施設長コラム「つれづれ草」

つれづれ草

●平成30年10月

 神奈川県では介護現場の苦労話等を語った作品を募集している。今年で7年目とうい事だが、県の担当者から「当施設の職員K君の作品が入選候補になっている、ついてはその内容が真実か調べに行きたい」との連絡があった。調査に来られた方は詳細に作品を作った過程を聞き取ったが、会話を進めるうちに彼の人柄に惹かれていったようだった。
 現在人類は万物の霊長として地球に君臨しているが10万年程前の氷河期には人類滅亡の危機に遭遇した。その時お互いに『分かち合う、助け合う、慈しみあう』心を育んだおかげで難局を乗り切ることができた。旭ヶ丘では人間本来兼ね備えているこうした気持ちを大事にして日頃の業務を行っていきたいとの思いから「人間として人間らしく生きる気持ちを尊重する」事を理念としている。
 彼の作品は『ありがとう』の言葉で埋め尽くされていた。経験が浅かった彼は1人の利用者から感謝する気持ちは相手に求めるのではなく、自らが感謝する心を持つ大切さ教えられたという。私は作品の中に旭ヶ丘の理念を読み取ることができた。彼の作品を読んで感動するとともに、自らもまた利用者や職員そして地域に感謝する気持ちを持つ事の大切さを教えられた。

●過去のつれづれ草

過去のコラムを1年ごとにまとめました。
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