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県東の店  INDEX 《鹿行地区》

ここでのコメントは僕自身がその日に食べた「印象」であり,今現在の味を表すものではありません。
参考程度にとどめ御自分の舌で判断されることを希望します。人の好みは人それぞれですから・・・

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 県東の店 《鹿嶋・潮来・神栖・旭村》 > > AREA INDEX に戻る

《鹿嶋》

あかしや@鹿嶋味っ子@神栖イヨマンテ@鹿嶋恵比寿ラーメン@鹿嶋香月@鹿嶋唐龍@鹿嶋紀州路@鹿嶋まるみ@鹿嶋むぎ家@鹿嶋麺王@鹿嶋

《潮来》 

純輝@潮来坂内@潮来

《神栖》

梅のや@神栖がんこや@神栖サブちゃん@神栖大黒屋@神栖太平ラーメン@神栖

《旭村》

ラーメンショップ桜@旭村

【番外編】

《銚子》

インデアン@銚子倍軒@銚子

《鹿嶋》

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 あかしや@鹿嶋

2001年1月08日(

家族で出かける日曜日。ちょっと遠出するには半端な時間になってしまったので珍しく鹿嶋方面を目指すことに。目的は「茨城のうまいラーメン」掲載の「あかしや@鹿嶋」。初めて行く店だ。高めのカウンターの店内はかなり雑然としていて,場所柄,アントラーズのポスターばかりだ。情報では選手もたまにくるとか。この日も草野球チームのメンバーらしき一団で狭い店内が溢れていた。まず「とんこつ塩」と「とんこつ味噌」(各600円)を。スープは,ガツン度大。舌がしびれるくらいだ。チャーシューもかなり厚め。あとひとつ「しいたけラーメン」(700円)も頼んだのだが,しいたけとネギの炒め物が多量に入り,最後はシイタケの味だけになってしまった。

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 味っ子@神栖:神栖町奥野谷5521-7 月休 11〜10:30 <0299-96-9588>

2002年5月16日(水)

本日3杯目。R124沿い左側,「知手交差点」のちょっと手前(北側)の方で「九州ラーメン・ちゃんぽん」の看板が目立つ。黒基調のすっきりしたきれいな店内で,ファミレス並みの広さ。おばさんの感じもいい。メニュートップの「長崎ちゃんぽん・650円」はアサリ・筍・イカ・ニラ・もやし・豚肉・蒲鉾・厚揚げ・紅ショウガとかなり具沢山。麺もいい感じの太さのストレート麺なのだが,どうもコシがない(チャンポン系の麺はそんなものかもしれないが・・・)。スープも「炒め野菜の旨味が出た」という感じではなく,牛乳でも入れたの?と言う 感じの不自然な白濁スープ。店の雰囲気がいいだけにちょっと残念。このスープでは「九州ラーメン」のスープもトンコツの「濃い感じ」は期待できないかな。でも家族で普通に食事するにはいい店だと思う。

>「どんぶり会議」に投稿(「さらに県東の店5軒(鹿嶋〜神栖)」)

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 恵比寿ラーメン@鹿嶋:鹿嶋市長栖2118 日休18〜翌1 <0299-83-4462>

2002年5月16日(水)

本日5杯目。R124バイパスの「谷原交差点」(セブンイレブンがある)を東進し,300mほど先の左側。店は狭いけど隣の広い空き地が専用駐車場の模様。なんと23時半で満席。この時間では基本的に飲み屋のような感じもするが,店主夫婦に若い男性3人の調理場にだらけた感じはなくキビキビしていて好感が持てる。らーめんは550円(みそは600円・チャーハンや一品物もある)。キラキラした油がけっこう浮いた濃い醤油色のスープ。甘い感じ。麺は福原製麺の細目の麺。ちょっと固すぎで茹でが足りない感じ。縁がしっかり茶色い焼豚はよく味がしみたもの。ちょっと厚めでほぐれる柔らかさ。 あと具はナルト・海苔・ホウレン草。「大黒屋」と似た感じだが,ラーメン的には大黒屋の方が丁寧な感じがする。 ただこの店の予想以上の賑わいは気になるところ。居心地がいいのだろう。この店にも「キタキマユ」のポスターが。<実家だそうだ(投稿情報・2002/05/18

