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千葉のラーメン

東葛地区 <50音順>

 王道家@柏 > あの吉村家直系の店「王道家@柏」
 奥村屋@松戸 名店の予感・こだわりの「奥村屋@松戸」
 13湯麺@南流山 「カズサントンミン」という南流山の店
 がんこ@松戸 > 「がんこ@松戸」4種同時食べ比べ
 金竜@松戸 > ガツンとくる濃厚味噌ラーメン
 好@国府台 「東京の旭川ラーメン」
 二郎@松戸 > 「ラーメン二郎
 大勝@柏 > 拍で味わえる「大勝軒の煮干味」
 貴生@松戸 > ちょっと危険な店・「貴生@松戸」
 長八@流山 > こだわりの手打ち麺「長八@流山」
 都来@柏黒い油が浮く「熊本ラーメン」
 ひがし@西馬橋 > 東葛のニューフェース「ひがし@西馬橋」
 麺 ぽーかろぅ@新松戸 > ドラムが置かれた店は意外にあっさり系
 美春@北松戸 > 西山製麺所特注の「味噌つけめん」
むさし野@松戸 > 和食のコンセプトが光る大人の店
らーめん猪太(イブト)@柏 > 柏にある独自のとんこつラーメン

千葉地区 <50音順>

 北習大勝軒@北習志野 > 行列必至の東池袋大勝軒の味
 なりたけ@津田沼 好みの分かれる「超・こってり」
 パーコーラーメン風@西千葉 > パーコーラーメンから始まる店主のこだわり
 マルバ@浦安 > バカうまぶっちぎりラーメンの行列の理由は

その他の地区 <50音順>

 まるえい@成東 > 千葉県東部随一の本格博多ラーメン
 みたけ@大網白里 > 老若男女に支持される行列店
 はじめ@成田 > 成田の「大勝軒インスパイア系」

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東葛地区 <50音順>

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 王道家@柏:柏市旭町2-1-6 月休 11〜22 <04-7143-1880>

2002年2月23日

家系ラーメンの総本山「吉村家@横浜」で修行した人が開いた正真正銘の「吉村家直系」の店。巷に家系ラーメンは氾濫しているが,直系の店はここで4店目だそうだ(>吉村家HP参照)。その独立の経緯をTV番組で見た覚えがあるのだが,たしかご主人は茨城出身の方で,番組内で(HP上でも)新店舗を探していると聞いたとき,ついに茨城にやってくるのかとずいぶん期待した。が,結局柏止まりだった。実に残念。土浦あたりだとずいぶん助かったのにに・・・。カウンターのみ18席の広い店内。通路部分が広々としている。TVで見た店主は家系の割には言葉遣いが丁寧な印象。入り口の券売機で ラーメン(590円・微妙な値段だ)の食券を買う。中盛りは710円で+120円と微妙に値段を刻むのが新店の苦心点?小さめの黒どんぶりに鶏油の膜。タレの味はけっこう濃いめ。麺はもちろん酒井製麺。具には薫製の香りのするチャーシューがのりしっかりほうれん草に海苔。もう,迷うことのない直系のスタイルである(見た目も味も)。つまりワイルド&しょっぱめと言うことで,微妙な好みの差はあるもののこの味を近くで(横浜よりはだが)味わえるのはうれしい限り。「わかとら家@取手」が大行列店になり,しかも6号線からかなり入ったところのあることから比べると,ほぼ6号沿いにあると言ってもいいくらいの場所にあるこの店,僕の場合東京に行く途中による確率がかなり高くなりそうだ。問題は行列だが,今のところはそんなでもなさそう。待ち客用のベンチもあり,客さばきも慣れているような感じなので,そこそこの行列でも心配はないだろう。卓上に3種類のニンニク(無臭・行者・揚げ)に2種類の唐辛子(赤・緑)・ショウガ・酢・胡麻等々いろいろな調味料が並ぶのが楽しい。味の変化を楽しめる。さらに黒板メニューで「海苔チャーシューまぶしご飯」等の賄い飯(130円)が3種類あったので,家族で行ってもいろいろな組み合わせが楽しめそうだ。店の横にも駐車場はあるようだが, 2軒駅寄りにコインパーキング(20分100円)が。6号から柏駅に向かう狭い路地なので路駐は不可能な場所だからそこを利用するのが懸命だろう。

2003年5月18日

目的は 「王道家@柏」。僕の「久しぶりに家系でも」の提案に賛同した妻の意見によるものだが,時間的にも行列的にも「わかとら家@取手」で食べることが実質的に不可能になった(日曜に取手を通過する時間帯にはたいてい売り切れている)我が家にとっては,ほぼ6号沿いにあるこの店はこれからとても有効な日曜の昼食の選択肢になるのである。東葛飾高の交差点を柏駅方向へ左折してほどなく右側。店脇の駐車場が満車だったので2軒先のコインパーキングへ。20分100円だから便利である。カウンター席のみなのだが,家族4人で並んで座れるようフロア係のおねえさんが配慮してくれたので,少し待っただけで座れた。注文した(=食券を買った)のは ラーメン(590円)3杯に,中盛り(710円)を1杯。それにキャベツ(40円)をあとからトッピングする。今日の麺は柔らか目。薫製の香りのするチャーシューは3切れ。久しぶりのほうれん草が。いつも気になる黒板メニューの賄い飯・海苔チャーシューまぶしご飯(130円)は今日も食べそびれた。卓上に3種類のニンニク(無臭・行者・揚げ)に2種類の唐辛子(赤・緑)・ショウガ・酢・胡麻等々いろいろな調味料が並ぶので,隣の娘がいろいろ試していた。揚げニンニクがスープでふやけるといい感じだが,入れすぎると帰って邪魔になってくるので注意が必要。娘はもっぱら酢を入れていた。

