由 布 岳 (豊後富士) (大分県) .


                              正面登山口(東口) → 合野越 → マタエ → 東峰 → 西峰  (往復)
                                                                                   1,583m

    難易度
体力 ★★★★☆
技術 ★★★☆☆
危険 ★★★☆☆
鎖場 あり(西峰)
電話 良好に通信


      北緯(N)      東経(E)
合野越  33゜ 16’ 31.7”   131゜ 23’ 13.5” 
マタエ  33゜ 16’ 46.7”  131゜ 23’ 22.4”
由布岳東峰  33゜ 16’ 51.0”  131゜ 23’ 33.2”
由布岳西峰  33゜ 16’ 56.1”  131゜ 23’ 24.9”


 200名山(深田クラブ選定)

  別 府 西 部 (1/25000)


   由布岳(1,583m)は、湯布院町と別府市の中間にあり、湯布院(盆地)の街を見下ろすシンボル的な山であり、「豊後富士」とも称される。

  また、湯布院の街から見ると、山頂が2つに分かれ、急峻な円錐形の山に見える。

  角閃安山岩からなる典型的なトロイデである。

  12時35分、正面登山口(東口、780m)を出発する。

  下山する人たちからは「遅いですね。頑張ってください。」と励まされる。

  まず、草原(牛の放牧場らしい・・・)を抜けると、紅葉の林(自然休養林)を抜ける。

  林は紅葉しており、美しい。

  紅葉林の横に円錐形(ピラミッド型)の飯盛城(1,061m)があり、それを左に見ながら歩く、歩く、歩く・・・。

  更に歩くと、広い砂場みたいなところがあり、そこが「合野越(合野越展望台)1,025m」である。

  そこには数グループが休憩中・・・。

  そこから、低い灌木をジグザグに登る。

  ズウ〜っと登りずめ。

  昼過ぎなので下山するグループが数人から十数人の列であり、登るこちらが立ち止まり、彼らを見送る。

  登るに連れて、空気が冷たくなってくる。

  霧(ガス)は山頂に向かって、這い上がっていく。

  それがますます冷気をはらみ、ズボンを冷たくさせる。

  上の方は汗でチョッキまで濡れている。

  頂上まで200〜400m地点ぐらいに来ると岩が多くなり、よじ登る場面が多くなる。

  14:20に東西両峰の分岐点マタエ(1,470m)に到着する。

  看板には東峰15分、西峰15分と表示してある。

  マタエの先は爆裂火口が丸く、深く拡がっている。

  急にガスが濃く、強くなり、寒くなったため、急いでヤッケを着込む。

  はじめに東峰(1,582m)に登る。

  手を使い、よじ登る場面は少なく、割合と苦労なく登ることが出来る。

  14:35に東峰(東岳)頂上に立つことが出来た。

  既に数グループが休んでおり、数枚の写真とバナナを食べ、下山する。

  次に西峰(1,542m)を目指す。

  こちらは急峻で、マタエから右ルートと左ルートが見え、往きは急峻な右ルートを選択した。

  特に「馬の背」と呼ばれる難所があり、両手でよじ登ったりすることになる。

  この日はたまたまガスが濃いため、両側の急峻な崖は目に入らず、もし、天気がよければ・・・高所恐怖症の私としては怖くて登れなかったと思われた。

  それから障子戸は断崖絶壁になっており、鎖場が2ヶ所設置してある。

  脚が震えて怖いくらいである。

  もし、鎖場がなかったら、絶対に登れないと思われる・・・。

  そこを越えても、鋭角な三角形で天を突き刺すように立ち並ぶ岩があり、岩と岩の間は空洞となっており、その空洞から風が轟々と呻り声をあげる。

  それを越えるとやや平坦になり、頂上の木の柱が見える。

  西岳
(1,583m)頂上には三角点があり、石で囲まれている。

  帰りも右ルートの穏やかなコースを選択する。

  しかし、障子戸の2つの鎖場は避けることが出来ない。

  しかし、1度経験したので、体が覚えていて、難なく降りることが出来た。

  既に、マタエ付近には登山客はほとんどなく、逆のルートで帰途につく。

  早足で歩いて帰る。

  日は段々暮れ始め、寒くなっていく。

  17:30に正面登山口駐車場に到着する。

   (12,000〜13,000歩、5時間・・・)