>「どんぶり会議」に投稿(「さらに県東の店5軒(鹿嶋〜神栖)」)

どんぶり会議に情報(02/05/16)のあった 「鹿嶋市平井2232,十二神ホテルそばの名前のないラーメン店」に  一応行こうかと一瞬,頭をよぎったのだが,すでに午前0時, もうラーメンを見るのもイヤな状態だったのでパス(笑)。

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 イヨマンテ@鹿嶋:鹿嶋市大字宮中352−7 <0299-83-5204>

2002年4月13日(土)

普段あまり行けない鹿行方面だが,土曜の夜,県央からなら51号は信号も少なくスイスイと行ける。まずこの掲示版でも何度か話題になったこの店へ。場所はわかりづらい。新しいR124バイパスの鹿島署に入る交差点(元気寿司がある)を西に入り署の前の道をクランクに入った奥とでもいおうか・・・。店の奥はかなり広い空き地があり,駐車してもいいようだ。外観は居酒屋と並びの平板な造り。店はお世辞にもきれいとは言えない。細かい部分をじっくり見て行くと気が滅入ってきそうだが,こんなものなのだろう。よれよれのカウンターに丸椅子が並び,小上がりにテーブル3台。普通に考えればかなり古いどこにでもあるラーメン屋。「モヤシが入った方がコクが出る」と言う店主との話の展開で正油ラーメンを食べる。軽く油炒めしたモヤシがのり,醤油色は濃くない甘めのスープ。ギリギリのところでプラスアルファのインパクトを感じるきりりと熱いスープ。縁に焦げ目のついた麺は手もみ麺。ちょっと厚めのチャーシューに海苔・メンマ・三つ葉・刻みネギ。この手の店のラーメンに今風の特徴がある訳はないものの、ラーメン自体に「勢い」は感じた。でも、まず「支那そば」の方がよかったのかな?正油ラーメンは500円,支那そばは500円で,支那そば定食・700円はライスと玉子焼きがつく模様。ただし午後7時ではこの定食は売り切れだった。

> 「どんぶり会議」に投稿(02/04/17)

せっかくここまで来たのだからと,石神本掲載の注目店「倍軒@銚子」に向かう。銚子駅前(北口)の一番大きな交差点のふたつ北側の路地を東に入った奥にある。・・・が「夜の部しばらく休業」の貼り紙・・・本を見て遠くから行こうと思っているみなさん,注意してください。で変わりに「インデアン@銚子」へ向かい(もともと連食の予定だったけど・笑),で、また銚子大橋を渡って,茨城に戻るわけだ。最後に以前から気になっていた「太平ラーメン@神栖」の西側の「がんこや@神栖」へ行ったのだが,何と午後9時半で「本日売り切れ」の看板。そうなるととても気になる。時間前に売り切れる程の店なら是非食べてみたいところだ。でもちょっと遠いし・・・・・。

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 香月@鹿嶋 : 鹿嶋市鉢形963-3 0299-82-6977・・・【閉店】

2000年7月08日(土)

この掲示板でもちょっと話題になり以前から気になっていた店。R124を北に延ばした新しい「鹿嶋バイパス」の中程のにあり,近づいたら笑ってしまった。看板の装飾の赤青黄のネオン管の色までまんま「香月@恵比寿」の雰囲気。要するに完全なる支店の形態。どんぶりの文字「KAZUKi」も厨房の中の職人さんの格好もそのまんま。ただし店内はファミレス風。メニューもカラー写真入りで豪華。ラーメン(600円)は,例の如く大きな白いどんぶり。薄い醤油色のしょっぱめのスープにほどよい量の背脂。ちょっと麺は本店と違うタイプのような気がする(昔なので自信なし)けど,恵比寿の店を知っていれば納得できる背脂ラーメンだ。ただ初めての人はちょっと抵抗あるかも。「たれのこゆ味・うす味」と言う表現もそのままだから,初めての人は「うす味」がなじみやすいのかもしれない。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照 