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 奥村屋@松戸 :松戸市松戸1339 月休 11:30〜15/17:30〜22(売切れ終了)070-5073-8663 

2000年07月02日(

東葛のめぐぞうさんのサイトの掲示板「ラーメン掲示板」で話題沸騰の新店。開店後わずかで「とらさん会議室」で話題になり,週刊誌に紹介されるなどかなり幸運なすべり出しの店だ。駅にそこそこ近いが,日曜の夜は周囲はひっそりとしている。外観も,そして店内も,和風の寿司店のような落ち着いた雰囲気。そこそこの年齢のヒゲの店主。情報では「青葉@中野」のイメージだと聞いていたが,たしかにそんな系統。白湯スープと魚介ダシの醤油味。脂っ気は少ない。思ったより茶色く濁ったスープだ。麺との絡みはいいが,スープだけではちょっと濃い目かもしれない。麺はやや平べったい「浅草開化楼」のもの。固めだ。チャーシューは脂身の少ない肩ロースをリンゴとハーブで味付けしたもの。ほぐれる柔らかさ。それにコリッとしたメンマにナルト・・・全体として「渋い」ラーメンだ。いきなり完成度が高い,マニア受けするラーメンである。こんなラーメン店がぽんぽんとできる東葛地区がうらやましい・・・。(00/07/02

2000年09月03日(

今日の目的は「つけ麺」。思ったよりしょっぱめだったけど,濃い目のつけ汁がいい感じ。またもサクサク完食。(00/09/03

 13湯麺@南流山 「カズサントンミン」という南流山の店

 がんこ@松戸 > 「がんこ@松戸」4種同時食べ比べ

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  金竜@松戸:松戸市金ヶ作303-30 水木休 11:30〜15/18〜21<047-387-3520>

2002年5月19日

歴史はあるのだろうが店はそこそこの新しさ。前の通りはけっこう交通量が多い一般道で,向かいの空き地に駐車スペースが12台分。ガードレールもないので子供連れだとちょっと危ない感じ。午後2時近くで店前に5〜6人の行列。覚悟を決めて並ぶ。・・・回転はあまりよくない。と言うか恐ろしく悪い。なかなか客が出てこないのだ。黒いガラスで中が見えないだけにかなりイライラする。じりじりした初夏の日差しの中「オーダーストップは閉店の15分前」と言う貼り紙があったのではらはらどきどき。2時半をまわってようやく入店。並ぶのには覚悟が必要だ。店内はごくごく平凡なレイアウト。左にカウンター席で右にテーブルが3台。老夫婦が店主のようで,腰の曲がったおばぁさんにやさしげなおじいさん。あと孫のような若い男性。金竜味噌ラーメン(700円)・醤油ラーメン(650円)・塩バターラーメン(680円)それにキムチラーメン(650円)を注文。メニュー右側から順に選んだのだが,家族連れだと迷いがなくて良い(笑)。メインの「金竜味噌」はスリゴマと油が浮いたかなり濃いめの色と味。香辛料が効いていてかなりのインパクトがある。自家製ブレンドだろうか,調理場に撹拌器が見える。麺はドンと太めのもちっとした麺で濃い目のスープとの相性もいい。具はモヤシに三つ葉とネギでいいアクセント。ホッと一息つける。満足。家族4人黙々と食べてしまった。また来てみたい。

  好@国府台 「東京の旭川ラーメン」

  二郎@松戸 > 「ラーメン二郎

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 大勝@柏 : 柏市中央2-15-1 無休 11:30〜14/18〜24(日祝11〜22)

1999年12月19日(

柏で味わえる「大勝軒の煮干味」

以前から「どんぶり会議」の「宿題のラーメン」になっていた店。考えてみれば毎週のように6号を通りながら,柏の町中に入ったことがほとんどない。カーナビだけを頼りに,住宅街の中にあるこの店を探し出す。手前が広く,奥に狭い変形四角形の店。職人風店主が・・いやちょっと違う。まるで「武道家」のような(柔道か剣道でもやりそうな)体格のいい胸を常に張った店主が,調理場にに立つ。店の外まで香る「煮干味」。入ってすぐ右の券売機で食券をまず買うシステム。「ラーメン」か「つけ麺」か,前の人が買う間迷っていて,さぁ自分の番だと思ったら「何にしますか」といきなり聞かれた。「ラーメン(小)・700円」を注文。すぐ麺が茹でられたようだ。カウンターの一番端に座る。「おいしかったぁ・・・」隣の2人連れの女性の方がため息をつくようにつぶやいた。スープが入った寸胴鍋から,店主が「粘度」を確かめるようにすくい上げてはたらしている。金物の盆にのせて,小柄なおばさんが差し出したそれは,白無地の天開のどんぶり。色は薄いが,見事なくらいの「煮干味」。しかも熱い。ひたすら熱い。表面の透明な油の膜でその熱さは最後まで持続する。麺は縮れ麺。思ったほど固くはない。小ぶりだが厚みのあるチャーシューは,中まで味が染み込んだしっかりしたもの。メンマも締まった感じ。「懐かしい味」だ。ため息をつくようにつぶやいた女性の気持ちが,僕もよくわかった。なんか人間味あふれる店である。おやじさんがいい。飄々としたおばさんがいい。「大勝軒@永福」で修行した店らしいが,同じ雰囲気(色や量はだいぶ違うが)が柏で味わえるのはありがたい。「大勝軒@永福」と同じように円筒形のポリ容器に原液のままスープを入れた「おみやげ」もやっていた。(1999/12/19

