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マルクス語録

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マルクスの生い立ちを見てみると、

1818年5月5日、ドイツ・トリール市にてユダヤ教ラビ(=先生)の家系に誕生。

当時、ユダヤ人であることは固有の国がなく、どこに行っても異民族として差別されるという非常に辛い立場にあることを意味しました。

マルクスの父親は弁護士で地方の法律顧問官をやっていましたが、プロシア政府からの勧告として、ユダヤ教からキリスト教に改宗しなければ今の職にとどまることはできないと告げられ、生活のため、仕方なく改宗しました。

しかし、このことは、マルクスにとってプラスというよりもマイナスの結果をもたらすこととなってしまいました。というのは、この改宗によって、マルクス家庭は、ユダヤ教社会からは、背教者、裏切り者とみられ、プロシア・キリスト教社会からは、たとえ改宗しても差別の心にさほど変化はなく、結局、ユダヤ教、キリスト教両社会から背を向けられ、孤立してしまうことになってしまったからです。(cf.少年マルクス

マルクスへの心理的な影響等の詳細については、また別の機会にご紹介することにいたしますが、これらの孤独感が劣等感、さらに疎外感を生み、これらの心情が怨念となって、宗教(神)、社会、国家に対する反抗心、国家権力悪者論等を生み出す背景・潜在意識となったことは、以下のマルクスの各著書の言葉等に端的に示されています。

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「神の世界は皆なくなっても、復讐だけ残っている」

「高いところに君臨しているあの者に復讐したい」(絶望者の祈り 1837年)

「端的に言えば、すべての神々を私は憎む」(学位論文 1841年)

「(ドイツに対する)批判の情念は憤激であり、その仕事は弾劾である」「ドイツの状態には戦いだ!.....(それは)論駁しようとする敵ではなく、絶滅しようとする敵である。」(ヘーゲル法哲学批判序説 1844年)

「支配階級よ、共産主義革命の前におののくがいい」(共産党宣言 1848年)

「あなたの幸福感−−−たたかうこと

あなたの不幸感−−−屈服」(娘の質問に対するマルクスの「告白」)

「戦いか、しからずんば死。血みどろの闘争か、しからずんば無」(「哲学の貧困」(ジョルジュ・サンドの言葉を引用)

「彼(資本家)の魂は資本の魂である。資本は吸血鬼のように労働の吸収によってのみ活気づく」(資本論)

「俺たちの苦しみと飢えはもう永すぎる。年老いたドイツよ、俺たちはお前の経かたびらを織っているのだ。三つの呪いで織っているのだ。......

第一の呪いは、神への呪い、盲でつんぼの神への呪いだ。...

第二の呪いは、金持ちの王への呪いだ。...俺たちを犬のように射殺する。....

俺たちはいつわりの祖国を呪う。それはただ俺たちに嘆きと恥とを与えるばかりだ。」(「織匠の歌」マルクスが愛したハイネの詩)