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《雑記帳7月》
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7月5日 夢は見るものじゃないらしい

 …嗚呼。
 なにが、ああ、なのかはさておいて。

 夢と日常。
 それは、凄く良く分かるのです。
 いや、本当の意味では全く違うことを分かっているのでしょうけれど、でも、多分、その視点は分かるのです。
#厳密にいうと、それに近い性質のものを見る時の角度が近いだけで、見ている物も、場所も全然違うのでしょうけれど。

 究極の理想主義とは究極の現実主義で。
 夢を掴み取る為には、高い所にあるそれを見ている暇なんか無くて。
 ただ、やみくもに足場を固めて登っていくしかなくて。
 登れば登るほどにそれが手の届かないほど遠いことが分かって。
 でも気がつくと、重ねてきた日常という足跡の中には色んな物があって。色んな人がいて。
 立っているその傍に、別の形の夢があって。
 気がつくと、沢山の夢をみつけていて。
 そこに向かって、またどんどんどんどん足場を積み重ねていって。
 はじめに見た夢とは違う、幾つかの夢を手に入れて。

 何時の間にか、はじめに見た夢は忘れてしまっていて。
 何時の間にか、はじめに見た夢の輝きは手に入れてしまっていて。

 幸せと誇りと寂しさを覚えて。

 …それが、凄く凄く正しい事だと思うのです。

 でも、初めに見た夢が凄く遠くて、でもその夢が忘れられなくて、それでなくちゃ嫌な人がいて。
 他の手に入れた(入れられる)全ての夢を投げ捨てても追いかけたい夢を見つけてしまった人がいて。
 既にゴールした多くの人が、時に暖い目、時に冷たい目、時に興味本位の目で見守り、無視し、或いは「良くやった」と止めようとする中、それを振り払って、「がんばれ」っていう、ほんの少しの本当の声と、やさしい嘘を支えに日常を走り続けるのも、登り続けるのも、いいと思うのです。

 でも、忘れちゃいけないのは、走ること、登ることと、見ることが別だということ。
 「見る」ことに関しては、日常の上にいること、いないことは関係無くて。
 一番幸せを感じる、夢を見ているその瞬間は、手に入れること、そのために頑張ることとは関係無くて。
 ただ、届かないところにある夢を「見ている」その時間が快楽をもたらすから、見る夢は日常と乖離していたって構わなくて。
 夢を安全な遠くなTVやお話の向こう側から見て、綺麗だね、と毎日囁き合うのが一番楽で、一番幸せで。
 日常の延長にある夢の頂きに一人しか立てないなら、最後の最後に力尽きて転がり落ちるよりも、夢が見られる位置で登るのをやめた方が利口で。分をわきまえて、登れる資質がある誰かに踏破を託して、そのサポートをするのが正しくて。或いはそんな夢は初めから見ないで、現実には存在しない、美人の女の子が空から降ってきて自分に惚れてくれるような都合の良いだけの荒唐無稽な夢を見てる方がきっと楽で。

 …結局、夢を見続けるのは、誰にだって出来るのです。
 夢を見ることへの周囲の圧力から逃げ、日常の外から夢を見ようと、日常の中に留まって、密かに、或いは周囲と折り合いをつけながら夢を見ようと、同じだと思います。適わない、適える気が無い夢をただ見るだけならば。

 私にとっての問題は、夢を見ることじゃなくて、いつまで走り続けるかで。
 夢に届いても、届かなくても、届かないのを知ってしまっても。
 それでも日常という道の上を降りないで、止まらないで、最後まで走っている馬鹿な誰かを私は大好きで。
 夢を見ているあゆと、栞の行動と、「最後まで笑っていられましたか?」というその言葉を考えながら、どうすれば走り続ける為のやさしい嘘を彼女のような人たち、自分自身にうまく吐けるかをずっと考えてて。

 だから、どんなに青臭くても綺麗に嘘をつききった「星虫」に、「なんとかなる、ぜったい大丈夫だよ」っていう問題大有りな呪文を子供達に残した「さくら」に、凄く、憧れるのです。

 自分や他人の嘘を信じて、信じさせて、引き受け、引き受けさせるだけの強さに。

 そんな強さを持った嘘吐きになりたいです。
 で、名雪に「嘘吐き…」って言われたいの<まてやコラ

#そんなわけで、たきをんさんの描くシンジがやさしい嘘を吐き、吐き通していくことに惑う姿は、はっきりいって、とっても胃に痛かったのです(笑)



