共産主義がもたらしたものー殺戮・虐殺 |
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戦争等がもたらす悲惨さを示すものとして死傷者数がありますが、ナチスにより虐殺されたユダヤ人の数や、第2次世界大戦でのソ連、中国、ドイツ、日本の死傷者数はどれくらいか、ご存知ですか? ナチスにより虐殺されたユダヤ人の数は、600万人以上、第2次世界大戦での死傷者数はそれぞれ、ソ連(1200万人;1500万人という説もある)、中国(318万人;統計上のもの、実際はこれよりはるかに多いと考えられる)、ドイツ(950万人)、日本(646万人)とされています。(「世界大百科事典」より。cf.東京書籍「世界史図説」P125) ところで、ソ連をはじめとする社会主義国(共産主義体制下)で、それ以上の犠牲者がでていると聞いて、あなたは、それを信じられますか? −−−−−−−−− 仏紙ル・フィガロ紙(1978年11月18日付)が推計した共産主義体制下での犠牲者数は、全世界で総計1億5000万人。 その内訳は、ソ連が7000万人、中国が6700万人、カンボジアが300万人、その他が1000万人となっています。 1997年秋にフランスで出版された『共産主義黒書』も、共産主義による総犠牲者数の推計を試みています。 『黒書』はフランスで初めて共産主義の罪を総括した本格的な研究書。 共産主義研究家と歴史家6人が執筆し、共産主義の特質は反人道性という点でナチズムに類似すると指摘しています。 人的被害について、旧ソ連、東欧、アフリカ、アジアでの共産主義体制による犠牲者を8000万から1億人と見積もっています。 内訳は、中国が6500万人と仏紙ル・フィガロ紙の推計とほぼ同数ですが、旧ソ連の方は2000万人とかなり控えめな数字を出しています。(産経新聞1997年11月10日付) ロシア史・ソ連史研究で著名なマーティン・メイリア教授(カリフォルニア大学バークレイ校。1924〜)は、ロバート・コンクェスト教授(『大粛清』1968年の著者で共産主義研究の権威)の算定に依拠し、特にソ連のスターリン時代に限定して、強制労働収容所の死者1200万人、1937〜39年の処刑者百万人、農業集団化の犠牲者600万人〜1100万人などを合計して、最低2000万人という数字を提示しています。現在のロシアで広く認められているのがこの数字だといいます。(『ソヴィエトの悲劇・上巻』草思社、P418ほか)。 いずれにしても、旧ソ連等で、粛清という名の処刑、農業集団化による強制収奪、人為的な飢餓政策、強制収容所の苦役、抵抗する少数民族への暴政など、様々なやり方で大量殺戮が実行されたのです。(『証言』世界日報社より) cf.「20世紀どんな時代だったのか革命編」(読売新聞社編)P16 −−−−−− 上の記述を見ても、にわかに信じがたいというのが率直な心境ではないでしょうか。 ユダヤ人虐殺以上のことが起こったとしたら、何でそのような報道が少ないのかと疑問に思うのは当然です。 これは、ユダヤ人虐殺の場合は、 1)ナチス・ドイツが敗戦することにより、その虐殺の詳細な内容が明らかにされ、 2)被害者のユダヤ系の人々がマスコミ等で積極的にアピールして、映画や書籍、各種資料に広く露出したため(しかも、それに対する反論もほとんどない) →誰もが目にし、多くの人々の認識にあがるようになっています。 しかし、社会主義・共産主義体制下でそれ以上の被害がもたらされたにもかかわらず、 1)今まで抑圧を続けてきた社会主義・共産主義体制が崩壊することがなかったため、その実態が、社会主義・共産主義体制内でも情報統制により明らかにされることがほとんどなく、ましてや社会主義・共産主義体制の外からは、その実態を解明することが非情に難しかった、 2)いまだに社会主義・共産主義革命、体制への憧憬を捨てきれない人々(共産党、社会党はじめ進歩的文化人・知識人[マスコミ人]等と呼ばれる人々が代表的です)が存在しており、その実態に対して目をつむり、口を閉ざし、そのような事実を隠そうとするだけでなく、そのような事実を「デマだ」と言い、それを発表する人々に対しては「右翼だ!」