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 唐龍@鹿嶋

2000年7月10日(月)

もう1杯かなと「アントラーズ選手が集まるとんこつ醤油ラーメンの店」というのを探した(店の名は「あかしや」)けど,それだけでは見つからずR51にクロスする産業道路(県道238号)をR124〜住友金属に向かって南下したところにあったのが焼肉店(七福)と一緒になった道に並行するカウンターのみのこの店。活気があったのでついつい入店。夜は遠目にもよく目立つんです。メニューの数が圧倒的。ラーメンだけで60種くらい。一品物も同じくらいあったから,基本的に「飲めるラーメン屋」?。ラーメン300円と言うのはさすがに危険な感じがしたので「だし丸醤油(煮卵入り)」という表現に惹かれてそれを注文(それでも450円)。スープはしっかり醤油色で味は濁った醤油味。量は多めだったけどこの晩3杯目だったので辛かった(笑)。チャーシューはけっこうしっかりした厚めのもの。麺は固めでのびにくいタイプかな。ラーメン的には他のちょっと嗜好の変わったラーメンのほうがいいかもしれません。基本となるラーメンの味で勝負と言う感じではないですね。ご飯類(定食類)を含めメニューのバリエーションを楽しむ感じの店です。消費税とります。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照 

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 紀州路@鹿嶋・・・【閉店】

2000年7月10日(月)

和歌山系と聞いて期待して行ったらチェーン店だったのね・・・。鹿嶋市内から潮来方面に坂を降りたR51「大船津」交差点角。コンビニを改築したような外観。看板的にはちょっとそそられません(笑)。中華そばは480円。本場の味に比べると味は濃いけどスープそのものが『薄い』感じ。酸味のあるスープに強引に鰹ダシを混ぜたような茶濁スープ。たしかに一般的なラーメンとは一線を画するけれど,これを和歌山ラーメンと言っていいものか・・・すくなくとも「井出系」とは言えないと思います。もっとも値段設定が安めで,赤いふちの蒲鉾とチャーシューが3枚と良心的。280円のミニ丼(カレー・カツ・中華・玉子)もあったりして食事の店として家族で楽しめると思います。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照 

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 まるみ@鹿嶋 :鹿島市須賀1249-205 月休(祝日なら火休) 11〜20(スープ切れまで)<0299-83-4215>

2001年4月29日(日)

僕自身は視ていなかったのだがTV東京の「愛の貧乏脱出大作戦」に出た店だそうだ。年輩の他の店の主人2人と一緒に北海道の有名店「むつみ屋」で修行するという内容。2回目の「後日談」の放送をたまたま視ていて,ここの若主人の「教えられたスープの味」をかたくなに守ろうとする熱血ぶりが,印象に強く残っていた。鹿嶋サッカー場あたりから分岐する新・51号バイパスを南下し,鹿島神宮駅そばの「厨台交差点(陸橋)」を北浦方面に北進。1km程先の(道がまもなく狭くなる)Y字路を左に入り300mほど右側の黄色い縦長看板が目印。丸に「み」の字で「まるみ」だ。築20年以上と言う感じの中途半端に古い店舗の外壁に一部板を張り,黄色と赤の塗装でアクセントをつけた感じだが,あまりいいセンスではない。店内は左手にカウンター席,右側が畳席でテーブルが4台。もちろん店内奥の壁には番組の司会者「みのもんた」との写真がしっかり飾られていたが,思ったほどTV出演は強調してないようだ(番組が番組だけにそりゃそうかもしれないが・・・)。TVで見たままの坊主頭の若い店主。素朴な感じだが,それでもピアスしているのが今の若者か?妙に気になった。メインメニューは「しょう油らーめん・600円」と「チャーシューめん・800円」のようで,黒に赤丸で綺麗に塗られた板の中央に並べて書いてある。「この2種のみで勝負」と言うのが番組の意図だったのかな?そのまわりに「みそらーめん・750円」「しおらーめん・650円」「春豊(塩)700円」と言った貼り紙がべたべた貼ってあるのがバランスが悪い。地元の人の要望でメニューを増やしていったというところだろうか。その脇の貼り紙にはこの店のスープが「無化調」で,高血圧・便秘・糖尿病に効果がある中国の果実「羅漢果」を使い,「コラーゲン」を多く含んでいると言った趣旨の蘊蓄が書いてある。ちょっとわかりづらい表現だった。「しょう油」を注文。しっかり茶濁のスープはトンコツ醤油プラス魚介類の味。かなりのインパクトだ。サラリとしているがコクがあり,これでも無化調?と思うくらい旨味を感じるはっきりした味のスープ。麺は黄色みの強いものだが,味がありかなり固め。以前,東京の笹塚で食べた「むつみ屋」のイメージもこうだったかもしれない。具は手の平大の肩ロースチャーシューがどんと1枚。あと,あっさりした味付けのメンマに刻みネギが多量。そして海苔が一枚。スープと麺にかなり特徴があって僕自信は好みだが,単純に「テレビに出た」と言う噂だけで来た人の好みは別れると思う。この手のスープに慣れていない年輩者には拒絶されるかもしれないが,若者受けはするのではないか。問題は立地条件か。とにかく地味な場所なのだ。祝日の午後2時過ぎ,先客は3人,僕の後からは2人来ただけだった。

