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40年代頃と思われるブライトリングのクロノマットです。 クロノマットには何種類かタイプがあるようですがこれは一番初期の タイプだと思います。 ブライトリングのクロノグラフらしく細かい目盛りが入っています。 ブライトリングのクロノグラフは ナビタイマーが一番有名だと思いますが、このクロノマットなども少し小ぶりでなかなかいい感じです。 一番下にムーブメントの写真を追加しました。 (2004年11月4日)
いい感じに焼けたダイアルです。 文字盤はナビタイマーとは違ったデザインで、回転ベゼルもこのモデル独特の形です。 ブライトリングのロゴは初期の ロゴですが最近またこのロゴを使用しているようです。 60年代や70年代はブロック体のロゴが使用されていました。 また、12時の文字とブライトリングの文字の間に小さく文字が入っているのが分かりますでしょうか? これはTOURNEAU と入っていてアメリカにある宝飾店の名前のようです。 このお店は現在も続いているようでニューヨークのマンハッタンにも あるようです。 このお店は他にもこのようにダブルネームの時計を出していました。
使用されているムーブメントはビーナス175です。 ブライトリングのクロノグラフは60年代まではほとんどビーナスの ムーブメントを使用しているようですね。 ナビタイマーはビーナス178でこれは3レジスターの機械ですので6時の位置に クロノグラフの時間計がついています。 ビーナスの機械はブライトリング以外ではそれほど見ないのでもっと集めたいと 思っています。
ケースはスナップバックでプッシュボタンは細長いタイプのものです。 ケース厚はクロノグラフとしてはかなり薄い方で同じ スナップバックでもナビタイマーと比べると感じが随分異なります。 これがビーナス175のムーブメントです。 地板とクロノグラフブリッジにきれいな装飾の模様が入っています。 ナビタイマーなどは金色仕上げのムーブメントが多いようですがこちらはそれとは違う仕上げになっています。 もう一点通常のブライトリングのビーナスの機械と異なるのは進度調整の部分(下の方のルビーが入っているところ) にスワンネック(レバーをぐるりと丸く取り囲むようになっている部品)がついているところです。 これは高級ムーブメント の一部にしかついていないもので珍しいと思います。
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