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●6月2日 その魔法ファイルを右ドラッグしてがーでぃあんフォースをジャンクションだ!

 FF8やなんかのゲームの専門用語をびしばし理解して使う人間ですらPC用語に拒否反応を示すとはこれ如何に(タイトル)。
 使用者を半永久的に初心者という枠に閉じ込めることにWindowsシステムは成功したけれど(ワシは閉じ込められたよ)、本来目指していたはずの情報家電には程遠いわけで、やっぱり触ったことの無い人間にとってPCはボタンのたくさんついた摩訶不思議だけど便利であるらしい道具で、下手したら壊れてしまいそうなのにやたら高価で理不尽な機械であり、変なボタン押したら爆発するとか思って怖がってる人間だって未だにいるんだよなぁ…
 等ということを、「PC初心者にこれ読むといいよ」とHTMLで参照しやすくした初心者用の注意点をフロッピーに入れてあげたら、「恐くてフロッピーを開けられない」と返され、ウィルス入れたみたいに思われたようで非常に腹が立つも悪気はないんだろう、と「自動実行ファイルなんか入れてないし、それでも疑うなら右クリックしてエキスプローラから開けば自動実行せえへん」というも、「嫌だ恐い」という、自分が人としてまるで信用されていないような台詞にぶちきれるに至り、しみじみと思う。
 で、多分「右クリックしてエキスプローラで開く」というフレーズが分けわかんなくて恐かったんだろうと思い、苦虫を噛み潰しながら俺を怒らせたのはこいつで無くてPC用語なんだ、とPC用語に八つ当たりして感情コントロールをしているのが今日の雑記なり。
 かといって今更パソコンの概念や使用法を用語から整理しろと言っても不可能に近いわけで、これからパソコン始める人にはまず「こち亀」のパソコン解説の回を薦めることにしようと思ったり。みんな言ってるけど、たしかにどんな本よりも用語を分かりやすく解説してるよなぁ。「マウスはリモコン!」「右クリックはリモコンの右のボタン!」「ドラッグはボタンを押し続ける!」「ATフィールドはバリアー!」
 とりあえず俺の前で「未知のほにゃらら恐い」発言禁止。「分け分からん」はいいけど、理解しようとすらせずに自分の勝手なイメージや価値観だけで推し量って忌んだりされるのはムカツク。

 あー、カルシウム不足だ。余裕ないなー、いろいろと。

 夏コミ落選しました。
 合否はコミックマーケット公式ページからcgiでチェックできるんですが、郵便での通知の発送が12日からってことを考えるとえらい便利な。
 更新滞ってますが、コミパの所為でもすず唄の所為でも無いぞ。
 預金返ってきたらすず唄は買うかもしれませんが。
 …んー、ビデオカードばんしーでなくTNT選んだのにエロゲしかやってないって、なんだかなぁ。
 やっぱ俺、馬鹿かもしんない。はぅ。


 
●6月4日 Pure Snou ―KANON感想 その1―

良いストーリーを書ける人間が良い語り手とは限らず、逆もまた叱り。
ONEのスタッフというのは、極上の語り手だった。

「ONE〜輝く季節へ〜」というゲームは一般にシナリオが良いゲームだとされているが、個人的見地からいえば“シナリオとしては破綻している”作品である。
ある程度のリアリティをもって描かれた世界観を持ちながら、作品中で設定されるある重要なフィクション、その事象の起こる原理についての説明が一切なされないことがその理由である。
勘違いしてほしくないが、それは理屈をつけようとして破綻してしまったわけではなく、はじめから理屈も説明も無い確信犯である故に製作者の能力を断じるのはこの場合適切ではない。
ナンセンス作品でない以上はそれがストーリーのテーマを語る為のイベントガジェットでしかないとしても、何らかの説明がなければ受け取り手が素直にそのイベントを受け入れられないとしても仕方がないからだ。

映画に例えよう。
B ヒロインを庇って死ぬ主人公を素晴らしく演じきった役者がいる。
しかし、主人公を撃った銃はどう見ても銀玉鉄砲である。
主人公の死に際の演技も、それを嘆くヒロインも一世一代の素晴らしい演技だ。
だが、何故に銀玉鉄砲如きで主人公は死んだのだろうか。その説明はない。
そのまま主人公は墓に葬られ、エンドロールが流れる。
観客は素直に感動できるだろうか?