7月6日 後悔

 雑記だから、と後先考えないで書き散らされた自分の文章を読み返していると、たまに死にたくなります。
 それを公開していて、わざわざ読んで下さって、更には反応して下さる方がいるという事実に、生まれてきて済みませんという気持ちになるのです。
 たまに過去雑記、或いはサイトを消しちまおうかとも思います。
 でも、こうやって過去を晒しておくのをやめてしまったら、益々無責任な事を言ってしまいそうで、馬鹿をやった事を忘れてしまいそうで、自分が馬鹿だという事実から逃げてしまいそうで、もっと馬鹿になりそうで、それが嫌なんで、戒めとして残しておこうと思いとどまります。見返しても辛くない、自分が書いた事を誇れるものを書きたいと。

 でも、それ以上に。

 過去を消す、やめる、「サイトを閉める」と宣言することで誰かの反応(辞めないで下さい、とか)を引き出し、そんな予定調和的なアイデンティティを手に入れ、「僕はここにいていいんだ」と勝手に安心してしまう自分を見るのが堪らなく嫌だったりもします。
 誰かに請われてここに居るという安心なんて、欲しくない。
 いや、本当は欲しいし、誰かに必要とされる人で有りたいとも思うけれど、そこに依存してしまいたくないのです。

 私は書きたい、伝えたい。
 そのためにここに居る。

 書いたこと、伝わったこと、それは誇りと自信になるけれど、それを理由に生きていきたくはなくて。
 書きたい、伝えたい、だからここに居る、生きているというそのことを一番の誇りに、一番の理由にしたいと思います。

#…これは、11番目の猫さんが掲示板で書かれた「問い」への私の答えでもありますね。
#>あなたは何を誇れる?
#猫さんの発言や考察は本当に好きだな…


7月7日 周囲の動き

 「Air」が9月まで延期したそうなので、「ビ・ヨンド」(エルフ)を買わない理由が無くなりました。…でも買うのは評判を見てからになるかもしれませんが。

○評判のピュアガールの「Air」デモ
 …実は特に感想は無し。
 最近になってようやく見た「MOON.」のAvi連結デモのインパクトとか、ピュアメールのオープニングムービーの動きっぷりにドギモを抜かれていたとか(なにしろ、ピュアガールのデモ凄いっすねという巷の評判を途中までピュアメールの事だと思ってたくらいだ)、「Air」よりも何よりも「とらハ3」が待ち遠しいとか色々と原因はありますが、何よりも本編まではなるべく情報をシャットアウトしておきたい、変な先入観を持たないでまっ更な状態でゲームを楽しみたいという事で、感情をブロックしてるのが最大の理由でしょうね。
 というわけで、「Air」デモへの濃い感想を読みたい方は、私のところなんかよりも追悼・夏の少女.さんの日記なんかを読まれた方が宜しいかと思います。

○著作権
 こういった事に付いては、専攻のtatuyaさんさんと話してみるのも面白いかと思います。
 乱暴な言い方をすれば、完全な法や考え方はなく、権利は義務ではないし、法は守るものではなく使うものであるという認識です、私は。
 最も、自分は法に守られる事を望み受け入れているし、悪法もまた法であるという事も認識していますが。


7月8日 久々に漫画の話

 …本当は漫画レビューがメインのページなんだというのを、そっち方面の感想メールを頂いて(ありがとうございますぅ(涙))久々に思い出しました。
 やまむらはじめの「ドラゴニア」、いいですよねぇ…
 というか、メール貰うまで「龍哭譚紀行」をドラゴニアと読むの、知りませんでしたが(マテや)。
 そういえば別件で問い合わせ(?)もありましたが、真琴考察β版他で書いた、

「アンタになんか、会わなければよかった」
少女は少年を罵った後、泣いた顔のままで、笑った。

 というこのフレーズはそのドラゴニアのとあるシーン、ある女性が今際に吐いた台詞が元になっています。
 Kanon作中は勿論、ドラゴニアにおいても件の彼女が今際に微笑っていたような絵はなく、「泣いた顔のまま笑う」というのはアニメ「青いブリンク」のEDテーマの歌詞の引用ですが。
 まいの十年前、真琴の七年前の「一瞬の出会い」は、まさにあの女性と同じ「会わなければよかった」出会いだな、というのがあって、あって思ったらすっと出てきたって感じです。
 まいや真琴は、あの出会いに怒っていたんじゃないか、泣いていたんじゃないか、でも舞や真琴は微笑ってもいたじゃないか――という。

