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●5月6日 ミリメリ…。ジュリクリを連想しちゃうなぁ(トライガンマキシマム)

○漫画読みページなのに漫画のことを全然更新して無いことに気づく。

○しかしアワーズもアフタヌーンの最新号もまだ全部読んでないんだよなぁ…ていうか先月のも。

○どうでもいいですが今月のアフタヌーン、志貴智士「神風」って「魍魎戦記摩陀羅 壱」の第二部の始まりとクリソツですね。
 RIOTはCDドラマのキャラまで出してようやくカ締めるのかと思いましたが…。まだ続けるんですね。
 69は何時の間にか同人誌で展開してるそうですな。
 この人の作品見てると自分の嫌なところを見せられているような気がしてのた打ち回りたくなります。
 結構売れているのがあかほりさとるのようでまたやるせないですが、彼が連載していた角川雑誌から離れたのに他の雑誌に立て続けに登場して目の前に現れるのがまた非常にやるせないです。業のようだ。

○初期のコミックドラゴンで連載されてた伊東岳彦の「ビースト三銃士」が単行本になってましたが、そんなのはどうでもいいから(伊東岳彦は苦手。幡池裕行は好きだけど(笑))角川さんには桐島たけるの「ムーンクエスト」をどうにか出して欲しいですね。出ない理由の一旦はメディアワークス騒動の渦中の頃のコンプティーク連載作品だからってことなんでしょうか。

○コンプといえば「エデンズボゥイ」アニメ化で波に乗ってる天王寺きつね=水族館が角川でやった初仕事ってコンプの付録漫画冊子での少女時代のディードリット漫画だったんだよなぁ。一年岩をも通すというかなんというか。うーむ。角川系作品はメディアミックスとかの関係で作品ワールドを開放して他の作者に別シリーズ書かせたりもするけど、同人でそれを偏愛してきた人間がデビュー作でそれを書くなんてこと、普通はまず無いよねぇ。
 ムービックのゲームノベルなんかちょっと前まで原稿募集していたんだからONEの1巻が長森シナリオの話だった時点でニフティやネットの同人作家が自分の好きなキャラのシナリオをノベライズして送り付けて(*)6人全員分の小説がPS版発売と同時に続々リリースなんてことになるんじゃないかと期待してたんだけど全然そんなこと無かったし(それともONEで応募する人いなかったのかな)、最近はあんまり即売会とか行かないし元々同人業界に関しても詳しい方じゃないからわかんないんだけど、パロディじゃなく独立したサイドストーリーやノベライズがオフィシャルに拾われたって話も聞かないし(#)。
 FSSなんかは作品開放するって作者が明言してるから、作者にそういうの送り付けてる人とかいそうだけどね。

 偉大なオタク漢よ天王寺きつね。「オルフィーナ」、きっちり纏めることを期待してます。

(*)もうちょっとONEに出会うのが早かったらワシも澪シナリオで投稿してたかもなぁ…
(#)メガCDのLUNAR2に感動して会社辞めて重馬敬の弟子だかになってSS版のシナリオ担当したって人の話は聞いたことがある


●5月7日 廃刊休刊以下続刊

 月刊コミックBIRZ休刊。
 ていうかスコラ消滅してるし。
 なんか売ってないと思ったらそんなことになってたとは…。
 バーガーで超人ロックと手を切ったの効果無かったんだね…。
 「羊のうた」はどうなるの? 「餓狼伝」は? 「ぶら雲先生」は? 「愛をあげよう」は〜???
 はうううう。
 うう、復刊の動きはあるみたいだからそれに望みは繋いでおこう。ピュアガールの一件もあることだし望みはあるものと信じよう。
 しかしBIRZ、5万部程度しか出てなかったんだねぇ

●5月8日 グッドラック・対人間奉仕型機械人形

 E.G.コンバット発見・購入。
 ヤングアダルト最低ランクと見ていた電撃文庫をブギーポップで見直し、評判良いのを幾つか読んで見た中で非常にヒットだったのが秋山瑞人「鉄コミュニケイション」だったわけで、同じ作者の別作品のこれを探していたんである。
 原案・イラストの☆よしみるで引く人も多いだろうけど、雪踏は「メタルスレイダーグローリー」で個人的に彼氏には思い入れあるし。
#非常に買いにくい装丁なのは変わりないが。

