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《雑記帳 7月》
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7月22日 宇宙へ

 スペオペ〜、宇宙の海〜、変な異星人〜、帝国〜、要塞突入〜
 というわけで、 「ビ・ヨンド」を買いに行ってきました。
 お店に入ると聞き覚えのあるメロディが…。
 なんだっけ、なんだっけ?
 …Atlach_nacha三部作のメロだ!
 しかし聴いたことのないアレンジ。アリスCD収録のをわざわざBGMにかける奴はいないだろうから…
 多分、「アリスサウンドコレクション3」!
 イベントに出る予定もファンクラブ会員になる予定も今のところ無いので、しばしゲームを物色する振りをしてスピーカーの前で数分間立ったまま聞き入る。<不審人物
 再販したら迷わず買うですよぅ>アトラク様
 聞き終わりビ・ヨンドを探しにようやくコーナーを移動。…あー、あったあった。
 喜び勇んで「LoveSeed」を手にしてカウンターに。
 …何故だ?
#暑かったからね…
 帰って早速「LoveSeed」プレイ開始。
 主人公は自前の宇宙船で星々を回る宇宙の何でも屋。
 主に運び屋任務なんかをこなすってことで、なんとなく船の名をアルフェッカ号とかそこら辺にしたくなるが、安直すぎるので却下。
 ギルドで依頼を受けて貨物の移送とか民間船の護衛とか海賊退治とかを行なう。ああ、基本だ。楽しい。シーユースペースかうぼーいな気分。
 そんな中、何回目かの海賊退治のミッション中、DB6(濁酒)とかファッツとかに良く似た操船他をサポートする相棒ロボ(いい奴)が主人公を助ける為に自ら犠牲に!  Shock!!
 そのミッションでサルベージすることに成功した女性型アンドロイドをパートナー二代目にしろという遺言まで残して…。アンドロイドを起動させるときの「あいつの代わりに助かったんだ、役に立たなかったら許さねえぞ」的な主人公の態度に涙。うう…スペオペの王道だ!
 そして宇宙船移動中のコマンドに「アンドロイドとHする」が追加。…エロゲの王道だ!!(爆)
 ああ、本当に評判通りにこれはスペースランスかもしれなひ…
 ハーピー型宇宙人を積み荷にすればそいつとHするというコマンドも追加されるし。密航者には身体で乗車賃払ってもらうし。宇宙宗教はあるし。スペースレースもあるし。借金取りは幼馴染の眼鏡っ娘だし。アンドロイドにスペースバズーカ持たせて宇宙に放出するし、対艦戦に平気で参加させるし(ユニット扱い)。分かってるなーというかなんというか。
 ちょっとシステム重いけど、戦闘あんま面白くないけど、古き良きエロゲって感じで良きかな良きかな。
 時間出来たら最後までやろっと♪