 …閑話休題。
 ドラゴニアというのは連作短編で、全編を通してそんな出会いと、それに縛られてしまった人間を繰り返し繰り返し描いている物語です。
 最初から、最後の最後まで。

 はっきりいって、見ていて切なくて、苦しいくらいの作品なんですが、誰かと出会ったことで不幸になってしまう、不幸になることを選んでしまう登場人物たちが自分を不幸だったと思っていたかといえば、そうじゃないんじゃないかという気がして――実際に、微笑っていた人もいて、出会えて楽しかったという人もいて――、終わりに向かって走っていく彼らの姿から目が離せなくて…。  今でも時折読み返したくなり、あの出会いの続きを夢想してしまう作品です。
 あの続きが彼等にとって幸せなものになるとは思えないんですけれど。



先輩「…そんな苦しい思いをさせる物を見たがるっていうのは、雪ちゃんサドかマゾなの?」
雪踏「違います(汗)」
先輩「じゃあ、なんで?」
雪踏「それは――言葉に出来ないですよ。言葉に出来るなら追いかけませんし、言葉に置き換えて納得できちゃうなら、言葉だけで全てを言えるなら、誰も作品なんて書かないと思います」
先輩「ふぅ…ん」
雪踏「たきをんさんが胃を痛くされながらも、それでもサクを書き続けるのだって、多分、そういう事なんじゃないかって思います。人が作品を書いたり読んだりする理由って、きっと誰も完全には説明できない気がします」
先輩「よく分かんないよ」
雪踏「…すんません、実は自分も何言ってるか良く分かりません。でも、件のやまむらはじめがガム8月号のエンブリオン・ロードで言ってたように コトバに出来るくらいなら… 説明できるくらいなら  こんな気持ちになんかならない だからこそ…  なんだと、思うです」
先輩「やっぱりよくわからない、かな…」
雪踏「…自分もです」<駄目じゃん


7月9日 ゲームのデモムービー

 PSの「ワイルドアームズ2」プレイ開始。
 ぼへーっと主題歌付のオープニングムービーを鑑賞。
 …綺麗だけどあんまり動いてない、かな? とか、そういう事が気になるお年頃(意味不明)。
 画をスクロールさせてるだけ、とか、回してるだけ、とかいうのが妙に気になるのは、そうやって静止画を動いているように職人技で見せてきたPCエンジンだのメガCDだのメタルスレイダーグローリーだの同人だのエヴァだのの静止画ムービーを見過ぎた所為かもしれない。
 良く分かんないけど、やっぱJPEGモーションってやっぱ容量食うから、作画レベルが高い絵をビシバシ動かすのには向かないのかしらん? とかいう邪推をしてしまう。
 そうすると、恐らく低予算であろう18禁ゲームのピュアメールのOPムービーなんかの方が資金力で圧倒的に優ると思われるSCEIのゲームと同等かそれ以上に動いて見えたのにはびっくらこいたけれど、単に媒体がMPEGだからなのかしらん?
 考えてみればデジタル彩色だからソフトハウスも自前で動画の色を塗れん事もないし、素人が同素材からプロの作ったOPに優るとも劣らない出来のムービーを作り出す昨今、30分ならいざ知らず、数分のデモアニメであるなら中小ソフトハウスの家内工業でもかなりのレベルが作れたとしてもおかしくないわけで、ピュアメールのOPのレベルは頑張りゃ出来るってことで、それ程騒ぐことじゃないのかもしれないなぁ。裏を返せば周りが頑張って無いメーカーばっかりだったから目立ったってことだし。
 …うーん。
 センスはともかく技術的にはPCエンジンの職人技レベルだった「Kanon」とか「Air」のデモって、やっぱやっつけ仕事だったのかなぁ(汗
#ちなみに「Air」デモ、拡大縮小とかスクロールでの見せかた、簡単なパターンアニメーションは別にどうでもいいけど、雲が動いてるのはオオって思いました(*^^*)
#あと、主題歌はいいですね。単体で聴いたらデモで興奮してる方々の気持ちがなんとなく分かりました。初めて聞いた時は一瞬、辛島美登里? とか思ってしまいましたが(汗
 発売日があそこまで延びていながら、デモには充分に時間割いていたとは思いにくいし…
 まぁ、ゲーム本編に力が入ってればデモなんざどうでもいいっていえばどうでもいいんですが。