「反動だ!」「気が狂っている」「妄言を言っている」等と攻撃することで、事実を相対化し、話題にもあがらないように情報操作をしてきた、 3)いくらなんでもあまりに犠牲の数が多すぎて、常識的には到底認識できなかった(第二次世界大戦によるものよりも犠牲が多いなんて、誰が信ずることができるでしょう?) しかし、フルシチョフによって明らかにされたスターリンの大粛清だけでも、処刑、農業集団化による強制収奪、人為的な飢餓政策、強制収容所の苦役、抵抗する少数民族への暴政など、様々なやり方で最低2000万人の大量殺戮をおこなっていることや、大書店や図書館のソ連、中国等々の歴史コーナーや、KGBとか強制収容所関連の書物を丹念に(本当に丹念に)追ってみると、確かにその裏付けとなる資料があることから、 「信じがたいことではあるが、このような考えられないような数の犠牲が、社会主義・共産主義体制下で本当にあったのだ」とようやく認識できるようになるのです。 しかも驚くべきことに、これは社会主義化したある一国だけの問題でなく、マルクスの共産主義思想を受け入れ、実践したすべての社会主義国で例外なく発生している事実です。 1991年のソ連の崩壊により、今まで隠されていた事実が明らかにされてきています。 数千万人もの多くの無実の死をもたらされた人々の魂が訴えてきているともいえるかもしれません。 これらのことが、ちょうどナチスによるユダヤ人虐殺のように世間周知の事実となった場合、これまでそのことを語ろうとせず隠そうとしてきただけでなく、言論により、あたかも『労働者の楽園』であるかのような誤誘導をしてきた人々(いまだに社会主義・共産主義思想(革命)等への憧憬を捨てきれない共産党はじめ進歩的文化人・知識人[マスコミ人]等と呼ばれる人々が代表的です)は、どのような行動をとるのでしょうか? その行動が、彼らなりの正義心に基づき行われたことが事実であったとしても、結果的にみれば、人道上からも到底容認できない犯罪行為を、積極的に支持、容認してきたわけですから、反省(彼らの言葉で「総括」)し、悔い改めるのが、当然、知識人、マスコミ人、いや、人としての当然の姿ではないのでしょうか? しかし、悲しいことながら、そのような人々は、ほっかむりをしたまま、今では別のことを対象にして批判を行っています。 「なんで、反動連中の前で、反省しなければならないのだ。」と思っているのかもしれません。「誰も、そんなこと覚えていないよ。」というのかもしれません。 しかし、(社会)正義、人権を訴えようとするなら、まず、何よりも社会主義・共産主義がもたらしたものを、まず正確に声を大にして言うのでなければ、その訴えは虚しいものとなります。ご参考)イエス様の言葉から それとも、資本家やブルジョア、宗教を信ずる者をはじめ、社会主義(共産主義)体制に支障となる(反体制とみられる)人々は、抹殺されて当然なのでしょうか。 (確かに、マルクス・レーニン主義では、そのことを公然と宣言しており、理論の実践を共産主義では強烈に訴えています。) それによって、労働者のユートピアが仮に実現したとしても、それが人類全体にとって決してユートピアでないことは明らかです。 彼らは、基本的に、神様、霊界など信じていません。 そうであったとしても、長い人生を終えるまでに、過去自分が犯してきたことを清算できないとしたら、心に悔いを残して、本心を偽ったまま一生を終えることになります。 神様、霊界が本当に存在しなければ、彼らにとって幸いです。 しかし、もし神様が存在し、もし本心が露わになる霊界が存在し、地上での自分の人生の生き方が重要な意味をもっていたとしたら・・・・・ 地上で生きている今、彼らが本心に立ちかえった真実な生き方ができるように、心からお祈りしたいと思います。 (彼らからは、私たちは敵と見られていますが、私たちにとっては、彼らは兄弟です。 神様は、私たちが彼らを呪うのを聞かれるでしょうか?いいえ、そのようにしたら、「おまえはわが子ではない!」と言われるでしょう。 ただ、真実は明らかにされなければならないのです。 わたしたちには、彼らに神様と神様の愛と真理、および真実を知らせる義務があるのではないでしょうか?) |