7月23日 デイジー・デイジー

 復活された宮本さんの日記を読む。
 …FF9がとってもやりたくなった。
 コンビニ行けばぬいぐるみまだ貰えるのかしらん? 思い立ったが吉日、心躍らせながら出かける準備を始めるが、ドアノブに手をかけた瞬間、買っても最低三ヶ月は手もつけないであろう事実に気付いてやはり購入は見合わせる。
 安くなってから買えばいいじゃんとかなんとか考えてしまうのは、FFがあまりにメジャーになってしまったからなのか、自分が歳をとってしまったからなのか。
 FFは2から始めて、スーパーファミコンの5までは発売日を首を長くして待っていた覚えがあるけど、6は随分後になるまでプレイしなかった。正直、4、5が期待外れだったから。
 でも6は発売からしばらくたってデパートの店頭で動いているのを見た瞬間、心が熱くなって購入したのだよな。6はかなり楽しんだ覚えがある。クリアしてから改めて思いかえすと色々と辛い部分が多いけれど、間違いなくプレイ中は楽しかった。
 7の頃はもうどうでもいいとすら思い始めていたけれど、発売日の翌日、特売のウルフファングを買いに行ったゲーム屋の親父さんと雑談中にその場で買ってしまったんだよな。
「FFはやっぱ発売日の翌日だと売り切れですか?」
「いや、ありますよ」
「…それも下さい」
 …7も楽しかったなぁ。なんかプレイすることに小市民的な喜びがあったし。
 シナリオとかエンディングに関してはなんじゃこりゃとか思わないでもなかったけれど、個々のエピソードは良かったし、プレイしてる間はこれも間違いなく楽しかった。
 一部の補完同人や色んな所のレビューが面白かったていうのもあって、7はかなり好きだなー。
 で、8になると…もう、完全にどうでもよくなってたな。
 …
 ……
 で、今回の9はちょっと食指は動いたのだけれど、結局発売日もチェックせずにいて、宮本さんの日記とか読んでも…こんな具合か。
 そういえばFFに限らず、興味を惹かれても忙しいとかお金無いとかいう理由で「まぁいいや」とパスしてしまう事が最近多くなってきたような気がする。ゲームとかに限らず。飲みに行こうとか海へ行こうとかいう誘いなんかでも、断ることが多くなってきたような。
 ちょっと前なら、なんとかして時間を作ろうと努力して、多少の無理をしてもやっていたような気がするのだけれど。
 なんなんだろう。
 小野不由美がエッセイ「ゲームマシンはデイジー・デイジーの歌を歌うか?」で書いていたあれなのかな? これは面白そうだっていう好奇心、やってみようという行動力。そういう…なんだっけ、感覚の若さ…みたいなのがなくなってきているのかもしれない。
 …ぶるぶる。
 歳をとるって、やっぱり怖いかも。
 FF、やっぱり買いに行こうかな?<その前にワイルドアームズ2終わらせなさい


7月24日 風の辿り着く場所

 kojimaさんのところの近況(7月22日)でKanonのEDテーマ「風の辿り着く場所」のラップ部分の歌詞の話題が出ていた。
 私も発売当時から、Kanon本編の内容と関係があるのでは? と気になっていて色々調べまわったのだけれど、NGで得た情報によるとあの部分は「RAPSODY」というサンプリングCD(ちなみににここから注文できる。13,500円)を使用したもので、Kanonとはなんの関係も無いのを知ってがっかりした覚えがある。
 ちなみにオフィシャルのQ&Aから察するに、サンプリングCDを入手しても何を言っているかの答えは分からず、今回、kojimaさんのところから知ったこちらや、こちらの1999年12月9日の日記情報のこちらの歌詞が正確なものかどうか判断することも不可能である模様。
 エヴァの「残酷な天使のテーゼ」の間奏の声については当時のニュータイプに元ネタと答えらしきものが読者の質問コーナーの「カラオケで歌えません」という質問への答えに載っていたけれど、Kanonはそれぞれの方法で切り抜けるしかないようだ。
 …とりあえず私はピッチスピードあげて「Last regrets」のクリスマスバージョンでも無理矢理歌っておこうかと思うのだけれど、どうか?<どうでもいい


7月25日 Baby Baby

 Baby,Babyと聞いて私が思い出すのは、石井の奥さんで元あみんであるところの岡村孝子の歌である。

女の〜子の、性格〜って、相手〜次第で変わ〜る〜♪

 で始まり、

優しすぎ〜る夢は、歌えないけど、歩くきっかけにして〜♪

 で終わる、あれ。<あれっていっても判りません
 何かのきっかけで岡村孝子のファンになった人間が次にハマるのがこの曲である場合が非常に多かったり、岡村本人が一時期「夢をあきらめないで」と共に唄うのが苦痛であったという「応援歌」の代表曲であったりする曲である。
 そしてこの歌を思い出すと連鎖的に、FMラジオにハマっていたあの頃、この岡村孝子や谷村由美、渡辺美里、種とも子、遊佐未森やユーミンの番組を聴きながら勉学に励んだり、NHKのラジオドラマを毎週楽しみにしていたあの頃を思い出してしまう。ああ、今は亡きFMステーションなんかも購読していたっけ。DCCってどうなったんだろうな。