2000年01月16日(

2回目は「つけめん(小)800円」を食べてみる。酸味のきいたというか,「すっぱい」つけ汁だ。ラーメンのスープの方が僕の好みかな。ただ麺のコリコリ感(シコシコを超えている)は「つけめん」のほうがいい感じだ。大きな小判皿に刻み海苔を散らして大きく広げて盛られる(メンマ・チャ-シューが脇に添えられる)ため多く感じるが,あっという間に食べ終わった。(中)900円が適量だろう。さて,「お持ち帰りラーメン」は900円。留守番の妻へのプレゼントとして買って帰り, さっそく自宅で作ったら麺は玉2つで(ラーメン・小が玉ひとつ),円筒形の容器に入った店のものそのままのスープは,家庭用のどんぶりに十分2杯分。 家庭で「大勝の煮干しスープ」を堪能できる。妻,満足。 しかも1人分450円になるから,店でラーメン(小)700円を 2杯注文するよりかなりお得。(中)800円を,店では2人でわけられないしね。 「容器ごと湯煎」と書いてあるけど,仕上げは鍋で沸騰しない程度に「熱々」にするのがコツだ。 永福町のと違い,具がスープと別々で,二人で分けてもそこそこ十分にあるからそれもうれしい。もうりっぱなラーメン2人前なのだ。(2000/01/16

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 貴生@松戸 : 松戸市栄町西4-1220-1 月休 18〜翌3(土〜翌4)

1999年10月17日(

ちょっと危険な店・「貴生@松戸」

6号から流山へ向かう流山街道沿いに,深夜0時近いのに若者が行列してい店がある。赤い看板の屋台風のオープンな店。店の内と外を区切るガラス戸もない。よしずが掛けられているのが目立つ。近くに駅もないようだからみんな車で来るのだろう。若者,しかも「遊び人風」の若者が目立つ。厨房の中も負けていない。短髪だが整髪料で髪が立った,しかも,そろいもそろって口ひげを生やしたこわそうな店員が次々と注文をさばいている。フロア係(というか,注文を外で聞いて前金をもらっている若い店員)に対する指示もケンカ腰。ひやひやしてしまう。僕にはどうにも場違いだ。でも,ラーメンはかなり特徴のある麺の「こってり味」。黒のどんぶり(見た目は重そうだがプラスチック製)に盛られたそれは背脂びっしりの「塩?とんこつ味」。しかも麺は幅広の平麺で固め。面白い組み合わせだ。具はもやし,ネギ,それにしっかり茶色の味玉(中身は見事にトロリ半熟)。チャーシューは目の前のカウンターの台の上の,なぜかタオルを敷いたどんぶりに,山のように盛られている。その中から無造作にとってラーメンに乗せていくのだ。ばら肉ロールチャーシュー。当然やわらかい。ほぐれるようだ。全体として,たしかにこれは若者受けする味だ。そして僕も好きな味である。軽く完食して外(?)に出ると,さらに10人ほどの行列ができていた。これまた見事なくらい同種の風体の若者ばかりなのである・・・。(1999/10/17

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 長八@流山 : 流山市若葉台3-5 火休 11:30〜14:30/17:30〜20

2000年02月27日(

すぐ近くの橋の下を常磐高速が通る,「のどかな休日の住宅街の町外れ」と言った風情の落ち着いた店。若い夫婦(だと思う)がやっている店のようだが,あまり店自体に若々しさと言ったものは感じない。こげ茶色の腰板で壁が覆われた落ち着いた感じの(悪く言えば「薄暗い」)店。家族連れ(しかも年配の)が多い「蕎麦屋」といった感じである。メニューを見てさんざん迷った挙句「ラーメン・500円」「ネギラーメン・同じく500円」「鴨汁つけめん・700円」を全部大盛で(+100円)を注文する。家族4人でで交互に味わうためだ。おむすび(130円)と言うのもあったがあとの連食のことも考えてパス。この店の特徴は何と言っても「麺」。いかにも手打ちと言ったここの麺は薄く縮れたような平べったいもの。少し透明感があって,間違いなく「手打ち」とわかる見た目。問題はその食感なのだが,この日の出来は生煮えのような感じだった。それが残念。でも特徴があるから,僕はこれはこれでいいのかなと思ったが,妻は駄目だと言う。逆に僕がもの足りなかったラーメンのあっさり醤油味のスープは妻はバッチリだと言う。同じような嗜好の夫婦でも感想はこんなに違う。一方「ネギラーメン」には長めに切った長ネギが焼き目をつけられぽんぽんと入れられている。その油によるコッテリ感と,ネギそのものの甘味があって僕的には好み。ネギを丸ごと食べてうまいと思ったのも久しぶりな気がする。なぜか普通のラーメンと同じ値段というのもたいへんありがたい。娘が抱え込むようにして主に食べた「鴨汁つけ麺」はまさに「蕎麦」のノリ。つけ汁は蕎麦のかえしと言う感じで,濃くて甘い醤油味。麺が麺だからラーメンと言う感じがしなくなってくる。鴨肉が入る分油っぽさが出てコッテリ感は出る。「ざる蕎麦好き」の娘は喜んでいた。全体としてあっさり醤油好きの「麺食い」系の人にはお勧めの店だろう(この店の名前から「こってり」ラーメンを連想する人はいまい)。たぶん他のマニアの方の評価からすると,今日の麺の出来が悪かったんだと思う。「こだわり」は充分に感じられる,いい「気」を持った店なのである。> 「食べ歩き日記」(2000/02/27

