日本におけるリベラル派の意見 |
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今世紀の織り返し点を迎えた1950年、「二十世紀・後半の課題」と題した特集記事が、月刊誌『世界評論』(同年一月号)に掲載された。その冒頭を飾る座談会「二十世紀思想の性格と展開」では、民主主義と共産主義の関係がクローズアップされている。… 当時、共産党中央委員だった宮本は、社会主義に目覚めた労働者階級と小市民層が連帯し、反ファシズム人民戦線に結集することこそ、「二十世紀の新しい課題」と強調している。哲学者で市民派左翼の久野も「新しい思想が出てくる可能性は、そこから以外にないと思う」と基本線で一致している。… 50年代、民主主義を標榜する日本の知識層の多くは、共産主義に寛容な姿勢をとっていた。
「20世紀どんな時代だったのか革命編」(読売新聞社編)P406
−−−−−−−−−−−−−−−− 進歩派知識人の活動は、政党とは独自に展開されたが、60年安保闘争では、社会党を中心とした革新勢力の思想的バックボーンとなったほか、保守政治家の三木武夫に至るまで、広範な影響を与えた。
「20世紀どんな時代だったのか革命編」(読売新聞社編)P408
−−−−−−−−−−−−−−−− 60年前後を境に、社会主義をめぐる国際情勢も大きく変化した。中国の文化大革命、ベトナム戦争でのアメリカの敗退、インドシナ三国の共産政権樹立−。日本の進歩派知識人の多くは、そこに「新しい社会主義」の夢を託した。しかし、70年代後半以降、文化大革命の破たん、カンボジアのポル・ポト政権による大虐殺、中越紛争と、社会主義はますます混迷を深め、改革路線を歩んだソ連も91年には、崩壊にいたる。 「20世紀どんな時代だったのか革命編」(読売新聞社編)P409
−−−−−−−−−−−−−−−− 挫折したユートピア幻想 二十世紀は「革命と戦争の世紀」と称される。ロシア革命、中国革命の2大社会主義革命は2つの世界大戦を背景に起こり、戦後の第三世界に革命の嵐を呼び起こした。世界は東西両陣営に二分され、核の恐怖が支配する冷戦構造がソ連崩壊まで続いた。 「20世紀どんな時代だったのか革命編」(読売新聞社編)P415 |