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水戸市内の店 INDEX 《は》〜《ま》

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ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,今現在の味を表すものではありません。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることをお願いします。人の好みは人それぞれですから・・・

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《は》

八番家@南町八麺@茨大前浜田屋@浜田バーミャン@柳町平戸亭@日赤前飛竜@吉沼美宝@赤塚中学校前滬(ふう)@城南双葉園@双葉台平蔵@白梅宝昌飯店@見和寶龍@笠原ファミリー中華本郷@小吹

《ま》

まいど@五軒町まぐろラーメン和@千波松喜吉@下市万司屋@青柳松五郎@上水戸松味@河和田麺処まるき@平須丸屋多次郎商店@堀町ミスターラーメン@桜川みそ膳@塩崎ミナミ食堂@南町むつみ屋@見川めん吉@吉沢麺・COOK@米沢麺亭@常澄麺亭@見川めんや@水戸駅南めん家@市役所そば桃太郎@千波

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 八番家@南町:水戸市南町3-3-32 無休 11〜22 <029-302-3355>

2000年8月09日(水)

南町富士銀行の交差点そばの,たしか喜多方ラーメン店があった場所に「7/13 OPEN」の文字を見つけ思わず入店。「こだわり一番 老麺 八番家」が正式名称のようだ。「老麺」と言う表現にけっこう期待して「正油老麺・550円」を注文。太麺か細麺かを選ぶシステム。太麺にしてみる。スープは半濁した薄い醤油色で,味(塩っ気)は濃いがコクはあまりない。麺は平麺で縮れがあり固め。あと四角のチャーシューが6枚にメンマ・ナルト。スッキリしているが全体的にいかにもチェーン店的で個性が感じられない。出来のいいおみやげの喜多方ラーメンみたいに(僕は)感じる。店主も元気があり接客の若い子も初々しくて一生懸命さを感じるのだが,どこかファミレス的な雰囲気のある店だ。「Aセット・430円増し」で半チャーハン・ギョーザ(3ヶ)・お新香が付く。これもパサパサしたチャーハンで,ギョーザも人工的な感じだった。マニュアル通り経験の浅い人が作っている,そんな感じだった。

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 八麺@茨大前:水戸市袴塚3-11-9 火休 11〜21:30 <029-224-7584>

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2001年9月14日(金)

「どんぶり会議」で情報をいただいた新店(2001/09/09)。R123沿い,茨大前の交差点にある深夜1時まで営業している本屋(ブックエース)の斜め向かい側。歩道側は全面ガラス張りの明るい店で,4人テーブルが2台にカウンターの6席で一杯という狭さ。壁にぺたぺた貼られた中華札(?)がちょっと異質な感じ。カウンター内のタレントのヒロミに似た店主(年配だが)は,中国系の人のような感じがする。ここの基本メニューの「しょうゆラーメン」はなんと350円。「しょうゆ」にはナルト・海苔・メンマ・チャーシューがのり,揚げネギの浮いたスープは煮干しが効いて,ちょっとしょっぱめだが,水戸近辺の店としてはけっこう特徴がある。値段から考えると満足度は高い。ただ黄色い麺が残念。固めなのはいいのだが,これが白いものだったら見た目的にありがたみがかなり増したと思う。注文したのはチャーハンセットで580円(「野菜炒めセット」は半ライスがついて600円)。「半チャーハン」ではなく,一通り具の入ったまともなチャーハンだから食べ甲斐がある。一方,同行した妻の食べた「北海道味噌使用」の「味噌ラーメン・500円」の具は挽肉&もやしにメンマ・コーン。値段から考えればそこそこボリュームがあり,メニューにはないが「しょうゆ」が基本のセットメニューのラーメンを「味噌」に代えても+50円だから,100円分お得だ。あと「中国塩」をつかっていると表記してある「塩ラーメン」にも興味をひかれる。ターロー麺が600円と安め。1日10個限定のあんかけチャーハン(600円)と言うのもあって,全体的に安めの値段設定で良心的な店だと思う。また来てみたい。店の西側が駐車場のようだ。

2002年6月04日(火)

今日は塩ラーメン(中国塩・500円)を。揚げネギ(玉葱?)の効いたスープ。「シマダヤのタンメン」風平麺は好みのタイプ。甘味のあるチャーシュー。全体的にかなり良心的な値段設定は好印象。写真入りのメニューはセットも多彩で麺の種類も豊富。あっさりorこってりも選べるようだ。来るたびにメニューの内容が変わっているような気もするが(笑)。

2002年8月06日(火)

今日は中華そば(500円)を。スープ表面にはネギ油の層。具は半熟味玉になったようだ(>どんぶり会議の情報(02/09/21)参照)。実は今日の目的は「茨城のうまいラーメン2」に掲載するかどうかを個人的に確認するためのもの。結論は・・・微妙だ。学生街の手頃なラーメン屋としてメニューも多く不満はないのだが,遠路はるばるラーメン目的で来た場合のことを考えるとちょっと平凡な気もする。多彩なメニューの内容や,値段に変更が多い点も気になるところだ。ラーメンそのもの(麺とスープ)へのこだわりはどの程度のものなのだろうと言うこと・・・。

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 浜田屋@水戸・浜田:水戸市浜田町2-247-4 無休 11〜翌2  <029-231-5939>

2002年7月23日(火)

どんぶり会議」の新店情報(02/07/22)で知った店。7/21に開店したらしいが,国道51号沿いながら,駅南の通りから大洗方面に南下した先,国道6号の陸橋手前の微妙な位置なのでちょっと目立たない(奥まっているし)。ひたちなか方面の人は,普段あまり通らない一帯なのだ。基本的にL字型の奥に続くカウンターのみの店で,店内はかなり広く調理場も客席の背後も余裕があるが,その分客がいないとガランとした感じになる。券売機で「浜田屋中華そば・580円」を。その名の通りチャーシュー・海苔・ナルト・ほうれん草が具のオーソドックスな「中華そば」。麺は固めのストレート麺。鶏ガラベースのスープは,まぁ昔からよくあるタイプで無難と言えば無難だが,今風な特徴があるわけでもないから新店としてはちょっともの足りない。あっさり系の「あっさり中華そば」もあるようだが,基本が別にこってりしているわけでもないから,撲的には食指が動かないかな。こってり系(トンコツとか背脂とか)の店が多いから,こういうノーマルな系統で勝負と言うことなのだろうが,もう少し特徴を出さないと新店としては苦しいと思う。少なくともこの時点ではそう感じた。良くも悪くもよくあるタイプなのだ。

2003年10月09日(木)

「どんぶり会議」の情報(2003/09/30)につられて久しぶりに行ってみる。この店に行くのは2度目なのだが,駅南側から向かうと街路樹に隠れてしまい,場所がわかっていてもちょっと見つけづらい店である。通り過ぎそうな気がして思わずクルマを徐行してしまった。ラーメン店としてはかなり広い店だが,平日の昼過ぎで客は僕1人。大丈夫なのだろうか。課題の「こってり」の食券を買う。・・・普通の中華そばに強引に背脂を追加しただけのようだ。スープはその層になった背脂の甘みも加わってくどいほどの旨味。縮れ中麺の印象はいい(一般的なものではないと言う意味だが・・・)。東京で言えばかなり前のタイプの背脂ラーメンだが,水戸では個性があっていいとは思う。問題は水戸駅方面から来ると目立たない看板かな。

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 バーミャン@柳町:水戸市柳町1-1-8 <029-222-2683>

1999年7月 5日(月)

今晩の夕食は家族で外食,とはいっても「いつもラーメンばかり」と娘二人に不満がたまってるので,「どこに行きたい?」と聞けば「『バーミャン』に行きたい!」・・・どこまでも庶民的な一家なのである。この手のHPでまず話題になることがない「バーミャン」なのだが,わが家では「チャーハン」は好評。あと「三鮮がゆ」も妻のお気に入り。子供はドリンクバイキングでジュース飲み放題が目当て。父は「水」で我慢。お子さまセットについてきた「ラーメン」のスープは,以前と味が違い,魚系だしが効いていて,油も多め。大勝軒@永福町みたいとも思ったくらい。この手の店としては出来のいいものだった(麺はよくある麺)。本日は,計3000円で抑える。いつもだと8才と4才の娘と小柄な妻の4人で4000円を超えてしまう「大食い家族」なのである。

