SOUTH PACIFIC    
REPORT NUMBER 5 ブルーラグーンクルーズ・ヤサワ島 フィジー
リゾートデータ:
 ブルーラグーンクルーズ

 行き方:ラウトカ港から出航し、ヤサワ諸島を3泊4日でクルーズ    
 リコメンドシーズン:乾季である5月から11月。
 リコメンドポイント:船に乗りながら、美しいビーチやフィジアンの住むビレッジへ楽しみ
           ながら行けるクルーズ。ゲストとの交流も楽しみです。

 訪れた時期:2004年07月

今回の旅行はヤサワ諸島を3泊4日で
クルーズしながらあちこちを廻る、”ブルー
ラグーンクルーズ”に参加することにしました。
本当はヤサワアイランドロッジに泊まり、
青い珊瑚礁のロケ地などに行ってみたいと
前から思っていたのですが、料金を調べると
ヤサワまでの飛行機代金を含めるとかなり
割高になってしまいます。クルーズを利用すると
食事はすべて込みで、いろんな場所に連れて
いってくれ、コストパフォーマンスが高いこと
がわかり、クルーズに決定。

海外でのクルーズは2回目なのですが、
部屋数の少ないこじんまりしたクルーズは
始めてです。どんな美しい海に出会えるか、
どんな体験ができるか、わくわくしながら成田
を後にしました。
いつもは、出発前にたくさんの本を買い込むのですが、今回はすっかりそれを忘れて空港の
本屋さんで本を買うことに。会計をすませ、渡された本を見て驚きました。すべてのカバーが
「癒しの楽園フィジーへ。」と印刷されたものになっていたのです。あとから書店とのタイアップ
キャンペーンとわかりましたが、これからフィジーに出かける私達にはとてもタイムリーで
さいさきの良いスタートだなあと嬉しくなりました。


BLUELAGOON CRUISE-GOLD CLUB CRUISE(MV MYSTIQUE PRINCESS):DAY1
 13:00     ラウトカ港にある専用オフィスにてチェックイン
 15:00     出航
 16:00     船内オリエンテーション
 19:00     ウエルカムシャンパンカクテルパーティ
 20:00     キャプテンズディナー


午後1時すぎ、車で専用オフィスに到着すると
たくさんの人々でごった返していました。
同じ日程でクルーズする船のランクがちょっと
低いクラブクルーズと、7泊8日の長いクルーズ
の出航時間が重なっていたためです。
チェックインをすませ、シュノーケリングセット
をレンタル(有料)すると特にすることは
ありません。船に乗りこむアナウンスがあるまで
しばらく待っていました。
船に乗り、部屋に案内されるとすぐ出航です。
部屋はメインデッキという、客室の中では一番
船底になります。船底といっても海面よりは上
なので、写真のように窓からは光が差しこみ
日中はあかるくなります。


私達の部屋は船頭にあたる場所で
他の部屋にくらべて広い作りにはなっている
のですが、錨の上げ下ろしの時に
電動のモーターの動く音がかなりの大きさで
響き渡り、これには参りました。
錨は船頭に取り付けられているので、
私達の部屋が一番うるさいと思います。
そのうちこの音にも慣れてきて、早朝
錨を上げる時などは、目覚まし代わりにも
なったのですが、やはり静かなことに越した
ことはありません。部屋は多少料金がアップ
しても、上層階を選んだ方が良いと思います。


部屋のバスルームはユニットバスのように
コンパクトにまとめられ、とても使いやすく
なっていました。


シャンプーなどのアメニティも十分。



部屋に置かれたオリジナルラベルのシャンパン。
飲めない私達は当然お持ち帰り。またコレクションが増えました。


船はボモ島沖を航海しママヌザ諸島に近づいて
行きます。4時からのオリエンテーションでは、
スタッフの自己紹介やゲストの自己紹介、
船内の案内などがありました。最後に避難訓練。
実際に警報を流し、部屋からライフジャケットを
取り出して着用し、再度ダイニングルームに
集まるというものです。
この後、マナ島とマタマノア島でゲストを
ピックアップしていよいよヤサワ島へのクルーズ
が始まります。

