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県南で気になるラーメン』 さ・た

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三水@つくば 茨城の背脂・「三水@つくば
支那そばや一麺@つくば
秀華@玉造
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鈴木正人の店@土浦
ラーメン大河@つくば > 「どんぶり会議」で紹介された「ラーメン大河@つくば」
大黒家@牛久 >「閉店
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大濱@土浦
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三水@つくば:つくば市上横場915 無休 11〜翌4 0298-37-1186

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

茨城県つくば市  海道地区 谷田部ICより県道をつくば方面へ向かって左側
11:00〜29:00(なんと朝 5時) 無休

初めて三水に行ったのは,3年前位だ。友人から聞いたクチコミの店だった。当時は営業時間が変則的で,夜の営業だけだった気がする。最初の印象はよく,ちゃんとした「背脂」ラーメンと感じた。当時の茨城では「背脂」系のラーメンはまだまだ珍しかったのだ。その後の情報では「味が落ちた」等いい評判は聞かなかったので今回再食してみたくなったのである。 

 このあたりは,「つくば科学博」の頃に急激に開けたところで,学園都市と谷田部 ICを結ぶ店の前の県道も,片側3車線とだだっ広い。つくば側はほとんど畑である。サンスイと聞けば「山水」と思いやすいが「三水」が正しい。店は1軒家,赤い縦長の看板が立つ。前後にラーメン店もあり名前も昔風なので,知らなければあまり飛び込みでは入らないタイプの店名と店ではある。以前は駐車場も狭かったが,営業時間の大幅延長に合わせてか,隣の敷地も駐車場になっていた。日曜の午後5時に入店。先客は1人だけだったが,すぐ満席となった。 

 入ってすぐ右の食券機でらーめん500円の食券を買う。水はセルフだが氷付なのでうれしい。壁にラーメン店の切り抜きがあった。雑誌に載ったのかと思ってみたら東京の記事で,「千石自慢ラーメン」に丸印が付けてある。系列店なのだろうか。「千石」で食べたこともあるが,背脂が浮くと言うより背脂だらけの超コッテリスープだった印象がある。出てきたラーメンは「千石」ほどではなかったが,それでもかなりの背脂と油の膜がはっていた。スープそのものは甘じょっぱい八角(だとおもう)がきいたような味,麺は黄色い縮れ麺で固め,モヤシと海苔も乗る。チャーシューがなぜかすごい。普通のラーメンなのに,スライスした1枚のほかにチャーシューの小さい固まりがごろごろと10個ぐらい入っていた。馴染みでもないのでサービスと言うことはない。みんなに入れてるのだろうか。あと,どうしても油っぽくなるのでもやしがありがたい。みれば,モヤシを氷水でしめていた。それを軽く湯通ししてのせる。だからシャキシャキしている。50円でトッピングできるからこれは必須かもしれない。僕としては全体として3年前よりいい印象を持った。茨城でこのレベルなら「コッテリ好き」なら満足できると思う。予備知識なくはいると見た目でうんざりしてしまうかもしれないが・・・。また来ようと思った。(1999.6.6 

 ほかに ネギらーめん650円・チャーシューらーめん750円・味噌らーめん600円などがあった。

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支那そば一麺@つくば:つくば市下広岡1055-632 月休 11〜14:30/17〜21(土日祝通し営業)