同様の例でゲームを挙げると「終末の過ごし方」というゲームがある。
この作品には「世界が1週間後に滅ぶ」という絶対的な舞台設定があったが、いかにして滅ぶのかといった説明がまったく無く、また滅びかけている世界の状況描写があまりに少なかった為に、その「世界が滅ぶ」事象をプレイヤーが実感も理解もしづらく、結果、滅びに向かっている登場人物たちの心情への感情移入を阻害する結果となってしまった。
ONEの抱えている破綻もこれらと同様のものである。

しかし、それでもONEというゲームは人の心を動かすことが出来た作品であった。
説明のないイベント。それは集約すると「主人公とヒロインの別離」と括ることが出来る。
「別離」というシチュエーションは一方の留学なり、病気なり、戦争なり誘拐なり、家柄なり超常現象なり、はっきりいって読み手を感動させるには別れるまでの二人の繋がりがしっかり描けていれば、理由はある程度の筋さえ通っていればどうでもいい。 そしてONEは筋自体が語られていないが、別れるまでのヒロインたちのキャラクターや日常や関係の推移が類希なほど良く描かれているので感情移入しやすいのだ。
それ故に別れというシーンだけを見れば、別れるという事実をプレイヤーが納得さえしてしまえば、登場人物の哀しさせつなさは非常に強く受け手に伝わってくるのである。

ONEの良さとはシナリオではなく、個々のシーンやシチュエーションの組み立てと描写、演出の上手さであり、面白さとはそれらのシーンをプレイヤーが繋ぎあわせるストーリーの自己補完作業であったといえなくもないのである。流行のビジュアル「ノベル」でなくアドベンチャー「ゲーム」であることにはひょっとしたらそういう拘りがあったのかもしれない。

さて前置きが長くなった。
今日の話題はONEの製作者達の手になる最新作「KANON」である。

現在、月宮あゆ、沢渡真琴の二人のシナリオを終えたところである。
結論から言うと、このゲームはONEと同じく雪駄の心に届いた。
#特に沢渡真琴のシナリオの衝撃は、少し強烈すぎて暫くKANONをプレイしたくなくなった程だ。
#真琴と会わずにゲームが出来るのならば他の娘を攻略することにためらいは無いのだが…、真琴を放って他の娘を攻略するのがあまりに心に痛いのである。
真琴シナリオは(以下ちょいネタばれにつき隠します)、ONEで言うところの里村茜や長森瑞佳の気持ちを主人公が味わうシナリオで、折原浩平を見送る瞬間の瑞佳や茜、他人を拒絶する茜の気持ちを実感させられてONE経験者は二重ダメージを受けるのである。
#とらいあんぐるハート等のようにキャラクターの役割がシナリオ毎に変化してくれれば気が楽なんだが、どうやらそうではないようで、主人公が放っておいた真琴は…と思うと居たたまれない。

話の筋自体はより陳腐になった。
だが、そのせいでONEのようにプレイし終えた後で疑問消化不良を起こすことは少ない。
そして、前作で肝だったシチュエーションの組み立てと演出はONEを凌駕している。
やはり彼らは極上の語り手であった。陳腐な筋の話をこれ以上無いというくらいに丁寧に描き切っている。
突飛な話を考え付くことよりも、日常を描写することの方が難しい。
ドラマチックな展開を作り出すことよりも、何気ない日常の中の輝きを拾い上げることの方が難しい。
KANONは、何気ない日常の楽しさと煌きを徹底的に描写する。
そして非常に陳腐なドラマチックを一つだけ、そこに放り込んで日常を非日常に変える。
徹底的に描いた日常の煌きを、非日常の中で無くすことで改めて気づかせる。
非日常を描くのを得意とする人は多い。誰だってそれを無意識に求めているから。
日常の煌きを描ける人は少ない。誰だって皆その中にいるから。
KANONスタッフの、日常の煌きを煌きと気づき、描写出来る実力は他の追随を許さない。
#菅野ゆきひろは陳腐な「日常」と最高級の「日常を奪うモノ」を描く。
#彼らは最高級の「奪われる日常」と陳腐な「日常を奪うモノ」を描くのだ。

