特別受益者の相続分

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特別受益者の相続分

特別受益者とは

共同相続人の中で、被相続人から、生前贈与や遺贈(遺言でするもの)を受けた者を特別受益者といいます。生前贈与や遺贈を受けた分は、相続分の先渡しとみなされ、特別受益として相続分から差引かれます。もし差引きゼロであれば相続財産をもらうことはできなくなります。なお、贈与・遺贈が相続分より多くても返還を要求することはできませんが、他の相続人の遺留分を侵害していた場合は返さなくてはならないこともあります。

遺贈については、全て特別受益となりますが、贈与の全てが特別受益になるわけではありません。特別受益には、次のような事柄が該当します。

特別受益に関するご相談事例

共同相続人である兄が父親の預貯金を管理していて、「死んだオヤジの預貯金は100万円だ!」と言います。贈与された(特別受益を受けた)可能性があるので、「通帳を見せてほしい!」と言ったのですが、絶対見せません。どうしたらよいのでしょうか。
このような場合、家庭裁判所に遺産分割の調停を申し立てます。調停では、亡くなった方の通帳を管理している者が過去に遡って通帳の写しを見せることがほとんどです。これでも通帳を見せないときは、弁護士会の照会、あるいは家庭裁判所の審判で明かにする方法があります。家庭裁判所の審判では、家庭裁判所が銀行や郵便局事務センターに調査を嘱託すると、取引明細書が家庭裁判所に送付されます。結局、隠しても無駄ということを説明すれば、通帳を見せてくれると思います。
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