 さておき。
 白倉由美のリーディングストーリー(※)シリーズの「Baby Baby」を聞くことが出来た。
 しかし、むー。
 妙に期待し過ぎたか、ようやっと聴けたのにイマイチの感。
 なんか…、色々と、辛い。
 大塚・白倉体制になってからの訳分らん系の話なのは「ミルナの禁忌」なんかとも同じだけど、原作が田島昭宇という要素のせいか、初期作品のせいなのか、今まで聴いてきた他の作品よりも青く感じた。
#単に聞き手である自分が変質したということなのかもしれないけれど。
 それが読み手の中川亜紀子の挨拶のイタさとか(私はあなたの心の中の兎ですって、何だー!?)もあいまって、聴いていて何度か死にたくなる。こういうのは素で聴きのではんく浸らなくてはならないのだが、浸れない。
 いや、作中での中川亜紀子のリーディング自体は悪くなかったのだけれど。
 むー。
 なんか、疲れてしまった。
 …今日はもう寝よう。

(※)このリーディングストーリーという形式の作品群は絶版になるのが異様に早かったらしく、妙に入手困難である(今回は地方のアニメイトで発掘)。
(※)ようするに小説の朗読なのだが、文語体で書かれたアドベンチャーゲームやノベルゲームに声をつける方法として検討してもらいたい形式であるうので、ゲーム性を排除する方向でのノベルゲームを作ってる方や作ろうと思っている方で、声をつけようと考える方は一度は聞いておいて欲しい。
(※)で、話の内容的には、尾崎豊とかエヴァとかウテナとかlainとかONEとかブギーポップなんかの中にある、日常の中から噴出する詩的な青年の主張というかなんというか、若気の至りというか、そういうアレを極限まで煮詰めた結果の、良く言えばピュアな、悪く言えばイッてしまっている白倉由美の想いを語る為に特化された不可思議なストーリー(終末とか天使とか記憶とか永遠とかそういうような詩的なフレーズが頻出する)で、声を使って囁かれるそれは、なんというか、かなり、凄い。「貝殻で作った花束のように壊れ易そうな瞳」だの「人魚のように長い髪」だの「ラベルの音楽のように可愛い娘」なんて形容詞が当たり前のように出てくる終末の話や悲恋の話、お兄ちゃんラブな妹の話なんかを女性声優が一人称で抑揚のない声で淡々と読むのである。
(※)具体的にはくわねさんがC.Fさんのところで連載していた「ONEからさめない」とか、こちらの方の「雪に閉ざされたモノたち」なんかを参照すると吉かも。それぞれ、「夢から、さめない」「冬の教室」を下敷きにしてONE、エヴァのキャラクターを動かした二次創作です。


7月26日  何度でも繰り返す〜

はるかはるか祖父の時代。
この土地は私たち『物の怪』と呼ばれる民で満ちていた。
やがてこの土地を愛した訪問者たちが遠慮がちに丘の麓で新しい歴史を紡ぎ出す。
私たち、ものみの丘に住まう獣たちは永い生命を持て余すように
雪の中
人知れず老いて
…何を残しただろう

   「ヴェーン飛行船物語」を読み返していて、「告白する記憶」に出てくるフレーズからこんな↑Kanon真琴シナリオの二次創作プレストーリーを思いついた。
 考えてみれば、こういう元作品とは別の作品のストーリーや設定を下敷きとした二次創作というのも奇妙な表現である。
 「修羅のむぅん」とか、「ときめき!男塾」なんていうギャグ物もあれば、その世界だけを借りて別作品のキャラを動かすシミュレーション小説のような物もあるし、元作品をの登場人物を別のキャラに置き換えてほぼそのままトレースするなんていう物もある。
 これはRPGのシステム上で好きなキャラを再現しようとする、影響を受けた作品のシーンを再現しようとする、自分のオリジナルの商業作品の中ですらそういった「繰り返し」を求めるといった、井上純一(希有馬)言うところの「オタクってのは“知ってるコトの繰り返し”しか求めないんだよ」という性質と根本は似たようなところにあるのかもしれない。

