2008年10月の日記



 10月31日(金)

午前中レッスンした後、午後は原稿チェック、合唱アレンジの続きと自分の練習。夕方から鷹野恵さんとリサイタルのリハーサル。クラブ80ジル通信11月号の発送もスタッフが夜遅くまで頑張って何とかぎりぎりで間に合いました!



 10月30日(木)

「弾き語りフォーユー」
小原孝流・続ピアノよ歌え!音楽講座PART40 今週のクラシックな一曲〜献呈(シューマン)/夜想曲(ギロック)

午前中レッスンした後、今日は合唱曲のアレンジを一曲仕上げる。その後、自分の練習4時間。演奏会2つ半分(本当は3つ分やろうと思ったのだが時間切れで・・)の練習をする。久しぶりに弾き捲くった感じですっきりした。夜は1300メートル泳ぐ。



 10月29日(水)

「弾き語りフォーユー」
津軽のふるさと/コーヒーショップで/想い出の樹の下で

午前中レッスンした後、今日は自宅にいて自分の練習やら、楽譜の整理やアレンジなどなどをじっくりやる。クラブ80ジル通信の原稿も書き始める。夜は塚田佳男先生のお宅に伺い、鷹野恵さんのリサイタルのリハーサル。日本歌曲コンクール入賞記念のリサイタルなので、色々なタイプの日本歌曲を弾かなくてはならず、うまく対応できるように頑張ろう。遅くまでレッスンしていただいて外に出たら何だか冬の気配を感じる寒さだった。



 10月28日(火)

「弾き語りフォーユー」
エンターティナー/エターナリー/365歩のマーチ(弾き歌い)

NHKの収録日。終わってから女優の原陽子さんと、一月の朗読の会の打ち合わせ。初共演ですがご主人も声優&俳優さんなので、今後面白い展開になったらいいなと思いつつ色々相談アイディアを練る。夜は1300メートル泳ぐ、何だか久しぶりに泳いだな〜とプールに入ってから気付いた。



 10月27日(月)

「弾き語りフォーユー」
村祭り/露の玉/待っててごらん/天才バカボンのテーマ

朝一番の飛行機で羽田に帰る。午前6時半にホテルを出発して10時半には自宅に戻っていました(みんなはまだ高松にいるはずです)。帰ってから、恐ろしいほど溜まっているメールや郵便物のチェックに予想以上に手間取ってしまう。中々仕事に手が付けられず、漸く夕方になって練習やアレンジ、原稿チェックなどなどを始める。6連弾のステージは滅多に出来ない夢の時間なんだな〜と、一人でピアノに向かっていて改めて思う。そういえば、僕は山下洋輔さんの隣で弾く事が多かったが「ソフトペダルの使い方が変わっている・・」と指摘された。山下さん一心不乱にピアノに向かっているようで実は凄い洞察力。僕も山下さんの奏法を研究しようと密かに観察しているのだが、速過ぎてさっぱり判らないのに・・。などと色々思い出して脱線にてしまい、深夜になっても中々捗らない仕事と格闘中です。



 10月26日(日)

サンポートホール高松大ホールでジャズピアノ6連弾のツアー前半最終日。今日も超満席のお客様。2005年にスタートした時はまさかこんなに広がるとは思いもよらなかったがスタンディングオベイションは超感動した。3時間かかる今まで一番長いコンサートになってしまい遠方から聴きに来てくださった方はちゃんと帰れたかな〜?僕はジャズピアノは弾けないのに(笑)、山下洋輔さん・島健さん・佐山雅弘さん・国府弘子さん・塩谷哲さん、と共に素晴しい仲間に入れていただき感謝感謝のツアーでした。僕自身ステージから学ぶことも沢山あり、楽しみながら成長するという事を実感できたのも収穫でした。また来年の2月〜3月にコンサートがありますから是非多くの方々に聞いていただきたいですし、みんなと逢えるのが楽しみです。今日は当然のようにスタッフ・キャスト全員集合の呑み会になり大盛り上がり。僕は翌朝早いので一足早く帰りましたが、他のメンバーは再びマジックバーへ行った盛り上がったらしいです。



 10月25日(土)

本日は北海道から四国へ移動、途中羽田で飛行機を乗り継いでの長旅。それぞれの演奏活動で全国各地を飛び廻っているメンバー達もお疲れモードでした。演奏よりも移動の方が疲れる感じですね。高松に到着してすぐ、佐山雅弘・国府弘子・小原孝による3人のピアノセミナー。お互いの音楽観や教え方を知るめったに無いチャンスになって面白かったし、ご覧になった方は3人分のセミナーを一度に楽しめたのでお得だったのでは?何の打ち合わせも無くぶっつけでしたが、とても豊かな内容のセミナーになったと思います。今日はみんなで焼肉パーティー、その後僕は讃岐うどんを食べに、みんなはマジックバーへ行き盛り上がっていたらしいです。



