Mathey Tissot Chrono
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colorful_new.gifベルトを換えてみました。 飾りの大きな穴のある革ベルトです。 このような飾り穴のあるベルトは

60年代後半から70年代の時計によく見られるデザインで、ちょうどこの時計の作られた年代とあっている

と思います。 色もダイアルに赤が使われているので赤っぽい茶色で合いますね。 厚みもあるベルト

なので時計のボリュームにも負けていません。 

 

  

マセイティソ(Mathey Tissot)のクロノグラフで年代は60年代後半から70年代初めだと思われます。 マセイティソは

ティソとは違う会社で様々なデザインのクロノグラフを出していました。 高級メーカーだったようで機械の仕上げ

などはこの時代としては珍しく美しいものです。 この樽型のケースは70年代に時々見られます。 かなり大ぶりの

ケースで通常のクロノグラフとしては最大級だと思います。 

 

 

竜頭にはマセイティソの頭文字のMとTをかたどったマークが入っていてオリジナルだと分かります。 機械は

バルジュー726というバルジュー72の後期型です。 この頃のバルジューの72系のクロノグラフはこのサイトで

は他にゾディアックやワイラーのクロノグラフを紹介しています。 デザイン的にこの時代に共通なところがあり

面白いと思います。 このあたりの時計は最近値段が上がってきたようなので手に入れにくくなると思うと残念

ですがいいものがあれば手に入れたいと思っています。

 

この時計の特徴のひとつがこの文字盤の左斜め上方向についている竜頭で動かすインナー回転ベゼルです。  

ロレックスのスポーツモデルに回転ベゼルがついているモデルがありますがそれらは外側にあるベゼルを直接

回すものです。 それに対しインナー回転ベゼルはこの竜頭で風防の内側にあるベゼルを回すという凝った

仕組みになっています。 この時代に流行ったもののようで60年代後半から70年代前半にしか見られない

興味深い機能です。 

 

 

 

ダイアルはグレーに白のスモールダイアルとインナーベゼルです。 インナーベゼルは20分までが

赤色が入っていてアクセントになっています。 グレーのダイアルというのもこの時代に時々見られ

ますが他の年代にはあまりないようです。 バータイプのインデックスもこの時代によくあったようです。

 

 

 

ケースバックはメーカー名とステンレススチール スイスメイドと英語で入っています。 スクリュー

バックのケースバックは大きな傷はあまりなくて比較的いい状態だと思います。

 

 

 

この年代の特徴をいくつも持った時計で状態のいいものを見つけたらまた手に入れたい

と思っています。 

 


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