1999年8月24日(火)

夏の仕事が一段落して,家族で久々に外食である。妻の希望はえぞっ子,娘達はバーミャン(いずれにせよ庶民的)。迷ったあげくどうするのかというと,どちらも食べてしまうのがわが家の発想なのである。バーミャン@柳町で,軽くお気に入りのチャーハン(480円)×2,ラーメン(380円),エビチリ(娘の希望・680円)をたいらげる。ただ,いつもほどのうれしさはなかった。チャーハンのチャーシューが細かくさいの目切りで,なんか冷凍物みたいな感じ。ラーメンも前回(1999/07/05)ほどのこだわりを感じなかった(でも380円としては充分な出来である)。エビチリに至っては,具のエビ,イカ,ホタテ全てに張りがなくぐちゃっとしていた。ソースもケチャップの味が強い。やはりこの手の店で,他では高いものを頼むとがっかりさせられるということか・・・

2001年6月30日(土)

所用で水戸日赤病院に行った帰りにちょっと食事でもと言うことになる。珍しく夫婦2人で子供抜き。実はこの界隈,最近話題の店が目白押し。どんぶり会議の「みとや」「平戸亭」(>2001/05/09参照),kimurakunさんの掲示板で話題になった「喜楽」等々である。以前食べたことのある,日赤東側のちゃんぽんの店「平戸亭」は次の機会に回すとして,他の2店,日赤駐車場ゲート前の「みとや」はこの時間(7時過ぎ)では閉まっていて,逆に夜のみ営業という「喜楽」は妖しげな赤いノレンをたなびかせて営業を開始したばかり。入口上の「タンメン・餃子」と描かれたえらく年季の入った看板等々,別な意味で「そそられる」マニアックな感じがあるのだが,夫婦2人で入るには危険が大きすぎる(後悔が2倍になる可能性があるということ)ので断念。後日1人で来ることにする。と言うわけで向かったのがパレスホテル前の「バーミャン@水戸柳町」。無難なところ(?)に決めたわけだ。メニューを見ながら妻と熟考して選んだのは,海鮮たっぷり湯麺・680円,チャーハン・480円,エビワンタン粥・580円,レバニラあっさり炒め480円の4種類(よく食べるわな・・・)。子供がいない以上、飲み物飲み放題のドリンクバーは当然パスである。ミネラルウォーターを飲もう(笑)。さてその「海鮮タンメン」は塩味でタケノコ・シイタケ・イカ足・エビ・ホタテ・・・と実に具沢山。でまぁ特に不満もない。むしろ値段から考えれば十分だ。中華料理店なら1000円以上しそうな具の量である。こうして食べてみるとラーメン単品にこだわる意味がわからなくもなってくる。ファミレスでもそれほど不満はないのだ。チャーハンもそう。これで480円なら量的にももうじゅうぶん。下手な店の半端なチャーハンよりもよほどうまい。もちろんそれなりの調味料とか食材とかを使っているのだろうが,こう言う値段設定である以上文句を言う気もない。それにしても夫婦二人で2300円ちょい。バーミャンで食べるといつも1〜2品余計に食べてしまう。

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 平戸亭@日赤前:水戸市城東1-10-1 木休 11〜14・17〜20:30<029-225-8781>

2003年9月17日(水)

日赤病院の東側奥にある駐車場の出口(裏口と言うべきか)の真ん前にある。何度か通っても店が閉まっていた印象があったので,見舞いの帰りに「営業中」の看板を見つけて,ついつい吸い込まれるように入店てしまった(笑)。引き戸を開けるとすぐカウンター席だが左奥に広い店内。かなり年季が入っている。このHPにデータは今までなかったのだが,実際に食べるのは3度目くらいである。今回も「長崎ちゃんぽん」(600円)を注文。予想以上に他にも麺類(及び定食類)はあったのだが,店の雰囲気からして普通のラーメンとかはあまり期待できそうもなかったので,たぶん看板メニューなのだろうと言う期待を込めて,店名通りの無難なメニューにしたわけだ。さてそのちゃんぽん,麺の量は少ないものの一応太麺。最初はかなり固めだったが,思いっきり大盛りの野菜と格闘している間にほどよい柔らかさになった(笑)。大きめのどんぶりの2/3は野菜と言う量で,考えられる野菜の種類は一通り入っている感じ。でも,もやしは煮込みすぎで他の野菜は煮込みが足りず固いのがどうにも食感が悪い。他に具は蒲鉾・豚肉・薩摩揚げ・筍にイカ足少々と言うところ。スープにまろやかさはなく,やや酸味を感じる薄めのもの。僕自身が期待する「ちゃんぽん」のイメージとは違うが,こんなものかもしれない。日赤入院者〜職員のための定食類が豊富な店と言うところか。客との話の加減ではご主人が長崎出身のようだ。

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 飛竜@水戸・吉沼 :水戸市吉沼356-1 火休 11:30〜14/17〜20:30(日祝通し)

2001年10月25日(木)

勝田橋の南側にあり,スナックと並んだ平屋立てで,入口上の「ファミリー中華」と言う赤い太文字がラーメン好きの食欲を減退させる。正直,お世辞にも外観はきれいとは言い難い店なのだが,2001年6月発行の茨城の情報誌『アイズ』で「いばらきの隠れた名店16店」のひとつとして紹介されている。ここのご主人は水戸京成ホテルでの13年の修行の後独立して現在11年目ということになるそうだ。僕自身,クチコミで以前からこの店の評判は聞いていたのだが,前回来た時(5〜6年前)には,こんな場所にも関わらず昼時でほぼ満席で,かなり期待はしたものの,ラーメン自体は平凡という印象だった。来店はそれ以来と言うことになる。何故か今日は昼時で先客なし。カウンター6席にテーブル4席×2台,小上がりに座卓が6席×2台・5席×2台の店内がずいぶん広く感じる。基本となるラーメンは500円なのだが,「ラーメンセット・800円」がチャーハン付きだというので即・注文。出てきたものは典型的な鶏ガラ醤油ラーメン。オーソドックスな醤油色のスープで塩っ気が強い気もする。麺はやや平べったい黄色い縮れ麺。具はナルト・ワカメ・チャーシュー・メンマ・・・前と変わらず平凡な印象だ。やはり中華系の店によくあるように,基本となるラーメンはいわば素材のようなもので,「カニ肉入りフカヒレラーメン・1100円」とか「ピリ辛の悪魔ラーメン・700円」とかの料理系のラーメンでぐっと差別化している店なのだと思う。中華の腕は「料理」の方で発揮されるのだろう。チャーハンは半チャーハンで漬物のザーサイとサラダ(レタス・キュウリ・トマトに中華ドレッシング)もついてきた。【12:50】

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 美宝@赤塚中学校前:水戸市河和田町2-1790-8 月休 11〜20<029-252-7341>

2001年 10月23日(水)