 10月24日(金)

札幌のコンサートホールKitara大ホールでジャズピアノ6連弾。今日もステージバック席まで超満員のお客様の中で素晴しいホールの響きと良い楽器達に恵まれて、凄い楽しいコンサートでした。リハーサルで、最初の一音を出した時から今日はいつもと全く違う展開になる予感がみんなしていて、それが現実になった時は本当に嬉しかった。最後にベーゼンドルファーの低音の巻き弦が切れてしまいビックリ。弾きながら凄い衝撃を感じました。今日の打ち上げはBフラットというジャズの店で、山下洋輔さんが絶賛する16歳の天才サックス少女を囲んでにわかライブセッション。6連弾のメンバーを驚愕させる才能の持ち主で将来が楽しみです。天才って本当にいるんだなあ〜。セッションでは塩谷哲が華麗なるドラム演奏を披露。これにも又感心しました。



 10月23日(木)

「弾き語りフォーユー」
小原孝流続ピアノよ歌え音楽講座PART39 今週のクラシックな一曲〜ある晴れた日に(オペラ蝶々夫人より)/プッチーニ 天使の声(ブルクミュラー)

昨晩いつの間にか寝てしまったのでまずは早朝に起きて連載楽譜の原稿を仕上げる。午前中レッスンした後、午後はキングレコードへ行き取材。帰りにクリーニング屋さんに寄って衣裳の手配。この秋は本番が多いので、工夫しないと家が洗濯物だらけになっている(笑)。帰ってからは、明日からのツアーの準備。夜は1300メートル泳ぐ。



 10月22日(水)

「弾き語りフォーユー」
ジル君特集〜我輩はジルである/やんちゃな子ジル/となりのスポック/夕焼けジル君

香川県のユープラザうだつハーモニーホールで開催された2008カワイ音楽教育シンポジウム、中国四国大会で「小原孝ピアノよ歌え!演奏法&指導法」と題した講義、“サウンドツリー5”という教材を中心に演奏を交えながらお話をする。内容は、ブルクミュラー・原典版の話・ミヨーやショスタコーヴィチなどの現代曲・そしてギロックなど多岐に渡り、僕もこの講義のために新たに研究して発見したことも多く自分でも勉強になった。講義の後、ギロックのCDがあっという間に完売になり、やはりこの作曲家が注目されている事が良くわかった。今日は四国日帰りで大変なスケジュールだったけど、有意義な一日でした。



 10月21日(火)

「弾き語りフォーユー」
落葉松/ああ人生に涙あり/AUTUMN PARK(松任谷由実)

NHKの収録日。現在募集中の特番リクエスト(もう一度聴きたいアンコール弾き語りフォーユー)の整理や資料探しなども始める。帰ってから明日の講座の準備をして、夜は1400メートル泳ぐ。気のせいか、忙しいせいかどちらかわからないが、時間が経つのが物凄く速く感じるな、今月も早くも後半戦に突入だ。



 10月20日(月)

「弾き語りフォーユー」
黒猫のタンゴ/お猿のかごや/小鹿のバンビ/ぞうのクリーニングやさん(岡崎裕美)

午前中レッスンした後、午後からは畑中更予先生のレッスンに伺う。お宅へ伺う途中良輔先生と道端でばったり出会う。終わってから、塚田佳男先生のレッスンへ向かう。今日は色々な日本歌曲をみっちりと勉強した一日だった。夜は水前寺清子さんとお逢いして打ち合わせ。今度ご一緒するチャンスを頂きどんな音楽が出来るか楽しみだ。それにしてもチータさんは子供の頃テレビで見ていたイメージと今も全く変わらず、ほんとに不思議。きっと上手に歳を重ねていらっしゃるんだな。



 10月19日(日)

午前中ミミスイミングクラブ品川で行われた、木原光知子さんの一周忌「泳縁の集い」に伺う。木原さんが愛したプールに大きく遺影が掲げられ、改めて彼女の存在の大きさを感じました。僕も木原さんがいなかったら泳いでいなかったと思います・・。木原さんと同じくオリンピックスイマーから俳優に転身した藤本隆宏さんとご挨拶した後、色々な思いを胸に会場を後にして、早速昼のマスターズに参加1800メートル泳ぐ。その後、自宅でレッスン&自分の練習2時間。夜はアレンジに取り掛かるための資料整理を始めるがまたしても早朝になっても終わらず・・。