>『冷やしラーメンとかも汁つけめん』[めぐぞうさん:99/08/12]

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 都来@柏  : 柏市旭3-1-10 月休 11〜14:30/18〜22 (0471-48-0688)

1999年11月07日(

黒い油の熊本ラーメン

6号国道・東葛飾高校のある「旭町」交差点を,流山方面に西進したクランクの十字路の角にある。日曜も混雑する場所なので,6号と並行して走る柏一中〜東葛高正門側を通る道から近づくしかないが(茨城からなら),肝心の駐車場(店の脇にある)の入り口が狭く,交差点に面しているため非常にとめづらい。しかも共用のようで1台分しかない。クランク手前のどこかにとめるしかないか。僕は近くの薬品系スーパーの駐車場にとめた(もちろん買い物をしなければならない・笑)。店は新しい。どこかすかすかしている。入り口右に食券機,正面に 』 型のカウンター,右壁にテーブルが3台。店主夫婦(だと思う)は意外に若く,最低限の会話(だから夫婦だと思うのだが)で黙々と働いている。いわゆる熊本ラーメンの店らしいのだが,出てきたラーメン・600円はかなり異質な見た目。スープが黒いのだ。上に浮く油のせいなのだが,どんぶりの内側のふちもその油の粉で黒くなっている。「桂花@新宿」の熊本ラーメンに慣れていると少し驚く。しかもその油に酸味があるのだ。何とかその油をよけてスープの部分を味わおうとはしたのだが,うまくいかなかった。やたらそこの深い円筒形の「麺上げカゴ」でゆでていた麺はストレート。それにほぐれるようなチャーシューが3枚。あと茹でもやしがのる。お冷はセルフサービス。ラーメン好きには新しい形として面白いとは思うのだが,普通の人にとっては異質なスープである。一般受けは難しいのではないか。もっとも,「桂花」だって最初は異質に感じたのだから,これも「慣れ」の問題なのかもしれない。(1999/11/07

「都来@柏」再食 [カメさん:99/07/28]「どんぶり会議」でのカメさんのレポートを参考にしてください。

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 ひがし@西馬橋 : 松戸市西馬橋蔵元町147 水休 11:30〜15/18〜22(スープ切れ終了) 047-347-7286

1999年07月11日(

東葛のニューフェース「ひがし@西馬橋」(1999/07/11

どんぶり会議」で話題となった店。賛同の意見が多く気になっていた。国道6号から馬橋立体へ右折,常磐線を越えた突き当たりの信号を右折し,左に消防署・右に日石のスタンドがある十字路を右折してすぐにある。実際は場所を知らなかったため,電話ボックスの電話帳で住所を調べ,小雨の中ぐるぐるまわってやっとみつけた。まわりは住宅街,公園も近くにあり,のんびりとしたところにある。丁度,店主がのれんを出していた。「いいですか?」と聞いたら,「あっどうぞ」と入れてくれた。気さくな感じの若い(僕にとってだが,でも40代だそうだ)店主だった。5時40分位,後で気がついたのだが開店は6時からだったみたいだ。

テレビでは「笑点」をやっていた。その笑い声が響く,広々とした感じのきれいな店内に客は僕ひとり(開店前だもの)。よく暖められた白いどんぶりに盛られたラーメンは480円,今時良心的な値段だ。薄い醤油色の透明なスープ。少し油が浮いている。熱い。麺はこの手のラーメンとしてはやや太めの縮れ麺。僕はいつもしつこいくらいスープを2,3口味わってから麺に行くのだが,その麺に「そそられて」結局,麺を食べ終わるまでレンゲを持つことはなかった。そのくらい麺の出来がよかった。好みの麺である。スープとの絡みもほどよい。薄い味付けのメンマも丁度いい。非常にすっきりとした後味のいいラーメンだ。失礼な言い方だが,店主の風貌からすれば意外だったのである。

どんぶり会議」での情報によれば,脱サラで始めた店らしい。奥さんと二人三脚という。確かに店主は,飲食業の世界(たとえば和食・板前の世界)でやってきたようなイメージ(たとえば「まるきゅう@金町」の店主ような「職人」風)はない。「脱サラ」と聞けば,納得してしまうようなソフトな感じを持っている。そこから始めて,こってり背脂系の若者受けするラーメン店に走るならわからなくもないが,このすっきりしたラーメンである。どういう準備をどこでしたのだろう。興味深い。いずれにせよ,これからの時代,この味は貴重だ。高級感がありながら,敷居が高くないのがいい。また行きたい店だ。情報に寄れば,チャーハンもおすすめらしい。

僕が6時に店を出るのと入れ替わりに,奥さんらしき人がエプロン姿で入ってきた。姿勢のいい人だ。あの奥さんなら,店主の風貌からすればとてもこぎれいな店内の様子も納得できる。すれ違っただけだがそう感じた。

1999年09月12日(

その「ひがし」で,初の「どんぶりサミット」(オフのこと)を開催する。日曜午後1時,急な話だったのに,めぐぞうさんとCarusoさん,続いてはかせさんとカメさんが駆けつけてくれた(もうこの店はこのメンバーの憩いの場のようだ)。ありがたいことである。僕は,のりしおラーメ・580円を食べながら(本当に海苔だけが入った,というか溶けたすっきりとしたこだわりの一品である),みなさんのラーメンに対する「思い」をビンビン感じる 有意義な時間を過ごすことが出来た。妻と娘2人は,ラーメン・つけそば・チャーハン(これに僕ののりしおを合わせても1960円・安い・平均500円を切るのだ)を3人でしっかり食べきった後(子供の分まで一通り食べた妻は,さすがに三品合わせると「しょっぱかった」と言ってた),近くの公園で待っていた。せっかく集まってくれたのにわずかな時間しかご一緒できなかったのは残念だった。なんと,この時たおるさんもいたことが後でわかった。みな顔を知らなかったためわからなかったのだが,世の中狭いものである。この店に行けば,誰か東葛地区のネット関係の人を見かけるかも知れない。(1999/09/12

