経 ヶ 岳 (多良山系) .


                                                           (直登コース)    →
                                                             ↑
                                             
金泉寺 → 笹ヶ岳 → 中山峠 → 平谷越 → 経ヶ岳 (往復)
                                               ↓        ↑     ↓  ↓          1,076m
                                       西野岳     黒 木  中山 黒 木 → 
(大払谷)  → ツゲ尾 → 経ヶ岳
                                                                                                                           郡 岳 → 
(縦  走)


    難易度
体力 ★★★☆☆
技術 ★★★☆☆
危険 ★★★☆☆
鎖場 長い鎖場
電話 良好に通信


                  N   32゜ 59’ 15.2”
                  E  130゜ 04’ 34.2”

                     多良岳(1/25000)



 多良山系の最高峰である経ヶ岳1,076mは、長崎県(大村市)と佐賀県(鹿島市・太良町)の県境にそびえる岩山です。

  地質は玄武岩の上に輝石安山岩類、山頂一帯は角閃石安山岩類からなっています。


  経ヶ岳にはいくつかのコースがあります。

1  平谷越コース(鎖場) − 中山峠経由

  一般的なコースとしては、第1に大村市黒木から「八丁谷」を経由し、中山峠に達するもの、第2に太良町中山キャンプ場から中山峠に達するものがあります。

  第3に、金泉寺方向から笹ヶ岳横(西野岳を越える場合もあり)を経由して、中山峠に達するコースもあります。

  このコースは、中山峠を越えて、しばらく歩くと、「直登コース」がありますが、紹介するのは右側に回り込み、
「平谷越」へ行く方法です。

  割合と平坦なコースですが、最後の
「平谷越」が難所で、最大の鎖場があります。



 2a 中山峠直登 − 中山峠

  中山峠から急坂を「経ヶ岳直登」コースです。ただ・・・ただ・・・・・・ひたすら、・・・ひたすら、急坂を登り続けます。

  途中に、数カ所のロープがありますが、かなり急です。怪我のないようにゆっくり登るのがいいと思われます。



 2b 舞岳ルート(シャクナゲ・ルート)

  「舞岳ルート」は、別名「シャクナゲ・ルート」と言われ、登山口は一番上(2つ目)の駐車場から、川を渡り、小屋付近から登り始めます。(初めての人は登山口を探すのが難しい・・・。)

 最初は急登し、稜線を歩き、
「舞岳」(867m)を通過して、直登コースと合流します。このルートはエスケープ・ルートとして利用される外、シャクナゲの美しいコースとして知られています。



 3a ツゲ尾コース − 大払谷

  黒木の市営駐車場(U字カーブ)の下付近から、入るコースです。

  このコースの特徴は、
「大払谷」です。

  大きな岩の中を、・・・ひたすら・・・ひたすら、登り続けます。

  一番、単純で、キツイ・・・コースかも知れません。トレーニングには最適です。



 3b ツゲ尾ルート − 郡岳縦走

  
 多良山系縦走 (郡岳〜経ヶ岳〜五家原岳) 



   1 の 金泉寺ルートです。


  金泉寺下の広域林道の東屋の広場に駐車し、
10:40に多良岳登山口を出発しました。


  10:55頃に金泉寺付近の
多良岳登り口(石鳥居)に到着しました。

  ここは、多良岳・金泉寺・一ノ宮岳方向(多良岳中腹)・中山キャンプ場・経ヶ岳(笹ヶ岳)への道が交差する地点です。

 当然、経ヶ岳(笹ヶ岳)方向に歩き出します。

( このほか、金泉寺からの交差地点で、西野岳に登ると、西野岳頂上(2m下)をすり抜けて行くコースがあり、急斜面を下るのに苦労しますが、途中のルートにぶつかります。)

 少し歩くと、墓地があります。

  古めかしい墓で、「法印」や「和尚」という文字で、金泉寺に関連した僧の墓と判ります。

  そこを過ぎると、急な下り坂になり、西岳(963m)の中腹を歩きますが、1日中陽が当たらないため、石が苔むし、濡れていて、とても滑りやすい
難所の一つです。

 右を見ると、多良岳(996m)の急峻で幽玄の姿が眺められ、中国の墨絵を思い出していまいます。

  しかし、足の下は苔むした大きな石がゴロゴロしています。

  気を抜くと、脚を滑らせ、危険な状態となります。

  山の中腹を歩くので、アップダウンは少ないので、西岳の中腹を抜けると、少し楽になります。

  小さな山を左右に避けながら歩き、途中、ガレ場が多少有り、気が抜けない場所があります。

 岩山の途中に笹が一面にあり、その岩山が名前どおり「笹ヶ岳」(890m)だと判ります。

         笹ヶ岳肩の標識

       N   32゜ 58’ 42.5”
       E  130゜ 05’ 08.7”

  しかし、登ろうと攻略口を探しますが、簡単には見つからないようです。(・・・目的とは違います・・・。)




  笹ヶ岳を通過し、「下り」になります。一番低いところが「中山峠」です。

           中山越の標識

       N   32゜ 58’ 58.9”
       E  130゜ 04’ 51.6”

  ここも道の交差するところで、左は八丁谷(黒木方向)、右は中山キャンプ場となります。

  目の前は目的の経ヶ岳のはずですが、木が生い茂り、よく見えません。

 しばらく登ると、アカガシ林の経ヶ岳の中腹を北上することになります。

  やっと尾根に着くと、そこは
「平谷越」(経ヶ岳肩)です。

  ここも道が分岐し、四叉路となっていますが、看板が嫌と言うほどありますので、間違うことはありません。

 数十メートル歩くと、
最大の難所があります。

  多良岳山頂は「溶岩円頂丘」で急峻な大岩が眼前にあります。

  ロープは張ってありますが、よじ登った方が早いです。ゼェエ、ゼェエ・・・言いながら、よじ登ります。

  手の指と靴の置き場所を確認しながら・・・。

  一応、岩の頂上に着きますが、更に道は続きます。尾根を踏破することになります。さらに岩登りをして、しばらく歩くと頂上です。

 頂上は、余り広くありませんが、中央に三角点があります。

  登山の皆さんは適当に休んでいます。山頂からの展望は雄大で、五ヶ原岳、多良岳などが見えます。

  僅かに、黒木集落方向が見えます。

  帰りも同様のルートで帰ると、頂上から平谷越の山下りが楽しめます。

(ロープをうまく使うことが重要です。)

 14:50分に金泉寺下の東屋駐車場に到着。

  所要時間は往復4〜5時間程度


  経ヶ岳頂上からは
携帯電話も通じます。