 10月18日(土)

山梨県甲府の県民文化ホールでジャズピアノ6連弾のコンサート。久しぶりの甲府でのコンサートだったので楽しみにしてくださった方々に大勢お逢いできて嬉しかったです。今日はとても良い天気で、快適なドライブ気分で車移動する予定でしたが、途中小仏トンネル内の事故の影響で大渋滞に巻き込まれ、相当余裕を持って出かけたにも関わらずリハーサルに間に合わず大慌てだった。でも普段見ることが出来ない高速道路脇の植物をじっくり観察、珍しい花が沢山見つけました。結局八王子から大月まで3時間近くかかりました・・・。帰りはホールから自宅まで2時間弱だったのに。とにかく無事に一日が終わってほっとしています。帰りに談合坂SAで休憩していたら、冷たい雨と肌寒い空気に、すぐそこまで来ている冬の気配を感じました。



 10月17日(金)

今日は自宅DAY。まず神野靖子さんと伴奏合わせをして、それ以外は自宅で出来る仕事を集中してこなす。会社の社長でもあるので(笑)、書類に目を通したり作ったり、と音楽以外にやらなきゃいけない仕事も山積みになっているし、連載の原稿やアレンジ関係、新しい楽譜の締め切りもとっくに過ぎている・・。夕方からはちょっと息抜きで六本木に花を選びに行く。花屋の担当の方がジャズピアノ6連弾を聴きに来てくれていたそうで、嬉しい。帰ってから残りの仕事にとりかかる。いつ終わるかわからないのでまるで残業している気分かも。



 10月16日(木)

「弾き語りフォーユー」
小原孝流・続ピアノよ歌え音楽講座PART38 今週のクラシックな一曲〜歌に生き、恋に生き(歌劇トスカより)/プッチーニ 君の瞳に恋してる

午前中レッスンした後、午後はニューアルバムの取材のためキングレコードへ行く。本日はピアノ雑誌2誌分のインタヴュー、それぞれに連載や特集などでいつもお世話になっている雑誌だけれど、編集やライターの方とお逢いする機会はほとんど無いので、ついつい話しが長くなる(笑)。急いで帰って、ソプラノ鷹野恵さんとリサイタルの伴奏合わせ、新曲や移調が多いので譜読みに時間がかかる。夜は車を買い換えるのでその打ち合わせ。更にその後、資料作りのために珍しくパソコンに向かって、格闘中。



 10月15日(水)

「弾き語りフォーユー」
秋のささやき/まっかな秋/哀愁のカサブランカ

今日は目黒のエピキュラススタジオでレコーディング。来春発売予定の愛唱歌・抒情歌・童謡唱歌などを集めたインストゥルメンタルのCD全集、10枚組み?位の大型プロジェクトらしいので大勢のアーティストが参加しているそうです。僕は「故郷」や「野薔薇」「長崎の鐘」など6曲のアレンジと演奏を担当。このジャンルの曲は番組にはリクエストが多いのに中々レコーディングするチャンスは少ないから、こういう機会はとても嬉しいです。予想以上に順調で3時間くらいで録り終えました。早めに帰宅できたので夜は自分の練習2時間した後、1400メートル泳ぐ。



 10月14日(火)

「弾き語りフォーユー」
誰もいない海/篤姫メインテーマ/ポルトガルの洗濯女

NHKの収録日。今日もサントリーホールのコンサートの反響が続々と届く。演奏会って凄く楽しいけれど、終わってみるとあっという間なんだよね、それがちょっと残念かな。夜は明日のレコーディングの準備、資料整理やアレンジのアイディアを考えているうちに、いつの間にか寝てしまう。結局早朝に起きてやる羽目に・・。



 10月13日(月)

「弾き語りフォーユー」
潮騒/FOR YOU・・・/ジョニィへの伝言

サントリーホールでジャズピアノ6連弾。ステージ裏の席までぎっしり超満員のお客様、四方八方から聴こえる拍手に囲まれて演奏するのは本当に気持ちが良い。ピアノの状態も最高でみんないつもより100倍位テンションが上がって(笑)、このプログラムの中では最長の演奏会になり盛り上がった。客席もとても華やか、ちょっと気付いただけでも、和田誠さん、平野レミさん、阿川佐和子さん、渡辺真知子さん、岩崎良美さん、島田歌穂さん、谷山浩子さん、青柳いづみこさん・・・皆さんそれぞれ楽しんで戴けた様でとても嬉しい。打ち上げも夜遅くまで盛り上がり、皆さん本当にパワフルです。6連弾コンサートツアーは先週の大阪で動員数が2万人を突破したそうです。みんなそれぞれにとアイディアを練っているようで、この後も同じプログラムなのにどんどん変わりそうな気配。どこまで着いていけるかなあ〜。