音楽は…、今回はボディーブロー。
#真琴クリアした後で主題歌の「Last regrets」聞くと…泣けてくる。
全てにおいて期待通り、期待以上の出来。

ただ、相変わらず18禁シーンは存在意義を理解できないような貧弱な描写と扱いである。
あの程度なら一般指定で売っても問題無いような気がするし、どう見ても後づけのサービスエロに過ぎず、物語上の必要性も皆無に近い。エロ以外の18禁性要素も皆無で、とてもじゃないが「結果的に18禁になった」とも見えない。
とらハのときも書いたが「結果的に18禁になった」「18禁のエロゲーを作ったんだ」て胸を張って言えないような「商業的理由により18禁をとってつけましたが、本当はシナリオやゲーム部分を見て欲しい。エロはオマケです」っていう作品はその姿勢がキモチワルイし、わざわざ18禁にして17歳以下の人間にプレイできないようにするのには理不尽さを感じる。
KANONの購入者というのはONEをプレイしたり、ONEの評判を聞いていた人間が殆どだと思うのだが、そういった人間がKANONに18禁性を求めているとは思えず、逆に18禁性を望む層の人間がKANONを買うとも思えないし、それを取り込もうとした跡も全く見受けられない。
何の為の18禁シールなのか全く不明である。…流通受けのためか?

KANONはポストONEを期待していた人間のためのゲームである。
よって、今までのONEファンから否定的意見はあまりでないと思われるが、ユーザーの新規開拓もまた、あまりないだろう。
自主的に買った人間の殆どは買ったことを後悔しないだろう。
しかし18禁ラベルが付いていることがあらゆる意味でネックになって、他人に「買え」と薦められるようなゲームでは、無い。
18禁性無しのシナリオを作り、それで真っ向勝負する気があるのなら、わざわざとってつけたエロシーンの手を抜くというあいまいな意思表示などではなく、18禁シールを剥がして売って欲しかった。

追記:初回特典の音楽アレンジCD「anemoscope」のライナーノーツのテキストが非常に良い感じである。なんとなくZUNTATAレーベルのそれを思い出してしまった。




……
………。



客観視点終わり。
以下主観。
頼むから、真琴を俺の前に出さないでくれ(涙)
あの台詞聞かせないでくれ(号泣)
あのOPはセカンドプレイ以後、見るだけで泣けるぞこん畜生!!
KANONの文字や「夢」のあの字の出方は卑怯だよ〜
あれだけ遅れたの、もういい、肝心なところで「もちろん」が「もろちん」になってたのももういい、
もう許すよ Key!!
俺が友達3万人の一人になってやるともさぁ!!!(キィ違い)
<言い得て妙で砂

でもこんなんしか作る気無いのなら、18禁市場からはとっとと撤退してくださいね〜>Key
その点に関しては色んな意味で不愉快ですし、メリットよりデメリットの方が大きいと思いますよ。

6月11日 東鳩マルチSS「機械人形に花束を」(概要)

「こんなに美味しいご飯食べられるなんてな」
「練習しましたから」
「凄いな、マルチは」

あれから3年。
帰ってきたマルチは浩之と幾多の経験を積み、いっぱしの家事能力を身につけていた。
あの頃と違い、美味しい料理も作れる。へっぽこさはなりを潜めたが、代わりに幾ばくかの落ち着きを手に入れ、依然と同じに、いやそれ以上に人間らしい。
二人は幸せな食卓と家庭と恋人を手に入れたが、代わりに友人と幼なじみと社会的信用を喪っている。
住み慣れた街から離れた片田舎。マルチは耳カバーを外して人間として生活している。

「結婚、しないか?」

浩之、マルチにプロポーズ。
マルチ、返答を保留。

ある日、買い物に出たマルチは車道に飛び出した幼稚園児を助けようと飛び出し乗用車と接触、破損する。
ボディは幾つかのパーツ取り替えで済んだが、電脳部はそうはいかなかった。
メモリ破損によってニューラル・ネットの一部が破損。放っておけば記憶のほか、言語・情動他の機能にも影響を及ぼす可能性有り。
部品交換後バックアップからオール再生という方法が望ましかったが、正規の製品で無いマルチの情動バックアップをとることが一般家庭で不可能であり、もっとも新しいバックアップは3年前に再会したときのDVD-ROMであった。
それを使えば3年前のマルチが、あの時と全く同じマルチが帰ってくる。
一緒にいた3年の哀しみも幸せも経験も何一つ覚えていないマルチが。
きっと、あの時とまったく同じ笑顔で抱き付いてくるだろう…