 まぁ、EGはまだ読んでないんで今回は「鉄」のことを少々。
 ていうか、またマルチに話をつなげますが。

 「鉄(くろがね)コミュニケイション」の舞台は西暦2055年の未来。
 ロボットたちが人間と同じように感情を持つようになった時代。
 大きな戦争で人類が滅びてしまった地球。
 たまたまコールドスリープしていて滅びを免れた推定年齢13歳の記憶喪失少女、ハルカが生き残ったロボット達と廃虚と化した世界で生活していくという物語である。
#感じとしてはあさりよしとおのコミック「宇宙家族カールビンソン(ロスト・イン・ユニバース)」が近いだろうか。
 描かれているのがほのぼのとした日常であるが故に返ってえもいわれぬ寂寥感が滲み出ている。
 個人的に気に入ったのがロボットの感情の内面描写とそれを外部に出す機能如何をきっちり分けて描いているところ。
 人間に近づけて作られたヒューマノイド型や感情表現の機能を持つロボットは表情を作るが、いかにもロボットロボットした機能追求型のロボットは顔色一つ変えることなく笑い、怒り、哀しむ。
 ロボットという設定が猫耳・メイド服・巫女さんの袴等といったファッションと同等にしか扱われないことが多い昨今、こういう当たり前のことをきっちりと描写し、それを活かしたストーリーを紡いだことに非常に好感持ちました。イーヴァのいじらしさにくらくらっとくらぁ。

 で、これを読んでまたつくづく思ったのが「To Heart」のマルチもこの小説のようにちゃんとロボットとして描いてほしかったということである。
(ここの雑記ってマルチに関して本当にしつこいな<まぁ、ロボ好きの筈の自分がマルチにノれず、でもノれた人間がたくさんいるという現実がどうもね)

 「鉄」に出てくる重要人物のアンドロイド「イーヴァ」は人と同じ感情を持つだけでなく、頭のバーコード以外は極限まで人間と同じように作られており、耳のガジェット以外極限まで人間に似せられた「To Heart」のマルチと殆ど同じ設定となっている。人間以上の機能を持たないところも同じ。
 つーわけでイーヴァを引き合いに出してまたマルチ考。
 「鉄」作中で印象的に使われるフレーズに

「ロボットは、笑いたいときにいつでも笑える」

 というのがある。
 イーヴァは基本的に感情を表に出してしまう性格だが、いざとなったら感情と反する表情を作り出して人を騙すことが出来、そのために本当の感情を表した表情が作り物であると誤解されることがあるんである。これはロボット故の悲劇で、「見てるこっちが哀しくなってくるわ」って感じでロボットという設定を上手く活かしている。
 しかしマルチは機能的なのか性格的なものなのかは分からないが、メイドであるのにも関わらず、わざとらしいまでに感情を表に出す。雪踏的ロボメイド観ならこうするだろうという「哀しいときにそれを隠して【御主人様】に迷惑をかけない為に感情システムを遮断する」ようなことはしなかった。最後の夜、マルチがとったのはまるっきり人間的な行動、下手な嘘を付くということだったのである。このときマルチが表情を消して文字どおり機械的に立ち去ろうとでもしたりすれば(バレバレで意味を成さないけどさ)ロボットという設定を表現することが出来たと思うのだが、あれでは普通の女の子と何一つ変わらない。
 その人間と何一つ変わらないのがマルチのウリなのかもしれないが、どうしてもワシのロボ観は拒否反応を示してしまう(濃ゆいケモナーがガジェットとしての猫耳フェチを嫌うのと同じようなものか?)。
 もうちょっと…なぁ。あー悔しい。マルチじゃなくてワンダープロジェクトJがブレイクしてれば良かったのに。

 まあ、以下のように考えたり後日談で自己補完すればればマルチだって捨てたもんじゃないんだよぉ…と、また自分を誤魔化して今回のマルチ雑記は終わります。

○ロボットのくせにあの性格や仕種っていうのは全てがマルチの自己保存プログラムによって導き出された計算である。
○量産型マルチだって一個の人格。それを殺してあのマルチは帰ってきた。
○(後日談)↑そのことを気に病むマルチとそれが理解できない主人公。
○交通事故で死んでもマルチはDVD−ROM一枚で何度でも復活してくる。
○(後日談)マルチの為にあかりと偽装結婚する主人公。それを相談されて主人公に説教しに行く志保。

 …てここまで考えてふと思ったが、鉄コミ+マルチでRemembranceが出来るじゃん。
 黒コミって日記あるし。いや、誰にも分からないネタだけど。

●5月9日 それが、たった一つの冴えたやり方

 …って、それはマズかねぇか、上遠野浩平(雑記タイトル)?