2002年3月16日(土)

2度目。今日は「塩ラーメン」をいただく。濃厚に凝縮された感じの魚介系豚骨スープ。うま味が前面に出て決してバランスがいいとは言えないが,僕としては個性が際だっていて悪くないと思う。太めの麺も個性がある。だが、同行の友人たちの反応はイマイチだった。旭川ラーメンあたりを理解していないとちょっとつらいタイプ。客を選ぶラーメンかもしれない。

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 むぎ家@鹿嶋:日休 深夜12時頃までの営業

2002年 5月16日(水)

どんぶり会議で情報(02/05/03)のあった店。R124バイパスを鹿嶋から神栖へ向かい,チェリオの先の坂を下って 旧道と交差する「木滝交差点」の先,左側。寂しい場所に ポツンとある,古いプレハブをお手軽に改造した物置小屋のような 「危険な外観」だが,外観から覚悟するより中はきれい。カウンター6席。右に板の間。ずらっと並ぶアントラーズ選手の色紙25枚。醤油ラーメン550円(味噌に塩もある!)。チャーシューが+200円で, ネギは+100円と言うところ。つけ麺もあった(700円)。 「家」がつくが,独学の家系亜流という感じだ。 思い切り黄色い麺に「背脂」を振ってたもの(笑)。具も,ホウレン草・海苔・チャーシューに加え,味玉とメンマものるし。 スープ的には「味味@茨城町」のような感じでインパクトはある。 ただ強烈な旨味とエグさで客を選ぶタイプ。ダメな人は ダメだろう。

北側の「香月@鹿嶋」が閉店して「ていしょくや」と言う店になっていた。 茨城ラーメン本に掲載しようとして取材拒否された店だったのだが・・・。 なぜ拒否したのか今でも謎。 

>「どんぶり会議」に投稿(「さらに県東の店5軒(鹿嶋〜神栖)」)

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 麺王@鹿嶋 : 鹿嶋市宮中3-7-18 月休 11〜15/17:30〜22<0299-82-7824>

2000年7月08日(土)

国道51号「鹿島小前」交差点(キャラジャの看板が目立つ)南下してすぐ。黄色いテント看板が夜はよく目立つ店で店内はほぼ満席。土地柄か「アントラーズ」の選手の油絵がずらっと並ぶ広い店。(ジーコ,ジョルジーニョ・・・アルシンドまで)メインは「九州らあめんとチャンポン」の模様。「九州〜(550円)」はクリーミーでサラサラしたスープ。チャンポンのスープと同じ炒め鍋で火を通したからなのか,かなり熱めのスープ。しかも太麺と細麺から選べるからと「太麺」選んだら,これがもちもちしたいい感じの太麺で・・・でもこれじゃ野菜抜きのチャンポン?活気がある店で安定した地元の人気店と言う感じ。次はチャンポン(700円と安め)あたりを試してみたくなる店だ。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照