「ひがし@松戸西馬橋」の新作にびっくり!!(長文です)  [どんぶり会議・カメさん:99/10/10 ]

2001年09月02日

考えてみればこの店に来るときはいつもオフの時で,オフ以外で来るのは2年ぶりくらいである。となると,1人のお客として入っていくのはちょっと気恥ずかしい気もする・・・。午後2時半過ぎで客席はほぼ満席。なんとかカウンターの端に座る。もちろん注文はラーメン(480円)。麺が少し柔らかめだった気もするが,すっきりした1杯であることには変わりはない。サクッと食べ終わる。もうすっかり安定した感じのこの店。客はみな「お馴染みさん」と言う印象。帰る客とみんな世間話をしているような印象。この2年で,ラーメン本に欠かさず掲載される有名店になったが,本来この店は「地元のお馴染みさんの憩いの場」的な店なんだろうと思う。豊富なメニューで週に何度も楽しむ店。極々たまにしか来ない僕なんかは,本来場違いなのだが,それでもまた食べたくなってしまう。来てる回数の3倍くらいいつも松戸を通るたびに頭をかすめる店なのである。

2002年12月21日

東葛恒例の忘年会が「 ひがし@馬橋」で開催される。こう言ったオフに出るのはずいぶんと久しぶりだ。この店に来るのも久しぶり。少し遅れて駆けつけると,例の如く店はすでに『眼鏡も曇る』ような満員電車状態。立っているのがやっと。遅れて行っても一通り料理が皿に確保されていて,カウンター内のご主人から差し出された。この心遣いはうれしかった。さてこの店の宴会の場合,会費の中に任意の麺類が一つ含めることが出来る。何にしようか,これが毎回楽しみなのだ。壁に「南国醤麺780円」貼り紙が。今回はそれを注文。鮮やかな橙色の坦々麺風のスープ。味はエスニックな風味が追加されたものでとても辛い。でもそれは美味しい辛さ。麺は太麺だからスープに負けることなくがっぷり四つ。辛いラーメン好きでなくとも満足度は高いだろう。「南国みそつけめん780円」という貼り紙もあり,これもまたそそられる。季節限定メニューのようだ。「エスニック菜めん700円」の貼り紙も見える。あと「スタミナチャーハン」・「キムチチャーハン」もあり,各450円!!。しかしこの店は相変わらず安いなぁ・・・。もう十分すぎる有名店なのに,たいしたものである。斬新な新しいメニュー(東葛のめぐぞうさんCarusoさんのサイトを参照・写真が多彩)にも常に挑戦しているのもいい意味で期待を裏切られる。普通のラーメンを食べたくて来るのに迷ってしまう。店の雰囲気もご主人の風貌もホント普通な感じなのにいつも感心させられる。そのまま閉店時間まで宴は続く。貸し切り状態になり,一般のお客さんにはちょっと申し訳ない気分だが,それを認めてくださるご主人&おかみさんに感謝。古くからのそして馴染みのメンバーが多いからなぁ。みんなで片づけを手伝って解散する。

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 麺ぽーかろぅ@新松戸:松戸市新松戸北2-19-8 水休 11:30〜14:30/18〜売切まで <047-309-1715>

2003年03月02日

カウンターのみ14席ほどの奥に細長い店内。一番奥のテーブルでもおけそうな広いスペースににどんとドラム&ギターが鎮座する。変わった店名はTOTOのドラマー故ジェフ・ポーカロに由来するらしい。そんなわけでBGMはDVD矢沢永吉。ドラムの上にあるモニターから画像が流れている。とまぁここまで条件がそろうとオーナーは長髪のミュージシャン崩れの風貌をイメージしそうだが,調理場の中には優しげな普通の風貌の店主。ちょっと意外。メニューは独特&多彩で(めぐぞうさんのサイト『MZ's Website』のお店のデータ>関東に写真が並んでいるので見てみるとイメージがわかりやすい)ちょっと迷ったが,「うめしそらーめん」(600円)と,黒米を使用したと言う「ミニ味玉チャーシュー丼」(300円)を注文。お盆に乗せて運ばれてきた。具はとろろこんぶに梅干しと紫蘇と極めてシンプル。チャーシューやめメンマはないのだ。紫蘇が浮いた透明なスープはかなりあっさりめだが,とてもまろやかな感じで,コッテリ好きの僕でももの足りない感じはしない。麺はやや太めの黄色い麺だが,余計な味に邪魔されることなくその固めの麺をしっかり味わえる感じだ。大きな梅干(紀州南紅梅)しがうまい。考えてみればとろろこんぶを食べるのも久しぶりだ。塩ダレにつけ込んだという「塩味玉」はトロトロで美味。ミニ丼はご飯茶碗程度の丼だが山盛り。小さめのチャーシューが幾重にも重なりメンマものるからちょうどいい量。月替わりの麺がありこの日は「田舎そば」。けんちん風のスープにけっこうな平麺なようで,傍目で見ていてうまそうだった。こってり好きでどうしても脂系のインパクトに走ってしまう僕だが,そんな僕でも満足してしまう淡白系の店である。メニューにバリエーションがあるから家族で来ると楽しいかもしれない。

