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2000年4月の食べ歩き > 水戸周辺は「食べ倒し日記」へ 

4月02日(日) 支那そばや一力@いわき・横浜ラーメンとんこつ家@いわき
4月16日(日) 典座@秋葉原〜竈@大久保〜戎@西台
4月23日(日) 煮干しを2杯,『渋谷』でふられ×2て,いつもの極太つけ麺

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 4月02日(日)支那そばや一力@いわき・横浜ラーメンとんこつ家@いわき
『スパリゾートハワイアンズ』といわきラーメン事情
春休みの家族サービスとして「ハワイアンセンター」(正確には「スパリゾートハワイアンズ」などと言うのだが,昔からの通称はこうだ・今でも一般にはこの名前の方が通りがよい)に行くことを突然思いつく。が,最近は「ラーメン人になってる」(8才の娘の表現)妻や娘達は,意外に北へ向かうことにのってこない。「ラーメンを思い切り食べたい」などとまで言う。そこで「どんぶり会議」で福島のラーメン事情に詳しいサイト・「福島ラーメンミシュラン」を紹介されていたことを思い出し,ここを参考に綿密にいわきのラーメン情報を調べ上げ,「ラーメンももちろん食べる」と言ったらのってきた。もはや我が家には「おいしいラーメン」をからめない「お出かけ」は考えられないようだ。
午前9時過ぎに自宅を出発し,R245で広大な太平洋を右に見ながら日立へ。次はR6。いつも南にばかり向かうので,たまに北へ向かうと新鮮だ。2時間ほどで小名浜へ。本来いわきはいくつかの町が合併して出来た町なのだが,その南端の港町「小名浜」の「支所」近くにある「支那そばや一力」を目指す。藤沢の支那そばやの分店として「どんぶり会議」でも話題になった店だ。11時開店と同時だから楽勝かと思ったら甘かった。すでに店内は満席。立って待つことになる。> あの「支那そばや@藤沢」の分店・「支那そばや一力@いわき
小名浜から市の中心部「平」へ。平の市内を抜けて東へ向かう国道6号沿いにある貴重な「家系ラーメン」「横浜ラーメンとんこつ家@いわき」へ。「昼に連食」を豪語していた妻だが,「支那そばや」の一杯が効いたようだ。あっさりリタイア。店の奥の広い駐車場にみんなを待たせて1人で食べたラーメンは・・・。> いわきの超濃厚家系・「横浜ラーメンとんこつ家@いわき
湯本温泉を抜けて『スパリゾートハワイアンズ』へ。無料駐車場に車をとめて,水着を持って(レンタルもある)館内へ。HP上の「20パーセントオフ優待券」を使うと家族(夫婦+8才+5才)で7600円が6080円になる。
昔からある中央の温水大プールで遊び始めるが,ちょっと寒い。水着で入れる温泉公園『スプリングパーク』へ。屋内と屋外に分かれた広い公園。屋外にもジャグジー・サウナ等々次々と渡り歩くだけでけっこう時間が過ぎる。家族で一緒にいられるのはありがたい。裸ではいる(当然男女別)内風呂もあり,こちらの檜風呂は白濁の温泉。じっくりと温まる。
家族と合流し,下の娘のために腕浮き輪を借りて(1時間300円)流れるプールへ。最初怖がっていた娘もコツを覚えると得意顔で「浮いて」いる。何周回ったかわからなくなるくらい家族4人で流されるようにぐるぐる回っていた。次はど〜んと巨大な木造船がある(その向こうはショーの舞台「パラダイスシアター」)中央の大プールでさんざん泳いだあと,ジェットコースターが大好きな上の娘の希望であるウォータースライダー・「ワンダーブラック」に。娘と二人でのろうと(妻は逃げる)したら,80kg以上の人は二人乗りは駄目だと言う。娘は1人で乗ったのだが「思ったほど怖くはなかった」などと言う。真っ暗のチューブの中をかなりのスピードで流れ落ちるけっこう怖いものなのだが・・・。
昔からここにはラーメン『喜楽』なんて言う店がある(ラーメンは700円!)のだが,さすがにここまで来てラーメンと言うわけにはいくまい。食べ放題のバイキング「レストランパーム」へ。親子4人で4500円(ただしドリンク別)。以下,父と娘の会話。