「このDVDの中に、あのころのマルチそのものがいる…」
「何度でも、何人でも、これから生まれてくる…」

修理を引き受けてくれた知り合いの栗栖川の技術者(長瀬主任は社外秘であるオリジナルマルチを民間に横流しした責任を取らされて追放され、現在行方不明)が薦めた3年前からのやり直しを浩之は拒否。
今のマルチに応急処置を施し、そのまま一緒に暮らすことを望む。
現状のバックアップ作成…予想以上にニューラルネットのカオス化が進んでいることもあって失敗。
マルチは後に浩之の部屋のごみ箱からDVDを一枚発見する。

浩之、二年ぶりに友人のジャーナリスト、長岡志保に連絡を取る。
あかりを悲しませたことで散々責められる。
それを遮って用件を怒鳴る。

「栗栖川の長瀬元開発主任を追ってたよな!?」

万が一でもマルチを治せるとすれば彼しかいなかった。
志保、現在の長瀬の所在は掴めていないが、全力で探すことを確約。

マルチの退行現象おさまり、浩之とマルチの生活再開される。
動作は事故前と大差なかったが、料理のレシピ等、記憶系統に若干の欠落あり。

「マルチ、前に作ってくれたアレ、食べたいんだけれど…」
「…あうあうあう、作り方、忘れちゃいました、すいませーん」


穏やかな日々が過ぎる。


マルチの退行現象再開。

転ぶ、階段から落ちかける等、動作の不備が目にみえるようになる。

志保から連絡。
長瀬主任は死亡していた。

浩之、長瀬のの葬儀にマルチと参列。
セバスチャンや栗栖川姉妹と再会する。
セバスチャン、カナシミの表情を浮かべるマルチを見て涙する。

「その子は、あいつの子供、私の孫のようなものです」

マルチ、その表情を見て逃げ出す。

「私、最低です。主任が死んだことよりも、自分が治らないことの方が哀しいんですから!」

マルチの退行現象続く。
記憶障害で帰り道を忘れ、警察に保護されて帰る。
家に閉じこもるようになる。
料理の練習。
味見すると3年前の味。

言語障害進行。
学習した固有名詞等が出て来なくなる。
「あわわわわわ〜」で誤魔化す。
浩之、気づかないふり。

マルチ、スパゲッティミートソースを作ろうとしてミートせんべいを作成。
浩之、何も言わずにただ齧る。

情動機能障害進行。
表情を作れなくなる。
浩之の冗談を目と声だけで必死に笑う。
表情は一切変化無し。
市販品のHM-12用情動オプション導入。すぐに取り外す。
知らない笑顔は無表情より哀しかった。

浩之、毎晩のようにマルチを抱くようになる。
皮肉なことにセクサロイド機能に障害は無かった。
無表情のマルチを抱き続ける。

マルチ、スリープ状態でいることが多くなる。

何処から聞きつけたのか、マルチの高校時代のクラスメイトから同窓会の知らせが届く。
浩之付き添いで参加するも、不躾な視線に耐えられなくなり途中で退散。
後にマルチの同窓会が志保や栗栖川姉妹の気遣いであったことを知る。

浩之、高校時代の友人の消息を調べはじめる。
結婚式の招待状を送るつもりだった。
だがマルチ、プロポーズにこう返事。
「ごめんなさい」

浩之邸に神岸あかり、訪れる。
「マルチちゃんに呼ばれたの」
マルチが家事をしなくなってからまともな食事を採っていなかった浩之、マルチの懇願であかりの作った料理を口にする。

浩之、マルチとともに実家に帰る。
あかり、二人の世話を焼きに度々訪れるように。

マルチ、3年間の記憶を完全に喪う。
そしていつしか高校時代のあの頃のマルチに戻っていた。
朝起きると、慌てながら制服を探している。

浩之とあかり、高校時代の友人たちにコンタクト。
栗栖川芹加の助力で高校を一日借り切る。

制服を着たマルチとともにあの頃を再現。
一日だけ、彼らは高校生に戻った。
一日だけ、マルチもあの頃のように浩之に手伝ってもらいながら掃除をした。
授業は無く、掃除をして、昼食を摂って、また掃除をした。
その放課後。
浩之、頭を撫でながらマルチに再度プロポーズ。
心境は…自虐。
数十秒を要した後のマルチの返答。

