風観岳(236m)の三角点は大事に保管され、容易に見つけることができる。

  その側には大きな石があり、標石が立っている。

 標石の片面には、「遙拝所(匠?)」、その側面には
「従是佐嘉領」の文字がある・・・これも藩境界石である・・・「従是佐嘉領」の中で、佐嘉の文字は削られている。

  そして、あとになり、「遙拝所(匠?)」が彫られたみたいである。

  25000分の1の地図に、尾根沿いの道が書き込まれており、石に黄色いペンキで書かれているため、歩いていった。

  途中に石の祠があり、「風観さん」と呼ばれている。この辺は、木が伐採してあり、大渡野と本明川が観ることができる。

 更に、歩きつづけるが、急勾配のところで道が途切れていた。ヤブコギもいいが、竹(繁茂)であったため、諦めて、風観岳頂上に戻る。

  風観岳から真南に、テープ目があり、ゆっくりと危険もなく、容易に長崎街道に降りることができた。

  帰りは、長崎街道をもとに戻り、長崎街道の風情を楽しむ。「どんばら石」と言われる石もあるが、説明版がないため、通り過ぎてしまう場合もある。

  この辺りまで、街道がよく保存されており、破籠井バス停の手前100mくらいまで、江戸時代が続いている。(8000歩程度)