「バイキングなんだからちょっとずついろいろ食べるんだぞ〜」
「こらミートソースなんていつでも食べられるだろ〜。おいしいって?まぁいいけど。」
「次は牛タンシチューとかエビチリとか食べるんだぞ。角煮とかね。」
「なんでここまできてうどんを取ってくるのよ〜。しかも具なしでそんなにたくさん」
「おいおいもうデザートかい。また杏仁豆腐をそんなにたくさん・・・」
「食後のフルーツはオレンジにパイナップル?それ全部食べるのか?」
「ライチもあるんだ〜。タネどうするの?お家で庭に蒔く?う〜んまぁいいか。」

大騒ぎの庶民的家族である。たまにはラーメン以外のものもいい(普通の親子と逆だけど・・・)。

今日の最大の楽しみ。同じ館内にあるギネス級の大露天風呂「江戸情話 与市」へ。糠ぶきした杉板を敷き詰めた能舞台のような脱衣場(何の境目もない)から,間接照明に浮かび上がる広大な浴場に下りる。どこにいたらいいのか落ち着かないくらい広い。青森の酸ヶ湯温泉「千人風呂」や乳頭温泉「鶴の湯」にも一昨年入った(1998.10.11)が,その比でなく「だだっ広い」のだ。湯に浮かび上がる蔵のような木造一軒家には総檜作りの「蒸し風呂」まである。夜7時過ぎると日曜とはいえ他に客はあまりいない。貸切状態で十分にくつろぐ。影芝居も楽しめる(21:40〜/22:30〜)そうだ。湯上りに一杯やるのにちょうどいい風情の「そば処」も入り口にある。その前は駄菓子やもあるお土産どころ。すべて統一した「江戸情話」と言うイメージで実に楽しめる「穴場」である。この温泉のためにだけでもここに来る価値はある。
クルマに戻るや否や下の娘は寝てしまった。ほどなく上の娘も。6号線を南下し自宅へ。1時間40分ほどで自宅に着いた。常磐高速を使えば1時間ぐらいではないか。久々に普通の父親らしいことが出来たと自己満足。春休みの家族サービスが無事終わった・・・。
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4月16日(日) 典座@秋葉原〜竈@大久保〜戎@西台
「東京の難しい漢字の店三連チャン」
今日はとあるラーメン関係のイベント参加のために気合が入っている。東京でやるのだがイベントに「家族」を連れて行くのは初めてなのだ。と言うわけでいつもより早く起きてしまい,いつもより早く出発できることになる。
11時過ぎには東京に着いてしまった。朝食が早かったせいか娘達は「おなかぺこぺこ〜」と言っている。ここは素直に都心の店で「昼ラーメン」だ。一人のときはよく来る秋葉原へ。最近何かと話題の「典座@秋葉原」(「てんぞ」と呼ぶそうだ)が目的だ。予備知識を与えるべく妻や娘達に「玄(めんめん)@末広町」のラーメン本記事を見せておいたのだが,その鶴瓶によく似た店主が,若者で賑わう中央の通りにどんとあるこの店の前にいたのである。「ほら,あれ」肘で妻をつつく僕。そうこの店は「玄」の弟子が開いた店だそうな。背広を着た男性も一緒にいて,その人がオーナー(マネージャー?)の雰囲気。狭い階段を降りて行くと,中はそこそこ広い。最近の店らしく内装や店員の服装はコーディネイトされている。しかも厨房には洋食のコック帽をかぶった職人が4人。で,出て来たラーメンはなんと「とんこつ」。こだわりの「とんこつラーメン」と言うことになるのだろう。> 「典座@秋葉原
イベント会場へとりあえず急ごう。市ヶ谷を抜け新宿から大久保へ。時間があったので,「北新宿交差点」そばの「リリカラ」という壁紙・カーテン等のメーカーのショールームへ。自宅の改築がやっと「内装」の段階まできているのである。最後はちゃんと実物を見て決めたいという妻の要望に応えた訳だ。無駄にラーメンのためだけにわざわざ東京まで来ている訳ではないのだ(なんて言ったりして)。
とあるイベント会場へ。いろいろと面白いことがあったのだが,どうも現段階ではネット上に表現してはいけないようなのでその時期がきたらここに書くと言うことで・・・。