赤塚駅はもちろん昔からよく知っているのだが,町そのものにはR50沿い以外の場所には今までほとんど近づいたことはない。今日も愛車のタイヤ交換(『メリット』と言う店・コミコミでかなり安い)のために,R50から一方通行に右往左往しながら踏切を超えて赤塚中学校前にたどり着き,その西側にあったこの店を偶然見つける。店自体は新しいものの,いかにも「町の中華系食堂」と言った店の雰囲気に,ちょっとためらってしまったのだが,白い暖簾がパリッとしていたことに心惹かれて入店する。午後1時半で先客はなし。最近改装したような店内は,右にカウンター5席,左にテーブル2台,奥に座敷があって座卓が2台(ただし節電のためか電灯が消えていた)。思ったよりはメニューは麺類中心の構成で,ラーメン400円を筆頭に27種の麺類の名前が並ぶ。あと一品料理とご飯類。当然の如く一番安いラーメンを注文(故に反応は少々悪いかな)。スープはしっかり醤油色で,透明な油が膜を張り,キリリと熱く印象はいい。やはりこの手のラーメン(正当派醤油味)のスープは,キリリと熱くしなければ非常に平凡なものになってしまう。麺は固めのストレート麺。具はナルト・ワカメ・メンマ・ねぎ,それに薄めだが脂身のないしっかりしたチャーシューが1枚。400円というその値段から考えれば,メリハリが効いていて,けっこう印象のいいラーメンだった。中華の具の味が加わった他のメニューなんかは,けっこういいんじゃないかと思わせるものがある。おそらく中華料理店でそれなりの修行を積んだ上での独立なのではないか。駐車場は店前にギリギリ3台分だが,見通しが悪くちょうどバス停の場所だったりするから,ちょっととめづらい大きさだ。南側からなら,岩間街道のR50との交差点の一つ手前(北東側)の交差点(東南に向かうと千波方面)を赤塚方面に北進し,上記「メリット」を過ぎれば赤塚中学校の脇に出て,そのすぐ左側にある。

上の文を書いたあと,旧茨城ラーメン本(「茨城グルメ本舗1」1994年・茨城新聞社)にこの店が紹介されていたことに気が付いた。写真は旧店舗で,道ギリギリまで出ていた店を引っ込ませて駐車スペースを確保したようだ。紹介記事からすると,ここの主人は30年以上のキャリアと言うことになる。麺も自家製とのこと。豆板醤入りのピリ辛スープが特徴の「美宝メン」が写真で紹介されていた(見た目は「五目うま煮」という感じ)。

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 滬(ふう)@水戸・城南:水戸市城南2-2-2 ホリディ・イン水戸12F<029-300-1112>

2004年2月04日(水)

『リンク』と言う地元の情報誌のラーメン特集に掲載されていた店。ホリディ・イン水戸の12階にある。1階の静かなフロントを横切りエレベーターで12階に上るわけだが,12階のフロア全部が店のようで入り口がはっきりしないので最初迷った。案内されて窓際の席へ。向かいのビルが少々邪魔だが駅南を見下ろす眺めは最高だ。注文したのは『LINK』に掲載されていた「火鍋湯麺」(牛バラ煮込みそば?)で950円(+消費税)。複雑に香辛料の効いたスープ。柔らかく煮込まれた牛肉。具は他に筍,人参,チンゲン菜・・・里芋のような外観の不思議なきのこが目を惹く。麺は固めで,中華系の店にしてはやや太めだが,麺自体は平凡で特にこだわりは感じられないタイプ。こういう中華系の店によくある考え方として,麺は完全に脇役なのだろう。ランチタイムなのでミニトマトがのりゴマドレッシングがかかったサラダがつく。漬け物は大根の千切りで甘い中華風。ライスは頼めばサービスされるようだが単純にうまい。デザートは杏仁豆腐(レモンゼリーもしくはコーヒーも可)。ウーロン茶がポットで出てくるのが親切。ここまでサービスされるとラーメンが950円でも妥当なところか。担々麺(800円)もあった。あと,トンポーローを挟んだ蒸しパンのセットが1200円。「トンポーロー焼そば」と言うのも珍しい。メニュー的にはランチタイムがいろいろお得なようだ。たまにはこういう店もいいかな。でも一人では何となく居心地が悪いので(さりとて子供連れも似合わないので)妻とでもまた来てみよう。

ランチタイム11:30〜14/ディナータイム17:30〜21(日祝17〜)

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 双葉園@双葉台:18:30〜翌1(日祝〜11:30)不定休 <029-251-7627>

2001年9月27日(木)

「どんぶり会議」で情報をいただいた新店(2001/09/22)。国道50号赤塚郵便局の交差点を済生会病院側に曲がりしばらく走った右側。「とんとん亭@赤塚」の先,「龍愛餐館@水戸・開江」の手前である。引き戸を開けて入るとすぐ低めのカウンターのみの,極めてシンプルで質素な店内(寒々としているとも言えるが・・・)。飾りっ気はまるでなく,屋台風と言えば屋台風ともいえる。その中に3〜40代の店主が1人。話し方からすると中国系の人のようだが,白衣を着るわけでもなくジーンズにポロシャツの普段着。正面の壁に短冊の紙に書いたメニューがずらっと並ぶ。醤油ラーメン(500円)と言うのもあったが,雰囲気的にシンプルなラーメンには不安もあったので,情報通り「中国風塩味」と言う三鮮ラーメン(650円)を注文。蓋式の小さな冷凍庫から食材をごそごそと出して,調理台の下から白菜とニラも出す。小さな流しの上の小さなマナイタの上で器用に刻んで準備している。よくみると店内に寸胴鍋が見あたらない。スープはどこから?そのタンメン的な白濁スープは胡椒がかなり効いたもの。具の海老&イカと下味のついた豚肉(全て冷凍物?)に煎りゴマがかけられる。麺はやや平べったく,やや縮れのある不ぞろいのもので,僕的には情報ほどには悪くないと思う。表の看板には「中国海南家庭の味」。かなり安めの一品料理(小皿かも)と言い,屋台と考えれば面白い店だと思う。それにしてもこれだけの細かいメニューなのに,その材料はいったいどこから持ってくるのだろう?店内には家庭用冷蔵庫さえ見あたらないのである。脇の空き地に駐車可(車庫以外)のようで,聞けば4年前から営業しているそうだ。

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 平蔵@水戸白梅:水戸市白梅1-2-41 無休 11〜15/17〜22

2003年3月01日(土)

「どんぶり会議」の新店情報(03/03/01〜)で知った店。水城高手前(北側)の白梅2丁目交差点を西へ50mほど,セブンイレブンの向かい側。京都の出世稲荷神社境内にある『うどん平蔵』が水戸にラーメン屋としてオープンしたそうだ。茶色い板張りの今風の外壁の店で,Pは店前に2台分ほど。店内は中央にL字カウンターで壁際にもカウンター。手前に4+2のテーブル席。メニューは基本的に醤油と塩。平日のランチタイムにはおにぎりのサービスがあるようだ。色は醤油でもかなり薄めで,これは関東系のうどんのつゆに対する,関西系の色のないつゆと同じ解釈なのかな?しょっぱさはない(つまり醤油味が薄い)が,ダシ(旨味)はそれなりに出ている感じ。多加水系の麺は一般的な麺とは一線を画すもの。具はトロトロのバラチャーシュー2枚の他に,そぎ切りの白菜のみと極めてシンプル。その分,値段に対してちょっともの足りない感じもする。卓上のトッピングの辛子韮が単品で食べてうまかったのが印象的。店の規模の割には従業員が多い印象で,まだ手際はよくない感じかな。平蔵と書いたそろいの紺のTシャツにキャップの今風な演出。雰囲気はいい。コンサルタントに演出された店という感じだろうか(笑)。次の機会には,一応「塩系」も食べてみたいと思った。全体の印象としては,「癖になるタイプのラーメン」ではないが,年齢を問わずに無難に薦められる味と雰囲気を持った店というのが個人的な感想。ラストオーダーが21:30で無休だそうだ。>「どんぶり会議」に投稿(03/03/10)

2003年6月17日(火)

