ワイヤレス モールス練習機

 「モールスて何だか知っていますか」ある決まった信号を、断続する事により通信する手段です。数年前までは、船舶が頻繁に使用していましたが最近は衛星を使った無線通信が主流になってきました。唯一アマチュア無線家の方々が、今でも楽しく交信をしています。
 もし、短波ラジオがあれば聞いてみてください。周波数は「7.00〜7.03MHz」で出ています。AM短波ラジオでお聞きの場合は、信号が「ボッボッ」と入ったり切れたりする音が聞こえるはずです。

下に書いてある回路図は、FMラジオに送信してモールスの練習をするための、超簡単トランスミッターの回路図です。(入力部を改造しマイクをつければ、ワイヤレスマイクになるかも)
     

入力部数値漏れがありました。18kと18k抵抗の間のコンデンサーは0.047μFです。

仕様
   電源:DC3V(乾電池2本)
   電流:10mA以下
   送信周波数:85〜90MHz付近
   距離:5m位

回路の簡単な説明
   音源は、ツインT発信で、周波数Fは、F=1/2πRCで決めてあります。(約400Hz)
   1段目の発信は、コルピッツ型で「44MHz」付近とし、出力部で2逓倍して送信します。

調整方法
   FMラジオを90MHz付近にあわせておきます。
   FMラジオから1〜2m離れたところで、KEYの部分をショートさせコイル「7S50」のコアを回し、FMラジオから信号が聞こえるところまで調整してください。
   信号が聞こえれば、少し離れて「7S80」を調整して信号が最大になるように調整してください。

   以上で調整完了です。