【宿題の店】・・・RamenBankより

 浅草食堂@鹿島 : 鹿嶋市大字大船津2656-5 <0299-83-7275>

   《潮来》

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 らーめん純輝@潮来:潮来市潮来968-2 無休 11〜14(日祝〜15)/17:30〜23(日祝〜21)<0299-63-0471>

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2001年7月08日(

実はこの店,「茨城ラーメン本」作成の頃から情報は入っており(>2000/08/13のスレッド参照),発刊後に出た地元中古車情報誌「AG」にも掲載されたりしてずっと気になっていた。今回DMでの情報も入り,掲示板「どんぶり会議」に情報を流す(>2001/07/06参照)と共に,ついに食べに行くことができた。潮来あたりは自宅から1時間以上かかり,なかなかそれだけの目的では行きづらい地域だったのである。水戸からなら国道51号線を南下し,鹿嶋市から北浦にかかる神宮橋を渡り潮来町に入る。その道沿い,潮来市役所を過ぎてすぐ左側にある。黄いろい縦長の大きな看板が目印。上段の「北の味」の文字が妙に気になる。入口は狭いが駐車スペースは十分にある。店内は,右に小上がりでテーブルが2台・左にカウンターで手前にテーブルが2台。厨房は中仕切りのカウンターに囲まれた2層式。左奥には座敷もある。狭いながらもコンパクトにまとめられていると言う印象。メニューのトップ(左上)は『みそ』。その「みそら〜麺・600円」を注文。その他は「みそ野菜・700円」「醤油ら〜麺・570円」「とんこつ醤油・570円」「塩ら〜麺・550円」「とんこつ塩・550円」と言う感じ(チャーシューは各180円プラス)。つまり元スープは,ゲンコツ各種野菜10時間以上煮込んだこってり「とんこつパイタンスープ」と,トンコツ鳥がら野菜で煮込んだあっさり「鳥がらスープ」を選べる二段構え。細かい背脂が浮き油で味噌の色が輝いている。背油の甘味と元スープのコク,そして味噌の味が一体となって一口でガツンとくる。麺は「卵麺」だそうで,昭和産業の「徳金蘭」を使用し(その価値は僕には分からないのだがわざわざそう書いてあるのだから単価が高いのでは?),隣接する自社製麺所(大利根食品製麺所)において製造。けっこう固めだがスープによく合っていると思う。程良く炒めた野菜(もやし)&挽き肉の他,薄切りだがチャーシューもメンマと共に入っており満足度は高い。スープは実にいいバランスで,「純連@ラ博」をマイルドにしたようなコクがある。店主は北海道出身と聞いているから「純」の字も共通してるし何か思い入れがあるのかもしれない。茨城ではなかなかお目にかかれないタイプなのだ。だから元スープを使い分ける醤油&塩も是非味わってみたくなる。

2001年10月14日(

1時過ぎに到着。駐車場はほぼ満杯だったが,店内は半分ほどの入りだ。今日は前回気になった「とんこつ醤油」(570円)を+もやしでいただく(630円・+消費税)。前回に気に入った味噌の「濃厚さ」から,家系タイプのとんこつ濃度を期待していたのだが,実際は薄茶濁スープに背脂の浮いた一般的なもの。味噌ほどの濃厚なインパクトはない。表面の油の膜でスープは熱々。全体的にはしょっぱめに感じた。具はメンマ・チャーシュー・ねぎと油で炒めモヤシ。これはシャキシャキですっきりした見た目。けっこう好みだ。自家製の麺はかなり固め。味噌より細い中太麺で,中身が「つまった」感じの歯応えだ。僕のあとから来た年輩の客が,席に着くや否や,いきなり「味を薄めにして」とオーダーしていた。戸惑う店員のお兄さん。調理場から坊主にひげのごっつい人(店主?)が「何をどう薄くしたらいいんでしょうか」と聞きに出てきた。「スープを薄くなのか,タレの味を薄くなのか・・・」と言いたかったようだ。いずれにせよ,漠然とした注文でいきなり味を変えるのは不本意なのだろう。ラーメン職人ならもっともなことだと思う。(2001/10/14