>【茨城のうまいラーメン2】掲載店

2002年6月30日

どんぶり会議」で2002年5月末の開店前から話題沸騰だった店(2002/05〜)。常磐道・桜土浦インターからR354を西進し,まもなくの「下広岡」交差点(左側にマック・華屋与兵衛がある)を左折して,高速をくぐるすぐ手前の右側にある。ラーメン的には「真品@つくば」の跡地。あの神奈川の有名店「支那そばや」の茨城進出後の最初の支店展開(暖簾分けと言うべきか?)と言うことになる。醤油650円と強気な値段。名古屋コーチンを使ったあっさりしているけどコクのある後味のいいスープ。イメージしていたよりわずかに太めのストレート麺はけっこう固め(いい意味で)。具はシンプルに海苔と濃い色付けのメンマに,大きめの肩ロースチャーシューが1枚。いろいろ確かめているうちに食べ終わってしまった。よく見たら壁におすすめは「塩」という貼り紙。つけめんもあるようだ(700円)。いいといえばいいが,「支那そばや系」という予備知識がなければ平凡にも感じる。魚系・豚骨系の味に慣らされ,それを好み,かつ雑な味覚の僕にはこの「まろやかなコク」が物足りなくも感じるのだ。このわずかな差を感じることができればいい味覚の持ち主かな?名古屋コーチンの味玉(100円)はデフォルトではつかないので,好きな人は別個にオーダーを。カウンター内に男性2名に女性2名。熱心に湯切りを教えていたが新人だろうか・・・。

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秀華@玉造:玉造町甲6364ー3 月休 11〜24 <0299-55-4300>

2002年5月12日

北浦から霞ヶ浦大橋に向かう354号線沿い,玉造町中心部に入る手前(東側)にある。カーナビ的には浄水場の近く。周りは何もなく,店の敷地自体建築資材置き場のような雰囲気。未舗装の駐車場は広い。建物の外観はあまりきれいではない。店内はボックス席が4つ。正面にカウンターで右に座敷がある郊外の店によくあるパターンと広さ。正油ラーメン・450円をいただく。黄色い細縮れ麺は固めでまぁまあ。具の半熟味玉はいい感じだがスープはかなりはっきりした味付け。油も強い。値段からすればインパクトはあるが,またこのラーメンを食べに来たいかと言えば・・・。シンプルなラーメンで勝負する店と言うわけではなく,定食も充実している田舎の中華系食堂と言ったところだろうか。

霞ヶ浦大橋を渡って出島村(霞ヶ浦町)に入ってまもなくのR354沿い左側に「商人衆」(あきんど)と言う店があった。TVチャンピオンラーメン職人選手権に優勝した「商人衆@大山」は有名だが,関係あるのかな?ちょっとそそられる外観。さらに,荒川沖の常磐線陸橋の6号側に「土浦ラーメン2」って店があったがどうなんだろう。一応満席だったが・・・。雑誌「アイズ」に大勝軒・ゆうきやあたりと一緒に掲載された「土浦ラーメン」自体未食なもので・・・「2」っていうのが微笑ましくてちょっと気になった。

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翆芳楼@つくば:つくば市吾妻1-1311-5西武百貨店1F 不定休 10〜20

2002年9月23日(祝)

実はかなり以前(HP開設時)から,「ここの坦々麺がうまい」という情報は入っていたのだが,行ってみてびっくり,見事にデパートの食品売り場の飲食店というシチュエーションなのだ。つくば西武の食品階の奥の方。西武優勝のあとだったせいか,ここも行列(坦々麺とか100円引き)。番号札をもらい,カウンターから出てくるのを待つシステム。そのカウンター席に座り,機械的に次々と作っている様子をみて,かなり気持ち的に凹んできたのだが,実際食べてみるとこういう店の400円のラーメンとしてはけっこういい感じだった(笑)。スープはきりりと熱く麺の固さもいい感じ。チャーシューもそれなり。メンマも悪くない。とは言え,やはり,デパートにしては上等なと言う感じかな。どうやらこの店は「担々麺」が定番のようだが,今日のを見る限り作り方が雑な感じもした。

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鈴木正人の店@土浦:土浦市宇右籾2633-1 火休」 11:30〜14:30/17:30〜20:30 <029-843-0627>