 10月12日(日)

まずは昼間のマスターズ練習で2000メートル泳ぐ。今週は朝練があって多くの人はそれに参加しているせいか、人数が少なかったのでかえってゆったりとマイペースで個人メドレーの練習をしました。午後からはレッスンをした後、明日のサントリーホールでは撮影もあるので、髪を切りに行く。その後、マスターズの呑み会に最後の方だけ乱入。最近メンバーはどんどん若返って、益々体育会系ののりになっている気がする。超でっかい杯でみんなで日本酒の廻し飲みをしたのだが、何と4杯も飲み干しお店の人もビックリ?確かに美味しい日本酒でしたが(笑)。沢山のパワーをもらって明日の演奏会に望もう。



 10月11日(土)

名古屋電気文化会館で開催された水谷映美ソプラノリサイタルに出演。水谷さんは沢山のオペラや第九などで活躍していますが、リサイタルは初めて。ロビーは華やかなアレンジ花で溢れ、客席も満席で社交界を思わせる賑わい。プログラムも日本歌曲から、オペラ「夕鶴」と「蝶々夫人」のアリア集と大変充実した演奏会だった。水谷さんは早くも来年の計画をしているようで、勢いのある方だなと感じた。株の暴落ニュース何のその、熱く燃える名古屋を感じた一日でした。



 10月10日(金)

午前中、自分の練習した後、東京駅に早目に向かい来年のリサイタルの打ち合わせ。昨年のリサイタルが12月だったので2008年は東京でのリサイタルをしませんでした(自分のリサイタル以外の演奏会や舞台、コラボは多かったですが)。来年は予定していますのでお楽しみに!その後、名古屋へ向かい水谷映美さんと明日の演奏会のリハーサルのために名古屋芸術大学へ行く。キャンパスは広くて活気があって学生たちは楽しそうだったな。夜はホテルで普段は見ない経済ニュースなどを見る。世界はこれから一体どうなるんだろう?



 10月9日(木)

「弾き語りフォーユー」
小原孝流・続ピアノよ歌え!音楽講座Part37〜ウィリアム・ギロック特集 今週のクラシックな2曲〜10月の朝/朝の気配(小原孝)/秋のワルツ/ジャズ・プレリュード(佐山雅弘&小原孝)/カネール・ストリート・ブルース

午前中レッスンした後、午後からNHKの収録。スタジオで同じフロアで収録中の加羽澤美濃さんと久しぶりにお逢いする。いつ以来だろうな〜?6連弾のよう特殊な催しがないと、中々ピアニスト同士は会うチャンスが少ないなと実感。夜は自分の練習1時間した後1300メートル泳ぐ。



 10月8日(水)

「弾き語りフォーユー」
ビリージョエル特集〜オネスティー/素顔のままで/ストレンジャー

朝、大阪から戻る。昨日の行きの飛行機と同じキャビンアテンダントの皆さんでした。午後はレコーディングの打ち合わせをしてから自宅へ帰り、自分の練習や資料整理などなど。家へ帰ると夢から現実に戻るような気がしますが・・。昨日はさすが大阪という感じで楽屋への差し入れが美味しいもので溢れていました。お気に入りの米屋吾左衛門の御寿司も大人気であっという間になくなりましたし、キョードー大阪の橋本氏より頂いたロールケーキがまた素晴しく美味でご機嫌、他のメンバーからの差し入れもそれぞれ美味しいものばかりでしたよ。



 10月7日(火)

「弾き語りフォーユー」
北原白秋&山田耕筰作品〜からたちの花/この道/かやの木山の(野崎由美)

ジャズピアノ6連弾大阪公演、もうすぐ取り壊される伝統のフェスティバルホールで開催。初の関西公演はさすがの盛り上がりで大盛況でした。終演後、このコンサート・ツアーがスタートしてから多分初めてだと思うけど6人全員で食事をして、これがまた物凄い盛り上がり方で楽しかったな〜。ここには書けない話も沢山ありました(笑)し山下洋輔さんの含蓄のあるお話も伺うことができました。更に深夜の大阪の街をみんなで歩いていたら偶然に葉加瀬太郎さんとばったり逢う・・、本当に世の中狭いですね〜。