 …あ、ワイルドアームズ2のゲーム本編はなかなか楽しいです。快適で健全なFF7をやってるような気分。<じゃあFF7は快適でなく不健全だったのかい


7月10日 わぁ

 わぁ<非まこっちゃんの究極の笑顔
 今月からLalaで連載も始まった筑波さくら「目隠しの国」の単行本2巻収録の第4話読了後の一言です。この言葉とともに私は悶絶しました。
 …悶絶。
 すまんです、俺、もうこの作品客観評価でけへんですわ。
 第4話のかなでっちゃんの百面相かいと思うくらいにコロコロコロコロコロコロ変わる魅力的な表情の数々に、笑顔に、もう、抵抗することが出来ません。
 第4話は告白ものとしてもう、駄目です。完璧です。はにゃ〜ん、です。最強です。絶対無敵です、ライジンオーです<ちゃうわボケ
 どうしてこの人はこんなに沢山の魅力的な表情を知っているのでしょう?
 木之本さんといい、綺堂さんといい、この筑波さんといい、どうしてさくらっていう名前はこう私の胸のキュンとする部分(すげえ表現だな、オイ)をわしづかみにするのでしょう…?
 「好きなの」なんて、最後の一つ前のページの笑顔なんて、作者さんはかなでっちゃんで俺をときめき殺す気ですか?<死んでしまえ、俺
 はぅー、もう、駄目っす…
 はにゃにゃにゃにゃ…