2003年1月18日

正確には『麺職人鈴木正人の店』。土浦商工会議所内の「土浦に行列のできるラーメンを作る会」で,一般公募のコンテストを行い,そこで優勝した人の店だそうな。一番人気となった人に店舗を提供して開業資金をバックアップするというシステムらしい。土浦市郊外の阿見町に近い地域。自衛隊駐屯地の北側。店の前には広大な空き地が広がるガランとした場所だ。あまり商売的にはいい場所とは思えないが,日曜の午後2時近くでもけっこう賑わっていた。元々もラーメン店だったのかなと感じるごくごく一般的な白い外壁の外観。店内は正面にカウンター席と調理場で,左側半分がテーブル席。店内はほぼ満席。基本となるメニューは醤油らーめんが600円で塩は+50円。醤油ラーメンを注文する。塩ラーメンのようなわずかに醤油色の透明なスープ。一口目で感じる個性は焼きアゴの風味?。旨味は十分。麺との絡みのバランスを考えたようで,スープ単体で飲むと味は濃く感じる。固めの細縮れ麺は歯切れもよく,スープに合っている。ちょっと厚めのバラチャーシューはじっくり煮込んだ感じでほどよい柔らかさ。肉本来の旨味を感じる。サクッと食べ終えた。トンコツ,魚系,節粉,背脂,マー油に鶏油に香油・・・多種多様なインパクト系ラーメンが目白押しの今の流行から言えば,決してクセになるタイプのラーメンではないが,年齢を問わず普通にラーメンの好きな一般の人に安心してすすめられる正統派のラーメンだと思う。事実,若い人はもちろん年輩の客も多かった。店を出たあと旨味が結構口に残ったが・・・。

ラーメン大河@つくば > 「どんぶり会議」で紹介された「ラーメン大河@つくば」

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

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大黒家@牛久:牛久市牛久町1058-1 >「閉店

2002年4月21日

国道6号線沿い,牛久市街から牛久沼方面に下がる坂のところにある。昔からラーメン店があった場所だ。この店で何店目だろう・・・。窓際に作りつけのテーブルが並び正面にカウンター。その奥の調理場にハチマキの店主。看板に「横浜家系」と表示してある割には浮いてる油は普通の油?僕のイメージする鶏油(チーユ)とはほど遠い。その影響か,スープは旨みはあるものの薄い感じ。麺はつるっとした感じの縮れの入った中太麺。これで「横浜家系」を名乗っては家系ファンは怒るのではないだろうか。メニューに「中華そば」も「味噌」もあるそういう「家系風」の店だと思った方がいい。交通量が多く,駐車場も十分なこの立地条件でこの入りというのがそれを証明している。家系の何たるかを知らない一般の人はどっちつかずで残すのではないだろうか。

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大勝軒  茨城大勝軒

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太昇亭@牛久 : 牛久市岡見2109-1 火休 11〜15/17〜20

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

「太昇亭@牛久」の基本ラーメンはちょっと違う

どんぶり会議でINOUEさんに紹介された店。他の方からのメールでも「絶対に押さえておいた方がいい」と 進められていた。国道6号と408号が交差する「学園都市南入口」交差点を東へ(R408)。突き当り(中柏田)を左折し道なりに進む。岡田小学校,牛久高校入り口を過ぎて「上池団地入口」交差点(三叉路)の 先すぐ左側。カーブの先だから徐行すべきだろう。外観は,パッと見で入ろうと言うタイプの 店ではない。なんか特徴がないのだ。駐車場が奥にもある(空き地だが)し,道側にあるべき窓もないので,通りがかりには店内の状況(客がいるのかいないのか)はわかりづらい。が,奥の駐車場はほぼ満車。横に広く,まるで奥行きのない店内(左にカウンター・右に座敷・トイレは外にある)も,午後1時でほぼ満席だった。地元の有名店のようだ。客が背中合わせに座る不思議なコの字型のカウンターなのだが,調理場に向いたカウンターの方に座り,壁にずらりと貼られたメニューの中から「半チャンラーメン」(それでも600円!!)を注文。 セットになるのは,メニュー1番右側の「太昇亭(たいしょうてい)ラーメン・400円」だ。普通,一番安いラーメンには(ましてや400円なら),オーソドックスな正油ラーメンが出そうなものだが,ここのは違う。茶色く濁ったスープに多量のすりゴマ。そして辛味もある「和風だし」のもの。「煮干かなぁ,鰹節かなぁ」と考えながらスープをすする。全体的にはっきりした味付けで,旨みも強く,濃い目のスープなのだが,「面白い味」だ。僕は好きな味である。基本が「煮干・とんこつ(?)チョイ辛」のラーメンなんて,今まで聞いたことも食べたこともない。看板には「ラーメンショップ」と書いてあるがこれは全く別物だろう。脂身の少ないやわらかいチャーシューもOK。中華職人風の旦那さんがつくる(ラーメンはおかみさんが作っていた)チャーハンもはっきりしたチャーハンで,具も結構入っていた。これで+200円とはありがたい。調理場に「木島農場」の箱があった。固めの縮れ麺だったが,カメさんの情報によると,県南でのこの製麺所のシェアはかなり広いそうだ。いい店を紹介してもらった。情報源の乏しい茨城では書き込みは貴重だとしみじみ思いながら完食。(1999.11.21