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【追加情報】

あとこのへんでは昔から有名(茨城新聞社のラーメン本にも載っていた)なのが

  坂内@潮来 : 潮来町延方甲810 無休 11〜23(日祝〜22) ←但し旧データかも

この店のファンのTmrさんは今の時期「和風冷やしラーメン」がおすすめだそうな。あと前述の「あかしや」は「住友金属に向かって走って『泉川』という交差点を左折して2つめの信号のちょっと先の右側」だそうです。〜22:00?そう「支那虎」というお店が地元で評判らしいと言う情報も・・・。鹿行地区は神栖〜波崎に向かって奥が深く,国道も広くてその周囲は意外なくらい開けているからまだまだ可能性があるかもしれません。

 

《神栖》

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 梅のや@神栖:鹿島郡神栖町大字奥野谷3425-1 第3水休 11〜翌1:30 <0299-90-6556>

2004年3月22日(月)

神栖町の片側2車線の広い国道(124号線)沿いにある。深夜0時過ぎだったのだが,遠目にも目立つちょっと今風の派手な外観につられ入店。先客は1組。店内は小上がりの座卓4台にテーブル席3台,あとカウンター席。調理場は深夜なのに女性二人でやっていて,どうもパートっぽいやりとりが聞こえ少々不安になりつつも「甘露醤油らーめん」(650円)を注文する。小さめのどんぶりに盛られスープ表面一面の葱と背脂が目立つ。名前通り甘めのスープなのだが,旨味が強く,麺が普通に細目のストレート麺なので,葱と背脂を抜けば平凡ならーめんになると言う感想だ。外観や様々なキャッチコピーは凝っているのでちょっとそそられたのだが,少々期待はずれ。他のメニューは極上味噌(700円)四川風浜塩(680円)と言うところで,頭に「炙り」がつくラーメンがチャーシュー麺と言う位置づけのようだ。九条ねぎらーめん(470円)と言う具が青ねぎだけのラーメンがあり,そういわれれば同じメニューがあった天天裕〜黒船屋に店全体のコンセプト似ているかも。同じ会社のプロデュースなのかもしれない。入口左側にガランとした待ち客のスペースがあった。昼時は混むのだろうか。

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 がんこや@神栖:月休&第3火休 11:30〜15・17〜21頃

2002年5月16日(水)

本日2杯目。地元の確立した人気店のようで,客がひっきりなしに入って来る。奥にテーブル3台で,手前のカウンターに14席。ラーメンは500円で,中盛100円・大盛200円増し。固めのけっこう黄色い麺に軽く背脂が浮いた薄醤油色の豚骨醤油味。元スープの濃度自体は薄い感じだが,旨味ははっきりしている。かなり厚めのチャーシューが1枚。あとメンマ・海苔に刻み葱。メニュー的に「がんこや@千代田」系なのは明らかだが(みぞれラーメンとかあるもの),少しおとなしめの印象。ネギをのせるべきかもしれない。350円と言う値段の「もつ煮込み」が気になった。

>「どんぶり会議」に投稿(「さらに県東の店5軒(鹿嶋〜神栖)」)

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 サブちゃん@神栖 :神栖町知手2927-12 無休 20〜翌4

2000年7月08日(土)

「サブちゃん」「神栖」と言うネット情報だけで走り回って当然わからず,電話帳で見たらあっさり載っていた。R124「知手」交差点(T字)の西側。プレハブ小屋に家庭用冷蔵庫と言う設備で,言ってみれば「かっぱ亭@つくば」。ラーメン(500円)は,スープにひと味,今まであまり経験しなかった味があって(魚介類の何か?)特徴があったけど,あとは平凡かな・・・。でも店の外観から覚悟したよりはよかった。お客とラーメン論も。「味を変えるって言っても,来る客の好みがまちまちなんだから結局自分がいいと思う味で出しつづけるしかないんだよ〜」妙に納得してしまう。問題はその味をどれだけの客が支持してくれるかである。

茨城県内の店・徹底攻略月間 【県東(鹿行)編】 参照 

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 大黒屋@神栖:神栖町奥野谷?月休11:30〜14/17〜22