実は「竈@大久保」の新作試食会だったのだ。NTV・月曜9時の「スーパーテレビ」でその時の模様が6/12に無事放送された(「食うか食われるか・新宿ラーメン激戦区」)ので追記することにする。このイベントは店を移転(とは言え隣だが)するので,それを機に新作の「試食会」をすると言うもの。昨年の「とらさん忘年会」参加者へのDMで参加者を募ったと聞いている。本来ここは「日祝休」の店だったから「日曜食べ歩き」の我が家にとっては願ってもないチャンスなのである。今日は40〜50人の参加予定者を1時・2時・3時の3回に分けて試食すると言う。我が家はその3回目(3時の回)。15分ほど前に例の狭い路地から中2階のような通路を上がって店に向かったのだが,見知った顔がずらっとたくさん並んでいる。聞いてみれば1時の回に予想以上の人数(飛び入りと言うことか?)が来てしまいこの時点(2時45分)で2時の回がまだ食べられないでいる状態。主宰者のO氏はてんてこ舞いと言う感じだ。でもラーメン好きは「行列」には慣れている。おしゃべりして時間を潰す。そもそも今回はTVが取材に入ると言うのでちょっと苦手だったのだが,小3の娘はTVに映っててもいいと言う。このあたりが今時のこどもか?まぁ現代はビデオカメラで撮った自分の姿も同じTVで見られるから,自分の姿をTV画面で見てもさほど感動的なものでもないのかもしれない。で,その娘が「お友達帳」なるものをもってOさんを始めTVに出た人を中心に(McさんとかMktさんとか・・・)サインをもらい歩いていた。どこまで正しく認識していたかどうかわからないが放送を見て反応していたからある程度は理解していたのだろう。そうこうしているうちに順番が来た。
さすがに8才と5才の子供にひとり分の席を与えるわけには行かない。2人を座らせその後ろに妻と立つ。そうしてたらOさんが椅子を持ってきてくれた(感謝)。今回は燻製の鶏肉が乗った「つけ麺」と,「辛竈」という「辛味噌ラーメン」を1人で食べるのが標準コース。我が家は子連れなので4人で4杯とちょうどよかったが,他の人は当然の如く2杯食べることになる。このあたりがラーメンマニアのイベントである。まず「つけ麺」。続いて「辛味噌」。TVカメラが入っているのでなんか落ち着かない。何とか子供を映そうと涙ぐましい努力。左隣の大物 I さんがアップでインタビューを受け始めると,上の娘をいい位置に座らせ「もっと美味しそうに食べて・・・」と指示したりして・・・(結局放映されなかったが・・・)。と言うわけで肝心のラーメンの方の印象が希薄になってしまったのだが,「つけ麺」は麺がかなり固めだったのが印象的。僕的には許容範囲でむしろ特長があって好ましいが,妻は固すぎると言っていた。つけ汁は思ったほど脂っ気がなく「竈」としては平凡な印象。トッピングされた「くんとり」(燻製の鶏肉)も香りを楽しむような感じではなかった。「辛竈」に関しては,敢えてこんなメニューを出さなくともこの店は大丈夫なように思うのだが,「武蔵@新宿」流の定期的な「新メニュー」で馴染み客を飽きさせないと言う手法か?それが必要不可欠と思っているのかも。もちろん,それが完成された味のインパクトがあれば更なる満足を与えられるが,それが少ないほど「もっと基本の味を大切にして欲しい」などと思ってしまうから新メニューは難しいところだ。で,実は今まで日祝のこの店では一杯しか食べてなかった僕としては,基本のラーメンさえ経験不足なので,「辛い系統」のメニューは売りにして欲しくないなぁと言うの正直なところ。好きな味があれば,せいぜいトッピングで変化をつけるくらいで「今日はどのスープでいこうかしら」などとあまり考えない(少なくとも僕の場合)。「辛いラーメン」はどんなにスープを工夫しても「辛さ」を先に感じてしまうからだ。昔から僕は「辛さ」を売りにする店は1ランク落ちると思っているのだ。さてデザートの「くんゴマプリン」はけっこう甘味を感じるもの。「ゴマと言えばヘルシーな印象を受けるから甘味を抑えた方がいいのでは・・・」とアンケート(参加者はみんな書く)に書いたのだが,試食会後に妻がE女史と話していて「ラーメンを食べた後は甘いものが欲しくなるのよね〜」とか言っていたから女性の要求の基準は違うのかもしれない。まぁ僕がこれをデザートに注文する場面はちょっと考えづらいから要求すること自体間違っている。そんなわけでアンケートを隣の新店舗にいる奥さんに渡し(僕の名前を知っていてくれてちょっといい気分になる),イベント無事終了。ただで普段食べられないラーメンを日曜に食べられたのだから大満足である。その後,いつものように大半のメンバーは飲み会に流れたようだが,さすがに妻と子がいてはそうもいかなかった。