灯台下暗しだった「太昇亭@牛久市岡見」=カメさんのレポート[99/11/14]を参照されたい。

ダイシン@千代田 > ラーメンショップ

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台湾ラーメン・真品@つくば :11〜14/17〜23・金土〜24・第3日休 > 閉店

「どんぶり会議」で繰り返し話題になる(>このスレッド参照)この店,常磐道・桜土浦インターから南下し,その南側の「下広岡」交差点(マック・華屋与兵衛がある)を左折,高速をくぐるすぐ手前の右側にある。「台湾ラーメン」の縦長の黄色い大きな看板がよく目立つ。4面窓の明るい店内で,中央に幅広のU字型カウンター。左奥に小上がりで座卓が3台と言った構成。「台湾ラーメン・550円」が基本のようだが,それに話題のロバハン(魯肉飯)を組み合わせたセット・800円を注文。そもそも「喜楽@渋谷」「台南坦子麺@渋谷」あたりが僕の「台湾ラーメン」の昔からのイメージなのだが,麺が黄色いのが残念!白っぽい平麺だったりするとグンとイメージが良くなると思うのだが・・・。かん水の問題だろうか。あともやしが見た目しゃきっとしているなぁと思ったらほぼ「生」の状態だったのだが,いつもこうなのだろうか?茹で過ぎたモヤシよりはいいとは思うが,少し手を加えて(軽く炒めるとか)もらうとありがたさが増すと思う。あとワカメは余計(これは僕の持論)。それにせっかくの「揚げネギ」をもっときかせて欲しいな〜。そうすればもっとスープに特徴がでると思うのだ。喜楽の場合揚げネギ(焦がしネギ?)がペースト状になっていて(タレと混ざっている?)それをレンゲですくって「やっ」と言う感じで,スープを入れる前のどんぶりに落としていた。現在はともかく,昔はその味がインパクトあったのだ。「ちょろり@恵比寿」あたりにその面影があるかと思う。注文ばかりになってしまったが,わずかに醤油色の透き通ったスープ。特徴がある。若い夫婦(?)でやっているような感じで一生懸命さを感じるだけにもったいない気がするのだ。セットのロバハンは八角がきいた厚めのバラ肉細切りをごはんに乗せたもの。思ったよりシンプルかな。(2001/05/27

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大濱@土浦:土浦市真鍋1-16-22 不定休 11:30〜14/18:30〜材料切れまで

