表領域の削除時に物理ファイルを先に削除してしまった場合



表領域の削除は、Drop Tablespace文を実行してから、物理ファイルを削除しなくてはならない。 したがって、物理ファイルを先に削除してしまった場合は、Oracleが起動できなくなる。
この場合、以下に記す方法でリカバリを行うことができる。(NO ARCHIVE MODE前提)
サーバマネージャを実行する。

SVRMGR> connect / as sysdba

SVRMGR> shutdown abort

SVRMGR> startup
openできない状態(mount状態)で、物理ファイルが存在しないというエラーが表示され、オラクルが起動できない。

SVRMGR> alter database datafile '物理ファイル名' offline drop;

SVRMGR> alter database open;

SVRMGR> drop tablespace <表領域名>;