Kさん夫妻への卑劣な脅迫行為を弾劾する


     一九九七年十一月二〇日

神戸事件の真相を究明する会   



 さる十一月十一日に、当会の活動に共感をしめし神戸事件の真相を訴えるために活動してこられた高校教師Kさん夫妻の自宅が何者かに侵入され、内部が足の踏み場もないほどに荒らされました。預金通帳などの全財産やKさん夫妻が役員をしている教職員組合の文書などがごっそり奪いさられました。

 しかも犯人たちの意図・目的をあえて伝えるかのように、こじあけられ空っぽになった金庫の中に当会発行のパンフレット「神戸小学生惨殺事件の真相」がわざわざ突っ込まれていたばかりでなく、金庫の脇にはビリビリに破られたパンフレットが、これ見よがしに置かれていたのです。そのすぐそばには、夫妻のワープロが破壊されて放置されていました。

 そればかりではありません。犯人たちは、ただの空き巣泥棒であればけっして盗む必要のないKさんの身障者手帳までをも持ち去ったのです。 犯人たちが当会のパンフレットの発行に異常な憎しみを抱いている者たちであることは、あきらかです。神戸事件の真相を暴かれることを恐れる者たちが、私たちの活動に危機感をつのらせて、なんとか私たちの活動にストップをかけるために、Kさん夫妻に経済的にも精神的にも大きなダメージを与えようとしたにちがいありません。          

 みなさん! 私たち神戸事件の真相を究明する会は、Kさん夫妻にたいするこの卑劣で悪辣な脅迫行為を断じて許すことはできません。今回の事件は明らかに、神戸事件の真相を暴かれた者たちによる私たち究明する会への攻撃であり挑戦にほかなりません。私たちは心ある人びとに、この蛮行にたいする徹底した弾劾の声とKさん夫妻への物心両面にわたるご支援を心から訴えるものです。

 「犯人は少年ではない!」――このスローガンを合い言葉にして権力犯罪の疑惑を究明する草の根のたたかいを私たちは粘り強く推し進めてきました。Kさん夫妻は、当会のパンフレットに共感して神戸事件の真相究明のために尽力されると同時にパンフレットの宣伝と紹介にことのほか努力されてきました。教職員組合関係の集会や市民集会などでもみずから積極的にA少年の冤罪を明らかにするために訴えてこられました。神戸事件の真相を全国の人びとに訴える私たちの活動は、Kさん夫妻をはじめとする心ある多くの人びとの努力によって、いまいっそう大きく深く全国に広がりつつあります。

 みなさん! A少年を弁護するはずの野口弁護士ら付添人団が、「(警察に)だまされた」「許せんのだ」というA少年の悲痛な叫びになんら耳を貸さず、少年を絶望の淵においやったという驚くべき事実が先日明らかとなりました。私たちの活動はまさにこれからが正念場です。私たちは、神戸事件の真相を究明する私たちの活動へのあらゆる脅迫や誹謗を許さず、多くの心ある人びとともに、神戸事件の真相を、権力犯罪の疑惑をさらに徹底して究明するために、これまでにもまして頑張る決意です。


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