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 美春@北松戸 : 松戸市千駄堀1523 月休 11〜14:30/17〜21 P5台 047-344-0976

2001年04月01日(

西山製麺所特注の「味噌つけめん」

県立松戸高校の北側の住宅街のはずれ,道の向こうには畑もあるけっこうのどかな風景。イラスト入りの空色の看板に黄色いテントのひさし,そして西山製麺の赤い幟が目立つ賑やかな外観。周囲の風景からはかなり浮いている感じ(笑)。店の左半分の調理場はカウンターの前壁で仕切られ全く見えないので店内はけっこう狭く感じるが,客席は効率的にレイアウトされている。この春(2001年3月)に始まったという「特製みそつけめん」は750円。普通サイズの丼ぶりに半分ほどのつけ汁はまさに濃厚。圧倒的に「味噌」の味で,かなりしょっぱい。でも複雑な味わい。一方,西山製麺所に特注したというその麺はやや平打ちの縮れ麺。色は思ったほど黄色くない。固めでいい食感。するする入る。さすがにこのつけ汁は味噌でしょっぱくてそのままでは飲めない。「スープ割りできるのかな」と思っていたら,いいタイミングで奥さん(?)がスープを出してくれた。ちょっと割るだけで普通の味噌ラーメンのスープの味わいになる。味噌は微妙と言うこと?。次は普通の味噌ラーメン(50食限定の「特選味噌」がある)を食べてみたい。きっと最もオーソドックスな安心して食べられるタイプだと思う。店の前の道はなぜか一方通行。ちょっと手前左側の空き地に駐車場がある。(2001/04/01

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 むさし野@松戸 :松戸市松戸新田133-4 日休 18〜(売切れ終了・平日は23頃) 

2002年12月21日

元々は知る人ぞ知る屋台の店だったようで,2001年の春に現在地に開店したようだ。窓のない外観が隠れ家のようで楽しい。パッと見はとてもラーメン店には見えない。店内もそう。カウンター7席・小上がり8席のコンパクトな店なのだが,和風の大人の雰囲気がありとても落ち着ける。透明な瓶からグイ呑みに注いだ水を飲む。蕎麦を待つ間に日本酒を呑むようでこれも楽しい。今日は「しおそば」(700円)を注文。やや茶濁したスープにはかすかに魚介系(蟹?)の香り。けっこう太めの平縮れ麺はつるつると加水率高めで,スープはあまりからまない感じだが,麺そのものを味わうにはちょうどいい。食べ終わった後にスープを単体で飲むと(この店レンゲはつかないようだ),淡い味わいながらまろやかな輪郭がありとても飲みやすい。具はナルト・ほうれん草・チャーシュー・メンマ・キクラゲに海苔と白ゴマで,茶色い縁に味がしみこんだトロトロのチャーシューが秀逸。古い何でもない店舗を効率よく改装した感じのこの店,ラーメンへのこだわりも相当なようで,他のメニューも一通り食べてみたくなる。是非また来てみたい。この店のメニューはホント多彩かつ季節限定メニューが次々と出るので,東葛のめぐぞうさんCarusoさんのサイトを参照されたし。写真が多彩で実感が湧くだろう。

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 らーめん猪太(イブト)@柏 : 柏市 日休 〜22:00(中休みあり)

2000年02月11日(

柏にある独自のとんこつラーメン

国道6号・呼塚交差点東京寄りの交差点を常磐線を超えて(陸橋)南東へ。レンガの外壁のマンションの1階の奥まったところにある。近くの「木村家」に比べると,クルマで近づいた場合ちょっとわかりにくいかも。店内に入ると見事なトンコツ臭と湯気。眼鏡も曇るほど。「こってり好き」にはそそられる店だが,ベタベタした感じもしてしまうからちょっと微妙なところだ。奥に続く高めのカウンターのみの店で,そろいのTシャツにうす紫色の布を頭にまいた若い店員(店主?)が2人。高めの四角い木椅子に座り,入り口入ってすぐ右脇の券売機で買ったラーメン・600円の食券を差し出す。四角いお盆に載せられ出てきたそれはうどんのようなどんぶり。レンゲは木製。トンコツとはいえ「味噌」に近い味を感じる。ニンニクもきいているし。麺はストレートでやや太め。スープがあまりからまないタイプの麺。でも,これはこれでいい感じだ。具はチャーシュー・海苔・ほうれん草と「家系」風だが,これに軽く炒めた(?)野菜とラー油が浮くのが独特。〜のようなと言えない,けっこう独特なラーメンである。チェーン店ではないようだ。店員(店主?)は,無駄口もきかず接待もいたって丁寧。この手の店にしては雑なところがなく居心地がいい。また来てみたい店。(00/02/11)

猪太』の長文レポート[カメさん:99/08/10] = どんぶり会議」での報告

千葉地区<50音順>

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 北習大勝軒@北習志野 : 船橋市習志野台2-2-14 月休 11〜15/17:30〜21 

