黒 髪 山 (佐賀県) .


黒髪山登山口 → 太鼓岩不動尊 → 黒髪神社 → 黒髪山(天童岩) (往復)
                                  516m

    難易度
体力 ★★☆☆☆
技術 ★★★☆☆
危険 ★★★☆☆
鎖場 あり、梯子
電話 通話可


有 田 (1/25000)


 国道35号線を走り、有田を抜け、山内町をJR西日本の三間坂駅から黒髪神社を目指していくと、黒髪山の山稜が見える。

  正面に石の鳥居、右側方向に黒髪少年自然の家、乳待坊公園へ行く道があるが、手前の駐車場に自動車を停める。(9:15)

 まず、一の鳥居をくぐると、城跡があるが、そこに残る朝鮮系の石像は驚くほど迫力がある。



  日本の神様ではなく、やはり大陸系の風貌である。

  道は「登山道」として整備してあり、歩きやすい。

  自動車の舗装道を横切りつつ登ると、二の鳥居がすぐにある。

  ここから一枚岩の岩盤を歩いていく。

  途中に、石塔があったり、石仏があったりで、退屈はしない。

  また、カザハヤ公園もあったりして楽しい気分で登ることが出来る。

  ここからは自動車の舗装道を歩くことになる。

 平坦な舗装道は楽ではあるが、面白くはない。

  しばらく行くと「太鼓岩不動尊」が見え、麓の寺院から登っていく。

  途中の道は参道として整備され、お地蔵さんが山登りを見守ってくれる。

 頂上付近の大岩に、不動尊が彫り込まれ、壮観である。

  そこで一休みし、麓の景観を楽しむ。

  さらに、山を登っていくと、お百度参りの石があったり、石塔が並んでいたりと、楽しめる。

  山頂から下っていくと、目の前に「西光密寺」である。

  西光密寺は再建寺院であるが、庭の見事さは筆舌に尽くしがたい。

  この寺は明治の神仏分離令により、西光密寺と黒髪神社に分かれたという。

 寺の裏に回り、天童岩を目指す。

  天童岩の真下に「黒髪神社上宮」があり、巨大な岩の景観に息をのむ。

  この天童岩には伝説があり、大蛇の害に困った麓の人々は、源為朝に頼み、為朝は自慢の弓で大蛇を射、とどめを西光密寺の僧が刺したという。

 黒髪神社上宮の上に白山神社があり、そこを抜けると、天童岩の大岩が姿を現す。

  この少し上から、鎖場が始まる。

  高齢者や女性の登山者はここで躊躇するようである。


 かなりハード気味の鎖場で、足がすくみ、鉄の梯子も最初は怖いものである。

  基本さえ守れば大丈夫である。

  しかし、絶壁の鎖場・梯子が20〜30m(ルートによっては50〜70m)くらい続く難所である。

 登りきると広い肩に出て、更に鎖場をよじ登り、痩せた岩稜を通り、やっと山頂に着く。

  視界は360度開け、「天童岩」が最高点である。

  少しばかりの土があるが、やはり岩盤の上で腰に手を当て、風景を眺めながら飲む水筒の水は最高である。(10:40)

 天気が良ければ、天山、虚空蔵山まで見えるが、春霞のため、遠くまで見えなかった。