この2月に開店したばかりの店だが,再び「どんぶり会議」で話題(03/06/13)になった。なんと,ビックコミック・スペリオールの「ラーメン鑑定団」と言う,ラーメン王・石神秀幸氏の連載するコラムに,この店がいきなり先週紹介されたのである。加えてこの日曜に,東葛のMZさんがわざわざ水戸まで食べに来て(詳しくはMeguzou's Websiteの「お店のデータ一覧>茨城」参照),「メニューがだいぶ変わっている」との報告を受け,再訪することに。たしかにメニュー構成がだいぶ変わって,鶏ガラ系(丸鶏・鶏ガラ・ゲンコツ)のあっさり系澄ましスープの白星(醤油・塩)と,トンコツ味(正確にはとんこつスープにカツオ節・サバ節・煮干し等の魚系ダレ)の赤星(醤油のみ)の二本柱となり,各々基本は旨味ら〜めん(580円)で,トッピングとして「半熟たまご」or「あおねぎ」が+100円、「チャーシューが」+200円と言う基本線。本来のメニューで,本で紹介された白菜&豚バラの「平蔵ら〜めん」(700円)があり,さらに「昔ながらの中華そば」が500円と言うところ。「平蔵」は前回食べているので,今日はトンコツの赤星・旨味を注文。博多系白濁スープかと思いきや,表面に細かい背脂が浮いたトンコツ醤油スープで,タレの濃さはなくマイルドな印象。名前通りに「旨味」は十分。「東京の製麺所特注の熟成多加水麺」と言う麺は、きれいな小麦色の細麺で,固めでエッジが効いていて印象がいい。無難にまとまっている感じだ。水戸の店としてはこれで十分かもしれない。具はチャーシューと万能ネギだけなので,量的にはちょっとものたりない印象。平日ランチサービスのライス(これはいい炊き加減だった)をもらったのだが,食べどころがなく,卓上の「キムチにら」でワシワシと食べてしまった。当然のことながら,ラミネートパックされたスペリオールの記事があちこちに置いてあった。掲載された媒体が大きく,またマニアックだったので客足に即影響したという感じではなかったが(客は数えるほど),今風の「麺とスープ」そのものにこだわったラーメン店として,狙いは間違っていないと思うので,このままラーメン専門店として正常進化して欲しいと思ったのもたしか。

2003年7月29日(火)

『白星・平蔵らーめん(塩)』

前回(2003/06/17)気になった,あっさり味(白星)の塩を「平蔵らーめん」でいただく(700円)。やや茶濁した,鶏ガラ系(丸鶏・鶏ガラ・ゲンコツ)のあっさり系澄ましスープ。全体的に値段の割に量は少な目だから,「こってり好き」の人にはもの足りないタイプだが,トンコツ系のこってり味(赤星)があるのだからそれを選べばいいこと。この「平蔵」のメインとなる具は白菜&バラ肉。それに万能ネギとトロリ半熟味玉が追加され,あとチャーシューにメンマなのだが,今日のチャーシューはちょっとパサつき気味かな。平日のランチはライスがサービスされる(今日のライス柔らかめだった)。このスープのタイプではライスがあまり進まないので(僕だけ?),例の如く卓上の「キムチにら」(ニンニクが入らないそうだ)で食べることになる。

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 宝昌飯店@見和:火休〜22:30 <029-253-9007>

2002年1月18日(金)

千波岩間街道「見和1丁目南交差点」(ココスがある)から赤塚方面に向かう新しい道。中華料理・台湾小吃の赤い看板。オレンジの方形の頂点に赤い飾り家。雰囲気的には台湾系だろうか?テーブル3台に9人掛け円型テーブルが1台,奥の小上がりに座卓が4台。什景湯麺(五目そば・800円)を注文。単純なラーメンはないようだ。あるのは具がのった「料理系」ラーメンばかり。色的に醤油味なので,基本となる底のスープをすくって飲もうとしたが,すでに具のエキスと混ざっている感じで分けられない。断念。当然のことながら具は多彩。エビ・イカ・ホタテに赤身豚肉・マッッシュルーム・キクラゲ・筍・鶉玉子にチンゲンサイ・白菜・ニンジン・・・。具沢山でひたすら具を食べている感じだ。黄色い細麺は中華系の店に良くある感じだし,ほぐれが悪く印象は芳しくはないが,最後に残ったスープをのむと当然のことながら具の旨味が出ているからそれなりにうまい。一般的には受けがいいんだろうな。でもこれでは麺が完全に脇役。だからラーメンではなく「中華料理」である。座敷にテーブル4台。天井の隅の赤い枠とか六角形の天井の穴は中華っぽいがBGMは洋楽・・・統一感がないかな。その分気軽な感じではある。家庭的な感じ。先客は午後9時過ぎで6組ほどだった。「食事」にはいい店だと思う。

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 寶龍@水戸・笠原:水戸市笠原町 無休 〜22 <029-243-1368>

2003年6月12日(木)

「どんぶり会議」で話題(03/06/02)になった店。水戸笠原町の50号バイパス沿い(「すしおんど」の西側)にある。メニューのトップは寶龍ラーメン(味噌・醤油・塩)で各800円と高めだが,これはは海鮮の具(エビ・ホタテ等)がのるものだそうで,普通の味噌(600円・醤油・塩も同じ)でも『味噌数種類をブレンドし15種類の材料で仕上げたタレを使ってから2ヶ月かけて熟成させた』というスープは同じようなのでそれを注文。岩海苔が多量に浮き,チャーシュー2枚に味玉・わかめに炒めモヤシと,こちらでも見た目は遜色ない。だが,肝心のスープが旨味成分は十分だが「薄い」。味噌が少ない味噌汁のよう。麺は平凡な中麺だし,今現在の札幌の人気ラーメン(「純連」とかの濃厚系)を期待するとかなり肩透かしを食うことになるだろう。一昔前の伝統的な札幌味噌系と考えるべきかな。ちなみに,醤油は『小豆島の蔵元でつくっていただき12種類の材料で仕上げた』ものだそうで,塩は『新しいコンセプトで動物系と植物系その他の材料で編み出した味』だそうな。チャーシューメンは各800円で,他にスーラタンメン・ラージャンメンがある(各700円)。チャーハン(700円)も注文したが,冷や奴に漬け物&わかめスープ付きで量は少な目かな。小付けを抜いて500円と言うレベルだろう。ネットで調べてみると,この『寶龍』はオフィシャルサイトがあるような全国チェーン店で,茨城にはすでに鹿島店(神栖町)があるようだが,この水戸店が正式なチェーン店かどうかは不明(HPにまだ記載がない)。

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 ファミリー中華本郷@小吹 : 水戸市小吹町2829-2 日祝休 11〜20:30 <029-243-5858>

2001年6月21日(木)

書店で茨城放送刊の水戸周辺に限定したグルメ本を見つけた。掲載されているラーメン店は4店で「天下一品」とか載っていたが,「ラーメン本」掲載店をあえてはずしているという感じ。その中に,新県庁北の国土交通省交差点を植物園側に折れてちょっと行ったところにあるこの店が掲載されていた。僕自身は初耳の店だし,写真掲載されていた「スペシャル本郷」と言うつけめんに惹かれてさっそく行って来た。「一度に塩味・醤油味・味噌味を贅沢に味わいながら食べる温かいつけ麺」だと言うのだ。でも「塩」はしょっぱめのタマゴスープ(日本酒が強かった)・「醤油」は中華うま煮の具入りスープ・「味噌」はペースト状のゴマ味噌ダレ(ネギとキュウリのヤクミ)だった。小ぶりなどんぶりに竹の水切をひき,やたら多量に海草が盛られた麺はやや平べったい縮れ麺。けっこう太麺で締まった感じでこれはいいかんじ。でも麺の絶的な量が少ない。ワカメばかり食べてる感じなのだ。フルーツ(アンニン豆腐)付きとは言え,1000円という値段もちょっとお高い感じ。他のセットメニュー(チャーハン野菜炒めモツ煮カレー等々)が800円前後でお手頃な感じで,普通のサラリーマン(ラーメンに特にこだわらない人)の昼食には,ご飯類のボリュームもあってもってこいという感じだ。雨が降るお昼時,けっこう賑わっていた。典型的な中華食堂。食事としての満足度は高いだろう。らーめんは480円,助さんラーメン(餅と梅肉入り・780円),格さんラーメン(餅と削り節入り・750円)と言うのもあった。

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 まいど@五軒町:水戸市五軒町2-3-12 日休 18〜24(O.S) <029-231-0500>

2002年1月29日(火)