2002年5月16日(水)

本日4杯目。R124「知手交差点」を左折(東進)し,直線道路を約3kほど。道路沿い左側。隣は小さな釣具店で,店自体は入母屋屋根の住まいの土間を改造したような不思議な造りだ。深夜だとあたりは全く静か(真っ暗)で,黄色い看板がポツンと目立つ。「こだわりの細麺」というラーメンは550円。たしかに細いけどコシがある。甘じょっぱい濃い醤油色のスープ。ほぐれるチャーシューにコリコリメンマ。あとナルト・海苔・ホウレン草。オーソドックスなラーメンですがキリッとしている。これが,「こだわりの太麺」と言う塩・味噌だとどうなるかなと興味が湧いた。「キタキマユ」のポスターとか貼ってあった。関係あるのかな?

>「どんぶり会議」に投稿(「さらに県東の店5軒(鹿嶋〜神栖)」)

以前情報のあった「東京食堂@神栖」は灯りが消えていたのでパス。 

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 太平ラーメン@神栖:神栖町大字筒井1422-185<0299-92-0173>

茨城のうまいラーメン2】(2002/12)掲載店

2001年7月08日(

この店も以前から「どんぶり会議」で話題になり(>2000/08/292001/01/04のスレッド参照)DMでの情報も多く,ずっと気になっていた店で,タウン誌「アイズ」創刊0号のラーメン特集にも掲載された(>2001/06/19のスレッド参照)県東の有名店。神栖町から潮来インターに向かう幹線道路沿い,つまり,R124沿いにそびえ立つ「鹿嶋セントラルホテル」の北側の交差点を潮来方面(水郷有料道路・潮来インター方面)に折れて400mほど先・左側。潮来方面からなら水郷有料道路料金所を過ぎて神栖方面に向かいまもなくである。道からは少し離れているが間の土地は空き地(草地)なのでよくみえる。うわさ通りのラーメン店らしからぬ外観。一戸建ての料亭のような雰囲気もある。入店してさらに驚く。広々とした玄関の奥には靴箱があり,靴を脱いで上がった先にはピカピカの廊下で囲まれた15+20畳の大広間。奥の床の間には立派な掛け軸,立体的に造型された天井にぶら下がる大きなぼんぼり型の照明。出窓には大きな一枚ガラスがすっきりと入り外の風景がきれいに見渡せる(風景自体は平凡だが・・・)。畳はちょっと疲れていたが,こんなラーメン店見たことない。すごく贅沢な気分になれる。それでもあくまでラーメン店で,木枠のお品書きには「らーめん・500円」「辛口らーめん・650円」「胡麻らーめん・650円」「野菜らーめん・700円」「高菜らーめん・650円」「ザーサイらーめん・750円」「ステーキらーめん(角煮のようだ)・800円」とラーメンがずらっと並ぶ。あと酒の肴程度の一品料理が少々で,この手の店にありがちなお膳もののご飯類はない。ここはシンプルに「らーめん」を注文する。職人の声が響く遥か向こうの厨房から,木彫りのお盆に乗せられ運ばれてきた。何故か小鉢に小梅が2個入っている。スープは濁った醤油色。やや酸味のある肉系の油とコクを感じる。底辺メニューとあなどれないしっかりした味。思った以上に特徴がある。思わずにんまり。麺はにゅるっとした感じのストレート麺。やや柔らかめだがこのスープには合っていると思う。肩ロースのチャーシューは2枚で薄め。あと煮締めたようなメンマにホウレン草。麺と組み合わせて弁当・とり丼・蒸しチャーハン(各210円)も頼めるようだ。冷菜・シューマイ・ちまき他一品付きの「麺セット」があり,こちらは550円増し(21時まで・日祝除く)。トイレに向かうレジの奥の廊下沿いには個室もあった。箸袋には何故か「唐麺」と書いてあったのは謎。あらゆる世代に受け入れられやすいラーメン店である。親子三代で来ても安心だ。この地域を代表するラーメン店と言ってもいいと思う。<TOP>

ちなみに「どんぶり会議」でも話題(>2001/07/06参照)

