雑記 、或いは喪われた雪駄の物語。
>生涯現役で頑張りますので、ユーザーの皆さんも駆け足でオタクを卒業することなく、魂の赴くままなるようになっていきましょう。
提示されたアドレスで目に入ったのはそこだった。
卒業。
最近一から湾岸ミッドナイトを読んでいるせいもあるだろう。
降りる、ということについて考えている。
客観的に自分をオタク、ゲーマーという見地から見るのならば、もうとっくに半引退状態だ。
去年一年間にクリアしたゲームがたったの一本なんてやつをゲーマーとは呼ばない(しかもその一本はノベルのFate、CG未コンプだ)。
プレイし続けられない。やっている最中は面白いと思っていても、その面白いという感覚がどんどん零れ落ちていく。
二、三日遊び続けていたとしても、一旦プレイをやめると、もう再開できない。
ゲームが合わなかったのかも、飽きたのかも。そう言い訳して新しいゲームに手をつけ、同じことを繰り返す。
終わらせられない新作ゲームを買い続けている。
触っただけのゲームや未開封のゲームがどんどん積み上がっていく。
降りたくないのか、降りた後の何も無い自分を恐れているのか、いや、両方か。
捨てるには「これしかない」と努力しすぎてしまいました…
竜騎士を捨てられないと言ったストリクスの言葉が過ぎる。
俺は努力なんかしてはいないけれど、好きすぎたかもはしれない。
もうすぐ、二人が降りてしまってから一年が経つ。