大会名:安政遠足(あんせい とおあし)
開催地:安中市・松井田町
主 催:安政遠足保存会 安中市 松井田町
種 目:峠コース(7里7丁:29.17km)関所コース(20.35km)
コース:安中城址→碓氷峠くつろぎの郷公園(関所コース)→熊野神社(峠コース)
出場年:'00 第26回大会 '01 第27回大会

 安政遠足の由来:安政2年(1855)に安中城主の板倉勝明が、藩士たちを安中城から中山道碓氷峠頂上の熊野神社まで徒競走をさせた。この徒競走が記録を競った遠足の最初といわれ、日本最初のマラソン大会という。昭和30年に、このときの記録が峠の茶屋から発見された。その後、安政遠足保存会が組織され、現在の「安政遠足」が開催されるようになった(2001年で27回目)。


第27回大会パンフレットより

 Nesiaが「安政遠足」に初参加したのは、'00年の第26回大会。スタートの文化センターに行って、ビックリしてしまった。仮装OKのレースとは聞いていたが、6〜7割の人が重装備の仮装。Nesiaもチョンマゲをつけ100円ショップで買った刀を背中に差していたが、これくらいでは仮装をしているとはいえなかった。一般レースで、仮装している人は”早い!”というイメージがあるのだが、このレースもみな早い! もし仮装をしていなかったら・・・とうてい太刀打ちできない人々の集まりだった。
 
'01/05/13 第27回大会
 昨年と同じく、前日の晩に家を出て指定の駐車場に車を止め眠った(前日には前夜祭が行われるが、仕事の関係で今年もパスしました)。目覚し時計の音で起き出して、バーナーでお湯を沸かして朝食、大会側が用意してくれたバスに揺られ会場入りした。今年も、文化センターは異様な雰囲気に包まれていた。殿様・お姫様・武士・飛脚・機関車?・オハーの慎吾ママ・etc・・・Nesiaは仮装準備が間に合わず、今年は仮装しませんでした。
 8時スタート、異様な一行が一斉にコースに出て行く。沿道は、応援者と見学者で2重3重の人垣が出来て、すごい声援だ。例年より気温が上昇して、仮装している人は辛そう。仮装していないNesiaでさえ汗だくなのに、脱水症状にならなければいいな・・・などと心配しながら走る。
 コースは、関所コース過ぎの21kmまではゆるい登り、国道の迂回路を除いてすべて上り坂である。旧中山道には、杉並木・宿場跡・関所なども残り、歴史の重みを感じさせてくれる。エイドステーションは十分で、自宅前で選手たちを元気付けてくれる私設エードもあり、暑さを心配してザルに山盛りの氷を用意してくれていたのは嬉しかった。
 関所コースの選手と別れてしばらくすると、コースは山の中に入る。険しい山道が続き、去年は先を行く選手が引き起こす落石が恐かったが、今年は整備されその心配はなかった。マラソン大会というより、トレイルラン大会といったほうが良いコースで、仮装して上ってくる選手には頭が下がる。
 残りが6kmくらいになると尾根道になり、比較的緩やかになる。ここからが踏ん張りどころで、歩くか走るのかでタイムに差が出る。昨年は走力が同等くらいの人と競い合って走ったが、今年は1人でペースが落ちてしまった。
 「あと少し、がんばって!」と、山歩きの人の応援にも助けられ、満面の笑み(本人は、笑顔のつもり!?)でなんとかゴールできた(3時間13分58秒 86位/516人中)。
 熊野神社のある碓氷峠には、何件かの茶屋があり食券で昼食が取れる。カラミの力餅とお蕎麦を食べていると、医師の格好をした人が入ってきた。すごく板についた仮装だな〜と思っていると、「本物です」と一言・・・納得したNesiaでした。
 帰りは、大会側で用意したバスに揺られ、夢うつつのうちに安中市内まで。来年は仮装するからね、充実した1日でした。