 東京食堂@神栖:神栖町平泉 11〜14:30/18〜20 水休 <0299-92-1941>

は,片側2車線のR124沿い,コインランドリー居酒屋との3軒並びでけっこう今風な造り。三菱ディラーの向側にあった。中休みに入っていてこの日は断念。「太平」の西側に「田丸家」「がんこや」(>2001/02/04の投稿参照)。R124には「らーめんマキ」等々このあたりはまだまだ開拓の余地がありそうである。「元祖じゃんがら」もあったのには感心した。

 

《旭村》

<TOP>

 ラーメンショップ桜@旭村 : 月休 10:30〜15/17:30〜21 

2000年9月08日(金)

茨城東部の海岸線沿いを鹿嶋に向けて一直線に走る国道51号線沿い。基本的にチェーン店なのだが,わざわざ「桜」とつけているところにちょっと期待させるものがある。吉野屋式にU字型のカウンターが正面から2本飛びだし,右奥の小上がりに座卓が2台と言った構成。ラーメンは450円と安め。中盛り+100円,大盛り+200円,みそラーメンは550円,ネギラーメンは600円。大盛りでも兼用なのだろうか,大きめのどんぶりに盛られてきた。トンコツ度は低いかな。魚介類のダシを感じるのが特徴的。ネギの油(あえた油)で味に広がりを加えるという感じかな。県東部のこのあたり,国道50号沿いでクルマ通りはいつもそこそこ多いのだが,意外にラーメン店は少ない。その中ではけっこう特徴があっていいかもしれない。好みとしてはもっとトンコツの濃度を感じさせて欲しいのだが,そこは「ラーメンショップ」だし多くは望めないだろうなぁ・・・。

【番外編】

《銚子》

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 インデアン@銚子:銚子市西芝町15-26 日休 11〜21 <0479-22-5298>


2002年4月13日(土)

東京の往年の名店「インディアン@蓮沼」の系列の店。銚子駅北口を出てロータリーを左へ向かうとすぐ2軒目にあり,そこそこ年季の入った駅前食堂と言った風情で,黄色いのれんに支那そばの文字。路上の単純な白い電飾看板にはラーメン・カレー・ミツマメの文字。インディアンでなく「インデアン」が正式名称(笑)。インデアンセットは1000円で,支那そば又はワンタンとインデアンカレー・生野菜のセット。最初に運ばれてきたのはカレー。一般的に言うならミニサイズのカレーだ。連食にはちょうどいいかも。焦げ茶色のルーのみで具の形は残っていない。思わず学生時代に通った「ムルギー@渋谷」を思い出した。独特の甘味。カレーを食べ終わったころラーメンが運ばれてきた。薄い醤油色で甘めのスープは味も旨みも淡泊な印象。本家と同じ塩味のようだ。麺は支那そばというわりにはやや太めかな。縮れありでやわらかめ。具はナルト・海苔・チャーシュー・玉子に煮しめたような独特のメンマ。本家の味はあまりにも昔に食べただけなので忘れてしまったが(>angle1978)見た目はまさにインディアンそのものだ。年配の店主夫婦は閉店(21時)間際のこの時間ちょっと暇そうで,長い人生の黄昏と言う雰囲気。アンミツ等の甘味類と,中華系のメニューがずらっと並ぶのは場所柄のニーズによる長年の変革だろうか。でもラーメン好きならけっこう楽しめる雰囲気の店だと思う。

> 「どんぶり会議」に投稿(02/04/17)

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 倍軒@銚子:銚子市双葉町6-5 <0479-23-6816>月&金休で11:30〜15のみの営業

2002年4月13日(土)

「イヨマンテ@鹿嶋」で食べた後,せっかくここまで来たのだからと,石神本掲載の注目店「倍軒@銚子」に向かう。銚子駅前(北口)の一番大きな交差点のふたつ北側の路地を東に入った奥にある。・・・が「夜の部しばらく休業」の貼り紙・・・本を見て遠くから行こうと思っているみなさん,注意してください。で変わりに「インデアン@銚子」へ向かう(もともと連食の予定だったけど・笑)。


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