4時過ぎにイベント会場を出て,またも「リリカラ」へ。「壁紙」の最終チェック。娘達は子供用のスペースで遊んでいた。
何となく北へ向かう。そして何となくいつもの「アムラックス@池袋」へ。新車「プロナード」などを見て時間を潰す(「腹ごなし」とも言う・イベントでいろいろ食べたから・・・)
川越街道から板橋を抜けて「戎(えびす)@西台」へ。以前から気になっていた「和歌山ラーメン」の店である。ここでは子供は「さば寿司」をからめて乗り切ろうと思ったのだが,なんととっくに(お昼で)売り切れ。さすがに娘達はここの和歌山風?)ラーメンに箸がすすんでなかった(←当たり前)。少し父親として反省。今日は本当にラーメンしか食べさせなかったことになるから。> 「戎(えびす)@西台
イベントでお会いした人たちのことあれこれ妻と話ながらいつもの帰り道。11時ごろ自宅に着いた。
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4月23日(日) 夢館@流山・太陽@江古田・二郎@堀切
「煮干しを2杯,渋谷でふられ×2て,いつもの極太つけ麺」
仕事の関係で(おまけに「墓参り」までしてたから)出発は昼近くになってしまう。不安定な天気の中(ヒョウまで降ってきた)家族とクルマ2台に分乗してまずは「ニトリ@勝田・市毛」へ。続いて「Grandstage@水戸・酒門」にも。要するに家具店回りなのである(家族サービス)。お昼はマクドナルドで済ましたりして(「チキンカツバーガー」って値段<190円>のわりにけっこううまいんだなぁと思いつつ),なんだかんだで3時をまわってしまう。普通の家庭ならこれで日曜は終わるのだが,僕の場合「東京」を発想するのだ。もちろんこの時間からでは「単独行動」である。妻と娘達は予定通り県北の妹の家へ。
国道6号渋滞回避方法あれこれ」を最大限に活用してカプチーノを飛ばす。すべて裏通り。日曜は高速を含めこの時間になると「上り」は東京に近づけば近づくほど渋滞なのだ。県南の店もチェックしたいところなのだが(>『県南のラーメン』『宿題のラーメン』・茨城)先を急ぎたい。「わかとら家@守谷」を横目で見ながら「新大利根橋(有料200円)」で千葉県に入る。
5時を過ぎてしまった。この辺で1杯位食べとかないと後が続かない。今日はひたすら走り,食べる予定だから。『どんぶり会議』で話題になった店(>『宿題のラーメン』・千葉)で未食の店は・・・「夢館@流山」「ラーメンハウス中島@流山」「美春@松戸」あたり。この際,多少6号から遠目の店(いつも行きそびれる)ということで「夢館@流山」に決定。局所的な渋滞をかいくぐり,カーナビの指示する通りに走る。意外に清々しい外観のすっきりした店内。しっかり煮干し風味だが,醤油色は強くない。> 「夢館@流山
こんな時間から東京に向かう自分に疑問を感じつつ,松戸から葛飾橋で水元を抜けて環七へ。なんとなくはるか昔から気にはなっていて(>『宿題のラーメン店』・東京),日曜営業の店なのにいまだ未食の「太陽@江古田」へ。手頃な定食屋といった感じの店が多いこの街。「がんこ@江古田」に骨がぶら下がっているなぁと横目に見ながら,入ったこの店のラーメンは・・・なんとこれまた「煮干し系」だった。> 「太陽@江古田」=「東京の懐かしのラーメン店