「みと食事典2002」で「酒肴」の店とし掲載されていた店。本来「なにわ茶屋」で関西風おでんの店なのだが「九州出身者が『懐かしい』と喜ぶ長浜ラーメン」と言う紹介文をDMで教えられて即訪問。角地の小料理屋風外観なのだが,博多長浜らーめんの提灯が実にそそられる。引き戸を開けて中にはいると店の中の全員がいっせいにこちらを見るようなコンパクトな造り。まずカウンター6席に,奥の小上がりに座卓が2台,その中間にテーブルが1台だ。BGMはジャズで入口には千社札が多量に貼られている。壁にはミニクーパーのレース写真にNHK出演の写真。ヒゲの優しげなマスターはとても多趣味なようだ。ラーメンだけでは場違いな雰囲気だが,そこはもう遠慮無く注文。ちゃんとした博多風極細麺。けっこうとんこつっぽいスープだが表面にかなり熱めの油が浮いていてそれに誤魔化されている気もする。味も濃いし,しょっぱめだ。具は青身として細かく切った万能ネギ?と柔かいバラチャーシューと言うシンプルさ。もちろん紅しょうがと辛し高菜は卓上にある。飲んだ後にこのラーメンが出てくればけっこううれしいかもしれない。特にラーメンだけでも嫌な顔はされず,会計後にマスターに「またよろしく」と言われてしまったが,やはり飲み屋の形態だからおでんくらい食べるべきなのかも・・・。もっともおでんのメニューは見あたらなかったのでそのメニュー構成はわからずじまい。

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 まぐろラーメン和@千波:水戸市千波町2356-4 火・1水休 11〜15/17:30〜22

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2002年7月29日(火)

「どんぶり会議」への一昨日(2002/07/27)の書き込みを見て,たまらず昼休みに食べてきた。旧6号(千波街道)沿い,マツダの向かい側の信号の角で,「まぐろラーメン」の赤い看板がよく目立つ。店前にも駐車スペースはあるがちょっととめづらいかな(裏側にもあるようだ)。横格子の白い引き戸で店内が全く見えずちょっと入りづらい構造だが,店内は右にカウンター,左にテーブルが2台とコンパクトな造り。中年のご主人にバイトの若い男性(背脂の振り方とか丁寧に教えられていた),フロア係の若い女の子という構成。先客は1人。そうじゃないかなと思ったのだが,やはり「本店は板橋にあります。茨城初の味です。」とのこと。一昔前(4〜5年前)によくマスコミで話題になった有名店「まぐろラーメン・アラカラ@板橋・環七沿い」のようだ。僕自身は本店で何年か前に2度ほど食べたが,1度目に「これはいい」と思ったものの,2度目に連食後半に食べてそのあまりのまぐろ油に少々うんざりしてしまい,以後行っていない店だ(笑)。ここのまぐろラーメン(650円)も薄醤油色の背脂系スープだが,本店ほど魚系(まぐろ)の油は前面に出ていない印象。白い細縮れ面が特徴的で,水戸周辺のみならず茨城全体でも,独特の個性を出していると思う。何よりも中途半端な有名店のラーメンのコピーじゃないのがいい。水戸近辺でで東京の有名店での「修行」と言う売りを聞いたのは初めてだ。但し,具のチャーシューは薄く特徴はない。他にキクラゲ・メンマ・白髪りネギに海苔がトッピングされる。背脂は小さな容器の上で余分な脂を落としてから振り入れられるようで,見た目ほどくどくはない。さっぱりとしている。個人的にはせっかくの「まぐろ」と言う特徴を,もっと強烈に前面に出した方がいいと思う。現時点ではどうにも中途半端な気がする。値段設定も高めだし・・・(>その後値下げしたようだ)。

>この店,まだ未完成な気もするが,一般の要望に迎合してせっかくの個性が退化することなく正常進化することを期待して,開店間もない店ながら「茨城のうまいラーメン2」に掲載することになる。

2002年10月09日(水)

二度目の訪問。ランチセット(800円)をいただく。焼おにぎりにポテトサラダ・玉子・お新香がついてくる。前回来た時は若い従業員がいたのだが,今日は店主1人。ちょっとヒマそうだ。肝心のまぐろラーメンだが,前回に比べて更にスープが薄くなった印象。麺のコシも感じない。コンパクトな焼おにぎりは冷凍ものようだ。ポテトサラダも出来合いの物(たぶん)。漬け物も既製品だろう。せっかくの正統派のまぐろラーメン,その個性が評価されて『茨城のうまいラーメン2』掲載に至ったのに,このままでは埋もれてしまいそうで心配である。奥に駐車場がある。入り口は狭いが奥はけっこう広い。

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 松喜吉@下市 : 水戸市本町1-10-11 <029-233-0188>

>>>【スタミナラーメン】の項参照 

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 万司屋@水戸・青柳:日祝土休・昼2時までの営業

2002年2月06日(木)

水戸・青柳の卸市場そばの踏切(水郡線)西側の交差点を,青柳駅側に曲がってすぐ左側にある。ラーメンののぼりがめだつ。駐車場は店前に4台分ほど。和風(蕎麦屋風)の外観だ。店内は竹柄の壁,6人テーブル1台に4人テーブル2台。L字型の小上がりに座卓が4台。「サービス品」というしょうゆらーめんが380円。具はなると・海苔・チャーシュー・メンマ・わかめ・いんげん。何故か刻みネギが別皿で出てくる。「万司屋自家製麺」と言う(貼り紙がしてある)麺は,やや太めの縮れ麺で固め。プルプルした食感で悪くはないかな。スープは濁った醤油色。少し甘味のあるもので,平凡でもないが深みもない。コショウをかけたくなるタイプ。ちょっともの足りないが380円と言う値段設定を考えたら多くは言えまい。塩らーめんも380円。売りは「具沢山」と言う長崎ちゃんぽん(680円)のようだ。他に長浜風とんこつらーめん(530円),五目チャーハンセット(680円)等々。会計時に聞いたら,昼のみの営業らしい。道理で今まであまり店の印象がなかったわけだ。看板もないから夜は店そのものがわかりづらいし。朝の早い市場関係の人相手の店なのだろうか。

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 松五郎@上水戸: 水戸市上水戸3-3-25 <029-221-9598>

>>>【スタミナラーメン】の項参照

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 松味@河和田 : 月休 〜20:00頃まで営業

2000年5月25日(木)

初めて行く場所なので少々方向感覚がなくなってしまったのだが,R50バイパスの一本北側の道で「桜川車庫」バス停前にある。茨城オートのバスが3台くらい向かいの広い空き地に止まっていた。名前も外観も典型的な定食屋風。店内のメニューも壁にずらりと880円〜1100円の定食メニューがずっと続くから(780円〜の丼物も)けっこう強気な商売である。そんな中で正油ラーメン・500円を注文する。たぶん一番安いメニューだ。「〜だけ?」とでも言いたげな怪訝そうな顔をされてしまった。熱いスープ。色はしっかり正油色。甘めだが旨味をそれなりに感じる。油が多めに浮いている。量も多めだ。麺はストレートでよくあるタイプ。ラーメンそのものは悪くもないが「おっ」という特徴もない。やはり定食勝負の店でシンプルな正油ラーメンなどは,一応お決まりでメニューに載せているだけなんだろうと思う。馴染み客らしい男性のの出入が多く,そのほとんどが定食系のメニューを食べていたからである。

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 麺処まるき@平須 : 無休・11〜24 無休 029-243-9898

2000年5月17日(水)

旧6号を新県庁を左に見て南下。左手に黄色い看板に赤い丸・「みんなでラーメン」のキャッチコピーまでついたこの店がある。以前「平成(or千成?)ラーメン」とか言う店があった場所だ。右手にテーブル席,左手前にBOX席,その前(中央から左手)に幅広のカウンター席と言ったレイアウト。カウンター奥の調理場が簾で覆われているのがちょっと変わっている。一応基本となる「正油ラーメン・500円」を注文。しっかり正油色のスープは見た目ほど醤油味は立ってなく浮き油も多いのでそこそこ厚みもある。麺は軽く縮れたもので平凡な印象だが固めに茹でてあるので救われる。具はナルトに固めのメンマでチャーシューは煮豚,それにほうれん草・刻みネギと言ったところ。全体としてのインパクトはあまりない。ラーメンメニューは「五目うま煮」「みそネギチャーシュー」「スタミナタンタンメン」等々多彩で,一品料理とかも多いから「麺処」と銘打っていても中華料理出身の店なのだろう。明らかに「具で食べさせる」ラーメン店だ。ラーメンそのもの(麺とスープ)には力を入れているようには思えない。なんと消費税までとられてしまった。水戸近辺には案外こういう店が多い。