本日のキャプテンズディナーは前菜、スープ、
メインの3コース。8人テーブルに各国からの
ゲストが座り、自己紹介などをしながら食事
が進んでいきます。遅いスタートだったので、
終ったのが11時近くになり、最後は皆とても
眠そうでした。




BLUELAGOON CRUISE-GOLD CLUB CRUISE(MV MYSTIQUE PRINCESS):DAY2
 06:00     早朝スイミング
 07:30     朝食
 09:00     ナタラウビーチ(ハイキング、シュノーケリングトリップ)
 10:30     ビーチサイドでモーニングティー
 13:00     船に戻ってブッフェランチ
 15:00     アフターヌーンティ
 15:30     マラカティ村でカバの儀式とメケショー
 19:30     シーフードブッフェディナー

前日のディナーの席で、アメリカから来られた家族のお父さんと娘親子が、早朝スイミングを
するという話をしていました。私達はどうするのかと聞かれ、天気が良かったら行ってみると
言っていたのですが、朝時間通り起きると、外はまだ真っ暗。フィジーは冬なので、日の出は
かなり遅いのです。6時半ころ、甲板に出てみるとやっと太陽が昇り始めていました。
あいにく雲が多い天気で肌寒かったので、船の上から元気一杯に出て行く親子に手をふり、
早々に部屋に戻りました。そういえば前夜、テーブルの席で「シュノーケリングは好きだけど
泳げないので、私は日本からわざわざ自分のライフジャケットを持参してきている」と話したら、
高校生くらいのその子にYOU ARE CUTE!と言われ、高校生にCUTEと言われてしまう私って
とちょっとショックだったのですよね。やっぱりスイミングスクールにでも行ったほうが良いかしら?



静かな朝焼け



船で砂浜まで連れてってもらって早朝スイミング




朝食後、最初の目的地であるナタラウビーチ
へ。沖に錨を下ろしてボートで順次でビーチ
へ運んでくれます。
ビーチにはゴザも用意しておいてくれ、
好きな場所を探して、のんびりすることが
できます。希望者はウエザーステーションまで
のハイキングができますが、天気も回復して
いなかったので、私達は参加しませんでした。
ビーチでのんびりしていると、少しずつ雲が
切れ、太陽の日差しが差すようになってきた
のでここぞとばかりに写真を撮っていました。
ハイキング参加者が戻ってきた頃に、
モーニングティのサービスがあります。
今回のクルーズでとても良かったのが、この
午前と午後2回ずつあるティーサービス。

コーヒー、紅茶以外にもオレンジジュース
や各種フルーツ、ケーキが出されます。
パイナップルやスイカなどのフルーツは
乾いた喉をうるおしてくれ、いたれり
つくせりの嬉しいサービスでした。
モーニングティの後は、ボートで沖まで
連れていってくれるシュノーケリング
トリップです。ドロップオフ沿いをずっと
シュノーケリングしながらビーチまで
泳ぐというもので、大きな珊瑚などもあり
なかなか楽しかったのですが、波が高く
すぐに疲れてしまい、私は早々にリタイア
です。
船に上がっていたのは
私と2人の子供達だけ..(情けない..)





ゲストラウンジはシックなインテリア


船に戻って、シャワーを浴びた後、船上で
ランチです。すぐに部屋にもどって着替えて
さっぱりできるのもクルーズの魅力ですね。
ランチの後、次の訪問地まで少し時間が
あるので、甲板に出て読書したり、船の先頭
にあるラウンジでゆっくりしたり、ゲストの
皆さんは思い思いにクルーズを楽しんで
いました。いつのまにか、重く垂れこめて
いた分厚い雲はどこかへ行き、すっきりと
した青い空に包まれて、快適なクルージング
となりました。





2日目のクルーズはまだまだ続きます。→