Chronodato 3
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この3本目のアンジェラスのクロノデイトは先の2本とは年代は同じくらいだと思いますがかなり趣が異なります。 前の2本はステンレススチールケースでしたがこちらはゴールドケースです。 このクロノデイトで金張りのケースはたまに見ることがあります。 金張りだと真鍮のような合金に金が張ってあり、ケースバックは通常ステンレススチールです。 この時計はそのような金張りではなく全部金のいわゆる金無垢のケースです。 この時計自体も珍しい時計だと思いますがさらにその金無垢のモデルは私は他に見たことがほとんどありません。

 

ダイアルはシルバーですがよく見るとツートンになっていてしかもダイアルの上の部分と下の部分が扇形に色が変わっています。 写真ではなかなか分かりにくいですがこれも非常に珍しいのではないでしょうか。 インデックスも金色でとても美しいデザインでコンディションもかなりよいと思います。 

この写真の方がツートンのシルバーダイアルがよく分かると思います。 針もゴールドでゴージャスな感じです。

この時代の金無垢のケースで特に一流メーカーでない会社の製品は金をあまり使わないためかケース厚が薄いものが多いようです。 この時計もケースは割りに薄くなっているようで購入したときはラグの1本がどこかにぶつかったのかケースが曲がって内側にちょっと歪んでいました。 時計屋さんでそれを直してもらって磨きもかけてもらいきれいになりました。 金無垢のケースは日本ではあまり人気がないようですがなかなかいいものです。

ケースバックにはシリアルナンバーが入っていたと思いますがケース磨きの際によく見えなくなりました。 この時代なのでスナップバックケースです。 このくらいきれいに磨かれているとつけるのがためらわれます。

ダイアルは前の2本よりコンディションがよくてよごれやしみなどほとんどありません。 アンジェラスのロゴが通常は外側に輪郭の線がありますがこの時計のものにはありません。 このようなロゴもこの時計ではじめて見ました。 このアンジェラスのクロノデイトという時計はどのくらいのバリエーションがあるのでしょうか。

 


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