12V車専用 簡易電圧計
(内部回路アナログ式です。PICマイコンを使用していないため誤動作がありません)
注)絶対に誤動作しないという保証はありません。
半導体耐入力30V以上あるので壊れることはありませんが電圧が上がるとLEDに流れる電流が増えて
LEDが光らなくなる可能性があります。(通常の使用で電流が流れすぎることはありません)


私が使用している(中国製バギー、バイク、ガソリン自動車、ディーゼル自動車)でテスト結果。
すべて、正常に動作しています。一番使用頻度の多い中国製バギーは、電圧が低下している状態(赤LED点灯時)でも
13V以上(緑LED)がほんのわずか点灯します。
この現象はたぶん、エンジン発電機(オルタネータ)かレギュレータが原因で回転数に合わせて高い電圧が瞬間的に
発生していると思います。
ウインカーをランプ→LEDに変えLEDの電流制限に定電流ダイオード(CRD)15mA(耐電圧25V)で使用しています。
その中のCRD1本が壊れLEDがショートし点灯しなくなりました。原因が分からなかったのですが「簡易電圧計」を取付て
壊れた原因が分かりました。高回転でウインカーを点灯したためCRDの耐電圧を超えて壊れてしまった可能性が大です。
ウインカーランプケース1個に2個のLEDを並列接続でつないでいたため1個のLEDがショートしても残り1個が点灯するので
現在も1点灯で使用しています。残り1個も点灯しなくなれば電圧対策したLEDを入れようと思います。
対策として、20Vぐらいのツェナーダイオードを取付20V以上の電圧をカットするように考えています。
テールランプLED化も計画していますがこれをふまえて作ろうと思います。

使用目的
バイク、中国製バギー(トライク)、小型自動車などの発電電圧監視。
・バッテリー上がりでエンジン始動がスムーズにできない経験をした方もいると思います。
これは、耐用年数を超えたバッテリーを使用している方を除いて、ほとんどが電装品の電力が
車の発電能力を超えて使用され直接バッテリーから電力をまかなっている場合におこります。
このため徐々にバッテリー充電が間に合わなくなり始動がスムーズでなくなります。

私ごと
中国製バギーに乗って通勤(晴れの日だけ)しているのですが、とにかくよく壊れる。買った値段以上に
交換パーツの金額がかかっています。そこら中の溶接もダメで自分で溶接機を購入し直しながら乗っています。
(バイクショップでは、修理場所を貸してやるから勝手に直しなさい状態です)
当然ですがエンジンも壊れて載せ替えたのですが、載せ替え前のエンジンだと2日に1回充電しないと
エンジン始動が悪くなり充電していました。中国産レギュレタ電圧はエンジンをかけても止めても
12.6Vで全く充電電圧が出ていなかったのです。(3個も購入しましたがすべてダメ)
エンジン載せ替え後、一緒に国産スクーターのレギュレータに交換し1週間〜2週間に1回の充電でよくなりました。
国産のレギュレタに交換して14Vぐらいまで電圧が上がるようになりましたが載せ替えたエンジンの発電能力が低く
ヘッドライト点灯で12V以下にストップランプ点灯で12Vぐらいに電圧降下してしまいます。
私の愚痴です。

そこで今回作って見た電圧計の登場です。
バッテリー電圧状態で充電の様子が簡単に(簡易的ですが)わかるようになりました。

実車に取り付けた様子

バッテリー電圧
約12.4V以下(赤LED点灯)ヘッドライト点灯
バッテリー電圧
約12.4V〜13.2V(黄LED点灯)スモールランプ点灯
バッテリー電圧
約13.2V以上(緑LED点灯)すべて消灯「充電されている状態」



LEDと電源スイッチを本体基板から分離し表示部分をコンパクトに改造しました。
電源スイッチはマイナス側を入切するように設計したので、万一電源ケーブルが破損しボディーへタッチしてもヒューズが切れてしまうことがありません。
LEDケーブルは通常どちらかの極を共通にすれば2本ケーブルを少なくすることが出来るのですが回路上できないので各LEDに2本ケーブルが
必要になります。
メイン基板、LED基板それぞれ防滴構造になっていないので、ご覧の通りメイン基板はハンダ面に厚紙を当てビニールテープでグルグル巻にしました。
LED基板は部品面、ハンダ面ともエポキシ接着剤で固めました。スイッチも防滴構造でないですが雨の日に乗ることはないので加工していません。
振動が大きな車種に取り付ける場合は背の高い部品(3本足の部品、LED、電源スイッチ)をエポキシ接着剤やホットボンドなどで固定が必要です。
車体へそれぞれの基板を両面テープで止めました。

ガソリンタンクへ取り付けた様子 バッテリー接続の様子 本体基板を固定した様子
カバー取り付けを完了した様子




今回作った基板は12V車 専用簡易電圧計です。
ケース加工、防滴加工、防振加工、LED分離加工はしません。
☆基板1枚ずつ電圧LED検査をしないと部品バラツキで表示が思ったところにならない可能性があるのでこの形でお渡しすることになります。
通常点灯する黄LED範囲(12V〜13.8V)に入るように考えています。

基板寸法 大体49mm×36mm 赤LED(LOWレベル)約12.6V以下
黄LED(MIDレベル)約12.6V以上 黄LED(MIDレベル)約13.6V以下 緑LED(HIレベル)約13.6V以上

((注意))
各LEDの点灯レベルは部品精度バラツキにより±0.5Vぐらい変わります。
電子部品や基板は多湿や水に大変弱いのでバイクなど水(雨)がかかりそうな場合は必ず防水加工して下さい。



小型自動車は、発電機(オルタネーター)が大きいため「中国製バギー」のように極端なことはないと思いますが
私の乗っている小型自動車の電圧を監視しているとエアコンをかけ室内ファンを最強にすると電圧が12V以下になることが
あります。通常走行でナビゲーションを付けているだけの場合でも13V付近までしか電圧が上がりません。

この簡易電圧計自体に必要な電流は15Vの場合30mA以下なのでLEDを2個点灯させているのと同じぐらいになります。
(電圧が下がると消費電流も少なくなります)
小型自動車ならあまり問題ありませんが、バイクなど小さなバッテリーでは簡易電圧計の電源を切らずに忘れていると
バッテリー放電で始動できなくなる可能性があるので注意が必要です。


☆☆りあえず、この電圧計が必要かどうか反応を見てから量産するか決めたいと思います。☆☆
「商品に欠陥がある場合を除き、返品には応じません。」
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