 何時の間にか発売されていたブギーポップシリーズ最新刊「夜明けのブギーポップ」読了。
 電撃HP掲載作品+3編の6編を収録。
 当然、バラバラな時間軸の物語群ですが全部絡み合ってます。今回は凪が主体って感じですね。
 先に雑誌発表された分を読んでいたせいか、いつにもまして各短編が情報の断片、作品世界を表す情報ソースであるという…パズルのピースとした側面が強くなっているように感じられます。
 なにはともあれ、また楽しい時間を過ごさせていただきました。
 次が気になる、出るのが楽しみ、待ち切れない! っていう風ではなく、出てたら「おっ」てな感じでちょっと幸せな気分でレジに足を運べるシリーズですね。いい感じ。

 今回のは個人的に今までで一番好きな扉絵と口絵でした。表紙はパンドラの方が好きだけど。
#しかし相変わらずどうも帯のコピーのセンスには首をひねってしまいます。
 電撃文庫が目指していると見て取れるのが文章と絵の相乗効果「小説とイラストの幸せな関係」なんですが、ブギーポップはそれが成功した好例でしょう。
 ところでBGM指定みたいのあるし、こういうのも一種のビジュアルノベルっていうんでしょうか。

●5月10日 戦闘妖精シルフィード

 昔むかしPC8801というパソやメガCDというゲーム機でシルフィードというゼロガンナーとかレイストームの元祖みたいなシューティングゲームがあってな、メガCD版は機体デザインを米村孝一郎がしてて、ノンテクスチャーポリゴンでそれをモデリングし、オープニングデモでリアル演算でその出撃シーンを魅せてくれたんよ。美しかったねぇ。ポリゴンっていったら俺の中じゃ未だに32Xのバーチャレーシングのリプレイとこれが最初に連想されるよ…
 そうそう、そのうちプレステかムキャに移植してくれるんじゃないかと期待してる、同じゲームアーツが作ったサターン最高のロボシューティング「ガングリフォン」のロボット操作用のOSが「シルフィード」っていってね…、ゲームのシルフィードもそうなんだけど、神林長平のSF小説「戦闘妖精・雪風」に出てくる自意識を持った戦闘機「雪風」の正式名称も「シルフィード」って言ってね、OSのこのネーミングだけでいろいろ感じるところあって楽しいわけよ。オタク、さっきから黙ってるけど言ってること分かる?

 はぅぅ、「グッドラック・戦闘妖精・雪風」見つかんねぇよぉ…
 というわけで代わりに高見広春「バトルロワイヤル」と横手美智子「カウボーイビバップ」購入。
 全国の中学生から任意の50クラスを島に押し込んで殺しあわせ、最後に残った一人だけを家に帰してあげるという設定だけでも話題の「バトルロワイヤル」はまださわりしか読んでないですが、非常にいい感じです。最終ページが666っていうのは狙ったんでしょうかね?
 しかし分厚いノベルズは本当に読みにくい。文庫で分冊にして出して欲しいぞ。

 知人に薦められて買った「ビバップ」は同アニメのノベライズ。アニメに無いエピソードです。
 さすがに脚本家がやってるだけあって悪くはないけど、同じ作者のパトレイバー小説みたく人物の設定をもっと掘り下げて描いてくれてるのかと期待していたのでちょっと肩透かし。
 良くも悪くもビバップの1エピソードでした。
 この調子で続き出るとしたら多分買わないなぁ。アニメと同じ事やるなら音楽と動画が無いだけ魅力半減です。
 各キャラがカウボーイになる前の話とかなら読みたいけどね。


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