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 丸屋多次郎商店@堀町:水戸市堀町1026-1 不定休 11〜翌3 <029-254-8007>

2003年10月10日(金)

「どんぶり会議」の情報(2003/09/22)で「とんとん亭@堀町」がリニューアルオープンしたという情報を得て行ってみる。丸屋多次郎ラーメン(520円)にセットでチャーハンをつける(860円・高菜焼きめしだと830円)。スープはとんこつ白湯。極細麺はまぁ雰囲気は出ているが旨味十分のサラッとしたスープはどうも・・・。炭火焼きチャーシューはバラ肉1枚のほぐれ系で印象はいい。おばちゃんは昔のままだし,店の基本構造も以前来た時と同じなので,店名が変わっただけと言うことなのだろう。メニューは他にとんこつ味噌・とんこつ塩とかある。向かい側には24時間営業の深夜スーパー。この時点で表示は深夜1時までの営業だったが,どんぶり会議の情報(2003/11/07)によると,どうやら深夜3時までの営業になったようである。スーパーの営業時間に合わせたのかな。

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 ミスターラーメン@桜川 : 水戸市桜川1-7-13-105 <029-227-7335>

1999年8月05日(木)

水戸の駅南,桜川の北側にある(「匠家」の北の橋を渡った先)。店名は確定していない。店の入口の上には手打ちうどん・ラーメン「げんこつや」と書いてあるし,どんぶりには「手打ちうどん・ますや(だったと思う)」なんて書いてあった。そした入口脇の立て看板に「ミスターラーメン」。平日の昼だったが夏休みだからなのか,高校生がずいぶんといた。それもそのはず。ここの手打ちラーメンは300円なのである。もっとも,水戸には250円のラーメンを出す老舗「すずき」があるが,それにしても安い。ただし,他のラーメンは普通の値段だから,300円ラーメンは戦略的なものというところか。水戸駅南口に近い土地ではあるが,構造的に裏通りのため大変なのかも知れない。この日なぜか学生が多かったが,近くに高校があるわけでもないのだ。さて,運ばれてきたラーメンは四角いお盆にのせられ,立派などんぶりに盛られていた。しょうゆ味のスープは・・・はっきり言って「深み」がない。ストレートに醤油の味がする。手打ちの麺はストレート。微妙にふぞろいでいかにも「手打ち」とは感じる。少し透明がかっていて,不思議な食感。あまりラーメンという感じがしない。チャーシューの出来はよく「ほぐれる」チャーシューだった。全体として不満は残るが,300円ということを考えればあまり強いことは言えない。豚ロースの唐揚げ(排骨?)がのったラーメンがこの店の売りのようである(>1998/04/11)。手打ちうどんはどうなんだろう。

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 みそ膳@常澄・塩崎 : 水戸市塩崎865-5 <029-269-4620> 木休 〜22

2001年9月05日(水)

大洗街道(R51)沿い,R245との塩崎交差点にある。マクドナルドの西側。そう,大昔から「どさん子」があった場所である。「みそ膳@千代田」も同じ変わり方をしたので何となく予感はあったのだが,調理場には前回食べた時(2000/08/22)と同じオヤジさんとおかみさんがいた。噂には聞いていたが,どうやらチェーン店「どさん子」の新たなる支店展開と言うことを確信する。7種のみそを使うメニュー展開。西京(京都味噌)・玄海(九州味噌)・札幌・みそ坦々・とんこつみそ(麦みそ)・胡麻みそ(仙台味噌)・八丁みそ(名古屋味噌)と言う感じ。今日は店主夫婦にパートの若い女性がいるのかなと思ったら,その女性が中心になって作っていた。本部からの派遣社員だろうか。手持ちぶさたの老夫婦。なんかやりづらそうだった。スープづくりは5個口のコンロで片手鍋に入れた1人分のスープを煮込む手順。千代田店と同じだからメニュー増加にあわせた厨房の整備なのだろう。注文したのは「とんこつみそ」。ちょっとしょっぱめ(味噌が濃いめ)かな。あとトンコツの元スープの匂いがあって,最初抵抗があったが何とか乗りきる(慣れた?)。具はチャーシュー・メンマ・モヤシなのだが,モヤシは煮込み過ぎだろう。腰砕け。このあたりは前のどさん子のイメージをひきづっているかな。でも味噌の選択の幅が増えただけ,以前の形態よりはだいぶ価値が出たと思う。

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 ミナミ食堂@南町

>>>【水戸のレトロなラーメン店】参照

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 むつみ屋@水戸・見川:水戸市見川町2267‐3 無休 11〜15/17:30〜22

2002年12月24日(月)

どんぶり会議で自分で振った情報(02/11/28)なのに実際食べるまでにけっこう時間がかかってしまった。このむつみ屋,元々は北海道月形町の人気店で,数年前に東京に出店した印象があるが(1999年3月に笹塚店で食べたことがある)その後,エラい勢いで全国に店舗展開しているようだ。HPを見てその数に驚いた(>オフィシャルHPの情報・参照)。こうなると「天下一」や「幸楽苑」「花月」とどう違うのかという ことになりそうだが,大元を作った人の顔が見える分, FC店でもいいかなと思うし,選択肢が増えることはうれしいし・・・。と言うわけで,クリスマスイブだからと,仕事終わったら即せっせと家族でラーメン食べに出かける(=ラーメン好きの鏡・笑)。R50バイパス沿い,エネオスのスタンドのある「小吹町入口交差点」の西側。レーダーがあるあたりだ。駐車場は10台ほどだが,道にクルマの列ができているのを見たことがあるので休日にはそれなりの覚悟が必要だろう。店は平屋一戸建てで,店内はカウンター5席,テーブル4名×3台,小上がりに6名×2台という効率のいい構成。みそは赤みそor白みそで700円。しおは600円で,麺を希少価値の北海道産小麦「春豊(ハルユタカ)」を使用したハルユタカ麺にすると650円。刻み海苔に梅干しがついて+50円なのでお得。しょうゆは600円で「北海道スペシャルらーめん北の恵み」はアスパラ・ベーコン・バターと玉ねぎのフライチップが入って800円と言うことになる。トッピングは+100円でコーン&バター,+200円でチャーシューと言うことになる。さてその感想だが・・・記憶よりだいぶスープが薄目で,麺は思いっきり平凡に感じた。この日の出来ではやはりチェーン店はチェーン店と言われてもしょうがない気がする。なんと言うか人工的でマニュアル通りと言う感じなのである。店名を冠した店売りの生麺を食べているように感じ。むつみ屋ってこういう感じだったかなぁ・・・。

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 めん吉@吉沢 : 水戸市吉沢34-5 木休11〜21 <029-247-9878>

2001年10月16日(火)

50号バイパスの6号寄り,「ライトオン」の交差点を南下する幹線道路沿いにある。「ラッキー飯店」や「楽々」の南側だ。3店ほど集合店舗の真ん中で,駐車場は店前に十分。T字路の角地なので商売にはいい場所だ。店内はカウンター10席,赤いカーペットの小上がりに座卓が3台。調理場には男の職人が2人(親子?),あと接客の女性が1人。家族経営という印象だ。お昼時で席はほぼ満席で忙しそう。メニューは豪華に写真付きのもの。らーめん480円。みそ・塩バター600円。メニュー的には麺類半分・ご飯もの半分と言う感じで,中華出身の店なのは明らかだ。スタミナ,朝鮮焼き等のセットもの(1000円)にも惹かれたが,ホワイトボードに手書の「半チャーハン定食」850円を注文する。具にナルト・海苔・茹で玉子・メンマがのり,チャーシューは太肉風でかなり厚め。それだけ場違いなくらいの存在感。麺はザクッとした歯応えがあるものだが,平凡な印象。スープもしょっぱめで(塩っ気が多い)やはり平凡。特に麺だのスープだのにこだわりはないんだと思う。のせる具を作る中華の腕に重きを置いているのではないか。そこそこ固定客もついているようだし、ラーメン的にはこの先変化もないだろう。