2003年1月18日

昨年(2003年)夏にどんぶり会議で,あの「大石家@相模原」で修行した人の店として話題(03/08/27)になって以来,ずっと気になっていた店。国道6号線を中貫交差点先から旧道側に入って土浦市街に下がり,「市民会館入り口」交差点を土浦港方面へ。その土浦市民会館前にある黄土色の外壁のこぢんまりとしたしゃれた店。カウンターのみの狭い店内は今風の小物が並ぶ内装。ラーメンは600円で,チーズは「大石家」のようにサービスというわけではなく700円と高め。スープはライト。クリーミーだが好み的にはもう少し重さ(粘度)が欲しいところ。旨味自体は十分で,ニンニク油が浮いてそれが味のアクセントになっている。麺は白っぽい麺で,ざっくりした歯ごたえに個性を感じる。チャーシューはちょっと固めかな。具は海苔にキクラゲ,万能ネギが多量に浮く。若い夫婦(たぶん)の店のようで,「ラーメンに対する思い入れ」は感じ好感がもてる。問題はスープの濃度かな。「大石家」はもっとトロッとしていたと思うのだ。僕自身は薄いと感じた大石家出身の「分田上@八王子」よりもさらにライトな印象。その分臭みはないので茨城向けのアレンジと言うところなのだろうか。まぁこれなら女性にも受けいられやすいのかもしれないが,「熊本ラーメン」と看板に掲げている以上,本場の濃度を期待して入ってくるとちょっと肩すかしを食うだろう。それでも茨城では貴重な系統なのは確かだが・・・。

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麺屋たかはし  茨城大勝軒

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ちゃんぼくじゃ@土浦土浦市永国(旧6号国道沿い)11〜25 駐車場は広い > 閉店

茨城にもある「ちゃんぼくじゃ@土浦」

「ちゃんぼくじゃ」とは九州・宮崎地方の方言で「すごいことになった」ということだそうだ。つまりこの店は「宮崎ラーメン」の店と言うことになる。たしか渋谷にも同名の店があった。食べたことはないが,そこも九州(宮崎)ラーメンだと聞いているので,こちらは支店なんだと思う。あまり通らない旧6号国道沿いの店なので,今まで知らなかった。走ってみると6号バイパスよりこちらの旧道の方がラーメン店が多そうである。さて,大きな駐車場(向かいのスナックと共用であるが)のあるこの店は,外観はおよそ九州らしくない。黒い瓦に白い壁,その下半分は斜めに格子のはいった黒い壁なのである。おそらく,前が喜多方ラーメンのチェーン店で,その後に入ったんだと思う。看板を付け替えただけという感じだ。店内はファミレス風。カウンターとソファ付きテーブルが4台,座敷にテーブルが3台。なぜか店員はお祭り風,緑のはっぴを着ている。厨房には女性が二人だけ。こちらは化粧もお祭り風。年輩の女性が責任者らしい。若い店長と言っても通りそうな,太った男のフロア係の店員にあれこれ指示していた。

メニューは大きく分けてとんこつと醤油,もちろん「ちゃんぼくじゃ」といわれるトンコツラーメン(650円)がメインで,それにトッピング(高菜・角肉・味玉子・・・)を組み合わせていく(50〜200円)。「味噌ちんぼくじゃ」なんていうのもあったが,僕はシンプルな「ちゃんぼくじゃ」を注文する。スープは濃厚,はっきりいって少しけものくさい。以前,東京赤坂の宮崎ラーメン「ひょっとこ」で食べたことがあるが,そのスープも基本的にはこういうまろやかな濃厚スープだった。「ひょっとこ」は味がもの足りなかった(塩っ気が足りなかった)のだが,ここはそうでもない。はっきりしている。固めの麺は博多系よりやや太め。そして,チャーシュー・青ネギ・小さな海苔・多めのキクラゲがのる。渋谷店のジャンボさんの評価はえらく低かったが(2/10点),ここはそれほどでもない。全体として,僕は好みである。茨城でこのレベルなら十分である。でも 650円は高いと思う。見た感じは量的にも 500円〜550円 という印象である。それならトッピングも楽しみやすい。もう少し何とかならないものか。しっかり消費税もとるのだから・・・(1999.5.16

