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ヤ行


ヤーン(Yarn)
 糸。毛、綿、麻などを細く引きのばして撚りをかけたもので、織り糸と編み糸に大別できる。
 
山羊毛/やぎげ
 動物性繊維の中では、羊毛についで多く産出される。アンゴラ、カシミヤなど山羊科に属する動物の毛がそれで、獣種や産地によって細くて柔らかいものから太くて固いものまで多種多様ある。高級素材として一般に広く知られているカシミヤなどは、一本の繊維が15〜16ミクロンと非常に細く、手触りの柔らかさや滑り(ヌメリ)、そして絹のような光沢があることから、最高級のコートやセーターなどに使用されている。ちなみにモヘアとはアンゴラ山羊から採れた毛のことをいう。
 羊毛40%、山羊毛60%ぐらいがちょうどよい。山羊毛が多いと光沢感、シャリ感、清涼感が増す。山羊毛が60%以上だと生地が弱くなります。
よいスーツの条件
 上質のスーツとはその作りが伝統に裏打ちされ、しっかりしたものかどうかによる。これは、いわば良いスーツの礎(いしずえ)である。つまり、礎は高級なファブリックと、その作りなのである。
 作りの大きな特徴は、そのほとんどが目に見えてこないことである。スーツのもっとも大切なディテールとは、じつはその見えてこない部分に存在するのではないかと思うのだ。外部に晒されるのは、巧みな縫製によるドレープやシェイプ、ポケット、各種ステッチ、ボタンとボタンホールぐらいのものであろう。この個々の縫製こそが、スーツのディテールなのである。中でも、ボタンとボタンホール、ハンドステッチ類は男の服が地味なだけに、その服が上質かどうかを外部から見分ける一番大切なポイントになる。一見上質そうな海外のプレタの中にも、袖口のボタン側のかがりのないものもあるので、選択の際には、内ポケットも含めたすべてのボタンとボタンホールを確認する必要がある。
よい服地の条件
 よい服地は、美的な感覚面と実用面の二つの要素から検討する必要があります。
 美的な感覚面:@色柄が美しく、流行にマッチしている。A発色がよく、色に冴えがある。Bムラなどが無なく、キレイである。Cドレープ性があって、仕立てあがりが美しい。
 実用面:@染色堅牢度がよい。(日光、汗、洗濯、摩擦で色が落ちない)A引張り強度が強い。B摩擦強度が強い。C必要以上に伸び縮みしない。Dシワの回復力がある。E布目などの歪みがない。Fキズなどの欠点が無い。
羊毛 / 羊の毛の特徴
 羊の毛とその他の動物の毛を区別するのは、なぜだろうか?
最も大きな要素は「縮れ」の差にある。羊の毛は縮れが多く、その他の動物の毛は比較的縮れが少ない。その違いを意味するのが縮れが多い「ウール」少ない「ヘアー」である。一般的に羊以外の動物は内側の毛がやわらかく縮れがあり短いウールと、髪の毛のように剛直な外側のヘアーが共存している。縮れが多ければ糸に紡ぎやすい。8000年以上前から人類が羊を飼育し、糸にしてきたのはそのためである。
 しかし、羊の毛も昔から縮れが多く、また白かったわけではない。気が遠くなるほどの歳月をかけて人類が改良を重ねてきた成果なのである。

 羊の種類はおおよそ3.000.種類といわれる。世界各地で環境にあわせて飼育されてきたためだが、これらの羊から刈り取られるウールは羊の血統によって「メリノ」、「クロスブレッド」、「その他」に大別される。
 「メリノ」の歴史ははるかローマ時代にさかのぼる。それまでの羊はヘアーとウールが混在し、色も白、茶、黒などが混ざり合っていた。糸にしやすく、手触りが柔らかなウールの比率を高め、どんな色にも染めることができる白い羊毛を育てることを目指して、優勢羊同士の交配を重ねた結果、ローマ統治下のスペインで開発されたのが「メリノ」種である。

 「メリノ」の歴史ははるかローマ時代にさかのぼる。それまでの羊はヘアーとウールが混在し、色も白、茶、黒などが混ざり合っていた。糸にしやすく、手触りが柔らかなウールの比率を高め、どんな色にも染めることができる白い羊毛を育てることを目指して、優勢羊同士の交配を重ねた結果、ローマ統治下のスペインで開発されたのが「メリノ」種である。
オーストラリアのウール
 開発者の名前はルチアス・コルメラという。以来、メリノ羊は、ナポレオンがイベリア半島に侵攻するまでスペイン王室の独占財産となった。その後メリノはドイツ・フランス・イギリス・アメリカ・南アフリカなどに渡り、今から200年ほど前にオーストラリアに到着した。以来、オーストラリア・メリノはアパレル・ウールの最高峰として今に至っている。ニュージーランドやアルゼンチンでもメリノが飼育されているが、ほとんどがオーストラリア・メリノ。

ヨーク
 コートやジャケットの肩、またスラックスの上部などに入れる切り替え布のこと。ストレート・ヨークのほかに変わり型(ファンシー・ヨーク)としてスカラップ・ヨーク(逆山型)やウエスタン・ヨーク(逆山が二つ)などがある。またジャケットの背中に縦型にサイド・ヨークが付くこともある。(「ファッション薀蓄事典」 邑 游作 アポロ出版株式会社 P237)



ヨーロピアン・カジュアル(European Casual)
 ヨーロッパ風のカジュアル・ルック。明るい色彩でスポーティー感覚の強い、アメカジに比べると、洗練されたタッチで垢抜けた感覚が見られる。


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