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 麺・COOK@米沢:水戸市米沢町117-1 11:30〜15/17:30〜23:30(23LO)<029-246-0007>

2003年5月08日(木)

「どんぶり会議」で話題(03/03/21〜)になった店。新県庁南側を東西に走る新しい道を東へ。「米沢町中央交差点」近くにある。他に店はまだ全くないので近づけばわかる店だ。外観も白壁のデッキまである森小屋風と派手。店内も天井高い凝った造り。ちょっと迷ったが,こういう店の「醤油」と言うのも何となく予想できるので,一応「とんこつ醤油ラーメン」(620円)を注文。コラーゲンを感じるねっとりした濃いスープ。表面には焦げ茶色の揚げネギが浮く。麺はやや平べったいつるつるした多加水麺。ゆで加減さえよければ(つまり固めならば)好きなタイプ。でもこの麺は醤油味の方が合うかも。具はバラロールチャーシューに海苔・白髪ネギとシンプル。メニューは他に「昔醤油ラーメン」(550円),「みそラーメン」(680),トッピングは味玉(80円)ねぎ(100円)チャーシュー(200円)。「アジアンラーメン」というのもあってトムヤンクン(980円)コチジャン(880円)タイのレッドカレー(880円)。税込み。実際にこの店に来て,メニューを見て,ラーメンを食べての印象は,ラーメンが好きな人が作った店と言うよりは,ラーメンを商売として考える人が,ラーメンと違う世界の感覚と解釈で「今受けそうなラーメンと店」を作ったというような感じかな。ただその解釈が今の東京とかを意識していないのが寂しいところ・・・。

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 麺亭・大洗街道店@栗崎(常澄):水戸市栗崎1452 <029-265-4325・0120-694325> 11〜22

 1999年8月16日(月)

大洗街道(国道51号)沿いにある。ラドンセンターの隣の民芸風店舗。チェーン展開していて,水戸市内にもう2店(見川と泉町だったと思う)ある。店内は広く,木製(大木の輪切り)のテーブルが6台,座敷にもテーブルが6台とゆったりとしている。外は猛暑。涼しげな「特製チャーシューざるラーメン(830円)」を注文。大盛り(160円増)は,今なら麺の量2倍という。こりゃいいと大盛りを注文したが,よく考えてみれば160円増しなら量2倍は当然かもしれない。つけ汁となるスープは熱く,中ぐらいのどんぶりに入れられ,油が浮いてこってりした(少なくとも最初のうちは)しょうゆ味,胡椒がきつめで辛い。すっぱさもある。つけダレだからこんなものだろう。「そば湯」(スープ?)もつく。麺は縮れた平麺。固めでコシがある。丸いザルに山盛りの盛られ,きざみ海苔がかけられる。スープとの相性はよさそうだ。大盛りにして「多いなぁ」と最初は思ったが,割とするすると食べることができた。チャーシューは厚め(ぶつ切り)が3枚。柔らかめでうまいが,普通のザルが610円だから,その差220円程にはありがたみがないか。「ざるラーメン」の1枚でも充分かもしれない。普通のラーメンは560円,「からみそラーメン」というのもあった。以前食べたときの印象はいい。その他,ミニチャーシュー丼・390円,ミニカレー丼(和風)・320円といったところ。消費税はとられなかった。開店したのはだいぶ以前になるが,すでに安定した人気店のようである。客がひっきりなしに入ったいた。

2000年1月28日(

<遠出できない日曜だったので珍しく家族で「日曜の地元の店」。無難な店なのである。「麺亭らーめん(560円)」を太麺と平麺で一つずつ。あと最初からそば湯が付いてくる「麺亭ざるらーめん」。とりたてて何が悪いわけでもないのだが,やはり画一的な感じがしてしまう。やはり無難な店と言うこと。年輩者を連れてくるなら,内装と言い広さと言い,そしてもちろんあっさりした味といい,文句は出ないだろう。そんな店だ。

2002年8月17日(土)

麺亭ざるらぁめん(610円)を。「770円の大盛り料金で麺が2倍に!!」という誘い文句につられてその「得盛」を注文。たしか去年も食べたよな。しかし,これが多すぎた。太めの平麺は悪くないのだが,ラーメンのスープに油と砂糖という感じのつけ汁は平板な感じでだんだんと飽きてくる。具も角のチャーシューが標準では3〜4個(あとメンマ)とちょっともの足りない。肉が欲しければ「チャーシューざる」にしろと言うことなのだろうが,+220円だから「得盛」ではほぼ1000円になってしまい,ラーメンとしては贅沢だろう(笑)。

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 麺亭@見川 : 〜22:00(L.O21:30)

2000年1月05日(水)

5日の夜は仕事の関係で水戸に行く場合が多い。匠家に行ったりするのだが,9:30でもう閉店し後片付けをしていた。そこで桜川を渡り,偕楽園の下から見川方面へ坂を登った信号の先にあるこの店に向かう。チェーン店で,大洗街道沿いの店では何度か食べたことがあるが,この店は初めてである。けっこう街中なのだが,駐車場は店前に13台分と広い。22時閉店だが,21:30でオーダーストップとなる。メニューには載っていなかった『旬の市』『新醤油味』と銘打たれたネギラーメン(820円)を注文してみる。ラーメンは560円だからけっこう高めだ。透き通った醤油色のスープは酸味があり,白ゴマ・すりゴマがけっこう浮いている。麺は細麺と太麺が選べるので「太麺」を注文。平麺で縮れている。チャーシューは縁に焦げ目がついたバラロールチャーシュー。で,肝心の『ねぎ』はどこかと言うと,麺の上に他の野菜(キャベツ・ニラ・もやし)をベースに山盛りにされた白髪ネギなのである。特に調理はしてないようだ。単体で食べて見るとたしかに新鮮な甘味のあるネギだが,260円の差を感じるほどありがたみは感じなかった。無難にまとまったラーメンと言えようが,でも820円は高いと思う。

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 めんや@駅南:水戸市城南1-2-15  日休 11:45〜14:30/17:30〜23  <029-226-0787>

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

1999年6月24日(木)

入口上の店と看板に書かれた大きな「絶品ラーメン」の文字がよく目立つ。比較的新しい店なのだが,入口まわりが雑然としているのが気になる。ラーメン480円でこってりとあっさりが選べる。こってりを注文。背脂の浮いたスープに固めの細麺とこだわりは感じられるが,麺にもスープにも何故かヌルッとした感じがあって食感がよくなかった。湯切りが悪いのだろうか。もう少しシャキッとしたところがあればいい感じになると思うのだが・・・

2001年1月29日(月)

水戸の駅南の通り沿い,天下一品の向かい側にある。絶品ラーメンの赤いテント看板が夜は目立つ。店の奥にPがあるものの,店脇の入口がかなり狭いので,並びのコインパーキング利用すべきか。店前の路駐は難しい場所だ。店内でそう申告すれば,食事分1000円以下の場合20分無料・1000円以上なら40分無料のようだ。実は僕自身も,めんや(すぐ近くの「めん家」ではない)は一昨年食べて上のような感想を持ち,その後行っていなかったのだが,その後,DMで「塩」はいいんじゃないかと言う感想を,ラーメン仲間からいただき,久々にその気になる。塩ラーメンを注文・・・いいかもしれない。たしかに「塩」は特徴あると思う。エビの香りがポイントだ。麺は見た目平凡な感じだけど,固めで塩との相性はいいように思う。チャーシューはほぐれるタイプでなかなか。再評価すべきだろう。