煮干しが続いたのでなんか違う系統(「こってりとんこつ」とか・・・)のラーメンが食べたい。ジャンボさんの「ジャンボのラーメン三昧」でチェックしておいた熊本系の新店,「黒門ラーメン@渋谷」へ。渋谷駅南口,R246を超えた桜丘町にあるのだが(「時代屋@渋谷」の近く),このあたりは狭い坂と不規則な一方通行ばかりでR246側からクルマで行くのは非常に難しい。代官山の猿楽町あたり(「猿楽小裏交差点」)からならすんなり進入できる。こんなところで商売になるのかしらと思いつつ(周りは高いビルばかりだが道が狭く人通りがない・平日は違うのか?)やっと見つけるとなんと営業していなかった(「日休」になったのか?)。しかたなくクルマを移動させたら「渋谷エピキュラス」(今もあるのかしら?)の脇に出た。なんか懐かしい。で,渋谷のもう一つの候補,宇田川町の「はしばやん@渋谷」に行くことにしたのだが,駐車場所を探すのも面倒なので桜丘にクルマを置いて歩いて行くことにする。
R246にかかる大きな歩道橋を渡り,「博多天神@渋谷」の前(つまり裏通り)をまっすぐ行くと・・・井の頭線のガード下がやけに明るい。なんとあの薄暗かった(夜は危険な感じもした)ガード下が「渋谷マークシティ」なる巨大な駅ビルになっていた。なんか笑ってしまった。その手前の「焼き鳥の居酒屋」はまんま昔のままなのだ。道玄坂に出て,「緑屋」があったビル(今は「桂花@渋谷」とかがある?ビル)の前を通り,台湾料理「麗郷」のある路地へ。スパゲティの老舗・「壁の穴」が今は「麗郷」の隣にあると最近になって初めて聞いた(マンボウさんの掲示板)のだが,なんとかつてカレーのチェーン店(「カレーの王様」?)があった半地下の場所にあった。これで「渋谷本店」なのだそうだ。でも,かつて(昭和50年代)ハンズの先にあった昔の店のほうが店名どおりで「風情」があったよなぁ・・・。
「はしばやん」は宇田川町の「PARCO quatro」の先にあるそうだ。そもそも「PARCO quatro」なるものを知らないのだが,うまく発見してその前を通ったものの,肝心の「はしばやん」が見つからない。もう完全に周りの若者から浮いてるよなぁと思いつつ,「センター街」をぐるぐるまわってしまう(「新楽飯店」なんて懐かしい店の前も通った・昔と同じだった)。なんと「PARCO quatro」は表裏に入り口があり,一本通りを間違えていたのだ。やっと見つけたその先右側の「はしばやん@渋谷」・・・人っ気がない。10時30分閉店なのに今日は9時半で「スープ切れ」だそうだ。今日はとことんついてない・・・。
あてがなくなり「Book 1st」へ。ここには情報誌のバックナンバーが豊富にある。レジ脇にはグルメ関係の雑誌コーナー。僕の「どんぶり一杯の幸せ」が紹介されている「食べ歩きnavi東京・ラーメン(昭文社)」は今もいい場所にあった。渋谷近辺で他の店はないものかと読んでみるが,日曜のこの時間で「未食」の店となると難しい。閉店(22:00)までいて出ると,目の前に「ドンキホーテ」があった。僕は昔からディスカウント店が好き。渋谷桜丘の「一風堂」(「亜寿加」や「永竜」の奥)や神保町の「キムラヤ」とかによく行ったものだ。「渋谷中央街」を抜けR246に出る。ふと見上げると桜丘にも巨大ビルが立とうとしている。こんな不景気なのに・・・。「東急」は景気がいいのか?
例の如く青山通りから三宅坂〜銀座を過ぎて靖国通りへ。「よかろうもん」のある「緑三丁目」交差点を左折し,三ツ目通りから6号に乗る。今日は最初から締めの一杯は「二郎@堀切」と決めていた。最近かなりクセになっているのだ。食券を買う時ちょっと迷ったが,「つけめん・大盛」(さらに「野菜」増し)。今日は結局3杯目,まだ余裕がある。「根性あり」の極太麺と格闘する。でもここは一般受けはしないよなぁ。「弁慶@堀切」の方がまだ客がいたし・・・。ところで,今日はずっと茶髪の若い「あんちゃん」が作っていたのだが,店主はどうしたのかと思ったら,最近自らオープンしたばかりの2軒隣の「Dining Bar Pancia」でお客の女の子2人組と楽しそうにしゃべっているのが見えた。もう「二郎」の経営はバイトの子(ありゃ「弟子」とは言わないだろう・・・)にまかせたのかな?
まぁそれなりに満足してのいつもの帰り道。本当にいつも通りの帰り道。

黒門ラーメン@渋谷 : 渋谷区桜丘9‐16 無休 11:30〜22 <熊本>
はしばやん@渋谷 : 渋谷区宇田川町32‐7 無休 11:30〜22:30 <九州>

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