旧社会保険庁職員の分限免職撤回裁判

東京地裁で1人の原告が勝利!

分限免職の裁量権の逸脱・濫用をはじめて認定

旧社会保険庁職員の分限免職撤回裁判が各地でおこなわれていますが、6月29日、東京地方裁判所は原告3人のうち1人の分限免職処分を取り消す判決をおこないました。

残念ながら2人の請求は棄却されましたが、一部とはいえ勝訴を勝ちとったのは、東京の原告が初めてです。国の分減免職回避が不十分であったことを認定したことは画期的です。 全国の裁判闘争で、一般的には厚労省に分限免職回避義務があることを認めさせるなど、情勢を切り開いてきましたが、また大きな前進を勝ちとりました。この間、労組の自主解決を 求める要請に対して、厚労省側は一貫して裁判の結果を見ていると答弁してきました。今までは原告敗訴が続きましたが、東京地裁の一部勝訴で状況は一変しました。運動としても大きな前進を築 く事が可能となりました。

分限免職撤回裁判の原告は全国で29人、東京地裁で25人までの判決がだされたことになります。残るは仙台地裁でたたかっている秋田の仲間4人です。他の裁判所では実現しなかった、 当時の社保庁総務部長の証人尋問がおこなわれるなど、他とは違う展開をしており、東京地裁に続く勝利判決が期待されています。