鹿嶋〜潮来〜成田〜佐倉とドライブして行ったら,16号と交差する前後のR296が渋滞で動かない。休日にクルマで近づくには面倒な場所だ。到着予定が大幅に遅れたものの,午後2時になんとか着いた。娘の手を引きスキップするように新京成電鉄「北習志野駅」北側線路沿いのこの店へ。店前に5〜6人の行列。「あっ行列だ急げ〜」などと娘に言いつつ小走りに駆けていったら「昼の部はおしまいですよ」と行列の最後尾の人に言われる。が〜ん・が〜ん・・・親子4人途方にくれてしまった。お昼にいく場合は売り切れに気をつけた方がいい。その日の夜に再度北習志野へ。7時過ぎで10人ほどの行列。20分ほど並んで入店。親子4人で「もりそば×2」「あつもり」「ラーメン」だ。いや〜満足だ。麺がみっちりした「重い」麺で食べ応えがある。「あつもり」にしても麺はなお固めなので,我が家としては「あつもり」がおすすめ。これならスープ冷めないし。あとラーメンが600円,もりは620円なのに,もりのつけ汁にはチャーシューのかけらがゴロゴロ入っていて非常にお得だ。麺は標準で200グラムと多めだけど(普通の店は140グラムくらいだと入口に書いてあった・ちなみに「麺少な目」は150グラムで20円引き),つけ麺ならいつも1人前食べる9才の娘は標準ひとり分食べきる。なかなか来れない店だからこころおきなく食べようと「大盛だと何グラムになるんですか?」とわかったような顔して訊いたら「大盛はやってないんです」との返事。ちょっと恥ずかしかった。まわりの人が「スープ割」を注文していなかったのでついつい遠慮してしまい,しかたなくつけ汁のスープをちびりちびりと味わう。名前通り「池袋大勝軒」の弟子に当たる店なのだが,背脂が浮いているのが珍しい。つけ汁だから当然濃いめで,さすがに飲みきれなかったが・・・。あと「ライス」がサービスされるみたいだ。サービスならもらっとこうと1杯いただき,親子4人(9才と5才の娘)で麺&ライスは当然残さず食べ切る。と言うわけで,周辺の渋滞には気後れするが,気合いを入れてまた行きたい店だ。(2000/11/05

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 なりたけ@津田沼 : 船橋市前原西2-11-7 水休 11〜翌3 <背脂>

1999年10月24日(

好みの分かれる「超・こってり」

店名からあっさり醤油味に縮れ麺なんかをイメージしていたがさにあらず,「超コッテリ」の見事な背脂ラーメンだった。津田沼駅北側を東西に走る,車の通りの多い幹線道路(とはいえ片側1車線)沿いにこの店はある。日曜の午後4時過ぎという中途半端な時間にもかかわらず,10人ほどの行列が店の外にあふれていた。道路側は全面ガラス張りで,オレンジ色のビニール製の垂らした幕がそれを覆っている。店内は木調だが,カウンター上の仕切り壁は見事な赤の塗装。独特の雰囲気だ。赤いTシャツを来た店員はみな若い。アルバイトばかり見たいにも見える。リーダー格の人まで長髪だもの。ラーメンは600円。背脂を振ったというより「背脂だらけ」。かろうじて醤油味のするスープは「重い」。麺は手打ち風の縮れ麺,やや平べったい。最初は固い,というか茹で足りない感じもしたが,食べてるうちに丁度良くなってきた。お決まりのバラ肉ロールチャーシューにモヤシと刻みネギ。超コッテリだから,野菜はもっと欲しいくらいだ。「辛ネギ」なんてメニューもあったが,旨そうだ。あと味噌味も。もちろんそれとて「超・こってり」だろうから,好みの分かれるところである。で,「ホープ軒@千駄ヶ谷」で育ち,「弁慶@浅草」もOKの僕は,もちろんストライクゾーンなのである。繊細な味ではないのかもしれないが,ラーメンはこれくらいインパクトがあったほうが好きだ(1999/10/24)。

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 パーコーラーメン風@西千葉 :千葉市中央区松波2-5-6 火休 11:30〜14/17〜23(土日祝通し〜21)

2001年10月14日(

パーコーラーメンから始まる店主のこだわり

千葉大の玄関口のような西千葉駅北口出てすぐ右にある。東西に走る幹線道路沿いだ。6時過ぎには着いた。先客は4組ほど。中央の調理場に背を向けて窓を向いて座るカウンターのみの不思議な造り。店名通りの看板メニュー「パーコーラーメン」を「清湯味」で注文。内側に柄のあるどんぶりにどんとパーコー(排骨・揚げたてのロース肉)とレタスだから,見た目はかなりにぎやかだ。スープ自体は想像していたような透明なものではなく,軽く濁った醤油色で煮干しの旨味がかなり強い。具は海苔とメンマ。それにチャーシューの代わりのパーコーとレタスがのるわけだから,味的には実にややこしい。衣はサクサクで満足感はかなり高いが,麺はザックリした感じのストレート麺で,ますますパーコーが場違いな気がしてくる。メニューをよく見ると,壁のメニューは「スタンダード醤油」(豚骨ベース)と「清湯」(魚介と野菜)のパーコーメニューが中心だが,卓上のメニューには両者をブレンドした「昭和の中華そば・550円」の他,「天然天塩清湯パーコーメン・700円」「Newあさりそば・600円」等々とまるで違った展開を見せる。どうやら本来のこだわりはこちらにあるようだ。パーコーのサクサク感も捨てがたいから,また違う組み合わせで食べてみたいと感じる店である。個人的には別皿でもいいからパーコーはいただきたい。(2001/10/14

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 バカうまぶっちぎりラーメンマルバ@浦安 :浦安市猫実3-28-28 月休 11:30〜15/18〜翌2 <047-382-8853>