「この…前、チャゃんと、断ッタたじゃナイイですか…」

震える笑顔。

「で、も…、ううううれ、嬉しいですゥうウゥう」

あかり、二人を体育館に連れて行く。
飾り付けられた体育館の中に二人の友人たちが待っている。
志保、演劇部の部室から失敬してきたベールをマルチの頭に。

セバスチャン、マルチの手を引いて真紅のヴァージンロードへ送り出す。
二人、魔道書を持って演壇に立つ芹加に向かって永遠を誓う。
誓いの口付け。
動かない二人。
マルチはそのまま、もう二度と動かなかった。


………。


一ヶ月後。
机の上には一枚のDVD-ROMとマルチからの手紙。
その向こうに結婚写真の二人が笑っている。
玄関のチャイムが鳴り、女性の呼ぶ声。
留守中に荷物が届いていたから預かっていたんだよ、と。
荷物はオーバーホールされたHMX-12のボディ。
かつて男の妻であり、これから二人の娘として生まれてくる少女である。

●6月14日 人に薦められるモノ、そうでないモノ

人に何かを奨めるという行為には自分の信仰する神を他者に布教するような意味合いや、自分の思想・パーソナルを語る代替行為(「〜を好きな自分」の紹介、カミングアウトというのは、話の取っ掛かりとしてのテキストに自分は「〜」を持っていますよ、という宣言であって、厳密な意味での自分自身の経歴や性格や能力といった個性を語っているわけではないことに注意)、それをテキストとして何かを論じるための手段といったものが内包されている。
(雪駄個人の場合はそれに加えて「自分が好きなマイナーなメディアが潰れない為に買わせる」というのがあるが)

KanonとONEとどっちが好き? どっちが良く出来てる?

Kanonの話題が出ると良く出る話題。
どちらも一長一短で、何ともいえないというのがワシの見解。
じゃぁどっちを人に勧めるかで図ろうっていう向きもあるだろうけれど、どっちも万人に薦められる内容ではないし、結局同一スタッフの同一ベクトルの作品なんだから勢いや新鮮味か完成度かっていう問題になってくるわけで。
しかし考えてみるとONEは非・万人には薦めたくなったけど、Kanonは人を選んでもナカナカ薦められんなぁ…という感情がワシの中にはある。
全般のクオリティー自体はKanonの方が上だし、一般受けしやすいのもどちらかといえば多分Kanonなのに、である。
ONEの場合はその内容を会話のテキストにしたかったからそういう会話が出来そうな相手には奨めたが、Kanonの場合はその内容をテキストにして出来る会話は他のものをテキストにしても語れるものなので、人にわざわざ勧めたくなるものではないのである。
Kanonは一個の商品としてのクオリティーはONEより高いけどコミュニケーションツールとしてはONE程の機能はしないと思うんで、ゲームのプレイ経験を人との話題に用いる人にはONE、ゲームは一人っきりで楽しむっていう人にはKanon、かなぁ。
…うーん。結論になっているようななっていないような。
おかしいな、ホントはKanonじゃなく「フルーツバスケット」の話をするつもりだったんだけど…

●上のマルチSSについて
アルジャーノンとRemembranceを下敷きに、最後の「一ヶ月後」で落とすっていうネタですが…
途中のエピソードが何の影響下にあるか、分かる人は分かりますね(特に最近いらっしゃった方々)
いやー、見た瞬間にこれは「使える」ってつい挿入しちゃいました。
東鳩は資料ないし、自分で書くの面倒なんで(おひ)どなたか小説・漫画・DNML化などして見たいという方おりましたらば原案てことでウチにリンク張っていただけることを条件にこのネタ提供致しますのでメールか掲示板で連絡下さいましー。
…と思ってたらすでに掲示板で伊奈さんが漫画化申し出てくれてました。どうもですー
ところでセバスチャンと長瀬主任て親子でいいんだっけ?


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