 たとえば 漫画の  あのシーン
 たとえば アニメの あのシーン
 たとえば ゲームの あのキャラ

 それを追体験したいのがオタクというものなのだ

 ヒッキータイプというか小心というか、未知への恐怖心が強い人間が、自分が知っている物、知っている世界から離れずに、知っている気持ち良い物の詳細にだけ異様に詳しくなっていくというタイプのオタクに関しては、これは非常に的を射た指摘のような気がする。
 知らないものを恐れ、外の世界に出て行けず、新しいものを生み出せず、ありものの縮小再生産を繰り返すオタク達。
 そういうオタク達が感じざるをえない閉塞感というのは、戦後、戦争を知らない子供達の世代、全てがもう存在しているように錯覚させられる今の世界への閉塞感に非常に良く似ているのではないか、とエヴァンゲリオンを思い出しながら、思う。
 娯楽アニメとしてメタ的に見ても、作中の物語の中での人物達を見ても、エヴァは閉塞して何処へも行けない無限循環そのものだった。
 庵野秀明というオタクの閉塞感(作り手としてのそれも多分にあると思うけれど)が作中に現れたエヴァの息苦しさが多くの人の共感を得、しかし同時にオタク的な対人恐怖症、コミュニケーション不全を気持ち悪いと多くの人に断じられることとなったというのは、そういうことなのではないだろうか。
 まぁ、どうでもいいのだけれど。

#何度か言ってますけど、私にとっては作品のテーマとかメッセージとかは飽くまで作品という表現そのものの部品でしかなくて、それが正しいとか間違っているとか気持ち良いとか気持ち悪いとか共感出来る出来ないなんていうのは副次的なことでしかない。EVAもONEもブギーポップも、表現の仕方に「やられた」のであって、作者の思想にハマったわけではない。
#というわけで2chのウテナスレッドで見かけたこの意見↓に全面的に賛成。私の場合はウテナに限らずほぼすべての作品に関してそうなのですが。

>ウテナの場合、「何を表現するか」よりも「どう表現するか」が重要。
>ゆえに、語ろうとしてるテーマそのものに意味があろうが無かろうが関係ない。
>ただ、「どう表現したのか」を考察するためにテーマを知る必要がある、ってだけ。



7月27日 飛べない鳥

「飛べない鳥に、意味はあるのでしょうか?」

 「Air」のデモで見たそんなフレーズ。こんなの問われたら、自分はどう答えるだろうなんて考えてみる。
 一見、「紅の豚」での「飛ばない豚はただの豚だ」というフレーズに似ているけれど、意味は正反対である。
 きっと、宮崎や富野と言った面々なら、こう問われたら「意味は無い。だから飛べ」と叱咤激励するのだろうなぁ、とか、庵野ならば延々と悩み、押井ならば延々と考え続けるのだろうな。
 …そういえば、「黒い羊は迷わない」なんてのもあった。
 この世の中には騙す狼か、騙される羊しかいない。自分は羊だ。だけど黒い羊だ。
 あの台詞はグッと来たなぁ。
「飛べない鳥に、意味はあるのでしょうか?」
「飛べなくても、そいつが幸せの青い鳥なら、少なくとも俺にとっては意味がある。君の羽根は青く見える」

 …ベタな口説き文句のようだ。

<おまけ>
 実は数年前、似たようなテーマで文章を書いていて、先日、その文章が発掘されたのでなんとなく掲載。

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「鳥は飛ぶ為に生きているのだろうか。生きる為に飛んでいるのだろうか?」
 僧侶はこう答えた。
「神は鳥に飛ぶという使命を与えたもうたのだろう。そうでないなら神は鳥を飛べるように作られはしない。故に鳥は飛ぶ為に生きている」
 魔導師はこう答えた。
「鳥は飛ばねば地を走る猫に引き裂かれるだろう。爪から逃れる為に鳥は飛ぶことを覚えた。故に鳥は生きる為に飛んでいる」
 どちらが正しいか判断することはできない。いや、どちらともが正しいのかもしれず、或いはどちらともが違うのかもしれない。
 空を駆ける鳥を見ながらハロルドは考えたが答えは出てこなかった。
 判っていることは一つだけだ。