>4月3日に「どんぶり会議」に投稿

2001年6月15日(金)

「どんぶり会議」の投稿(2001/06/14)につられ(「塩味のつけめん」という情報だったが「冷やしラーメン」だった・残念)。で,店前の垂れ幕に大きく書いてあったその「具沢山の冷やしラーメン(塩味)」を狙ったのだが,「昼限定メニュー」だった。そこで,看板メニューの「しおラーメン」は前回(2001/01/29)いただいたので,今日は「ざるらーめん・580円」を注文。幅広のきしめんのような麺。それでも色はけっこう黄色でそこそこかため。独特の食感だが,あとは何に使う麺なのだろう。ざる専用の麺なのだろうか。この平べったさでは使い回しは難しいように思う。黒いどんぶりに竹製のザルを入れて麺を盛り,雑にちぎった海苔がかけてある。つけ汁も専用の小どんぶりと「雰囲気」は出ている。つけ汁は醤油色は薄いがかなりしょっぱめ。基本的に和風の味に感じる。わずかに油が浮き刻みネギが多量に浮く。具はチャーシューのかたまりが2〜3コ。脂身のない部分だがけっこう柔らかい。具的に今ひとつもの足りないなぁと思ったらメンマがないのだ。メンマも欲しいところ。けっこう面白いと思うが,ボリューム感にはちょっと欠けるかな。名前の通りざるそばのノリである。

2002年6月05日(水)

今日は塩ワンタンメン・780円を。どうも具のモヤシに元気がないので一口目の印象が悪かった。エビの効いたスープは特徴はあるのだが,進化が止まってしまったような感じ。ワンタンも香辛料(ニンニク?)が効きすぎていてあまり繊細さはない。今日の出来では値段に対する満足度は低いだろう。

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 めん家@市役所そば: 水戸市城南1-6-? 日祝休 11:30〜13:30/18〜翌3(2:30LO)

1999年12月08日(水)

水戸駅南の常陽銀行の路地の奥のあたりを市役所側に曲がったところにある。深夜も営業しているので,夜はわかりやすいかも。以前「とんこつしょうゆ」なるものを食べて,「家系」から程遠い味にがっかりきた。で,今日は何にするかとしばし考える。こんな場合,無難な線にすればいいのだが,「油麺(ゆめん)・650円」と言うものをを食べてみたくなる。さっそく注文すると「男性の方はダブルの方がいいと思います」なんて助手のお兄さんが言う。こちとら夕食をしっかり食べてからの「深夜のラーメン探索」である。「普通=1玉」でけっこうだ。「でも普通で・・・」と僕。お兄さんは渋い顔。で,出てきたそれは白い大きなどんぶりの底の方に,ちょこんとスープなしの麺の山。固めの太麺だ。それに,チャーシュー・メンマ・海苔・ネギと「具」は普通のラーメンと同じ。底にタレがあるというが,醤油ダレではない。店主の指示どおり,ラー油を3周〜酢を少々〜にんにく〜黒胡椒といれて「よくかき混ぜ」たのだが,それでも油のついた麺は透明のままだった。あっという間に食べ終わる。麺ののどごしがよくてするする入るので,なるほどこれでは量的には最低限「ダブル」の方がいいかもしれない。でも悔しいので,量的には充分だったよなんて顔をして会計を済ましてきた。「油麺」はちょっと面白いラーメンだと思う。また食べたいとは思うがあの量で650円と言うのには抵抗がある。

2001年1月12日(金)

ケイタイいじっていてなんかあまりやる気なさそうだった。「油麺」とかけっこう評判のいい店なのだが,僕が行ったときの店の印象はなぜかいつも悪い。食べたのはラーメン650円。大きな白いどんぶりに薄い醤油色のスープ。しょっぱめだが背脂の甘さとでバランスをとる感じである。麺は縮れのないつるつるしたストレート麺。コシはある。メンマはすっきりしたもの。あとチャーシュー。ちなみに「油麺」は650円を基本に,ダブルが750円,トリプルがと言ったところ。

2001年6月13日(水)

何度かこの店には来ているのだが,店主&店員はまさに今風の風体。ヒゲにニットキャップ。愛想も元気もない。深夜に行くと出迎える声にも脱力感があり,ボクのような年齢の人間が入ると実に違和感がある。馴染みばかりの若者の店にうっかり入ってしまったような,一種拒絶されているような居心地の悪さがあるのだ。今日も,テーブル席に座ろうとしたら,店内に先客は誰もいないのに1人だからと「カウンターに」と指示される。言い方もぶっきらぼうだったせいか,他の店なら言われても気にならないことなのに,なんか妙にひっかかる。ちょっと不愉快になったが,まぁそこはおとなしくカウンターに座り,一番人気という「油麺(ゆめん)」をダブル(2玉)で注文する(750円)。ちなみにシングルは650円でトリプルは850円(つけめん800円と気になったが,たぶん和風なのではと推測しやめる)。「油麺」とは要するに,白い大きな丼ぶりのスープなしのラーメンで,具のメンマ・茹でタマゴ・ちょっと厚めのバラロールチャーシューはラーメンそのままの模様。つけめんにしたらうまそうな太麺だが,冷水で締めるわけではないので温かいまま。そう考えると値段はちょっと高めだと思う。底に透明な油がたまっているのが見える。「食べ方,わかりますかぁ?」とお兄ちゃんが事務的に訊くので,「まぁあんな風に食べればいいんでしょ」と食べ方を書いた壁の紙を指したら「じゃぁ」と言って,棒読みのように(かったるそうにとも言う)目の前で説明を始めた。これがあるからカウンターに座らせたのかもしれない。その説明の内容は「ラー油を3周半〜酢を3周半〜ニンニク少々に黒胡椒をお好みでかけよくかきまぜる」と言う感じで具体的。言われた通りにせっせとビンを持ち代えて順番にやっている自分がなんとなくこっけいだった。麺が温かいのが違和感があるが,これもスタミナと同じで慣れの問題なのかもしれない。ひと通り具と麺を食べたあとに,底に残った油を飲んでみたのだが,あれほどいろいろ入れたのに味は感じなかった。ただの油?。おにいちゃんは「タレ」と言っていたが?

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 桃太郎@水戸・千波:千波町1264 水休 11〜14:30/18〜24(23:30os)<029-243-9654>

2002年2月21日(木)

県民文化センターの東側を南北に走る,千波大橋から51号バイパスに向かう道沿い(最近拡張された),ジョイフル山新の南側にある。昔からある店で,以前何度か来たことがあるが,HP開設後は初めてだ。元々さほど印象に残らなかった店なのだが,ネットやDMで「ここのタンメンはうまい」と言う情報をよく聞いていて,ずっと気になっていたのである。深夜は周囲にこの店以外の灯りはなく,ぼぉっと看板の灯りが浮かび上がっている印象。23時過ぎで,先客は馴染みらしい女性客が2人がいただけだった。店内は台形の変わった造りで中央に広めのカウンター席が8席。一段上がった右のスペースの窓際にテーブルが4台。左側ににソファー席2組と言う構成。小さなファミレス風で,あまり『桃太郎』と言う雰囲気はない。メニューはラーメン・480円,みそラーメン・630円,タンメン・600円と言うベースライン。当然,目的のタンメンをオーダー。塩味の透明なスープは,フライパンを通して熱々。けっこう油も浮いていて,はっきりした味付け。麺が固めの平麺タイプ(店売りの「シマダヤのタンメン」風)で,僕は好みのタイプだ。具はモヤシ・ニラ・ニンジン・白菜・筍・豚肉と食べ甲斐がある量。さらにチャーシューも入っているのがありがたい。全体としては可もなく不可もなくで,特に個性はないと思うのだが,深夜この値段でこのボリュームなら納得できる(但し消費税をとられる)。野菜が食べたくなったらちょうどいいかな。隣は居酒屋で「串道楽本部」と書いてあった。経営者は同じようだが,この時間では閉まっていた。営業しているのだろうか?


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