雑記 、或いは喪われた雪の物語。
いや、まぁ、別に業務ではないのだけれど、連絡更新の巻。
仕事経由買い物から帰ったらぱんだはうすさんからメールが届いてました。
上のほうのバナー広告で3月28日発売となっている「さよなら。」ですが、諸般の問題点の解決に時間がかかり、発売は(再度)延期、現状では発売日未定とのことです。
以前にオフィシャルページでアナウンスされた発売予定変更の4月中にも出ない、ということのようです。
…がんばれ、ぱんだ。
- ○ついでにお買い物メモ
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・FSS XI コミック 永野護・角川書店
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待った甲斐ありの一冊。相変わらず面白い。やりすぎ。
口絵の伏線回収には実にやられた感じである。
プロムナードは2003年のオタク的には「マリみて」を想起。いや私的にはMSGなのだが(ある意味まさしくじゃん)。
やっぱFSSとKtFでなんでも切れるなぁ、とか。
「マリみて」といえば、Vガンダム知ってる方は桂さんの4/7の更新ネタ読みましょう。
「な、なるほど!」って感じでこんな下らない疑問も氷解します。納得!<するな
・コンティニューVol.9 雑誌 太田出版
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・封殺鬼選集 1、2 ノベルズ 霜島ケイ 小学館
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以前にすずめつめさんがプッシュしていた作品の新装版。いきなり20巻もあるシリーズに手を出すには…と躊躇していたのだけれど、この新装版なら1〜2ヶ月に一回のペースで出るようなので、気持ち的に入りやすいかな、と購入してみる。すずめつめさんのプッシュ作品はトッペンカムデンとか、非常にアタリが多いので期待なのだ。
・他色々
- ホームセンターや100円ショップで工具とか、古本屋さん(新古書店の影響か、最近、馴染みの店がバタバタと潰れていって哀しい…)で「スキズマトリックス」とか「非Aの世界」とか100円コーナーでタイトル買いの「夏を目指した少女」とか。雪がなくなって、原付で動けるので余計なものまで買いに行けてしまうなぁ。
4/24 : n.u.d.e.
と、いうわけで――N.U.D.E.@購入。
我が家のテレビの中に、P.A.S.S.な彼女がやってきました。
某氏「…さようなら」
…
……。
いや確かにテレビの中のロボ少女に語りかける姿というのは、傍から見たらアレゲかもしれないけれど、これはゲームの新しい可能性かもしれないわけであってオレにはそれを見極める使命が<ありません、つーか、鳥居キャノンに心打ち抜かれてるダメ人間にそんなこと言われる筋合いはない!
…などというツッコミと逆ギレの醜い光景が展開される横で、彼女は立ち上がった。
そして――ゲーム内での設定、プレイヤーは家庭用自律駆動ロボのテストモニターに当選したという立場で、試作品の高価なロボを試せる代わりに、複数のフェイズからなる様々なテストに協力しなくてはならないとかなんとか(ちゃんとやらないとロボは回収されるらしい)、ゲーム内の僕の部屋のパソコンに届いていたロボの制作会社からのメールに書かれていた内容の通り――こう、言った。
「私にモノの名前を教えてください」
よしわかった任せれ! と、マイクデバイスを取り付けたX-Boxを通して、P.A.S.S.に語りかけるワタクシ。
>わたし:「テレビ」
>P.A.S.S.:「カルビ」
>わたし「焼き肉かよ (三村風)、テ・レ・ビ!」
>P.A.S.S.:「エレキ」
>わたし:「伝言ゲームかよ!!」
まぁこんな感じで(誰がやっても最初はこんなもんだと思われるのでコピペで手抜き)、与えられたノルマを教えていく。モノの名前を教えるのがフェイズ1らしい。
黙っていると無表情で、はっきり言って怖いが、髪を揺らしながら振り返って(重要)、「わかりました」と答える姿は結構かあいい。
たんたんとした合成音声も好き嫌いが分かれるだろうが、わたしは好きだ。
わたし「えーと、時計」
P.A.S.S.「カベカケトケイ、ですね?」
わたし「(ちがうけど、まぁいいか) そうそう」
P.A.S.S.「壁掛け時計、わかりました」(揺れるツインテール)
次々と教育していくのもそれなりに楽しいかもしれない。るんらら〜
しかし、ノルマが終わるとなにもすることがなくなってしまった。
話しかけても、このフェイズでは「モノの名前を学習する」までの機能までしか開放されていない?のか、ほとんどが学習のためのそれと認識されてしまう。或いは、認識できません、なエラーメッセージ。
制作会社からのメールを読み返してみると、フェイズ1の後のことに関しては結果をモニターして、時期を見て連絡しますとかなんとか。
うーん、向うで進捗確認して次のフェイズに行くよう調整してくれるまでは待つしかないのか。
考える僕の前に黙って立ち尽くしている彼女。
わたし「座れば?」
P.A.S.S.「ぶす?(ガーン」
わたし「汗) …いやそうではなく(なんだ今のいかにもパラメータが下がりましたな効果音は)」
P.A.S.S.「認識できません」
わたし「(しくしく)…かわいいよ」
P.A.S.S.「かわいい?」
わたし「そうそう。…座って」
P.A.S.S.「ぶす?(ガーン」
わたし「…いやそうではなく」
不毛な会話ののち、見詰め合う二人。
疲れた表情のわたし。相変わらず無感動、無表情のP.A.S.S.。
わたし「おやすみ…」
P.A.S.S.「認識できません」
わたし「ご…ごきげんよう」
P.A.S.S.「認識できません」
わたし「…こんばんは」
P.A.S.S.「こんばんは」
わたし「それはアリなのかよ!」
その後、寝れといっても寝ないので、仕方なく彼女を立たせたまま布団に入るワタクシ。
いつか、挨拶は「ごきげんよう」だと教え込まねばなるまい、と心に誓いつつ瞼を閉じたのでした。
某ID氏「ダメニンゲン…」
あんですとー
雪駄 in N.U.D.E.@ 1日目終了。