「飛べなくなった鳥は死を待つしかない」

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 …似てないか。
 えーと、RPGのシナリオで、セッションの舞台となった村に伝わる寓話として出したモノ。
 ある目的の為に戦い、戦うことで生き長らえていたNPCが、目的を無くし(或いは達成し)、戦うことをやめたときにどうなるかを示した、分かりやすい暗喩ですな、これは。


7月28日 7月に読んだ本

■「キノの旅」
 一挙掲載された電撃hpを持っているに関わらず、買ってしまう。
 説教臭くない寓話というか、なんというか、いい感じ。tatuyaさん絶賛。
 jesに言わせるとトルストイ、らしい。
 もっと読みたいけど、続編は欲しくないと思った。

■「NieA_7」
 掲示板でアニメ版の評判が良かったので買ってしまう。
 笑い。ほのぼの。飯。
 ストリームミング公開のアニメ版をちょこっと観る。
 みやむー、ハマリ役やねぇ。
 アニメ版の終わりはガロちっくらしく、某大御所がなんかがっかりしていた模様。
 むー。

■「最終兵器彼女 第二巻」
 私にとってのこの漫画は、2巻の17ページから30ページが全て。
 あそこを立ち読みしなかったら多分単行本買ってない。
 19ページのちせを誰かガレキにして下さい。
 …あとはもう、どうでもいいや(ふゆみ先輩ファンの人ごめんなさい)。
 というか、内容は立ち読みしてるから読む必要無いって読んでないし。
 BGMつくまでとっておこうという気もあるのですが。

 あ、そうそう。ちなみに前にちょっと触れた「空からこぼれた物語 (c)大石まさる」のイメージソングプロジェクトはこちらでした。昔にメタルブラック関係で調べてて見つけたページなんですが、「ためいき 1998 remix」とか、それ系の曲も良いもの作ったらっしゃいまして、色んな意味でヒットだったところです♪

■「僕はイーグル 一巻」
 「私のファルコン」「レヴァイアサン戦記」の夏見正隆のノベルズ。徳間書店刊。
 「なるたる」の鬼頭莫宏がカバーと挿し絵を担当しているのに吃驚。
 装丁に負けず、今までやってきた戦闘機もの…に限らないか、夏見小説の集大成のような濃い内容。
 今までは首を傾げざるをえなかった(特に女性の)キャラの書き分けも、今回はかなり良くなっている。
 また、今までの架空の分割された日本ではなく、現実世界の日本が舞台となっているせいか、社会主義国家や自衛隊、日本という国家そのものへのアイロニーは相変わらずだけれど、ブラックからダーク方面へと語り方がシフトしてきた感じ。
 相変わらずの御都合主義的展開もある。ギャグもある。
 だが、その使われ方からその印象が今までと180度違っているのに驚いた。
 今までは痛快に感じていたブラックな夏見ギャグが、喜劇という名の悲劇、運命の皮肉を感じさせるダークなものに転じているのだ。
 一市民、国家、情報、平和、シビリアンコントロール。
 武力で誰かを護るということ。正義の味方。
 様々な意味で映画「パトレイバー2」を思い起こさせられたが、本書に描かれたリアルは、「P2」よりも泥臭く、可笑しく、スマートでなく、それ故なのか、妙に現実くさく、身近で、胸に痛い。
 いい意味で裏切られました。
 もうね、「真レヴァイアサン戦記」よりも「私のファルコン2ndシーズン」よりも、この作品の続きが読みたい。あっちが出なくてももう構わない。早いとここの「イーグル」の続刊出して下さい。>夏見正隆様





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