2001年10月14日

バカうまぶっちぎりラーメンの行列の理由は

20:15着。日曜の夜も店外に溢れる若者の行列。やたらカップルが多い。カウンターのみの店内。その壁側にずらっと並んだ椅子に座って待つ内に,次々と注文を聞いていくシステム。回転は速く,席に着くとすぐ麺が出てくる。その客の注文の復唱,味の説明,システムの説明と,ひたすら甲高い声でしゃべりっ放しの若い店主。実はとあるオフ会でこの店主に会ったことがあるのだが,その時の印象はしゃべり方も振る舞いも普通の今時の若者。「この人が最近話題のあの『マルバ』の経営者なの?」と意外に思っていたくらいだ。店の中では商売に徹している印象。しかも口調はとことん「丁寧語」で,それは従業員に対してもそうだから,客として聞いていて気持がいい。立派なものだ。注文はどんぶりを乗せるアルマイトの皿で色分け。赤皿が「こってり」(こちらは背脂をあとから振るようだ)。一方「ぶっちぎり」は「ふつう」ということになる。連食だから注文したのは「ふつう」の方(680円・赤皿でも料金は同じ)。白濁したスープは思ったよりサラッとしたもの。旨味は強い。タレは控え目だ。麺も博多直送というタイプではない。粉の配合がオリジナルなのかな。茹でかたは標準で40秒だそうだから,そういう早茹での麺なのだろう。「博多ラーメン」に似て非なるものと言うことになるが,何処にも「博多」とか「長浜」とか謳っているわけでないのだから文句を言う筋あいではない。その証拠に「紅しょうが」も「辛子高菜」もないもの。あるのは「トウバンジャン」と「ニンニク」と「タレ」。要するに,ここのラーメンはオリジナルの博多「風」トンコツラーメンなのである。具は海苔とキクラゲとチャーシュー。僕としては「こってり」の方が好みかもしれない。スープを飲みきったら底にお礼の文句が書いてあった。隣の女性2人組は「飲み切りありがとうございます〜」の声。喜ぶ女の子達。でも僕は言われなかった。小柄な奥さんが場違いなくらい清楚な感じなのが印象深い。いずれにせよ,人気があるのもうなずける「勢い」を感じる店である。太った店主のパフォーマンスが作り出す店内の雰囲気も,味の内と言うことか。総合的に見れば満足感は高い。理屈ではなく「ラーメンをサクッと食ってきた〜」と言う気持ちになる。()

2003年11月02日

前回来た時は後ろの壁にずらっと並ぶ行列だったが,今日は比較的空いていてすぐ着席できた。固めの縮れ細麺がいい。注文したのは「こってり」の赤皿ぶっちぎり(680円)。背脂がふられるので博多のイメージはなく甘い背脂ラーメン。昼から何も食べていないから空腹だったので,この機会に連食の時はなかなか食べられない「今日のごはん」を食べようとしたのだが「売り切れ」。替え玉(100円)に。固さ「普通」で頼んでも固めで歯切れがいい。満腹。ラーメン的にやっと満足して1日を締めることが出来た。

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その他の地区

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 まるえい@成東:山武郡成東町成東775-2 火休 11:30〜14:30/17〜24 <0475-82-1056>

2003年11月02日

「長浜豚骨まるえいラーメン」が正式な名称。元々「焼き肉屋」だったそうで,評判だった隠れメニューのラーメンが独立店舗になった形。交通量のやたら多い(ラーメン店もやたら多い)街道沿いにあったのだが,日曜の昼時なのに意外に店は空いていた。最新の「石神本(2004)」にもここ3年続けて掲載されている店だけに行列とか覚悟していたので,ちょっと拍子抜け。基本となる「ラーメン」(600円)を注文。すぐ出てきた。白濁豚骨スープに極細麺という「本格博多系」。ちょっと脂が多い印象だが,tないの店を含めてもスープの濃度は十分に標準以上だと思う。麺とのバランスもいい。これでどうして空いていたのだろう?このインパクトならここはまた来てみたい店である。連食なのについついそそられてサイドメニューの「1/2とろ肉カレー」(300円)も注文。小さな横長の皿に盛られちょうどいい分量。こちらも期待以上の美味しさ。ちなみにトロ肉とはトロトロの豚肉だった。

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 みたけ@大網白里:山武郡大網白里町駒込444-6 月休 11:30〜14:30/18〜22<0475-73-7386>

2003年11月02日

元々「石神本(2002)」で知った店なのだが,茨城からでは簡単には来られない場所だけに,知ってから食べに来るまでに2年以上かかってしまった。日曜の開店時間(11時30分)にちょうどに店に着いたのだが,JR外房線ガード下の地味な場所にも関わらず店前にすでに行列。それがぞろぞろと入店するところだった。店の裏の駐車場にクルマを置いて急いで店内へ。 カウンター12席ほどの和風の店。すでに定員オーバーで,待ち客の5番目。後ろの窓際にカウンターと同じ長さのベンチ式待ち席がありそこに座って待つ。店名を漢字で書くと「三竹」になるようだが,見た目ではひらがなの方がいい感じかな。注文からの出来上がりは早く,回転がいいので10分ほどで着席できた。基本メニューの「みたけラーメン」(580円)を注文。店の雰囲気から勝手に「青葉」を想像していたのだが,ゆずの香りが目立つ和風煮干しあっさり系。さらさらのスープで透明感がある。それに固めに茹でられたストレート細麺だからとても食べやすい。サクッと食べ終えて,まだ食べ終わらぬ1巡目の客より早く席を立った。客層は年輩客が多い印象だが,このスープと麺の組み合わせならそれもわかる。年齢を問わずこのタイプのラーメンは支持されるだろう。が,マニアが遠路はるばる行くほどの個性があるかと言うと・・・。

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はじめ@成田:成田市飯田町161-11 水休 11:30〜18(土日祝〜20) <0476-26-0810>

2003年11月02日


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