 10月6日(月)

「弾き語りフォーユー」
プラネタリウム/FLY ME TO THE MOON/きりんきりん(HARAHARA倶楽部)

午前中レッスンした後、午後はソプラノ水谷映美さんと伴奏合わせ。その後、自分の練習3時間した後、1300メートル泳いだらもう深夜でした。一日が経つのは速いなあ〜と思いながら、まだ資料整理をしています。今日は随分と肌寒かったですね、この秋は全国各地に移動しているので着る服を考えるのも一苦労しています。



 10月5日(日)

午前中、原稿書きをした後、昼間のマスターズ練習で2000メートル泳ぐ。午後はレッスンをした後、自分の練習2時間して残りの原稿を書く。国立音楽大学の集中講義を受けた学生達のレポートが送られてきた。受講した学生が全員きちんと期日までに提出してくれたのは、母校で教え始めてから初めての事だ。本来なら当たり前のだけど、ちょっと嬉しい出来事だった。CDのブックレット用の原稿は無事に仕上がり、深夜にFAX完了。出来上がりが楽しみだなあ!



 10月4日(土)

福山で神野靖子ソプラノリサイタルに出演。神野さんとは奏楽堂日本歌曲コンクールで彼女が優勝した時以来ずっと共演させていただいているが、その後も福山と東京を行ったりきたりしてレッスンを続けていて、そのバイタリティーには本当に感心する 。今回も大変意欲的なプログラムで、先日一緒にレコーディングした木下牧子歌曲などは作曲者も絶賛するほど素晴しい出来栄え。ピアノのパートも大変難しいので、弾き堪えがありましたが無事に終わって良かったです。最終の新幹線で東京に戻りながら再び原稿書き。でも帰ったら追い討ちをかけるように更に多くのファックスやメールが届いていて、今は仕事に埋もれています(笑)。



 10月3日(金)

午前中、昨日の続きの仕事をした後、新幹線で福山へ(新幹線の中でも原稿を書きていた)。神野靖子さんと明日のリサイタルのリハーサルをした後は、尾道学園(僕が校歌を作曲した学校です)の理事長さんと校歌の作詞をして下さった作家の光原百合と食事会。大変美味しい鍋とうどんと明石焼きと日本酒を頂く。何だかゆっくり食事をしたのも久しぶりの気が・・?尾道学園は新校歌が誕生してからラグビーで花園に出場したり、大相撲に進んだ生徒や野球も大躍進しているそうで、何だか嬉しい。着メロにもなっているそうで時代を感じた。



 10月2日(木)

「弾き語りフォーユー」
小原孝流続ピアノよ歌え音楽講座Part36 今週のクラシックな一曲〜ああ!私は夢に生きたい(グノー作曲オペラ・ロメオとジュリエットより)/MOON RIVER/ジルの涙(小原孝)

今日はOFFでした。朝からずっと練習、資料や郵便物の整理、原稿書き、アレンジ、メールのチェックなどなど、溜まっている仕事をこなしていました。何だか休みの日の方がコンサートの日よりもずっと忙しい気がするのは気のせいでしょうか・・・。夜は1200メートル泳ぐ。早くも11月発売のニューアルバム「小原孝のピアノ詩集〜また逢う日まで〜」の予約が続々と沢山届いて何だかとても嬉しいが、まだジャケットの原稿(今回は僕自身で曲目解説などもする予定)が書きあがっていないので頑張らなくちゃ。



 10月1日(水)

「弾き語りフォーユー」
哀愁のアダージョ/おそ松くん音頭〜ひみつのアッコちゃん/燃える秋(石川セリ)

名古屋芸術劇場コンサートホールでジャズピアノ6連弾コンサート。忙しいメンバーがツアーで全員一緒の新幹線で移動するのは初めての事、何だか遠足気分で楽しい。同じホールの大劇場では偶然だが神野美伽さんがコンサートしていたので挨拶に伺うが、ホールの中が複雑で中々辿り着けない・・と思ったら美伽さんも辿り着けなかったそうで無事にお逢い出来て良かったです。ホールの向かいのビルにはNHK名古屋があり、丁度同じ高さのフロアだったので窓越しに知人で携帯電話を使いながらご挨拶。久しぶりに大学時代の同級生に逢えたり、何かと有意義な一日だった。コンサートの方も名古屋のお客様は初めてなのにとても反応が良く、凄い盛り上がりでついついメンバーもエキサイト。終演が9時半近くになってしまい最終の新幹線に乗り遅れるかと思いましたが無事でした。