> どうやらあっさり「閉店」したようである。場所が悪いのか値段が割高だったのか・・・

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豊崎自転車商会@土浦:土浦市城北町10-1:水休11〜19く0298・21・2125〉

2002年3月17日(日)

「どんぶり会議」の投稿@参照で知った店。そのあまりにユニークな店名にそそられ即訪問する。土浦市中央1丁目交差点を左折して道なりに100mほど入る。わかりにくい場所にある,地味な店かなと思ったらけっこう町中にある地元密着タイプの店だ。角の自転車店自体も時代に取り残されたような懐かしい造り。その自転車店の脇に赤い「ラーメン」の暖簾。看板はない。引き戸を開けるとテーブル二つで一杯の店。二坪ほど?ラーメン350円。チャーハン500円(半チャーハン300円)。具はナルト・メンマに小ぶりだが脂身のないしっかりしたチャーシュー。スープはしっかり醤油色の甘めのもの。きりりと熱いから印象は良い。麺は昔ながらの平凡なタイプだが,ちょっと太めでほどよい固さ。優しげなおじさんとちょっと怖そうなおばさん。店主夫婦も実にいいキャラだ(笑)。きっちり冷たいお冷やも好印象。麺がどうの,スープがどうのと言うタイプの店ではなく「店そのもの」に味がある店だと思う。300円の半チャンをつけるのが正しい食べ方かな?

>「どんぶり会議」の投稿@参照

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東京ラーメンドラゴン@下妻 : 下妻市堀籠968-1 月休 11:30〜14/18〜翌2 

>【 茨城のうまいラーメン 2001 】掲載店

どんぶり会議」で紹介された店。祝日の夜,取手から国道294号(常総バイパス)をひたすら北上する。途中から見事なくらい何もない道になる。道沿いに全く店がないのだ。道の駅があっただけ。やっと明かりが見えてきた国道125号線との立体交差を降りた所(つくば寄り)に,遠目にも鮮やかにこの店はある。すっきりした新しいビルの1階。隣はたこ焼き屋。何の囲いもない前の駐車場はかなり広い。店前に大きく「龍」と書かれた垂らした紺のテント幕。店内は新しく,正面に高めのカウンター,右側にテーブル席。先客は二人。がらんとしている。思いのほか若い店主。手伝いのおばさんは母親だろうか?ラーメンは500円。全体として「あっさり・すっきり」の味付け。刻みネギは多量。縮れ麺はやややわらかめ。それに厚めのチャーシューとしっかりした味付けのメンマ。煮玉子は独特の味(プリンみたい)。うまくまとまった和風のラーメンだ。でも,味に厚みはあると思うが,個人的な好みから言えばもう少ししょっぱい方がいいなぁと思った。ちょっとインパクトがないのだ。しかし,茨城には珍しいこだわりの店であることは間違いない。ラーメンに対する「思い・研究心」は充分に感じ取れる。カメさんの情報に寄れば「ちばき屋@葛西」出身の店で修行したそうな。ちばき屋は和食出身の主人(銀座の高級料理店の料理長を勤めたと言う・「POTA」99/10/19より)が「温かいものを温かいうちに食べてもらえるように」とこだわって始まった,マスコミにもよく登場する有名店。ここの若い店主もその「ちばき屋」が目標らしい。それ自体は正しいと思う。問題は地元の求める(であろう)味との融合である。たとえば,にぎやかな街の商店街の中にあり,女性が来やすい環境ならこの味も生きると思う。べたついた感じのないおしゃれなラーメンだからだ。深夜なので周囲の状況はよくわからなかったのだが,下妻の街の中心から外れた街道沿いの立地条件。しかも深夜営業。徒歩での来店は難しいだろう。クルマで来店する地元の男性客相手に,この味を守っていけるかどうか,しばらくしたらまた訪ねてみたい。(1999.11.23

カメさん・まちゃあきさんのレポート[ どんぶり会議:99/10/20 ] [99/11/05][99/11/08] がかなり参考になります。

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