7月11日 中途半端に作る側に立っている者の見方は最悪だという一例

先輩「雪ちゃん、最近変だよ…あ、いつも変だけど…。7/9の雑記、Airのデモについて変にトゲがあるよ?」
雪踏「…なんか、自分でもそんな気がして自己嫌悪に陥っているところですよ…。しのぶさんや今木さんのデモへの清々しい感想を読んでると、自分が酷く嫌な人間に思えてきて…」
先輩「そうだね。最近の雑記読んでると雪ちゃん、このままだと昔は熱狂的な信者、今はアンチっていう最悪のファンパターンに陥るんじゃないかって気がしないでもないよ」
雪踏「↑(/>↑<)/↑グサグサ」
先輩「雪ちゃんって、Airが気に入らないの?」
雪踏「…そんな事無いですよ…。なんかデモも一歩引いた感じっていうか、叙景で叙情を表現してるっていうか、そういう夏を描いた映画っぽい感じは好きでしたし…その所為で台詞以外のテキストが邪魔に思えましたけど――」
先輩「そういえば言ってたね。あのデモはなんとなくロードムービーっていうか、日本映画とか、スタンドバイミーみたいな感じで、雰囲気は嫌いじゃないって」
雪踏「本編もそんな作風なんじゃないかって気もして、楽しみなんですけどね。久弥さんいないし、記号的な萌え要素は皆無な出来だったりするんじゃないかとか」
先輩「萌えは嫌いなの?」
雪踏「好きですよ」
先輩「…まぁ、いいけど(-.-)」
雪踏「(T.T )( T.T) ウルルルル」
先輩「…雪ちゃんてさ、Airデモは別に嫌いなわけじゃないし、Air本編に期待もしているわけだよね、今も主題歌聴いてるわけだし」
雪踏「…まぁ、そう、ですね」
先輩「それなのにデモに対してとはいえ、ああいう反応っていうのは、ようするに、発売延期に物凄く怒ってるんじゃないのかなぁ? 実は」
雪踏「…実わソウナンデス」
先輩「端っから期待してなかったくせに〜。寧ろ延期、喜んでたくせに〜」
雪踏「それを裏切って欲しかったんですよ」
先輩「無茶苦茶だよ、それ…」
雪踏「期待をいい意味で裏切って欲しい。ファン心理って、そういう物なんです(涙)」
先輩「贅沢だよ」
雪踏「分かってますよ。でもね、なんで延期するのか分からないけど、与えられた時間を含めた制限の中で気を吐いて、100%かそれ以上の実力を発揮するのがプロだと思うんです。落ちると分かったら、動画が書けなかったら、線画を演出とする脚本を書いて動画枚数を減らすとかしてですね、それを必然と思わせる作品を作って欲しいんですよ」
先輩「…エヴァのように?」
雪踏「そうです。あの最終2話を演出だと言い切るプロ意識、分かりますか? 計画性が無いとかそういうのは仕方が無いけれど、残った少ない資源の中でいい作品を作る、完成させるってプロ意識は褒めていいと思いますよ! ONEだってゲームシステムは全然凝ってないじゃないですか。でも、それを物語上の必然にしてしまった。演出にしてしまった。そこに凄いプロ意識を感じたんですよ、俺は! 凝ったプログラムを書けない、資金無い、それでもそれ等がある作品よりも面白い作品を貧乏臭いシステムで表現した、そのシステムを必然と思わせる作品を作ったっていうのに感動したんですよ!」
先輩「うーん」
雪踏「でも、Airは、今回はONEの頃はなかった開発資金とかプログラム技術とかがある筈なんですよ! ビジュアルアーツから出てると思うんですよ。だから凝ったゲームデザインとかって出来ると思うんですよ。デモだってピュアメールがああだったんだから、もう少し動かせたと思うんですよ…いや、動かさなくてもいいですけど、もう少しこう、あるじゃないですか。同人の静止画ムービーなんか屁でもねえぜ! って思えるくらいのものを見たかったんですよ…」
先輩「えと、動かないのはゲーム本編が動かないのにデモだけ動くのも不自然だからなんじゃないかな…」
雪踏「じゃあ、あの髪の毛とか足はなんなんですか!?」
先輩「うう、私に怒らないでよう…」
雪踏「う、す、すいません…。だ、だからですね、デモがどうこうっていってもどこまでいっても所詮デモはデモで本編じゃないし、良いCGはネタばれになっちゃうから使えないっていう制限もあったんだろうし、あんまり動かない事も幾らでも良い方に考えられるし…カメラワークなんかでのセンスの良さは感じられたし、デモについてどうこうって言うのは、ホント、一番始めにここの雑記で書いたように特に感想はなくて、とにかく延期っていうのが凄くがっかりだったみたいなんですよ、自分。はじめは全然気にしてなかったつもりだったんですけど、なんか内面では凄く…怒ってみたいで、それがデモへの感想にも出ちゃったんだとも思います。ONEで自分が感じたプロ意識っていうのは紛い物だったのかな、という。Keyはセンス良いけど、追いつめられた状況での場当たり的な機転はきくけど、気が乗らないと仕事出来ないようなアマチュアなのかなっていうフィルター懸かっちゃったから…」
先輩「そっか。雪ちゃんは延期発表がなければもっと素直にデモが見られたのに、延期されたことで素直に見られなくなった自分が悔しいんだ?」
雪踏「…そう、なんでしょうね。そういうフィルターを排除してまっさらな状態で作品を見たかったから…」
先輩「雪ちゃんは作者の人格とかで作品を評価しちゃうようなのがいやなんだよね? 例えば、与えられた時間をフル活用して〆切に間に合わせる人の作品と、時間を食い潰しても遺された僅かな時間を火事場の馬鹿力で〆切に間に合わせる人の作品を、作品の出来と関係無く前者を支持してしまうような」
雪踏「はい…。そういう、前者の方がクオリティー高いはずだ、作品にかける時間が違うからっていうフィルターが必要以上にかかっちゃったようで…」
先輩「エヴァ、庵野監督は後者かな?」
雪踏「あの人の場合はサボってるわけじゃなくて、与えられた時間以上の仕事をしてしまって最終的な時間が足りなくなるわけじゃないですか。馬鹿っていうのはそうですけど、サボって時間を潰すのとはちょっと意味が違いますよ」
先輩「そういえば、庵野監督も映画のデスリバ落としてAir作りなおしたんだよね。奇蹟を起こすっていって起こせなくて悩みに悩んで。はじめて落としたんだっけ? 本人物凄くそれを気にしてたらしいね」
雪踏「…Keyは既に一回Kanonを落としてるでしょ? それで次がAirでしょ? Kanonはデスリバで今度は…! っていう妙な期待があったんですよ、エヴァと重ねてた身からすると。…非常に勝手な話ですが」
先輩「うーん。せめて本編をオーバークオリティにしちゃって間に合わなくなって延びた、ということであって欲しいね」
雪踏「ええ…。或いは製作サイドの問題でなくビジュアルアーツの方針の所為であって欲しいです…。…でも、なんか今回の延期で本編見るのが無茶苦茶怖くなってきましたよ、俺…」
先輩「『ぜったい大丈夫だよ、なんとかなるよ』」
雪踏「さくらたん…(T.T )( T.T) ウルルルル」
先輩「好きなんでしょ、Keyが? 信じたいんでしょ、Airを」
雪踏「先輩…。分かりました。俺はカードKeyを信じる!! 黙ってあと二ヶ月Airの発売を待ちます!!
先輩「私が考えた方が面白かったね、なんて電話しないで済む作品だといいね、Air」
雪踏「先輩…俺で遊んでませんか?」
先輩「実はそうなんだ(*'‐'*)エヘヘ♪」
雪踏「(T_T)」
先輩「…冗談だよ」






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